JPH0451242Y2 - - Google Patents

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JPH0451242Y2
JPH0451242Y2 JP1985161581U JP16158185U JPH0451242Y2 JP H0451242 Y2 JPH0451242 Y2 JP H0451242Y2 JP 1985161581 U JP1985161581 U JP 1985161581U JP 16158185 U JP16158185 U JP 16158185U JP H0451242 Y2 JPH0451242 Y2 JP H0451242Y2
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JP
Japan
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operating shaft
transmission case
seat
shaft
recessed
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JP1985161581U
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JPS6269665U (ja
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ミツシヨンケースの横側壁に機体横
外側に突出する状態で備えた座部に、車輪用伝動
ケースをこれの周方向に分散配置した複数本のボ
ルトにより連結すると共に、前記横側壁に操作軸
を貫設した農用トラクターにおける操作軸取付部
の構造に関する。
〔従来の技術〕
上記農用トラクターにおいて、従来、第5図に
示すように、操作軸14の端部がミツシヨンケー
ス7の外周辺に露出しており、次の如き不都合が
あつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
すなわち、機体走行に伴つて走行車輪により圃
場面から操作軸に向かつて跳ね上げられた泥水が
ミツシヨンケース7の操作軸14が突出している
付近に直接に掛かつてミツシヨンケース7と操作
軸14の間に入り込み、シール材に傷が付いた
り、操作軸が動きにくくなるトラブルが生じやす
い欠点があり、これを防止するためには、操作軸
の突出部の周囲を覆うカバーが必要になつてい
た。
本考案の目的は、ミツシヨンケースと操作軸の
間に対する泥や水の入り込みが特別なカバーを要
することなく回避し易いようにすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の特徴構成は、ミツシヨンケースの横側
壁に機体横外側に突出する状態で備えた座部に、
車輪用伝動ケースをこれの周方向に分散配置した
複数のボルトにより連結するとともに、前記横側
壁に操作軸を貫設した農用トラクタにおける操作
軸取付部の構造において、前記座部の上部側箇所
において外周側に開口する凹入部を前記座部の突
出長さ全長にわたつて設けるとともに、前記操作
軸を前記凹入部に入り込ませた状態で配備し、か
つ、前記座部の前記機体横外側への突出端部位置
に対向する前記車輪用伝動ケースの連結用フラン
ジ部を、その座部に形成された前記凹入部の機体
横外側端部、ならびに前記操作軸の軸端面に対面
する状態で設けたことにあり、その作用及び効果
は次のとおりである。
〔作用〕
ミツシヨンケースの座部により、操作軸のミツ
シヨンケースから外方に突出した部分の横側並び
に下方側に覆い、かつ、車輪用伝動ケースにおけ
るミツシヨンケースに対する連結用フランジ部が
操作軸の突出方向外方側を覆い、これによつて、
前記操作軸の突出部分に対しては、ミツシヨンケ
ースから離れた外方側で、かつ、下方に位置して
いるところの、車輪の接地部から跳ね上げられる
のが大部分である泥水の直接の付着を避けられ
る。つまり、飛散泥水としては前記接地部から上
方へ向けて跳ね上げられるのがその大部分である
が、これを前記の操作軸の横側ならびに下方側
と、突出端外方側とに防護壁を設けた状態とする
ことで、外方下方からの飛散泥水の直接の付着を
避けられる。操作軸に向かつて跳ね上がつた泥水
がミツシヨンケースの操作軸が突出する付近に直
接に掛かりにくいように遮へいする。
〔考案の効果〕
ミツシヨンケースの操作軸突出部に、車輪によ
り圃場面から跳ね上げられた上方への飛散泥水が
直接に掛かりにくいことにより、ミツシヨンケー
スと操作軸の間に泥や水が入り込むことを回避し
易くなり、跳ね上がり泥水に起因するシール低下
や操作軸の作動不良が生じにくくて、所定の操作
が長期にわたつてスムーズにできるようになつ
た。
しかも、ミツシヨンケースと車輪用伝動ケース
とを連結するための本来構成であるところの座部
はフランジ部をカバーに利用することにより、特
別なカバーが不用になり、経済面で有利にでき
た。
〔実施例〕
第4図に示すように、左右一対の前車輪1,1
及び後車輪2,2を有した走行機体の後部に、ロ
ータリー耕耘装置等の各種作業装置を昇降操作可
能に連結するリフトアーム3及び連結作業装置に
伝動する動力取出し軸4を付設して、農用トラク
ターを構成してある。
左右後輪2,2を取付けるに、第1図に示すよ
うに、車軸5を取付けた筒型の車軸ケース6を、
走行機体の後部に形成するミツシヨンケース7の
横側壁7aにこれの下部に位置させて、かつ、機
体横外側に突出する状態で備えられた筒型の座部
8に、車軸ケース6の周方向に分散配置した複数
本のボルト9……により締付け連結してある。
前記ミツシヨンケース7に内装した後輪用差動
機構10の出力軸11にデフロツク具12をスプ
ライン係合によつて一体回動及び摺動自在に取付
けると共に、前記デフロツク具12にシフター1
3を介して連動させた操作軸14を、一端側がミ
ツシヨンケース7の左右一対の横側壁7a,7b
の一方を貫通する状態で前記横側壁7a,7aの
上部に回動自在に架設し、前記操作軸14をこれ
のミツシヨンケース7からの突出部に付設した揺
動レバー15により回動操作して入り切り操作す
うようにデフロツク装置を構成してある。すなわ
ち、操作軸14が回動されると、操作軸14の軸
芯に対して傾斜する状態でシフター13に形成し
てある長孔16と、この長孔16に摺動自在に入
り込む状態で操作軸14に一体回動するように付
設してあるピン17とによるカム作用のために、
シフター13を操作軸14に沿つて摺動され、デ
フロツク具12をデフアレンシヤルギアーケース
18に係合するデフロツク入り位置と、デフアレ
ンシヤルギアーケース18から離脱するデフロツ
ク切り位置とに切換えるようにしてある。
前記操作軸14を設けるに、第1図ないし第3
図に示すように、前記座部8に座部8の外周側に
開口する状態で、かつ、座部8の突出長さ全長に
わたる状態で設けた凹入部19に、操作軸14の
ミツシヨンケース7から突出する部分が入り込む
ように配置してあり、回動する後車輪2等により
跳ね上がつた泥水がミツシヨンケース7の操作軸
14が突出している付近に直接に掛かりにくいよ
うに配慮してある。すなわち、座部8及び、車軸
ケース6の座部8に連結するためのフランジ部6
aが操作軸14のミツシヨンケース7から突出し
ている部分の近くを覆うようにしてある。
〔別実施例〕
前記デフロツク装置操作軸14に替えブレーキ
20の操作軸を前記箇所に配置する場合にも本考
案は適用でき、これらを単に操作軸14と称す
る。ミツシヨンケース7にボルト連結するケース
が車軸のみを有するものの他に、車軸に対する伝
動機構を内装するものである場合にも本考案は適
用でき、これらを車輪用伝動ケース6と称する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る農用トラクターにおける操
作軸取付部の構造の実施例を示し、第1図は後輪
取付部の一部切欠き後面図、第2図はシフター配
設部の側面図、第3図は操作軸配設部の斜視図、
第4図は農用トタクター全体の一部切欠き側面図
である。第5図は従来の操作軸配設部の斜視図で
ある。 6……車輪用伝動ケース、7……ミツシヨンケ
ース、7a……横側壁、8……座部、9……ボル
ト、14……操作軸、19……凹入部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ミツシヨンケース7の横側壁7aに機体横外側
    に突出する状態で備えた座部8に、車輪用伝動ケ
    ース6をこれの周方向に分散配置した複数のボル
    ト9により連結するとともに、前記横側壁7aに
    操作軸14を貫設した農用トラクタにおける操作
    軸取付部の構造であつて、前記座部8の上部側箇
    所において外周側に開口する凹入部19を前記座
    部8の突出長さ全長にわたつて設けるとともに、
    前記操作軸14を前記凹入部19に入り込ませた
    状態で配備し、かつ、前記座部8の前記機体横外
    側への突出端部位置に対向する前記車輪用伝動ケ
    ース6の連結用フランジ部6aを、その座部8に
    形成された前記凹入部19の機体横外側端部、な
    らびに前記操作軸14の軸端面に対面する状態で
    設けてある農用トラクタにおける操作軸取付部の
    構造。
JP1985161581U 1985-10-21 1985-10-21 Expired JPH0451242Y2 (ja)

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JPS6269665U JPS6269665U (ja) 1987-05-01
JPH0451242Y2 true JPH0451242Y2 (ja) 1992-12-02

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