JP2845404B2 - 掘削機の旋回装置 - Google Patents

掘削機の旋回装置

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JP2845404B2 JP32344890A JP32344890A JP2845404B2 JP 2845404 B2 JP2845404 B2 JP 2845404B2 JP 32344890 A JP32344890 A JP 32344890A JP 32344890 A JP32344890 A JP 32344890A JP 2845404 B2 JP2845404 B2 JP 2845404B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、掘削機の下部走行体を構成する左右のクロ
ーラ装置を、左右別々に上下して、傾斜地での走行を安
定して出来るように構成した場合における旋回装置に関
するものである。
(ロ)従来技術 従来から、掘削機の旋回装置において、上部旋回体と
下部走行体との間で、圧油を受継可能とする為に、スイ
ベルジョイントを介装した技術は公知とされているので
ある。
例えば実開昭55−131368号公報に記載の技術の如くで
ある。
しかし該従来の技術においては、スイベルジョイント
の上部旋回体の側を旋回台に、下部走行体の側をトラッ
クフレームの側に固定していたのである。
(ハ)発明が解決すべき課題 本発明においては、従来のクローラ装置の走行や排土
板Hの他に、旋回台軸受より下に配置されたクローラ装
置を、左右別々に上下して、傾斜地に於ける安定した走
行を得ることが出来るように構成した場合において、ク
ローラ装置を上下する為の左右の油圧シリンダにも圧油
を供給する必要があり、スイベルジョイントのポート数
が、4本増加するのである。
該ポート数の増加により、スイベルジョイントの高さ
が高くなり、該スイベルジョイントの固定を従来と同じ
固定方法で行うと、下部走行体と上部旋回体の間が大き
く間隔が開くこととなり、掘削機の車高を高くしてしま
うのである。
本発明は、機体高を高くしないように、スイベルジョ
イントの上部を旋回台から上方に突出しこの状態で、上
部旋回体の側とスイベルジョイントとの固定機構を改善
し、機体高が高くなるのを阻止したものである。
(ニ)課題を解決する手段 本発明の解決すべき課題は以上の如くであり、次に該
課題を解決する手段を説明する。
下部走行体に対して上部旋回体が水平方向に旋回し、
かつ、上部旋回体の前部に掘削作業機を枢着して、該掘
削作業機の後方に操縦部を、この操縦部の後部に座席及
び原動機を配置した掘削機において、旋回駆動装置の軸
受ケースとスイベルジョイントハブとの間に旋回係合部
を形成したものである。
また、軸受ケースの上下位置に別々の係合部を形成し
たものである。
(ホ)実施例 本発明の解決すべき課題及び解決する手段は以上の如
くであり、次に添付の図面に示した実施例の構成を説明
する。
第1図は掘削機の側面図、第2図は同じく平面図であ
る。
本発明の掘削機は、小型の掘削機であり、下部に下部
走行体Dとしてのクローラ装置18L・18Rを配置してお
り、一端に排土板Hを上下動可能に配置している。また
該下部走行体Dの上部に旋回台軸受装置を介装して、上
部旋回体Fを旋回可能に支持している。
該上部旋回体Fの前端に掘削作業機Aを枢支し、該掘
削作業機Aの後部に操縦部Bを立設し、後部の上部旋回
体Fの上に原動機Eを設置し、該原動機Eの上方の位置
に座席Cを載置している。
本発明の掘削機は、上記構成において、クローラ装置
18L・18Rを左右別々に上下して、傾斜地における安定し
た走行を可能としているのである。
第3図はクローラ装置18L・18Rによる車高調節装置を
示す後面断面図である。
クローラ装置18L・18Rはトラックフレーム24・24によ
り張架されており、該トラックフレーム24・24と、走行
台フレーム14・14との間に、上下2本ずつのクローラ支
持アーム22.21が枢支されている。該クローラ支持アー
ム22L・21Rによりトラックフレーム24・24を、走行台フ
レーム14に支持した状態で、左右の車高調節シリンダ20
L・20Rによりクローラ装置18L・18Rを上下可能としてい
る。
本発明は、従来の掘削機においては無かった車高調節
シリンダ20L・20Rの部分が、旋回台軸受よりも下側に配
置されたことにより、スイベルジョイントのポートの数
が2本増加したものである。
故に、スイベルジョイントがポート2本分だけ上方に
突出されるので、そのままに旋回台10と走行台フレーム
14の間に介装すると、機体高が更に高くなってしまうの
である。
本発明はこの不具合いを解消すべく構成したものであ
る。
第4図は車高調節シリンダ20L・20Rが付設された掘削
機に於けるスイベルジョイントの支持機構を示す側面断
面図、第5図は軸受ケース5とスイベルジョイントハブ
4の係合部を示す平面図、第6図は車高調節シリンダ20
L・20Rを設けずに車高調節を不可能とした場合の軸受ケ
ース5とスイベルジョイントハブ2の係合部の平面図、
第7図は同じく側面断面図である。
第4図・第5図において、車高調節可能形の掘削機に
おけるスイベルジョイントの構成を説明する。
該スイベルジョイントハブ4と、スイベルジョイント
軸3により構成されており、該スイベルジョイント軸3
は取付フランジ16により、走行台フレーム14間に架設し
た固定座17の上に固定している。そして該スイベルジョ
イント軸3の内部には、受継油路が穿設されており、ス
イベルジョイント軸3の下端にパイプ継手が10本配置さ
れているので、左右のクローラ装置18L・18Rの油圧モー
ターと、車高調節シリンダ20L・20Rと、排土板Hの油圧
シリンダとに圧油を供給している。
またスイベルジョイントハブ4の外周からも、パイプ
継手15が10本突出されており、該パイプ継手15に油圧パ
イプが連結され、操縦部Bに設けた油圧制御弁のポート
に連結されている。従来の技術においては、該スイベル
ジョイントハブの部分を、旋回台10に直接に固定してい
たのである。
本発明は該スイベルジョイントハブ4を旋回台10に固
定することなく、スイベルジョイントハブ4の蓋体4bの
部分に係合凹部4aを設け、該係合凹部4aに、軸受ケース
5の側に設けた係合凸部5aを嵌入しているのである。
該軸受ケース5は、旋回油圧モータ1を載置し、モー
タ軸7を軸受支持する鋳物部品であり、旋回台10の上に
固定されている。該軸受ケース5の一部に係合凸部5aと
係合凹部5bを設けているのである。
係合凸部5aは車高調節可能な掘削機において、スイベ
ルジョイントが上下に高くなった場合に用いるものであ
り、係合凹部5bは車高調節不可能の型の掘削機におい
て、スイベルジョイントが短くなった場合において用い
るのである。
旋回台10の下部に旋回台軸受アウタ11が固定されてお
り、該旋回台軸受アウタ11と旋回台軸受インナ13との間
に、軸受ボール12が介装されている。
該旋回台軸受インナ13の部分が走行台フレーム14に固
定されており、旋回油圧モータ1のモータ軸7を回転す
ることにより、先端の駆動ギア6が回転し、該駆動ギア
6により旋回台10と軸受ケース5と、スイベルジョイン
トハブ4が同時に走行台フレーム14に対して回転するの
である。
以上のような構成において、車高調節を可能とした構
成の場合には、スイベルジョイントハブ4の上端が高い
ので、該スイベルジョイントハブ4の蓋体4bに設けた係
合凹部4aの部分に、軸受ケース5の上部に設けた係合凸
部5aの部分を係合して、スイベルジョイントハブ4の回
転を停止しているのである。
そして車高調節を行なわない掘削機の場合には、第6
図・第7図に示す如く、スイベルジョイントハブ2の高
さが低いので、上部の蓋体2aの部分に係止ピン9を嵌挿
し、該係止ピン9の先端を軸受ケース5の下側の係合凹
部5bに係合可能に構成しているのである。
(ヘ)発明の効果 本発明は以上の如く構成したので次のような効果を奏
するのである。
請求項(1)の如く、旋回駆動装置の軸受ケースとス
イベルジョイントハブとの間に旋回係合部を形成したの
で、従来の如くスイベルジョイントハブ4と旋回台10の
間に係合部を構成すると、スイベルジョイントハブ4の
周囲に連結する油圧パイプの取付に大きく制限を受ける
のである。
しかし本発明の如く、スイベルジョイントハブ4と軸
受ケース5の間に係合部を構成することにより、油圧パ
イプを自由に連結することが出来るのである。
また、従来の如く固定していた場合に、スイベルジョ
イントハブ4の周囲にブラケットを設け、旋回台10から
もブラケットを突出する必要があったのであるが、本発
明の如く構成することにより、軸受ケース5と蓋体4bが
これを兼用するので、別にブラケットが必要無くなった
のである。
また旋回油圧モータ1と軸受ケース5を旋回中心に接
近して配置することが出来るので、旋回機構をコンパク
トに構成することが出来たのである。
請求項(2)の如く、軸受ケースの上下位置に別々の
係合部を形成したので、軸受ケース5に設けた係合凸部
5aと係合凹部5bにより、スイベルジョイントハブの長短
に対応することが可能であり、またスイベルジョイント
のポート数の多寡にも対応することが簡単に出来るので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は掘削機の側面図、第2図は同じく平面図、第3
図はクローラ装置18L・18Rを上下調節可能とした機構の
後面断面図、第4図は車高調節シリンダ20L・20Rが付設
された掘削機におけるスイベルジョイントの支持機構を
示す側面断面図、第5図は軸受ケース5とスイベルジョ
イントハブ4の係合部を示す平面図、第6図は車高調節
シリンダ20L・20Rを設けずに車高調節を不可能とした場
合の軸受ケース5とスイベルジョイントハブ2の係合部
の平面図、第7図は同じく側面断面図である。 1……旋回油圧モータ 2,4……スイベルジョイントハブ 4a……係合凹部 4b……蓋体 3……スイベルジョイント軸 5……軸受ケース 5a……係合凸部 5b……係合凹部 6……駆動ギア 7……モータ軸 9……係止ピン

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部走行体に対して上部旋回体が水平方向
    に旋回し、かつ、上部旋回体の前部に掘削作業機を枢着
    して、該掘削作業機の後方に操縦部を、この操縦部の後
    部に座席及び原動機を配置した掘削機において、旋回駆
    動装置の軸受ケースとスイベルジョイントハブとの間に
    旋回係合部を形成したことを特徴とする掘削機の旋回装
    置。
  2. 【請求項2】請求項(1)において、軸受ケースの上下
    位置に別々の係合部を形成したとを特徴とする掘削機の
    旋回装置。
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