JPS6338293Y2 - - Google Patents

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JPS6338293Y2
JPS6338293Y2 JP1982027711U JP2771182U JPS6338293Y2 JP S6338293 Y2 JPS6338293 Y2 JP S6338293Y2 JP 1982027711 U JP1982027711 U JP 1982027711U JP 2771182 U JP2771182 U JP 2771182U JP S6338293 Y2 JPS6338293 Y2 JP S6338293Y2
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JP
Japan
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outer cylinder
inner cylinder
cylinder
rotary joint
annular
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JP1982027711U
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JPS58129959U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、内筒を車体にかつ外筒を旋回台に
夫々回転不能に連結した旋回作業車用ロータリー
ジヨイントの連結構造の改良に関する。
従来上記ロータリージヨイントの連結構造を構
成するに、第4図に示すように、有底筒状のロー
タリージヨイント外筒55を、その下端周部に形
成したフランジ状部分57をもつて旋回台56に
ボルト連結すると共に、その外筒55に対して抜
け止めされた状態でかつ相対回転自在に内嵌され
た内筒54を、その下端に連設した内筒支持フレ
ーム52を介して車体51のフレーム側に、相対
回転不能な状態で連結していたのであるが、外筒
55下端側の内周面と内筒54との接当箇所の一
部に、旋回台56の回転に伴なうガタ付きや振動
に起因したこじれが集中的に発生し、それらの接
当面を焼付けてしまつたり著しく偏摩耗してロー
タリージヨイントを早期に損傷してしまう欠点が
あつた。
本考案の目的は、上述従来の実情に鑑みて、旋
回台の旋回に伴なうロータリージヨイント内筒と
外筒との間のこじれ発生を極力低減できるように
してスムーズな動きとすることにより、ロータリ
ージヨイントを長期に亘つて良好に使用できるよ
うな旋回作業車用ロータリージヨイントの連結構
造を簡単な構造改良により提供することにある。
本考案の特徴構成は、冒記ロータリージヨイン
トの連結構造であつて、前記外筒を前記旋回台に
対して上下摺動自在に支持し、かつ、相対回動を
規制する固定部材を介して取付けるとともに、そ
の外筒は、前記内筒に対して、相対回動のみを許
して上下相対移動は規制する支持部を介して装着
してあり、さらに、前記支持部は、前記外筒に形
成した環状係入部と、前記内筒に固定されていて
前記環状係入部に対して係入される係合部材とか
ら構成され、かつ、前記係合部材は、前記内筒の
前記外筒との摺動部上端に、環状シール材嵌着の
ための小径部を形成し、その小径部の上面に前記
環状シールの位置を規制する状態で取付けてある
点にある。
すなわち、外筒と旋回台とは、固定部材によつ
て、相対回動は規制されながらも、上下相対位置
変更自在の構成であり、そして、内筒と外筒と
は、支持部によつて相対回動のみ許して上下相対
移動は規制される構成であるから、旋回台からの
外筒及び内筒への上下振動、及び、内筒と外筒と
のガタ付きが前記固定部材や支持部によつて抑制
されることによつて、内筒と外筒とが相対回動す
る際に発生し易い内筒と外筒との接当部における
こじれ作用は解消され、このこじれ作用に起因し
た内筒と外筒との接当面の局所的な偏摩耗や、焼
付きを防止して、ロータリージヨイントを長期に
亘つて良好な状態でかつ円滑に使用できるに至つ
た。
また、内筒の上端に環状シール材を嵌着する小
径部を形成し、前記環状シール材の位置を規制す
るように前記内筒の上面に係合部材を取付けたの
で、従来のように、環状シール材の位置規制用の
ために内筒の上端に設けた大径部を省略できるた
め、ロータリージヨイントの全体の高さを短縮で
きるとともに、この環状シール材は外筒と係合部
材間もシールするので、支持部の係合を遊嵌状態
にでき、もつて、内筒と外筒の相対回動をよりス
ムーズなものにし易くなつた。
次に本考案の実施例を例示図に基づいて詳述す
る。
第1図に示すように、左右一対のクローラ走行
装置1を備えた車体2に旋回台3を全旋回自在に
取付け、前記旋回台3上に、原動部4及び運転部
5を設けると共に、バツクホウ作業用アーム6を
縦軸周りで駆動揺動自在に取付け、更に、前記走
行車体2に、ドーザ作業装置7を昇降自在に取付
けてあり、もつて、掘削作業と排土作業とを択一
的に行えるようにした作業車を構成してある。
前記両走行装置1にそれらの駆動用として各別
に付設した一対の油圧モータM、及び、前記ドー
ザ作業装置7にその昇降駆動用として付設した油
圧シリンダCと、前記原動部4に設けた油圧ポン
プPとを接続するに、前記モータM及びシリンダ
Cに夫々接続した車体側配管8と、前記ポンプP
に接続した旋回台側配管9とを、走行車体2と旋
回台3との間に回動軸芯Xを旋回台回動軸芯に一
致させた状態で設けてあるロータリージヨイント
10を介して接続してあり、このロータリージヨ
イント10は、第2図に示す如く構成してある。
すなわち、前記車体側配管8を下端部外側周面
に周方向に並列接続した内筒11を、車体2フレ
ームに一体連設した内筒固定フレーム17上に、
それを立設する状態でかつ内筒11の上部側部分
を旋回台3上に突出させた状態でボルト連結する
と共に、旋回台側配管9を外側周面に上下方向に
並列接続した有底筒状の外筒12を、内筒11の
上部側部分に相対回転自在に外嵌した状態で、か
つその外側周面上下ほぼ中央箇所に形成した突起
部12aを旋回台3の支持フレーム15から連設
した固定部材16の縦向き溝部16aに係止させ
て、旋回台3に対して相対回転不能に連設し、旋
回台3の回転に伴なう振動及びガタ付き等に起因
した外筒12と内筒11との相互の接当部におけ
るこじれに対する外筒12の逃げ動作の支点をそ
の上下ほぼ中央位置に位置させることにより、こ
じれ作用をロータリージヨイント上下方向に分散
し、こじれ作用による極所的な摩耗や焼付きを防
止するように構成すると共に、車体側配管8及び
それに対応する旋回台側配管9夫々に対して内外
筒11,12夫々の内部に形成してある油路(図
外)を介して連通させた周溝13を、内外筒1
1,12の対接部に前記配管対夫々に対応させて
上下に並設し、内筒11において、各周溝13の
両側に、大径部18を隔てて、環状シール材19
嵌着のための小径部20を形成すると共に、第3
図に示すように、その小径部20により形成され
た内筒11上端部に、外筒12上端と外筒カバー
22との間に形成した環状係入部としての環状溝
21aに嵌装され内筒11の外筒12に対する上
昇、下降及び横ブレを阻止する係合部材としての
デイスク状ストツパー14を、その下面をもつて
小径部20に備えた環状シール材19を位置規制
する状態でボルト連結し、デイスク状ストツパー
14に環状シール材19の位置規制機能をも備え
させることにより、内筒11上端に位置する環状
シール材19位置規制用の大径部18を省略し
て、ロータリージヨイント10の全体高さの短縮
化を図つてある。
また、この環状シール材19は、デイスク状ス
トツパー14と外筒12間もシールするので、ド
レン油が環状溝21aから内筒11と前記外筒1
2との摺動面に漏れないことにより、前記デイス
ク状ストツパー14と前記環状溝21aの嵌合を
遊嵌状態にでき、ロータリージヨイントとしての
回動をスムーズなものにできるようにしてある。
前記内筒11の内部に、その上下方向のドレン
通路23を下端側開口が外側周面に位置し、上端
側開口が前記デイスク状ストツパー14の貫通孔
を介して外筒12上端カバー22とデイスク状ス
トツパー14とにより形成される空間Sに臨む状
態にして形成し、そして、前記両モータMから延
設した車体側のドレン配管24を前記下端開口に
接続する一方、前記原動部4に設けた作動油タン
ク(図外)から延設した旋回台側のドレン配管2
5を、空間Sに連通させた状態で外筒12の上端
カバー22に接続すると共に、デイスク状ストツ
パー14の外筒12環状溝21aに対する下面係
止面に、複数の油孔26によりストツパー14周
側面側に連通させた油溝27を、ストツパー14
全外周部に亘つて設け、相対回転する内外筒1
1,12の摩擦を、油溝27に導びいた空間S内
のドレン油により低減するようにし、デイスク状
ストツパー14下面をもつてスラストカラーに兼
用することによりロータリージヨイント10の全
体高さを短縮化できるように構成してある。
次に別実施例を説明する。
外筒12を旋回台3に対して相対回転不能に連
結するに、外筒12に対する係止部16aを形成
した固定部材16を旋回台3に直接的に取付けて
も良く、外筒12をその上下中央部分で固定部材
16を介して旋回台3に連結する具体的構造は各
種の構成変更が可能である。
本考案によるロータリージヨイント連結構造
は、旋回台3から車体2側への油路を連結するに
加えて、内筒11の中央孔に機械式連動機構の一
部を構成するロツドを介装したタイプのものであ
つても良く、また掘削作業車に限らずクレーン作
業車等各種の旋回作業車に適用できる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る旋回作業車用ロータリージ
ヨイントの連結構造の実施例及び従来例を例示
し、第1図は作業車の全体側面図、第2図はロー
タリージヨイントの部分断面図、第3図はロータ
リージヨイント上部の拡大断面図、第4図は従来
のロータリージヨイントを示す部分断面図であ
る。 2……車体、3……旋回台、11……内筒、1
2……外筒、14……係合部材、19……環状シ
ール材、20……小径部、21……支持部、21
a……環状係入部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内筒11を車体2にかつ外筒12を旋回台3に
    夫々回転不能に連結した旋回作業車用ロータリー
    ジヨイントの連結構造であつて、前記外筒12を
    前記旋回台3に対して上下摺動自在に支持し、か
    つ、相対回動を規制する固定部材16を介して取
    付けるとともに、その外筒12は、前記内筒11
    に対して、相対回動のみを許して上下相対移動は
    規制する支持部21を介して装着してあり、さら
    に、前記支持部21は、前記外筒12に形成した
    環状係入部21aと、前記内筒11に固定されて
    いて前記環状係入部21aに対して係入される係
    合部材14とから構成され、かつ、前記係合部材
    14は、前記内筒11の前記外筒12との摺動部
    上端に、環状シール材19嵌着のための小径部2
    0を形成し、その小径部20の上面に前記環状シ
    ール19の位置を規制する状態で取付けてある事
    を特徴とする旋回作業車用ロータリージヨイント
    の連結構造。
JP2771182U 1982-02-26 1982-02-26 旋回作業車用ロ−タリ−ジヨイントの連結構造 Granted JPS58129959U (ja)

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JP2771182U JPS58129959U (ja) 1982-02-26 1982-02-26 旋回作業車用ロ−タリ−ジヨイントの連結構造

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JPS58129959U JPS58129959U (ja) 1983-09-02
JPS6338293Y2 true JPS6338293Y2 (ja) 1988-10-07

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JPS58129959U (ja) 1983-09-02

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