JPH09109350A - 高意匠化粧シート及びその製造方法 - Google Patents

高意匠化粧シート及びその製造方法

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JPH09109350A
JPH09109350A JP7295004A JP29500495A JPH09109350A JP H09109350 A JPH09109350 A JP H09109350A JP 7295004 A JP7295004 A JP 7295004A JP 29500495 A JP29500495 A JP 29500495A JP H09109350 A JPH09109350 A JP H09109350A
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JP
Japan
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thermoplastic resin
sheet
resin sheet
laminated
decorative
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JP7295004A
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Toshikazu Nishio
俊和 西尾
Yoshiyuki Yamashita
禎之 山下
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部にエンボス模様を有する化粧シートを作
製する際、凹凸模様を形成した熱可塑性樹脂シートをエ
ンボス模様を変形させずに熱ラミネートする。 【解決手段】 エンボス模様を形成する第2の熱可塑性
樹脂シート13に接着剤12を介して耐熱性の第1の熱
可塑性樹脂シート11をラミネートし、この積層シート
の第2の熱可塑性樹脂シート13の表面に光輝性印刷層
14を形成し、その後、光輝性印刷層14及び第2の熱
可塑性樹脂層13にエンボス模様16を形成し、更に、
第2の熱可塑性樹脂シート13のエンボス模様16面
に、透明な第3の熱可塑性樹脂シート15を熱ラミネー
トして化粧シート1を作製する。上記構成により、エン
ボス模様は耐熱性のある第1の熱可塑性樹脂シート11
に保護されるので、熱ラミネートの際、凹凸形状の変形
が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建材用の化粧シー
トの改良に関するもので、特に、木目印刷柄等で、天然
木に近い状態を再現し、立体感のある木目柄を表現した
高意匠化粧シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、化粧材の化粧面に凹凸模様(エン
ボス)を施す手段としては、種々の方法が提案されてい
るが、例えば、エンボスロール又はエンボス板等を使用
する機械的エンボス方式、発泡剤、発泡抑制剤又は硬化
抑制剤等を使用する化学的エンボス方式が知られてい
る。しかし、このような化粧シートは表面の熱可塑性樹
脂シートに凹凸模様を形成しているため、表面の耐汚染
性が劣り、ゴミ等の異物が凹凸模様内に入り込んで、表
面の美観を損なったり、摩耗や擦り傷等によって凹凸形
状を損なう虞れがあった。
【0003】一方、これらの欠点を解消するため、基材
シートの裏面に凹凸模様を形成した化粧シートも提案さ
れている。例えば、 透明なポリ塩化ビニルシートの
裏面に、紫外線硬化型樹脂からなる凹凸模様を形成し、
別の着色ポリ塩化ビニルシートの片面に光輝性インキに
よるベタ印刷層と通常インキによる絵柄層を形成し、こ
の両シートの凹凸模様面と絵柄面を重ね合わせて、加熱
によりラミネートしたもの。 熱可塑性樹脂シートに
所定の凹凸模様を形成した後、透明又は半透明な熱可塑
性樹脂シートを加熱とダブリングラミネート法によりラ
ミネートしたもの。等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記基材シー
トの裏面に凹凸模様を形成した化粧シートにも以下のよ
うな問題点がある。の場合は、シートの製造工程が多
いこと及び材料コストの面でコスト高となる。の場合
は、エンドレスに製造するとき、加熱したドラムの温度
管理やシートのテンション管理が困難で、安定したエン
ボス製品が得られない。本発明は、これらの問題を解決
して、凹凸模様を形成した熱可塑性樹脂シートの凹凸模
様面に、透明な熱可塑性樹脂シートを熱によりラミネー
トするときに、凹凸模様の形状を変形させずにラミネー
トすることができ、立体感のある木目柄を表現した高意
匠化粧シートを巻取状で提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、化粧シートの構成を下記のようにした。第1の熱可
塑性樹脂シート、第2の熱可塑性樹脂シート、第3の熱
可塑性樹脂シートが順次積層されており、該第2の熱可
塑性樹脂シートと該第3の熱可塑性樹脂シートとの界面
に凹凸が設けられている化粧シートにおいて、該第2の
熱可塑性樹脂シートの融点が90〜220℃であり、該
第1の熱可塑性樹脂シートの融点が第2の熱可塑性樹脂
シートの融点より少なくとも10℃高いことを特徴とす
る化粧シートとした。また、前記第2の熱可塑性樹脂シ
ートが、該熱可塑性樹脂にメタリック等の光輝性顔料を
含有する樹脂からなるシートであるか、又は該熱可塑性
樹脂シートに光輝性顔料を有するインキを用いて印刷し
たシートであることを特徴とする化粧シートとした。
【0006】そして、化粧シートの製造方法を以下のよ
うにした。第1の熱可塑性樹脂シート、第2の熱可塑性
樹脂シート、第3の熱可塑性樹脂シートが順次積層され
ている化粧シートにおいて、中間層となる第2の熱可塑
性樹脂シートの融点が90〜220℃であり、該第2の
熱可塑性樹脂シートの裏面に、第2の熱可塑性樹脂シー
トの融点より少なくとも10℃高い融点を有する第1の
熱可塑性樹脂シートを貼り合わせ、前記第2の熱可塑性
樹脂シートの表面に熱エンボス法により凹凸模様を形成
し、該凹凸模様の上に透明又は半透明の第3の熱可塑性
樹脂シートを熱ラミネート法により積層したことを特徴
とする化粧シートの製造方法とした。また、前記第2の
熱可塑性樹脂シートが、該熱可塑性樹脂にメタリック等
の光輝性顔料を含有する樹脂からなるシートであるか、
又は該熱可塑性樹脂シートに光輝性顔料を有するインキ
を用いて印刷したシートであることを特徴とする化粧シ
ートの製造方法とした。
【0007】本発明は、エンボス加工を行う第2の熱可
塑性樹脂シートの裏面に、耐熱性があり且つ寸法安定性
の良い第1の熱可塑性樹脂シートをラミネートすること
により、エンボス模様を形成した第2の熱可塑性樹脂シ
ートと透明又は半透明な第3の熱可塑性樹脂シートを加
熱によりラミネートするときに、エンボス模様を変形せ
ずにラミネートすることができるようにした。即ち、熱
ラミネートするときに、エンボス模様を形成した第2の
熱可塑性樹脂シートが加熱ドラムにより加熱され、且つ
シートにテンションがかかった場合でも、エンボス模様
は耐熱性があり且つ寸法安定性の良い第1の熱可塑性樹
脂シートにより補強されているので、エンボス模様は変
形したり、形状が崩れたりすることがない。そのため、
化粧シートの内部にシャープなエンボス模様が形成され
るので、立体感のある木目柄を表現した高意匠化粧シー
トを得ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照にして本発明
の実施の形態をを詳しく説明する。図1は本発明の高意
匠化粧シートの一例を示す拡大断面図であり、図2及び
図3はその高意匠化粧シートを作製するときの説明図で
ある。図4は実施例1により化粧シートを作製するとき
の説明図であり、図5は実施例3により化粧シートを作
製するときの説明図である。
【0009】本発明の高意匠化粧シートは、図1に示す
ように、耐熱性のある第1の熱可塑性樹脂シート11の
上に、接着剤12を介してエンボス適性の良い第2の熱
可塑性樹脂シート13が積層され、第2の熱可塑性樹脂
シート13の上には光輝性印刷層14が形成され、第2
の熱可塑性樹脂シート13と光輝性印刷層14にはエン
ボス模様16が形成され、更にその上に透明又は半透明
な第3の熱可塑性樹脂シート15が積層されて、エンボ
ス模様が積層体の内部に形成された構成となっている。
【0010】本発明の高意匠化粧シートは以下の工程に
よって製造される。図2(a)に示すように、第1の熱
可塑性樹脂シート11として耐熱性のあるポリエチレン
テレフタレート(以下PETとする)を使用し、第2の
熱可塑性樹脂シート13としてエンボス適性の良いポリ
塩化ビニル(以下PVCとする)を用い、この両者のシ
ートを接着剤12を用いてドライラミネーション法(以
下LMDとする)によってラミネートする。接着剤とし
ては、公知のウレタン系、エポキシ系等の接着剤が使用
される。
【0011】次に、図2(b)に示すように、前記積層
シートの第2の熱可塑性樹脂シート13の表面に、光輝
性顔料を含有するインキを用いてベタ印刷を行い、光輝
性印刷層14を形成する。尚、第2の熱可塑性樹脂シー
ト13として光輝性顔料を練り混んだシートを使用した
場合は、光輝性印刷層14は省略することがある。ま
た、光輝性印刷層の上に木目柄、抽象柄等の絵柄を印刷
する場合もある。
【0012】前記光輝性印刷層を形成した第2の熱可塑
性樹脂シート13の表面に、エンボス版を用いて、図2
(c)に示すように、凹凸の深さが光輝性印刷層を通し
て第2の熱可塑性樹脂層まで達するようにエンボス模様
を形成する。木目柄等が印刷されている場合は、木目柄
に合わせてエンボス模様を形成することになる。
【0013】エンボス模様を形成した積層材のエンボス
面には、図3(a)に示すように、更に、透明又は半透
明な第3の熱可塑性樹脂シート15を重ね合わせ、加熱
ロール(又は加熱プレス板)によってラミネートして、
図3(b)に示すように、積層シート内部にエンボス模
様を設けた化粧シート1を作製する。透明又は半透明な
第3の熱可塑性樹脂シート15は、第2の熱可塑性樹脂
シート13と同じ材質を使用し、熱ラミネートできるよ
うにする。第2の熱可塑性樹脂シート13及び第3の熱
可塑性樹脂シート15には、通常はPVCシートが使用
される。
【0014】第1の熱可塑性樹脂シートとしては、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリアクリレート(ポリメチ
ルメタクリレート、ポリエチルメタクリレート等)、ポ
リエーテルエーテルケトン、ポリイミド、ポリカーボネ
ート等の透明なシートが使用できる。この中でもポリエ
チレンテレフタレートは耐熱性がよく、熱変形も少ない
ので優れた材質で、本発明には好適な材料である。第1
の熱可塑性樹脂シートは、エンボス模様を形成した第2
の熱可塑性樹脂シートと透明な第3の熱可塑性樹脂シー
トを加熱ロール又は熱プレスにより熱ラミネートすると
き、第2の熱可塑性樹脂シートに形成されたエンボス模
様を変形しないように保護する役目を果たすものであ
る。
【0015】従って、第1の熱可塑性樹脂シートは、加
熱ロールで熱ラミネートするときに、加熱ロールの熱で
変形しないように、第2の熱可塑性樹脂シートの融点よ
り数度高い融点を有する必要がある。即ち、加熱ロール
の熱で第2の熱可塑性樹脂シート及び第3の熱可塑性樹
脂シートが溶融しても、第1の熱可塑性樹脂シートは軟
化又は溶融しないことが必要である。そのためには、第
1の熱可塑性樹脂シートは、第2の熱可塑性樹脂シート
の融点より少なくとも10℃以上高い融点のものを使用
する必要があり、好ましくは20℃以上にする必要があ
る。
【0016】第2の熱可塑性樹脂シートに用いられる樹
脂としては、熱可塑性樹脂で、融点が90〜220℃の
ものが使用されるが、エンボス適性や加工適性のよい可
塑剤を添加したポリ塩化ビニルが多く使用される。この
他に、エチレンー酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリスチレン、ABS等が使用できる。また、第2
の熱可塑性樹脂シートには、樹脂に光輝性顔料を練り混
んだり、着色顔料を添加してたりして、光輝性樹脂シー
ト、着色樹脂シート、又は着色光輝性樹脂シートとして
使用する場合がある。シートの厚さは、50〜800μ
mの範囲で使用できるが、100〜300μm程度が好
ましい。
【0017】光輝性顔料としては、アルミニウム粉、銅
粉、真鍮粉等の金属粉や金属箔片、金属蒸着合成樹脂フ
ィルムの裁断片、二酸化チタン被覆雲母、魚鱗箔、三塩
化ビスマス等の真珠光沢や干渉光沢を有する顔料が使用
される。
【0018】第3の熱可塑性樹脂シートとしては、第2
の熱可塑性樹脂シートと同じ材質で透明又は半透明なシ
ートが使用され、多くは可塑剤を添加した透明なPVC
シートが使用される。
【0019】
【実施例】以下に、実施例に基づいて、本発明を更に詳
しく説明する。 (実施例1)図4(a)に示すように、第1の熱可塑性
樹脂シート11として厚さ50μmのPETフィルム
(帝人(株)製「HP−7」)を用い、第2の熱可塑性
樹脂シート13として厚さ100μmの光輝性顔料を添
加したPVCシート(理研ビニル工業(株)製「Rタイ
プメタリック」)を用い、この両者のシートをウレタン
系接着剤を用いてドライラミネーション法でラミネート
した。次に、図4(b)に示すように、前記積層シート
の第2の熱可塑性樹脂シート13の表面に、エンボスロ
ール(図示せず)を用いて抽象柄のエンボス模様16を
形成した。エンボス条件はエンボスロールの温度160
℃、ラインスピード6m/分で行った。
【0020】前記エンボス模様を形成した積層シートの
エンボス面16に、図4(c)に示すように、第3の熱
可塑性樹脂シート15として、厚さ150μmの透明な
PVCシート(理研ビニル工業(株)製「Rタイプクリ
ア」)を重ね合わせ、熱ラミネート方式でラミネートし
て、図4(c)に示すような化粧シート1を作製した。
熱ラミネート条件は、熱ロールは鏡面仕上げしたミラー
版を用い、ロール温度140℃、ラインスピード10/
分で行った。
【0021】(実施例2)第1の熱可塑性樹脂シートと
して、実施例1と同じPETフィルムを用い、第2の熱
可塑性樹脂シートとして、厚さ100μmの着色PVC
シート(理研ビニル工業(株)製「W−500」)を用
い、図2(a)に示すように、この両者のシートを実施
例1と同様にラミネートした。前記積層シートの第2の
熱可塑性樹脂シート13の表面に、光輝性顔料として二
酸化チタン被覆雲母を添加した光輝性インキ(ザ・イン
クテック(株)製)を用いてグラビア印刷でベタ印刷
し、図2(b)に示すように、光輝性印刷層14を形成
した。次に、該光輝性印刷層14を形成した積層シート
の光輝性印刷層面に、実施例1と同様に、図2(c)に
示すようなエンボス模様を形成し、更に、該エンボス面
に、実施例1と同様に、第3の熱可塑性樹脂シートとし
て透明なPVCシートを熱ラミネートして、図3(b)
に示すような化粧シート1を作製した。
【0022】(実施例3)第1の熱可塑性樹脂シート及
び第2の熱可塑性樹脂シートは実施例2と同じPETフ
ィルムとPVCシートを用い、実施例2と同様に両者の
シートをラミネートして、図5(a)に示すような積層
シートを作製した。次に、前記積層シートの第2の熱可
塑性樹脂シート13の表面に、実施例2と同様に、光輝
性印刷層を形成した後、図5(b)に示すように、通常
のインキで木目柄を印刷して絵柄層18を形成した。図
5(c)に示すように、絵柄層を形成した積層シート
に、実施例2と同様にエンボス模様16を形成し、更
に、そのエンボス面に透明なPVCシートを熱ラミネー
トして、図5(d)に示すような化粧シート1を作製し
た。
【0023】実施例1〜3で作製した化粧シートはいず
れも深みがあり立体感に富んだ化粧シートで、意匠性に
優れた化粧シートであった。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
3層の熱可塑性樹脂シートからなる化粧シートにおい
て、エンボス模様を形成した中間層の熱可塑性樹脂シー
トに、耐熱性のあるプラスチックシートが積層されてい
るので、熱ラミネート時に、エンボス模様が耐熱性シー
トによって保護され、エンボス模様が変形することなく
ラミネートできる。そのため、積層シートの内部に安定
したエンボス模様を形成できるので、長尺の巻取状の化
粧シートが製造でき、生産スピードが上がり、作業効率
の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化粧シートの一例を示す拡大断面図で
ある。
【図2】化粧シートを作製するときの一例を示す説明図
であり、 (a) 第1の熱可塑性樹脂シートと第2の熱可塑性樹
脂シートを接着剤でラミネートした積層シートの断面図
である。 (b) 前記積層シートに光輝性印刷層を形成した図で
ある。 (c) 前記光輝性印刷層を形成した積層シートにエン
ボス模様を形成した図である。
【図3】化粧シートを作製するときの説明図であり、 (a) 図2におけるエンボス模様を形成した積層シー
トに第3の熱可塑性樹脂シートを重ねた図である。 (b) 前記エンボス模様を形成した積層シートと第3
の熱可塑性樹脂シートをラミネートして化粧シートとし
た図である。
【図4】実施例1により化粧シートを作製するときの説
明図であり、 (a) 第1の熱可塑性樹脂シートと光輝性顔料を含有
する第2の熱可塑性樹脂シートを接着剤でラミネートし
た積層シートの断面図である。 (b) 前記積層シートにエンボス模様を形成した図で
ある。 (c) 前記エンボス模様を形成した積層シートに第3
の熱可塑性樹脂シートをラミネートして化粧シートとし
た図である。
【図5】実施例3により化粧シートを作製するときの説
明図であり、 (a) 第1の熱可塑性樹脂シートと第2の熱可塑性樹
脂シートを接着剤でラミネートした積層シートの断面図
である。 (b) 前記積層シートに絵柄層を形成した図である。 (c) 前記積層シートにエンボス模様を形成した図で
ある。 (d) 前記エンボス模様を形成した積層シートに第3
の熱可塑性樹脂シートをラミネートして化粧シートとし
た図である。
【符号の説明】
1 化粧シート 11 第1の熱可塑性樹脂シート 12 接着剤 13 第2の熱可塑性樹脂シート 13a 光輝性顔料含有第2の熱可塑性樹脂シート 14 光輝性印刷層 15 第3の熱可塑性樹脂シート 16 エンボス模様 17 光輝性顔料 18 絵柄層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 31/04 7148−4F B32B 31/04 E04F 13/00 8913−2E E04F 13/00 B 13/18 8913−2E 13/18 A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の熱可塑性樹脂シート、第2の熱可
    塑性樹脂シート、第3の熱可塑性樹脂シートが順次積層
    されており、該第2の熱可塑性樹脂シートと該第3の熱
    可塑性樹脂シートとの界面に凹凸が設けられている化粧
    シートにおいて、該第2の熱可塑性樹脂シートの融点が
    90〜220℃であり、該第1の熱可塑性樹脂シートの
    融点が第2の熱可塑性樹脂シートの融点より少なくとも
    10℃高いことを特徴とする化粧シート。
  2. 【請求項2】 前記第2の熱可塑性樹脂シートが、該熱
    可塑性樹脂にメタリック等の光輝性顔料を含有する樹脂
    からなるシートであるか、又は該熱可塑性樹脂シートに
    光輝性顔料を有するインキを用いて印刷したシートであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の化粧シート。
  3. 【請求項3】 第1の熱可塑性樹脂シート、第2の熱可
    塑性樹脂シート、第3の熱可塑性樹脂シートが順次積層
    されている化粧シートにおいて、中間層となる第2の熱
    可塑性樹脂シートの融点が90〜220℃であり、該第
    2の熱可塑性樹脂シートの裏面に、第2の熱可塑性樹脂
    シートの融点より少なくとも10℃高い融点を有する第
    1の熱可塑性樹脂シートを貼り合わせ、前記第2の熱可
    塑性樹脂シートの表面に熱エンボス法により凹凸模様を
    形成し、該凹凸模様の上に透明又は半透明の第3の熱可
    塑性樹脂シートを熱ラミネート法により積層したことを
    特徴とする化粧シートの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第2の熱可塑性樹脂シートが、該熱
    可塑性樹脂にメタリック等の光輝性顔料を含有する樹脂
    からなるシートであるか、又は該熱可塑性樹脂シートに
    光輝性顔料を有するインキを用いて印刷したシートであ
    ることを特徴とする請求項3に記載の化粧シートの製造
    方法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013237270A (ja) * 2007-05-08 2013-11-28 Hunter Douglas Industries Switzerland Gmbh テクスチャーを適用した多変量着色システム

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