JPH0734252Y2 - 天井埋込形空気調和機 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本考案は、天井埋込形空気調和機
に係り、特に、空気吹出口周辺構造の改良に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来より、天井埋込形の空気調和機は、
実開昭６２−１１７４６０号公報に示されているよう
に、天井に形成された開口部に配設されており、送風フ
ァンや熱交換器を備えた空調機本体と、該空調機本体
に、その下側を覆蓋するように取付けられた表面パネル
とで構成されている。そして、前記表面パネルは、枠部
材によってその外形が形成されており、この枠部材に吸
込グリル及び吹出グリル等が取付けられて成っている。
また、この表面パネルは複数箇所で空調機本体にビス止
めされている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】上述したような空気調
和機において、空気吹出口周辺を空調機本体へビス止め
する際、このビスが室内から見えることになり、この点
に鑑みてこのビスを隠すような飾り板を設けるようにし
たものが知られている。しかしながら、この構成は、前
記飾り板が表面パネルにネジ止めされるようになってな
り、見映えの点から、更にこのネジを隠すための手段が
必要になって、空気調和機全体として部品点数が多くな
り、また組付け作業が煩雑になるものであった。

【０００４】本考案は、これらの点に鑑みてなされたも
のであって、空気調和機の見映えの向上と表面パネルの
取付け作業性の向上とを両立できる構成を得ることを目
的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案は、表面パネルのビスを隠すための部材を
表面パネルと一体化するようにした。具体的に、請求項
１記載の考案は、天井（２）に形成された開口部（２
ａ）に配設され、内部に送風用ファン（６）及び熱交換
器（７）が収容されていると共に下部に空気吸込口（１
２）及び空気吹出口（１１）が開口された空調機本体
（３）と、前記空調機本体（３）の下側に複数の締結手
段（Ｂ）によって取付けられ、前記空気吸込口（１２）
の下側に位置する吸込グリル（８）と空気吹出口（１
１）の下側に位置する吹出グリル（９）とを備えた表面
パネル（４）とから成る天井埋込形空気調和機を前提と
している。そして、前記表面パネル（４）における前記
締結手段（Ｂ）の配設位置に、該締結手段（Ｂ）を覆い
隠すために表面パネル（４）に対して移動自在とされた
蓋体（３２）を設けるような構成とした。

【０００６】請求項２記載の考案では、請求項１記載の
天井埋込形空気調和機において、蓋体（３２）を、表面
パネル（４）に回動自在に支持し、その回動により、締
結手段（Ｂ）の締結時には締結手段（Ｂ）の配設位置を
開放し、締結終了後には締結手段（Ｂ）の配設位置を閉
止するような構成としている。

【０００７】請求項３記載の考案では、請求項１記載の
天井埋込形空気調和機において、蓋体（３２）を、吹出
グリル（９）近傍に位置するような構成とした。

【０００８】

【作用】上記の構成による本考案の作用は以下の如くで
ある。先ず、請求項１記載の考案では、表面パネル
（４）を空調機本体（３）の下側に取付ける際、蓋体
（３２）を移動させて締結手段（Ｂ）の配設位置を開放
した状態で、該締結手段（Ｂ）によって表面パネル
（４）を空調機本体（３）に取付ける。その後、前記蓋
体（３２）を移動させて前記締結手段（Ｂ）を覆い隠
す。これによって、締結手段（Ｂ）が室内から見えなく
なり、空気調和機（１）の見映えが向上するばかりでな
く、このような見映えの向上を図る構成を、少ない部品
点数でもって得ることができ、その作業が簡略化でき
る。

【０００９】請求項２記載の考案では、蓋体（３２）の
回動操作により、締結手段（Ｂ）の配設位置を開放、閉
止することができる。

【００１０】請求項３記載の考案では、蓋体（３２）が
吹出グリル（９）近傍に位置されていることにより、従
来では、締結手段（Ｂ）を覆い隠す構成が得難かった空
気調和機の前側における表面パネル（４）の取付部周辺
の見映えが向上される。

【００１１】

【実施例】次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。図３及び図４に示すように、本実施例における
天井埋込形空気調和機（１）は、天井（２）の段下げ部
に配置されるものであって、底面が開口された本体ケ―
シング（５）内にファン（６）や熱交換器（７）等が配
設されてなる空調機本体（３）と、該空調機本体（３）
の下側を閉蓋し、吸込グリル（８）や吹出グリル（９）
等を備えた表面パネル（４）とから成っている。

【００１２】前記空調機本体（３）は、天井（２）の段
下げ部の水平面に形成された開口部（２ａ）に臨むよう
に天井（２）の上方に位置する図示しない構造物に対し
て支持ボルトにより支持されている。また、この空調機
本体（３）における前記熱交換器（７）の下側にはドレ
ンパン（１０）が配設されている。そして、該ドレンパ
ン（１０）の前側（図３の左側）には下向きに空調空気
を吹き出すべく開口された下向吹出口（１１）が形成さ
れており、一方、前記ドレンパン（１０）の後側（図３
の右側）には室内空気を空調機本体（３）内に吸込むた
めの吸込口（１２）が形成されている。また、前記本体
ケ―シング（５）において前記下向吹出口（１１）に近
接した前側壁には、ダクト（１３）を接続すべく開口さ
れた前向吹出口（１４）が形成されている。そして、こ
の前向吹出口（１４）は前記ダクト（１３）を介して前
記段下げ部の鉛直面に形成された吹出開口（２ｂ）に連
通されている。この吹出開口（２ｂ）には前向吹出グリ
ル（２ｃ）が取付けられており、その上流側には空調空
気の流通を遮断可能なシャッタ（２ｄ）が配設されてい
る。

【００１３】そして、この本体ケ―シング（５）内にお
いて前記吸込口（１２）の上方にはファン（６）が配設
されており、このファン（６）の下流側には電気ヒ―タ
（１５）、熱交換器（７）及び自然蒸発式の加湿器（１
６）が空気流通方向に順に並設されている。尚、図３に
おける（１７）はこの空調機（１）の制御系部品が配設
されるスイッチボックスである。

【００１４】また、前記空調機本体（３）内にはファン
（６）の吸込側と吹出側とを仕切る仕切板（１８）が設
けられており、この仕切板（１８）の下端には略Ｌ字状
を呈し且つその水平端部に立上り部を一体に延設してな
る係止部材（１８ａ）が設けられている。本実施例の場
合、該係止部材（１８ａ）は、仕切板（１８）と一体の
樋状部として形成されているが、別体構成であってもよ
く、部分的なものであってもよい。更に、前記本体ケ―
シング（５）の底面適所には、前記表面パネル（４）を
取付けるための固定金具（３ａ），（３ａ），…が設け
られている。

【００１５】次に、表面パネル（４）について説明す
る。この表面パネル（４）は、図５に示すように、矩形
状の枠部材（２０）と、前記空調機本体（３）側の吸込
口（１２）及び下向吹出口（１１）に夫々対応した位置
に取付けられた吸込グリル（８）及び吹出グリル（９）
と、これら吸込グリル（８）と吹出グリル（９）との間
つまり前記ドレンパン（１０）の下側に配置される底板
（２１）とを備えて成っている。

【００１６】枠部材（２０）は表面パネル（４）の外形
を形成するものであって、前後左右４本の第１〜第４枠
体（２２）〜（２５）から成っている。第１枠体（２
２）及び第２枠体（２３）は、アルミニウム製であっ
て、図６及び図７にも示すように、その上面の内側半分
が前記本体ケ―シング（５）の下端に接続する本体接続
面（２２ａ），（２３ａ）とされ、外側半分が天井面に
当接する天井当接面（２２ｂ），（２３ｂ）とされてい
る。また、第１枠体（２２）は、前記下向吹出口（１
１）の前端部に配置されるものであって、その下面（２
２ｃ）は水平方向前側に向うにしたがって上方へ湾曲さ
れていると共に、その表面が凹凸状の装飾面とされてい
る。第２枠体（２３）は、前記吸込口（１２）の後端部
に配置されるものであって、その下面（２３ｃ）は水平
方向後側に向うにしたがって上方へ湾曲されていると共
に、その表面が前記第１枠体（２２）と同様に凹凸状の
装飾面とされている。左右の第３及び第４枠体（２
４），（２５）は、互いに同形状のプラスチック製部材
であって、前記第１及び第２枠体（２２），（２３）の
左右各両端に亘って前後方向に架設されている。そし
て、この第２及び第３枠体（２３），（２４）は、その
前後両端部分が枠部材（２０）のコ―ナ部を構成するよ
うになっている。また、図８に示すように、この第３及
び第４枠体（２４），（２５）の下面（２４ａ），（２
５ａ）は、水平方向外側に向うにしたがって上方へ湾曲
されていると共に、前記第１及び第２枠体（２２），
（２３）と同様にその表面が凹凸状の装飾面とされてい
る。

【００１７】そして、前記第３及び第４枠体（２４），
（２５）の内側には第１及び第２パネル補強部材（２
６），（２７）が夫々配設されている。この各パネル補
強部材（２６），（２７）は、図５に示すように、その
外側縁に折曲成形された取付フランジ（２６ａ），（２
７ａ）が設けられており、この取付フランジ（２６
ａ），（２７ａ）が第３及び第４枠体（２４），（２
５）の上面内側にビス止めされて、この各枠体（２
４），（２５）の剛性を確保し、ひいては表面パネル
（４）全体の剛性を確保するようになっている。

【００１８】一方、前記底板（２１）は、前記パネル補
強材（２６），（２７）間に架設されており、その前後
両縁に水平方向に延びるフランジ部（２１ａ），（２１
ｂ）が形成されている。そして、このフランジ部（２１
ａ），（２１ｂ）によって前記各補強部材（２６），
（２７）を介して枠部材（２０）に取付けられている。
従って、この底板（２１）は前記第１枠体（２２）との
間で前記下向吹出口（１１）の一部を構成しており、こ
れによって形成される空間部分に前記吹出グリル（９）
及びスイングフラップ（９ａ）が取付けられている（図
３参照）。また、この底板（２１）は第２枠体（２３）
との間で吸込口（１２）の一部を構成しており、これに
よって形成される空間部分に前記吸込グリル（８）及び
フィルタ（８ａ）が取付けられている（図３参照）。ま
た、この底板（２１）と第２枠体（２３）との間には、
前後方向に延びる第３パネル補強部材（２８）が架設さ
れている。この第３パネル補強部材（２８）は、前記第
２パネル補強部材（２７）と所定間隔を存した位置にお
いて吸込口（１２）の左端に配置され、その左側にサ―
ビス空間（２９）を形成するようになっている。

【００１９】そして、本例の特徴とする構成としては、
図１に示すように、表面パネル（４）における吹出グリ
ル（９）の近傍に設けられた空調機本体（３）への取付
け用の取付部材（３０）にある。この取付部材（３０）
は、前記吹出グリル（９）と左右の第３及び第４枠体
（２４），（２５）との間で空調機本体（３）の固定金
具（３ａ）に対応した位置に配置されており、図２にも
示すように、取付座（３１）及び蓋体（３２）から成っ
ている。取付座（３１）は、前記空調機本体（３）の固
定金具（３ａ）に形成されている図示しないビス孔に対
応したビス締結部（３１ａ）が形成されており、このビ
ス締結部（３１ａ）に締結手段としてのビス（Ｂ）が挿
入され、該ビス（Ｂ）によって、表面パネル（４）の前
側部分を空調機本体（３）へ取付けるようになってい
る。そして、蓋体（３２）は、前記取付座（３１）に対
して揺動自在となるように、その一側が前記取付座（３
１）に支軸（３３）によって支持されており、この支軸
（３３）を中心として揺動することによって取付座（３
１）の下面側を開放、閉塞自在となっている。また、取
付座（３１）における前記支軸（３３）の配設位置と反
対側の一側にはロック爪（３４ａ）を備えたプッシュロ
ック部材（３４）が配設されており、一方、蓋体（３
２）の裏面には、このプッシュロック部材（３４）のロ
ック爪（３４ａ）に対向可能な位置にロック片（３２
ａ）が突設されている。つまり、この蓋体（３２）の閉
止状態では、ロック片（３２ａ）がプッシュロック部材
（３４）のロック爪（３４ａ）に係止されて、その閉止
状態が保持され、一方、この閉止状態を解除する際に
は、この状態から蓋体（３２）を上方へ押し込むように
回動させることにより、ロック片（３２ａ）がプッシュ
ロック部材（３４）内に押し込まれてロック爪（３４
ａ）のロック状態を解除し、蓋体（３２）がその自重に
よって開方向へ揺動するような構成となっている。ま
た、前記蓋体（３２）の表面は意匠面となっており、該
蓋体（３２）の閉止状態では、その内部にビス（Ｂ）が
配設されていることを意識させないようになっている。

【００２０】次いで、本実施例における天井埋込式空気
調和機（１）の据付け作業について説明する。先ず、表
面パネル（４）を組立てる際には、前記各枠体（２２）
〜（２５）を矩形状に組付けて枠部材（２０）を形成す
る。そして、第３及び第４枠体（２４），（２５）の内
側縁に第１及び第２パネル補強部材（２６），（２７）
をビス止めすると共に、この両パネル補強部材間に底板
（２１）を架設し、更に、吸込口（１２）の左端に対応
した位置において底板（２１）と第２枠体（２３）との
間に第３パネル補強部材（２８）をビス止めする。そし
て、空調機本体（３）を、天井上方の構造物に対して支
持ボルトを介して支持しておいた後、この空調機本体
（３）の下側に、前記表面パネル（４）を取付ける。こ
の表面パネル（４）の取付の際には、該表面パネル
（４）を持ち上げて、図示しない仮掛け金具を空調機本
体（３）側の係止部材（１８ａ）に係止する。これによ
って表面パネル（４）は、係止部材（１８ａ）によって
宙吊り状態で仮止め状態とされる。そして、図１に示す
ように、吸込グリル（８）の前側縁のみを表面パネル
（４）から取外して該吸込グリル（８）を吊下げ状態に
しておくと共に、前記蓋体（３２），（３２）を開状態
にしておく。この状態で吸込口（１２）内に位置する各
補強部材（２６），（２７），（２８）をビスによって
空調機本体（３）の固定金具（３ａ）に組付けると共
に、前記取付座（３１）のビス締結部（３１ａ）にビス
（Ｂ）を挿入して表面パネル（４）の前側部分を空調機
本体（３）の固定金具（３ａ）に組付ける。このように
して、表面パネル（４）を複数箇所において空調機本体
（３）へビス止めした後、吸込グリル（８）を、その後
端縁を中心に上方へ回動させて吸込口（１２）を閉止す
る。すると、吸込口（１２）内のビスは、この吸込グリ
ル（８）によって覆い隠され、室内からは見えなくな
る。そして、本例の特徴として、前記左右各取付部材
（３０）の蓋体（３２）を、支軸（３３）を中心に上方
へ回動させてロック片（３２ａ）をプッシュロック部材
（３４）のロック爪（３４ａ）に係止させるようにして
閉止すると、前記取付座（３１）の下面全体が覆い隠さ
れ、これによって、吹出口（１１）側のビス（Ｂ）も室
内から見えなくなり、このビス配設部の下側は蓋体（３
２）によって意匠面とされる。このような構成により、
従来のようにビス（Ｂ）を隠すための板部材をネジ止め
し、更に、このネジを隠すようにする必要がなくなり、
部品点数の低減が図れながらも、簡単な作業によって吹
出口（１１）側のビス（Ｂ）を隠すことができ、空気調
和機（１）の見映えを確保することができる。

【００２１】尚、本例では、蓋体（３２）を支軸（３
３）によって回動自在とし、また、該蓋体（３２）をプ
ッシュロック部材（３４）によって表面パネル（４）側
に保持するような構成としたが、本考案はこれに限られ
るものではなく、蓋体（３２）を左右の第３及び第４枠
体（２４），（２５）や吹出グリル（９）と薄肉のヒン
ジ部によって一体的に形成したり、また、取付座（３
１）に係止片を突設しておき、蓋体（３２）の閉止の際
には、この係止片に蓋体（３２）を係止保持させるよう
にしてもよい。また、蓋体（３２）は、表面パネル
（４）に対して回動されるものに限らず、スライド移動
によって取付座（３１）の下側を覆い隠すような構成と
してもよい。

【００２２】

【考案の効果】上述の如く、本考案によれば、以下に述
べるような効果が発揮される。請求項１記載の考案によ
れば、表面パネルを空調機本体に取付けるための締結手
段を蓋体の回動によって覆い隠すようにしているため
に、締結手段が室内から見えることなく空気調和機の見
映えの向上が図れるばかりでなく、このような見映えの
向上を図る構成を、少ない部品点数でもって得ることが
できるために、その作業の簡略化を図ることができる。

【００２３】請求項２記載の考案によれば、蓋体の回動
操作により、締結手段の配設位置を開放、閉止すること
ができ、簡単な操作でもって締結手段を覆い隠すことが
できる。

【００２４】請求項３記載の考案によれば、蓋体が吹出
グリル近傍に位置されていることにより、従来では、締
結手段を覆い隠す構成が得難かった空気調和機の前側に
おける表面パネルの取付部周辺の見映えの向上を図るこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】表面パネルの取付け作業を説明するための斜視
図である。

【図２】取付部材の分解斜視図である。

【図３】空気調和機の縦断側面図である。

【図４】空気調和機の一部を省略した斜視図である。

【図５】表面パネルを空調機本体側から見た平面図であ
る。

【図６】図５のVI−VI線に沿った断面図である。

【図７】図５のVII −VII 線に沿った断面図である。

【図８】図５のVIII−VIII線に沿った断面図である。

【符号の説明】

（１） 天井埋込形空気調和機 （２） 天井 （２ａ） 開口部 （３） 空調機本体 （４） 表面パネル （６） ファン （７） 熱交換器 （８） 吸込グリル （９） 吹出グリル （１１） 下向吹出口 （１２） 吸込口 （３２） 蓋体 （Ｂ） ビス（締結手段）

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 天井（２）に形成された開口部（２ａ）
   に配設され、内部に送風用ファン（６）及び熱交換器
   （７）が収容されていると共に下部に空気吸込口（１
   ２）及び空気吹出口（１１）が開口された空調機本体
   （３）と、前記空調機本体（３）の下側に複数の締結手
   段（Ｂ）によって取付けられ、前記空気吸込口（１２）
   の下側に位置する吸込グリル（８）と空気吹出口（１
   １）の下側に位置する吹出グリル（９）とを備えた表面
   パネル（４）とから成る天井埋込形空気調和機におい
   て、前記表面パネル（４）における前記締結手段（Ｂ）
   の配設位置には、締結手段（Ｂ）を覆い隠すために表面
   パネル（４）に対して移動自在とされた蓋体（３２）が
   設けられていることを特徴とする天井埋込形空気調和
   機。
2. 【請求項２】 蓋体（３２）は表面パネル（４）に回動
   自在に支持されており、その回動により、締結手段
   （Ｂ）の締結時には締結手段（Ｂ）の配設位置を開放
   し、締結終了後には締結手段（Ｂ）の配設位置を閉止す
   るように構成されていることを特徴とする請求項１記載
   の天井埋込形空気調和機。
3. 【請求項３】 蓋体（３２）は吹出グリル（９）近傍に
   位置されていることを特徴とする請求項１記載の天井埋
   込形空気調和機。