JPH0452181A - 化粧材 - Google Patents

化粧材

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JPH0452181A
JPH0452181A JP15985090A JP15985090A JPH0452181A JP H0452181 A JPH0452181 A JP H0452181A JP 15985090 A JP15985090 A JP 15985090A JP 15985090 A JP15985090 A JP 15985090A JP H0452181 A JPH0452181 A JP H0452181A
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Kyoko Nakajima
京子 中島
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は化粧材、特に木目材の表面意匠を有する化粧材
に関する。
〔従来の技術〕
木目化粧材に木材の表面光沢およびテクスチャーを与え
るために、化粧シートにパール印刷を行う方法がある。
この方法ではパール効果により光沢は得られるが、光沢
の移動および角度による変化は得られない。同じ目的の
ために化粧ソートに一般凹凸または微細凹凸を形成する
ことか試みられた。しかし一般凹凸は複雑な光沢感を与
えず、微細凹凸の場合には照明しないと光沢か得られず
、テクスチャーも得られない。さらに、微細凹凸シート
と一般凹凸シートとの積層も行われたが、この方法は積
層するためにコストか高くなるたけでなく、熱ラミネー
]・に際して凹凸か消失することかあり、上のシートの
透明度と下のシートの光輝度とを適合させることか困難
である。そのほが、原木表面から型取りし、この型にメ
ツキすることにより製造された、いわゆる電鋳エンボス
版を用いてエンボス加工する方法によると、原木表面の
凹凸を微細な部分まで忠実に再現することかできる。し
かし木材の光沢は木の細胞壁の立体構造に起因するため
、電鋳エンボス版4こよって木材光沢を再現することは
不可能である。
〔発明か解決しようとする課題〕
本発明の課題は、原形の表面光沢、上面凹凸、テクスチ
ャー等の質感をできるたけよく再現した化粧材を提供す
ることである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題は、本発明により解決される。
本発明は、基材の表面に、原形の表面形状を再現する凹
凸形状(イ)と、原形の表面光沢およびその異方性を再
現する溝の深さおよび間隔がそれぞれ0.1〜100μ
mの平行直線群および/または平行曲線群からなる微細
万線状溝の凹凸形状■とか形成されてなることを特徴と
する化粧材である。
本発明の化粧材において、該凹凸形状囚は、木目板材の
凹凸形状を再現するものであり、そして該凹凸形状■は
、波状平行曲線群からなる溝状凹凸であって、この波状
平行曲線群の進行方向か該木目板材の木目の進行方向と
直交するものであることか好ましい。
また、本発明の化粧材においては、該凹凸形状(イ)が
、木目板材の杢の表面形状を再現したものであり、そし
て該凹凸形状(B)が、平行曲線群を有する閉曲線領域
の集合体からなる溝状凹凸であることか好ましい。
本発明によれば、木目材のみならず布目、編目等の表面
の凹凸、光沢、テクスチャーも再現することかできる。
本発明の化粧材の基材としては、普通の化粧材用基板を
用いることかできる。一般に好ましくはプラスチックな
らびに熱可塑性樹脂のシートまたはフィルムか用いられ
る。
プラスチックの例としては、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニ
ルアルコール、ポリエチレンテレフタレート、ポリカー
ボネート、ナイロン、ポリスチレン、エチレン酢酸ビニ
ル共重合体、エチレンビニルアルコール共重合体、アイ
オノマー等があげられる。熱可塑性樹脂の例としては、
ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂
、ポリスチし/ン、ポリアクリロニトリルブタジェンス
チレン等のスチレン系樹脂、ポリメタアクリル酸メチル
、ポリアクリル酸ブチル等のアクリル系樹脂かあげられ
る。またこれらの同種または異種のシートもしくはフィ
ルムの積層物、さらにこれらのシート、フィルムおよび
積層物に紙、金属の箔または板、陶磁器、硅酸カルシウ
ム、石こう等の無機板を裏打ちしたものも使用できる。
そのほか隠蔽性を与えるために、二酸化チタン等の高隠
蔽性顔料を添加したプラスチックおよび樹脂のシートま
たはフィルムを積層または裏打ちしてもよい。
上記の基材の表面には、前記の、原形の表面形状を再現
する凹凸形状(A)と、原形の表面光沢およびその異方
性を再現する溝の深さおよび間隔がそれぞれ0.1〜1
00μmの平行直線群および/または平行曲線群からな
る微細万線状溝の凹凸形状0とか形成される。凹凸形状
(イ)の深さ(または高さ)および間隔(または間口)
は、原形の表面形状により異なるが、木目板の場合は、
一般に深さか30〜300μm、好ましくは約50μm
で、間隔が数十μmないし数−で゛ある。凹凸形状■は
前記のとおりの平行直線群および/または平行曲線群か
らなる微細万線状溝から構成される。好ましい■は、波
状平行曲線群からなるが、あるいは平行曲線群を存する
閉曲線領域の集合体からなる。
波状平行曲線群からなる凹凸形状■は、木目板の表面形
状を再現するものである凹凸形状囚と組合せることか好
ましく、この場合は囚の木目の進行方向が■の曲線の進
行方向と交叉することか好ましく、特に直交することが
好ましい。
基材の表面に凹凸形状囚および■を形成するには、従来
既知のエンホス加工法を利用することかできる。このた
めのエンボス版は常法により、原形から型取りするかま
たはそれを写真撮影して写真製版し、電鋳法、腐食法、
ミル彫刻法等により作製することかでき、このようなエ
ンボス版を用いて普通の熱圧プレス、注型等により基材
表面に所定の凹凸形状(A)及び■を形成することかで
きる。
本発明の化粧材は、木目材の表面意匠を有することか特
に好ましく、そのほか織物、編物等の表面意匠をも存し
うる。例えば絹織物の表面テクスチャーおよび光沢を再
現するには、その織物の表面凹凸を再現した凹凸形状(
A)と、深さと間隔がそれぞれ0.1〜100μmの平
行直線群からなる微細溝状凹凸形状とを組合せることか
好ましい。抽象柄を再現するには、閉曲線領域の中に、
平行な直線群又は曲線群を形成する凹凸乃至溝を含んだ
凹凸形状の集合体であって、任意の2領域の境界を介し
て隣接する直線群又は曲線群の方向のなす角度か総て異
なる形状のものを■として用いることが有利である。
本発明の化粧材は、凹凸形状(A)および0の存在する
面上に、模様印刷層を存することかできる。
基材か透明である場合には、この印刷層は(A)および
(B)の存在する面の反対の面上に施してもよい。
印刷には普通の印刷法たとえばグラビア印刷法なとを用
いることかできる。特に光沢をより有効に再現するため
には、光輝性顔料を含有するインキにより印刷すること
が好ましい。光輝性顔料としては、たとえばアルミニウ
ム粉、銅粉、真鍮粉等の金属粉、金属薄片または金属蒸
着合成樹脂フィルムの裁断片等の金属光沢を有する顔料
、二酸化チタン被覆雲母、魚鱗箔、酸塩化ビスマス等の
真珠光沢や干渉光沢を有する顔料を用いることかできる
。模様印刷層のほかに全面ベタ印刷層を設けるが、また
は光輝性顔料を添加したフィルムを積層してもよい。
第1図は、本発明の化粧材の特に好ましい一実施態様を
示す図であって、Aは表面形状を再現する凹凸形状、B
は微細万線状凹凸形状、Cは模様印刷、Dは本発明の化
粧材の平面図を示し、それぞれ線A−A’ における断
面図かともに示されている。さらに矢印aは木目の進行
方向、矢印すは曲線の進行方向を示す。
第2図は平行曲線群を有する閉曲線領域の一例を示す図
である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、原形に極めて類似した表面凹凸テクス
チャーおよび光沢を有する化粧材か得られる。特にこの
光沢は見る方向により移動し、また強弱が変化するので
、本発明は特に木目の再現に有用である。
実施例1 木肌の照り感および照りの移動感を再現する微細平行曲
線群のエンボス■を、版深10μmになるように腐食し
た。その上からヘアーライン状で木肌の繊維感を再現す
るエンボス■を、版深5oμmになるように腐食した。
その場合、エンボス■の木目の進行方向がエンボス0の
曲線の進行方向と直交するようにした。なお、エンボス
■は次の線群パターンを有する。シート基材送り方向(
円周)をX軸、その幅方向(軸)をX軸としたとき、の
関係式で表される曲線を基本曲線とし、これをy軸方向
に50μm間隔て複数平行させて配列してなる線群パタ
ーンであって、凸部及び凹部の幅は共に30μである。
こうして微細エンボスを残しなから木肌の繊維感を再現
するエンボスを有する版か得られた。
薄紙(三興製紙製、VFix−30,30g/rrr)
にポリエチレンをコーティング(40μm)シ、その上
から木目柄を印刷し、上記エンボス版で押圧することに
より(シート送り速度40m/分、エンボス圧30kg
f/cm2、加熱ドラム温度120°C、エンホス版温
度4C1’C)、木肌繊維感のテクスチャーかあり、照
らして見ると照り感および照りの移動のある今までにな
い化粧材を製造することかできた。
実施例2 微細エンボス(万線比60μm60μmで角度を6種類
はと変えたもの)を、版深20μmになるように腐食し
、その上から実施例1と同じ形状で普通エンホス(万線
比500μm : 500μmで角度を6種類はど変え
たもの)を版深60μmになるように腐食すると、微細
エンボスの照りと、普通エンボスのおおまかな照りとが
、複雑にからみあうエンボス版ができた。クリアーPV
Cシート (理研ビニル工業(製)W2O3、厚さ0.
15mm)に裏から柄およびバールベタ印刷を施し、上
記エンボス版で裏から押圧すると(シート送り速度40
m/分、エンボス圧30kgf/cm2、加熱ドラム温
度170°C、エンボス版温度30°C)、微細エンボ
スの照り、および普通エンボスのおおまかな照りとバー
ル印刷の照りが複雑にからみあい、今までにない照りを
有する化粧材が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の化粧材の構成の一例を示す図であり、
第2図は平行曲線群を有する閉曲線領域の集合体の一例
を示す図である。 Aは表面形状を再現する凹凸 Bは微細万線状凹凸 Cは模様印刷 りは本発明の化粧材 矢印aは木目の進行方向 矢印すは曲線の進行方向

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基材の表面に、原形の表面形状を再現する凹凸形状
    (A)と、原形の表面光沢およびその異方性を再現する
    溝の深さおよび間隔がそれぞれ0.1〜100μmの平
    行直線群および/または平行曲線群からなる微細万線溝
    の凹凸形状(B)とが形成されてなることを特徴とする
    化粧材。 2、該凹凸形状(A)が、木目板状の凹凸形状を再現す
    るものであり、そして該凹凸形状(B)が、波状平行曲
    線群からなる溝状凹凸であって、この波状平行曲線群の
    進行方向が該木目板材の木目の進行方向と直交するもの
    であることを特徴とする請求項1に記載の化粧材。 3、該凹凸形状(A)が、木目板材の杢の表面形状を再
    現するものであり、そして該凹凸形状(B)が、平行曲
    線群を有する閉曲線領域の集合体からなる溝状凹凸であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の化粧材。 4、凹凸形状(A)および(B)の存在する面またはそ
    の反対の面上に模様印刷層が存在することを特徴とする
    請求項1、2または3に記載の化粧材。
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US6035844A (en) * 1996-09-25 2000-03-14 Matsushita Electric Works, Ltd. Cutting tool and method for making the same
JP2019093650A (ja) * 2017-11-24 2019-06-20 凸版印刷株式会社 刺激応答性可逆変形構造体及びその製造方法

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