JPH0350159Y2 - - Google Patents

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JPH0350159Y2
JPH0350159Y2 JP1512586U JP1512586U JPH0350159Y2 JP H0350159 Y2 JPH0350159 Y2 JP H0350159Y2 JP 1512586 U JP1512586 U JP 1512586U JP 1512586 U JP1512586 U JP 1512586U JP H0350159 Y2 JPH0350159 Y2 JP H0350159Y2
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JP
Japan
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inner race
attached
pinion
race
base plate
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JP1512586U
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JPS62128096U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、フオークやクランプ等のアタツチ
メントを垂直面内で回転させるためのアタツチメ
ント回転装置に関し、特に、装置内に雨水等が侵
入しないようにするための構造に関するものであ
る。
[従来の技術] フオークリフトにおいて、フオークやクランプ
等のアタツチメントを回転させるためのアタツチ
メント回転装置としては従来から種々あるが、そ
の代表的な構成は第3図に示される通りである。
即ち、第3図において、リフトブラケツト(図
示しない)に取り付けられるようになつているベ
ースプレート1に、旋回座ベアリング2の内レー
ス3がボルト4により固定されている。旋回座ベ
アリング2は、内レース3と、この内レース3の
外側に複数個のボールを介して転動可能に取り付
けられた外レース5とから成つており、外レース
5の外周面には歯6が削成されている。外レース
5の歯6は、駆動装置(図示しない)により回転
力が与えられるピニオン7と噛み合つており、ピ
ニオン7が回転すると外レース5が内レース3の
回りを転動するようになつている。外レース5の
前面には円板状のフエイスプレート8がボルト9
により固定されており、このフエイスプレート8
にフオーク等のアタツチメントが取り付けられ
る。また、外レース5の外周面を取り囲むように
してカバープレート10がベースプレート1にボ
ルト締めされており、このカバープレート10に
はピニオン7を覆うピニオンカバー11が取り付
けられている。
このような構成においては、カバープレート1
0とフエイスプレート8との間に隙間があり、こ
の隙間から雨水やほこりが侵入してピニオン7や
旋回座ベアリング2が腐食したり、或は動作不良
を起こしたりする恐れがあつた。
そこで、旋回座ベアリングの内レースの内周面
に歯を削成してこの歯にピニオンを噛み合わせ、
内レースをフエイスプレートに固定し、外レース
をベースプレートに固定する。いわゆる内歯型の
アタツチメント回転装置が考えられており、外側
からの雨水は、内レースと外レースとの間のシー
ルにより遮断することとしている。しかしなが
ら、アタツチメントに油圧配管を導くことや前方
視野向上等の理由でベースプレートとフエイスプ
レートの中央部には孔が設けられているのが一般
的であるので、この孔からの雨水の侵入を防止す
る手段がなかつた。
[考案が解決しようとする問題点] このように、従来の構成においてはアタツチメ
ント回転装置内のピニオンや旋回座ベアリングに
雨水等が侵入し、錆や動作不良の原因となる、と
いう問題点があつた。
この考案の目的はかかる問題点を解決すること
にある。
[問題点を解決するための手段] この考案は、リフトブラケツトに取り付けられ
るベースプレートの前面に固定された外レース
と、該外レースの内側に転動可能に取り付けられ
且つ内周面に歯を有している内レースと、駆動装
置に連結され前記歯と噛み合うピニオンと、内レ
ースの前面に固定されたフエイスプレートとから
成るフオークリフトのアタツチメント回転装置に
おいて、前記ピニオンの内側に円筒形のカバープ
レートを内レースと同軸に配置して前記ベースプ
レートに取り付け、前記カバープレートの先端全
周に取り付けられたシール部材をフエイスプレー
トに当接させたことを特徴としている。
[作用] 上述したようなこの考案によるアタツチメント
回転装置のシール構造においては、ベースプレー
トまたはフエイスプレートの中央部の孔からの雨
水等をカバープレートとシール部材とにより遮断
するようになつている。
[実施例] 以下、図面と共にこの考案によるフオークリフ
トにおけるアタツチメント回転装置のシール構造
の好適な実施例について詳細に説明する。
この考案が適用されるフオークリフトのアタツ
チメント回転装置は、先に従来技術で説明した内
歯型のものである。詳細に述べるならば、第1図
および第2図において、リフトブラケツト(図示
しない)に取り付けられるベースプレート20の
前面に旋回座ベアリング21の外レース22がボ
ルト23により固定されており、この外レース2
2の内側には、内周面に歯25を有する内レース
24が複数個のボール26を介して転動可能に取
り付けられている。この外レース22と内レース
24との間にはシール部材27が取り付けられて
いる。内レース24の歯25にはピニオン28が
噛み合つており、ピニオン28の軸29はベース
プレート20を貫通して駆動装置(図示しない)
に連結されている。内レース24の前面にはアタ
ツチメントが取り付けられるフエイスプレート3
0がボルト締めされており、駆動装置を作動させ
ると、内レース24と共に回転するようになつて
いる。
また、ベースプレート20の前面には旋回座ベ
アリング21の中心軸と同軸に円筒形のカバープ
レート31がボルト32によつて固定されてい
る。このカバープレート31は、ベースプレート
20およびフエイスプレート30に形成された孔
33,34よりも外周に配置され、且つ、ピニオ
ン25よりも内側に配置されている。カバープレ
ート31の先端には全周に瓦つてゴム等のシール
部材35が嵌着されており、このシール部材35
は、フエイスプレート30の背面に形成された環
状の溝36の底面に接している。
このような構成のこの考案によるシール構造に
おいては、ベースプレート20或はフエイスプレ
ート30の孔33,34から雨水や油、泥が入つ
ても、カバープレート31とシール部材35とに
より旋回座ベアリング21およびピニオン25の
側には侵入することができないようになつてい
る。また、この構成においては、外レース22と
内レース24との間もシールされているので、ア
タツチメント回転装置の外周面側から内部に雨水
等が侵入することもない。
[考案の効果] 以上のように、この考案によれば、アタツチメ
ント回転装置の中心側からの雨水やほこりを遮断
することができ、旋回座ベアリングやピニオンの
腐食や動作不良を防止し、ひいては回転装置の寿
命を大幅に延ばすことができる、という効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるシール構造の一実施例
を示すアタツチメント回転装置の分解斜視図、第
2図は第1図のアタツチメント回転装置の断面
図、第3図は従来のアタツチメント回転装置の分
解斜視図である。図中、 1,20:ベースプレート、2,21:旋回座
ベアリング、3,24:内レース、5,22:外
レース、6,25:歯、7,28:ピニオン、
8,30:フエイスプレート、31:カバープレ
ート、35:シール部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リフトブラケツトに取り付けられるベースプレ
    ートの前面に固定された外レースと、該外レース
    の内側に転動可能に取り付けられ且つ内周面に歯
    を有している内レースと、駆動装置に連結され前
    記歯と噛み合うピニオンと、前記内レースの前面
    に固定されたフエイスプレートとから成るフオー
    クリフトのアタツチメント回転装置において、前
    記ピニオンの内側に円筒形のカバープレートを前
    記内レースと同軸に配置して前記ベースプレート
    に取り付け、前記カバープレートの先端全周に取
    り付けられたシール部材をフエイスプレートに当
    接させたフオークリフトにおけるアタツチメント
    回転装置のシール構造。
JP1512586U 1986-02-06 1986-02-06 Expired JPH0350159Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1512586U JPH0350159Y2 (ja) 1986-02-06 1986-02-06

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JP1512586U JPH0350159Y2 (ja) 1986-02-06 1986-02-06

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Publication Number Publication Date
JPS62128096U JPS62128096U (ja) 1987-08-13
JPH0350159Y2 true JPH0350159Y2 (ja) 1991-10-25

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JP1512586U Expired JPH0350159Y2 (ja) 1986-02-06 1986-02-06

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