JPH0451656Y2 - - Google Patents

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JPH0451656Y2
JPH0451656Y2 JP277588U JP277588U JPH0451656Y2 JP H0451656 Y2 JPH0451656 Y2 JP H0451656Y2 JP 277588 U JP277588 U JP 277588U JP 277588 U JP277588 U JP 277588U JP H0451656 Y2 JPH0451656 Y2 JP H0451656Y2
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hot air
air fan
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cover
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、温風機を一体的に備えてなり、洗面
所、トイレ等の壁面に取付ける温風機付収納ユニ
ツトに関する。
(従来の技術とその問題点) 従来、上記した様な収納ユニツトは、収納機能
を備えた収納部の下位に温風吹出口を開設した前
面板を延設し、この前面板背面にヒータ、フア
ン、モータからなる温風機本体を取付けて温風機
部を一体的に形成してなつていた。
而してこの従来ユニツトを、取付室内への突出
量を低減する為に、壁面に開口を設け、該開口に
埋込状に取付けようとした場合、温風機本体のメ
ンテナンスを行う際にユニツト全体を壁面から取
外さなければならず、大変面倒な作業を強いられ
るという不具合があつた。
そこでユニツト本体を収納部と温風機部とに分
割し、各部を個別に開口に取付けることも考えら
れるが、その場合、温風機部は前面板を開口縁に
取付けて固定されるので、温風機本体の荷重を前
面板だけで支持することになり温風機部の強度を
低下させる虞れがあつた。
(問題点を解決する為の技術的課題) 以上の問題点を解決する為の本考案の技術的課
題は、収納部と温風機部とを夫々個別に開口に保
持するとともに、温風機本体を補強枠を介して開
口に支持することである。
(技術的課題を達成する為の技術的手段) 以上の技術的課題を達成する為の本考案の技術
的手段は、収納ユニツト本体を、壁面に設けた開
口の両側縁に縦棧を縦設してなる開口部に、夫々
個別に取付けた収納ユニツト部と温風機ユニツト
部とから構成し、温風機ユニツト部本体を、両縦
棧間にわたつて取付基板を架設し、該基板の背面
に温風機本体を取付け、前面に取付基板を覆う前
面カバーを取付け、取付基板と前面カバーに温風
機本体の温風吹出口に連通する連通口を設けて形
成したことである。
(作用) 以上の手段によれば、本考案は、収納ユニツト
部或いは温風機ユニツト部の開口部への取付け、
取外しを、縦棧を介して夫々独立して行い、温風
機本体を取付基板を介して縦棧に取付け支持し、
前面カバーによつて取付基板を被覆する。
(考案の効果) 本考案は以上の様に構成したことにより、以下
の効果を有する。
温風機本体のメンテナンスを行う際に、収納
ユニツト全体を開口から取外すことなく温風機
ユニツト部を取外すだけでメンテナンス作業を
行え、該作業の作業性を向上し得る。
温風機本体の荷重を取付基板を介して縦棧に
よつて支持し、よつて温風機本体の取付けをよ
り確実に行うとともに前面板にかかる荷重を低
減して温風機ユニツト部全体の耐久性を向上し
得る。
前面カバーによつて取付基板及び温風機本体
と取付基板の縦棧への取付部分を隠蔽して温風
機ユニツト部の外観を向上し得る。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
すると、図中Aは、洗面所、トイレ等の取付室X
の壁面aに開穿された縦長状の開口a1と、該開口
a1の両側縁に縦設された縦棧a2とからなる開口部
bに半埋込状に取付けられた温風機付収納ユニツ
トを示している。
温風機付収納ユニツトAは、収納ユニツト部1
Aと温風機ユニツト部2Aとからなつている。
収納ユニツト部1Aは、所望な合成樹脂材によ
つて一体成形した収納機能部1と、その収納機能
部1を開閉する扉2とからなつている。
収納機能部1は、開口a1の両側縁に沿つて所望
長さ縦設した縦リム11aと、該両縦リム11a
の上端同士及び下端同士にわたつて横設した上リ
ム11b及び下リム11cとによつて周縁リム1
1を形成し、該周縁リム11の内端を背面方向に
膨張して開口a1に嵌入する収納凹部12を凹設し
てなつている。
又、この収納機能部1は、上リム11bを後述
する手洗器Bの下端面に沿つた湾曲形状に形成
し、縦リム11aをその背面側に給排水管の配管
を行えるよう膨出成形して、配管スペースDを設
け、その下位に温風機ユニツト部2Aの取付空間
を残して収納凹部12を開口a1に嵌入し、その側
壁12aを縦棧a2に螺着して開口部bに取付けら
れている。
温風機ユニツト部2Aは、温風機本体3、温風
機カバー4、取付基板5、前面カバー6とからな
つている。
温風機本体3は、前面を開放して温風吹出口3
1aを設け、背面に通気孔31bを開穿した箱形
状を呈するケーシング31と、温風吹出口31a
の両側縁に沿つて固着されて吸気口32aを形成
する正面矩形の取付枠32と、該取付枠32の外
側縁に沿つて設けた取付片33と、ケーシング3
1内に設けた温風吹出部34とからなつている。
温風吹出部34は、温風吹出口31aに左右方
向へ回動可能に支持されたフイン34aを多数縦
設し、その後方にセラミツクヒータ34bを配設
し、その後方にフアンモータ34cを配設してな
つている。
温風機本体3は、フアンモータ34cを作動さ
せて、通気孔31bからケーシング31内に空気
を吸込み、その空気をセラミツクヒータ34bに
よつて加熱して温風吹出口31aから吹出し、そ
の吹出し方向をフイン34aを回動させることで
任意の方向に選定できるようになつている。
温風機カバー4は、前面に温風吹出口31aと
両吸気口32aとを囲む開口を備え、ケーシング
31より大きな奥行を備えた箱形状のカバー本体
41と、該カバー本体41の両側縁に設けた合せ
片42とからなり、温風機本体3をカバー本体4
1内に一体的に取付けて温風吹出口31aと吸気
口32aを残してその周囲を気密状に覆つてい
る。
カバー本体41は、その内部におけるケーシン
グ31の側周面と背面に、吸気口32aに連通す
る通気路41bを形成し、吸気口32aから流入
する空気を通気路41bを介して通気孔31bへ
と送るようになつており、又、その底面に水抜孔
41cを開穿して内部に溜つた結露水等をカバー
本体41外へ排水するようになつている。
合せ片42は取付片33と重なり合つて、温風
吹出口31a及び吸気口32aをカバー本体41
の前面開口と同面上に位置させている。
又、この温風機カバー4は、その前端を開口部
bの開口a1口縁より前方に位置し、後半部を開口
a1内に挿入して配設されている。
取付基板5は、開口部bの両縦棧a2前面に沿つ
て縦設された左右の取付板51aと、この取付板
51aの外端に前方へ向けて屈曲形成された屈曲
片51bと、内端から前方へ向けて延設された側
板51cとから形成された側枠51と、両側板5
1cの前縁上端及び下端間にわたつて温風機カバ
ー4の上縁或いは下縁に沿つて架設された水平杆
52aと、該水平杆52aの前縁に沿つて立設し
た立設片52bと、両水平杆52aの両側同士間
に縦設した縦杆52cとから形成された前枠52
とからなつている。
側枠51は、取付板51aを縦棧a2に螺子止め
して、前枠52を、開口a1の前方における温風機
カバー4前端と略同一面に位置させて取付基板5
を開口部bに取付けている。
前枠52は、水平杆52aと縦杆52cによつ
て囲まれ部分に連通部52dを形成し、温風機カ
バー4をその中央部分に位置させて、水平杆52
aにカバー本体41の上縁或いは下縁を螺子止め
して、温風吹出口31aと連通部52dを連通さ
せ、側板51cとカバー本体41の両側面との間
に配管スペースDを残して、温風機カバー4を取
付基板5に一体的に取付けている。
前面カバー6は、取付基板5の前枠52を覆う
前面部61と、側枠51を覆う側面部62とを一
体に成形してなつている。
前面部61は、前枠52の周縁に沿つて周設さ
れた周縁リム部61aと、周縁リム部61aによ
つて囲まれた部分を背面方向に凹設され、前記連
通部52dに連通する連通口61cを開設した嵌
合凹部61bと、嵌合凹部61bに着脱自在に嵌
着されたグリル61dとからなり、嵌合凹部61
bを縦杆52cに螺子止めして前枠52の前面を
覆つている。
側面部62は、周縁リム部61aの外側端か
ら、屈曲片51b迄に至り膨出形成され側枠51
の側面を覆う側面体62aと、周縁リム部61a
と側面体62aの上縁から内方に向けて延設され
て前枠52と側枠51の上面を覆う上面体62b
とからなつている。
以上の構成によれば、温風機本体3を備えた温
風機カバー4を取付基板5を介して開口部bの下
端に取付け、その上位開口部bに、収納機能部1
を嵌入し、収納凹部12の側壁12aを縦棧a2
螺子止めして収納ユニツト部1Aを取付け、その
後取付基板5に前面カバー6を取付けて温風機付
収納ユニツトAを形成する。
又、温風機ユニツト部2Aは、温風機本体3に
おける温風吹出口31a及び吸気口32aを連通
部52d、連通口61c、グリル61dを介して
取付室Xに連通させ、それ以外の五面を温風機カ
バー4によつて水密状に覆つて、温風機本体3を
壁面aの裏側空間から隔絶し、温風吹出部34を
作動させて、取付室X内の空気を吸気口32a及
び通気路41bを介して通気孔31bからケーシ
ング31内へ吸引し、セラミツクヒータ34bに
よつて加熱して温風吹出口31a及び連通部52
d、連通口61cを介してグリル61dから取付
室X内へと吸出す。又、温風機本体3のメンテナ
ンスを行う際には、グリル61dを嵌合凹部61
bから取外し、嵌合凹部61bを螺子止めしてい
る螺子を外して前面カバー6を取付基板5から取
外し、取付板51aを螺子止めしている螺子を外
して取付基板5を縦棧a2から取外して温風機本体
3と温風機カバー4を開口部bから取外す。
又、本実施例においては、第1図及び第2図に
示すように、開口部bを上方に延設して温風機付
収納ユニツトAの上位に、手洗器Bと収納棚Cを
半埋込状に取付けて手洗いユニツトYを形成して
いる。
手洗器Bは、ボール部B1の上縁に吐水口B2と、
給水管Eを連結されてこの吐水口B2に給水する
給水弁B3を設け、下端に、排水管Fを連結され
た排水口B4を開穿してなつており、ボール部B1
の後半部を開口a1内に嵌入し、その上縁及び下縁
を両縦棧a2間に架設された上下の横棧a3に取付け
て開口部bに取付けられている。
ボール部B1はその下端部を前記収納機能部1
の上リム11bに当接係合させて収納機能部1に
連接されている。
給水管E及び排水管Fは、開口部bの前方にお
ける取付室Xの床面X1から立上げ、前記配管ス
ペースD内に配管されている。
収納棚Cは前記収納ユニツト部1Aと同様に形
成された周縁リムC1と収納凹部C2とからなる収
納機能部C3と、この収納機能部C3を開閉する鏡
体C4とから構成され、収納凹部C2を開口a1に嵌
入し、その側壁C5を縦棧a2に螺着して開口部bに
取付けられている。
収納機能部C3は、収納凹部C2の内部を、背面
方向から適宜間隔をおいて膨出する棚部C5によ
つて数室に区画し、その一室にはタイマーC6
設け、周縁リムC1の下縁にはスイツチ部C7を設
けている。
スイツチ部C7はタイマーC6とともに温風機本
体3に電気的に接続され、その入切、風量調節、
温度調節及び入切時間をコントロールするように
なつている。
本実施例においては、温風機カバー4によつて
温風機本体3を覆つて温風機本体3を外気及び結
露水等から保護できる。
又、本実施例においては、温風機付収納ユニツ
トA内に配管スペースDを設けたことにより、給
排水管E,Fを取付室X内に配管し、よつて、給
排水管E,Fを壁面aの裏側に配管することなく
その配設及び手洗器Bへの連結が取付室X内にお
いて容易に行え、かつ温風機付収納ユニツトAに
よつて給排水管E,Fを隠蔽して手洗いユニツト
Yの外観を向上し得る。又、給排水管E,Fのメ
ンテナンスを行う際には、開口部bから、手洗い
ユニツトY全体を取外すことなく、収納ユニツト
部1A或いは温風機ユニツト部2Aを取外すだけ
でその作業を行え、よつてそのメンテナンス作業
を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は温風
機付収納ユニツトを備えてなる手洗いユニツト
を、壁面に設けた開口部に半埋込状に取付けた状
態の正面図で一部切欠して示し、第2図は第1図
の2−2断面図、第3図は第2図の3−3断面
図、第4図は第2図の要部拡大断面図、第5図は
第4図の5−5断面図、第6図は第4図の正面図
で一部切欠して示す、第7図は温風機ユニツト部
の開口部への取付けを示す分解断面図、第8図は
温風機ユニツト部と垂下片との係合を示す分解断
面図、第9図は取付基板の拡大斜視図である。 尚、図中、壁面……a、開口……a1、縦棧……
a2、開口部……b、収納ユニツト部……1A、温
風機ユニツト部……2A、取付基板……5、温風
機本体……3、前面カバー……6、温風吹出口…
…31a、連通口……52d,61c、とする。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁面に設けた開口の両側縁に縦棧を縦設してな
    る開口部に、夫々個別に取付けた収納ユニツト部
    と温風機ユニツト部とからなり、温風機ユニツト
    部本体を、両縦棧間にわたつて取付基板を架設
    し、該基板の背面に温風機本体を取付け、前面に
    取付基板を覆う前面カバーを取付け、取付基板と
    前面カバーに温風機本体の温風吹出口に連通する
    連通口を設けて構成したことを特徴とする温風機
    付収納ユニツト。
JP277588U 1988-01-12 1988-01-12 Expired JPH0451656Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP277588U JPH0451656Y2 (ja) 1988-01-12 1988-01-12

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP277588U JPH0451656Y2 (ja) 1988-01-12 1988-01-12

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Publication Number Publication Date
JPH01108177U JPH01108177U (ja) 1989-07-21
JPH0451656Y2 true JPH0451656Y2 (ja) 1992-12-04

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ID=31203840

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JP277588U Expired JPH0451656Y2 (ja) 1988-01-12 1988-01-12

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JPH01108177U (ja) 1989-07-21

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