JPS6127097Y2 - - Google Patents

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JPS6127097Y2
JPS6127097Y2 JP1978031736U JP3173678U JPS6127097Y2 JP S6127097 Y2 JPS6127097 Y2 JP S6127097Y2 JP 1978031736 U JP1978031736 U JP 1978031736U JP 3173678 U JP3173678 U JP 3173678U JP S6127097 Y2 JPS6127097 Y2 JP S6127097Y2
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JP
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holder
side plate
locking
opening
recess
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JP1978031736U
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JPS54134950U (ja
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  • Resistance Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、発熱体保持装置に関するものであ
る。
まず、従来の発熱体保持装置を第1図に示す。
発熱線1の両端を端子ねじ2とナツト3とによ
り保持するとともにその発熱線1を囲撓するパイ
プ4の両端を嵌合保持する一対のホルダ5,6が
設けられている。ついで相対向する側板7,8が
設けられている。これらの側板7,8にはホルダ
5,6を挿入する開口9,10が形成されてい
る。また、一方の側板7には一方のホルダ5の係
止孔11に挿入される係止片12が形成されてい
る。他方の側板8には他方のホルダ6の段部13
に弾撥的に当接する緩衝片14が形成されてい
る。したがつて、組立に際しては、ホルダ6とパ
イプ4とホルダ5とを側板7側から挿入し、係止
孔11に挿入した係止片12を外側に折り曲げる
ことにより行う。この状態ではホルダ6はパイプ
4に押されて緩衝片14に弾撥的に支えられてお
り、パイプ4のホルダ6も振動等により弾性的に
軸方向へ動きうる。このような保持構造を採用す
る理由としては、一般に、パイプ4は耐熱性及び
絶縁性の優れたガラスや磁器により形成され、ホ
ルダ5,6も耐熱性及び絶縁性を高めるために碍
子等により形成されているため、強固に連結固定
した場合には振動や歪により破損するからであ
る。しかし、寿命や疲労のためパイプ4がまつた
く破損しないとは言えない。この場合、ホルダ6
の内方への動きはパイプ4に阻止されているに過
ぎないので、パイ4が折れたりすると第2図のよ
うにパイプ4が脱落し、ついでホルダ6を脱落
し、これにより、ホルダ6の端子ねじ2等の充電
部が他の金属部に接触し、きわめて危険である。
この考案は上述のような点に鑑みなされたもの
で、パイプが破損したとしても漏電等の事故を未
然に防止しうる発熱体保持装置をうることを目的
とするものである。
この考案の一実施例を第3図ないし第6図に基
いて説明する。第1図において説明した部分と同
一符号を用いて説明する。15,16は相対向す
る側板である。これらの側板15,16は図示し
ないが調理器の焙焼室の一構成部材となるもので
ある。ついで、ニクロム線等の発熱線1を端子ね
じ2とナツト3とにより止着するとともに、前記
発熱線1を囲撓するガラスや磁器によるパイプ4
の両端を嵌合保持する第一ホルダ17と第二ホル
ダ18とが設けられている。これらのホルダ1
7,18は耐熱性及び絶縁性の優れた碍子等の材
料により形成されたものである。第一ホルダ17
は前記パイプ4の一端を嵌合保持する筒部19の
外側端に係止孔11を有する拡開部20を形成し
たものである。第二ホルダ18は前記パイプ4の
他端を嵌合保持する筒部21の端部に段部13を
形成しつつ小径部22を形成し、この小径部22
の外側端部に複数の係止突部23を外周方向へ突
出させて形成したものである。そして、前記側板
15には、前記筒部19,21を挿入する開口9
と前記係止突部23を挿入する凹部24とが形成
されているとともに前記第一ホルダ17の係止孔
11に係止される保持部である係止片12が形成
されている。また、前記側板16には前記筒部2
1が挿入される開口10と前記係止突部23が挿
入される凹部25とが形成されている。また、前
記側板16には前記第二ホルダ18の段部13に
弾撥的に当接する複数の緩衝片14とひとつのス
トツパ片26とが形成されている。このストツパ
片26は前記凹部25のうちのひとつにオーバー
ラツプする位置に形成されているものである。
このような構成において、ストツパ片26を側
板16の外面側に起しておき、これにより、その
ストツパ片26にオーバーラツプした凹部25を
開放する。そして、第二ホルダ18とパイプ4と
第一ホルダ17とを係止突部23を凹部24,2
5に位置合わせしつつ開口9から挿入し、第二ホ
ルダ18を開口10に挿入する。そして、係止片
12を第一ホルダ17の係止孔11に挿入して外
方に折曲げることにより、第一ホルダ17は固定
される。そして、その係止突部23を凹部25に
挿入した後に第二ホルダ18を廻すことにより係
止突部23が凹部25から偏位して側板16の外
面に接合する。そして、ストツパ片26を曲げ戻
して係止突部23の側面に対向させる。この状態
では、係止突部23はストツパ片26と緩衝片1
4のうちのひとつとの間では回動方向へ偏位しう
るがそれ以上回動して凹部25と一致することは
ない。これにより、第二ホルダ18は緩衝片14
により弾撥的に支えられ内方への動きは係止突部
23と側板16の外面との当接により阻止され
る。したがつて、パイプ4が折れて第二ホルダ1
8から脱落したとしても第二ホルダ18までが側
板16から脱落することはなく、端子ねじ2等の
充電部が金属部に接触する危険はない。
なお、開口10に第二ホルダ18を挿入する際
ストツパ片26を外方へ曲げ起したが、側板16
の板厚と弾性とを選択することにより、係止突部
23でストツパ片26を押し曲げつつ開口10に
第二ホルダ18を挿入し、係止突部23を凹部2
5から偏位させたときにストツパ片25が自らの
弾性により係止突部23の側面と対応する位置に
復帰するようにしてもよい。また、ストツパ片2
6は、係止突部23の両側を保持するよう複数形
成してもよく、また、凹部25から外れた位置に
形成してもよい。
この考案は上述のように構成したので、第一ホ
ルダは保持部により一方の側板に保持され、第二
ホルダはストツパ片を変形させて係止突部を凹部
に挿入しつつ他方の側板の開口に挿入して所定角
度回動し、しかる後にストツパ片により第二ホル
ダを廻り止めすることにより側板に弾撥的に保持
され、これにより、パイプが折れて第二ホルダか
ら外れたとしても第二ホルダの充電部が他の金属
部に接触することがなく、これにより、発熱線と
パイプとを弾性的に保持する条件を満しつつ漏電
等の事故を未然に防止することができる等の効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す一部を切欠した縦断面
図、第2図はそのホルダ及びパイプの脱落状態を
示す一部を切欠した正面図、第3図はこの考案の
一実施例を示す一部を切欠した縦断正面図、第4
図はその分解斜視図、第5図は第3図における矢
視Aより見た一方の側板の部分側面図、第6図は
第3図における矢視Bより見た他方の側板の部分
側面図である。 1……発熱線、4……パイプ、9〜10……開
口、12……係止片(保持部)、15〜16……
側板、17……第一ホルダ、18……第二ホル
ダ、23……係止突部、24〜25……凹部、2
6……ストツパ片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発熱線の両端を係止するとともにその発熱線を
    囲撓するパイプの両端を嵌合保持する第一ホルダ
    と第二ホルダとを耐熱性及び絶縁性の良好な材料
    により形成して設け、前記第一ホルダの外側端に
    係止孔を有する拡開部を形成し、前記第二ホルダ
    の外側端部に外周方向へ突出する係止突部を形成
    し、前記第一ホルダが挿入される開口が形成され
    た側板と第二ホルダを挿入する開口が形成される
    とともにその開口縁に位置して前記係止突部を挿
    入する凹部とが形成された側板とを相対向させて
    設け、前記第一ホルダが挿入される側板の開口の
    縁部にこの第一ホルダの前記係止孔に挿入される
    係止片を屈曲して形成し、前記第二ホルダが挿入
    される側板の開口の縁部に前記凹部の内側から外
    側に挿入して廻した前記第二ホルダの係合突部の
    側面に当接してこの第二ホルダの円周方向の動き
    を規制しその係合突部を前記凹部から偏位させた
    状態に維持するストツパ片を折曲方向に変形自在
    に一体的に形成したことを特徴とする発熱体保持
    装置。
JP1978031736U 1978-03-13 1978-03-13 Expired JPS6127097Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978031736U JPS6127097Y2 (ja) 1978-03-13 1978-03-13

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JP1978031736U JPS6127097Y2 (ja) 1978-03-13 1978-03-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54134950U JPS54134950U (ja) 1979-09-19
JPS6127097Y2 true JPS6127097Y2 (ja) 1986-08-13

Family

ID=28883874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978031736U Expired JPS6127097Y2 (ja) 1978-03-13 1978-03-13

Country Status (1)

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JP (1) JPS6127097Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5037218U (ja) * 1973-07-31 1975-04-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5037218U (ja) * 1973-07-31 1975-04-18

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Publication number Publication date
JPS54134950U (ja) 1979-09-19

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