JP2002212977A - 旋回作業機 - Google Patents

旋回作業機

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JP2002212977A
JP2002212977A JP2001012424A JP2001012424A JP2002212977A JP 2002212977 A JP2002212977 A JP 2002212977A JP 2001012424 A JP2001012424 A JP 2001012424A JP 2001012424 A JP2001012424 A JP 2001012424A JP 2002212977 A JP2002212977 A JP 2002212977A
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JP
Japan
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counterweight
swivel
turning
swivel base
backhoe
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Application number
JP2001012424A
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English (en)
Inventor
Shiro Watanabe
史郎 渡辺
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/18Counterweights

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 旋回台の後端部の旋回半径を小さくすること
と、作業時の安定性を図ることとを両立できるバックホ
ーを提供する。 【解決手段】 走行装置2上に、旋回台7を上下方向の
軸心回りに旋回自在に設け、この旋回台7の前部に作業
装置を設け、旋回台7の後部に作業装置との重量バラン
スを図るカウンタウエイト9を備えた旋回作業機におい
て、前記カウンタウエイト9を前後位置調整自在に支持
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックホー等の旋
回作業機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、バックホーは、クローラ式走行装
置上に旋回台を上下方向の軸心回りに回転自在に支持
し、この旋回台の前部に、ブーム、アーム、バケット等
からなる掘削装置を設けている。また、旋回台の後部
は、前部の掘削装置との重量バランスを図るためのカウ
ンタウエイトで構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】掘削装置での作業時に
おいて、安定性を確保するには、カウンタウエイトをで
きるだけ後方に位置させるのがよいが、カウンタウエイ
トを後方に位置させるにつれて、旋回台の後端部の旋回
半径が大きくなるので、旋回台を旋回させたときに、カ
ウンタウエイトが周囲のものに接触する確率が大きくな
る。すなわち、旋回台の後端部の旋回半径を小さくする
ことと、安定性を確保することとは、バックホーにあっ
ては、どちらも重要事項であるが、技術的には、相反す
る内容であり、一方を優先すると、他方が犠牲になるこ
ととなる。
【0004】また、バックホーにあっては、旋回台の後
部側にエンジンが搭載されているが、このエンジンをメ
ンテナンスするのに、(特に、小型のバックホーで
は、)前記カウンタウエイトが邪魔物であるという問題
もある。また、カウンタウエイトを大きくすると、バッ
クホー全体としての重量アップとなる。そこで、本発明
は、前記問題点に鑑みて、旋回台の後端部の旋回半径を
小さくすることと、作業時の安定性を図ることとを両立
できる旋回作業機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明が技術的課題を解
決するために講じた技術的手段は、走行装置上に、旋回
台を上下方向の軸心回りに旋回自在に設け、この旋回台
の前部に作業装置を設け、旋回台の後部に作業装置との
重量バランスを図るカウンタウエイトを備えた旋回作業
機において、前記カウンタウエイトを前後位置調整自在
に支持したことを特徴とする。また、旋回台上の後部に
は、エンジンを覆うボンネットが設けられ、このボンネ
ットの下端とカウンタウエイト上面側との間をシールす
るシール材が設けられており、カウンタウエイトを後方
側に位置調整したときであっても、ボンネットの下端と
カウンタウエイト上面側との間がシールされている状態
であるのがこのましい。
【0006】また、カウンタウエイトの左右両側には、
旋回台の後部左右両側を構成するプロテクタが固定状に
設けられ、左右のプロテクタによってカウンタウエイト
が前後方向にガイドされているのがよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図面は旋回作業機として例示する
バックホー1を示しており、図3において、このバック
ホー1は、下部の走行装置2と、上部の旋回体3と、該
旋回体3に備えられた掘削装置(作業装置)4等とから
主構成されている。なお、以下、バックホー1の走行方
向(図3の左右方向)を前後方向といい、この前後方向
に直交する横方向(図3の紙面貫通方向)を左右方向と
いう。
【0008】図3に示すように、走行装置2は、トラッ
クフレームTの左右両側に、ゴム製履帯を有するクロー
ラ式走行体5を備え、これら左右の走行体5を走行モー
タMで駆動するようにしたクローラ式走行装置が採用さ
れている。また、この走行装置2の前部には、油圧シリ
ンダによって上下揺動可能とされたドーザ6が設けられ
ている。旋回体3は、例えば、走行装置2のトラックフ
レームTの左右方向中央部に設けた旋回ベアリング8
に、その底部が上下方向の旋回軸心X回りに回動自在に
支持された旋回台7と、この旋回台7に搭載されたエン
ジン21、ラジエータ26、作動油タンク24等の機器
と、エンジン21等の機器を覆うボンネット20と、運
転席41と、この運転席41等を上から覆うキャノピ4
2とを備えている。
【0009】旋回台7は、旋回基板31上に板材等を溶
接等によって固定して構成された、骨格となる旋回フレ
ームを備え(図1〜図3参照)、旋回台7後部の左右方
向中央部を構成すると共に旋回台7の前部の掘削装置4
等との重量バランスを図るカウンタウエイト9を旋回基
板31に支持すると共に、旋回台7後部の左右両側を構
成する左右のプロテクタ10L,10Rを旋回基板31
に固定し、さらに、旋回フレームの左右側面、前面及び
上面の適宜個所をカバー部材で覆うことで主構成されて
いる。
【0010】なお、前記左右のプロテクタ10L,10
Rは硬質の樹脂又は金属等の材料で形成され、旋回台7
の後部を保護するものであるが、このプロテクタ10
L,10Rを重量物で構成して、ウエイトとしての機能
をもたせるのがよい。旋回台7(旋回基板31)の前部
には、掘削装置4を支持する支持ブラケット11が設け
られ、この支持ブラケット11に、旋回台7の内部に設
けた油圧シリンダによって上下軸回りに左右揺動自在に
枢着されるスイングブラケット12が支持されている。
【0011】前記掘削装置4は、基部がスイングブラケ
ット12に揺動自在に枢着されたブーム14と、このブ
ーム14の先端側に揺動自在に枢着されたアーム15
と、アーム15の先端側にスクイ・ダンプ自在に取付け
られたバケット16とを備えてなり、ブーム14はブー
ムシリンダ17によって揺動され、アーム15はアーム
シリンダ18によって揺動され、バケット16はバケッ
トシリンダ19によってスクイ・ダンプ動作可能とされ
ている。図4及び図5に示すように、エンジン21はそ
のクランク軸心が左右方向を向くように旋回台7の後部
に横向きに配置され、このエンジン21の左側に各種油
圧機器に圧油を供給するための油圧ポンプ23が直結さ
れ、エンジン21の右側にラジエータ26が配置され、
ラジエータ26の前方には、油圧機器駆動用の作動油を
貯留する作動油タンク24及びバックホー1に備えられ
た油圧機器を制御する制御弁を一方向に並設して一体化
されたコントロールバルブ25が設けられている。
【0012】ボンネット20は、主に、エンジン21等
を覆う主ボンネット28と、主に、作動油タンク24、
コントロールバルブ25及びラジエータ26を覆う側部
ボンネット29とから主構成されている。主ボンネット
28は、旋回台7に前部側の固定ボンネット28Aと、
後部側の開閉ボンネット28Bとから構成されており、
固定ボンネット28Aは旋回台7に固定されており、開
閉ボンネット28Bは、その上壁前部側が旋回フレーム
に立設された支持フレームに左右方向の軸心回りに上下
揺動自在に支持されていて、開閉自在とされている。
【0013】また、開閉ボンネット28Bは、カウンタ
ウエイト9及びプロテクタ10L,10Rの形状に沿う
ように形成されていると共に、該開閉ボンネット28B
の下端には、開閉ボンネット28B下端とカウンタウエ
イト9及び左右プロテクタ10L,10Rの上面との間
をシールするシール材30が設けられ、開閉ボンネット
28Bを閉じた状態で、前記シール材30がカウンタウ
エイト9及び左右プロテクタ10L,10Rの上面に接
当している。カウンタウエイト9は、図1及び図2に示
すように、前後方向に伸縮自在な支持部材32によって
支持されている。
【0014】支持部材32は、左右一対設けられてお
り、前後方向に配置されていて旋回基板31側に固定さ
れた固定筒33と、この固定筒33に前後方向摺動自在
に内嵌された可動体34とから構成され、可動体34の
後端側にカウンタウエイト9が固定されており、これに
よって、カウンタウエイト9が前後移動自在に支持され
ている。また、カウンタウエイト9は、左右のプロテク
タ10L,10Rによって挟まれており、この左右のプ
ロテクタ10L,10Rによって、カウンタウエイト9
が前後方向に移動自在にガイドされるように構成されて
いる。
【0015】なお、カウンタウエイト9は、左右一対の
支持部材32によって前後移動可能に支持されているの
で、特に、左右のプロテクタ10L,10Rによって、
カウンタウエイト9が前後方向に移動自在にガイドされ
るようになっていなくてもよい。また、左右の支持部材
32間には、油圧シリンダからなる調整シリンダ35が
前後方向に配置され、例えば、この調整シリンダ35の
シリンダチューブ35Aは旋回基板31側に取り付けら
れ、ピストンロッド35Bの先端側はカウンタウエイト
9側に取り付けられている。
【0016】したがって、調整シリンダ35を伸縮させ
ることにより、カウンタウエイト9が前後方向に位置調
整可能とされている。そして、例えば、狭い現場では、
カウンタウエイト9を、図2に示すように、前方側に位
置調整した状態に調整すると、旋回台7後端部の旋回半
径が小さくなるので、狭い現場での作業(旋回)に有利
である。また、スペースのある現場での作業や吊り下げ
作業等をする場合は、図1に示すように、後方側に位置
調整した状態で作業することにより、安定した作業が行
える。
【0017】また、カウンタウエイト9を後方側に位置
させることにより、エンジン21回りのスペースが広く
なるので、開閉ボンネット28Bを開いて、エンジン2
1等を点検する際において、エンジン21等へのアクセ
スが容易となり、メンテナンス性が向上する。なお、調
整シリンダ35を操作する操作レバーは運転席41の近
傍に設けられるのが好ましい。図6は他の実施の形態を
示しており、前記実施の形態と異なる点は、調整シリン
ダが設けられていない点と、調整シリンダの代わりに支
持部材32の伸縮を固定する固定手段36として、固定
筒33及び可動体34を貫通するボルト及びナットによ
って構成されている点であり、その他の構成は前記実施
の形態と略同様である。
【0018】前記各実施の形態のバックホー1は、いわ
ゆる後方小旋回タイプのもので、例えば、カウンタウエ
イト9を、図2に示す、前方側に位置調整した状態で、
旋回体3(旋回台7)の後面が、旋回しても走行装置2
の車幅からはみ出ないように平面視略円弧状に形成され
ている。すなわち、旋回体3が旋回したとき、この旋回
体3の後面が描く旋回軌跡が左右クローラ走行体5の左
右幅内に収まるようになっている。なお、本実施の形態
では、旋回作業機1として、後方小旋回型のバックホー
を例示しているが、超小旋回型又は標準型のバックホー
であってもよく、また、バックホー以外の旋回作業機に
本発明を採用してもよい。
【0019】また、本発明は前記実施の形態のものに限
定されることはなく、左右のプロテクタと中央部のウエ
イトとを一体化して、カウンタウエイトを構成し、この
カウンタウエイトを前後に位置調整自在に支持するよう
にしてもよいが、そうすると、カウンタウエイトを後方
側に位置調整した場合に、旋回台7の側面をカバーする
カバー部材との間に隙間が生じることとなり、この対策
が必要となる。また、左右のプロテクタと中央のウエイ
トとでカウンタウエイトを構成し、中央のウエイトを前
後に位置調整可能とするようにしてもよい(すなわち、
カウンタウエイトを、3分割して、左右両側の側部ウエ
イトと左右方向中央部の中央ウエイトとから構成し、中
央ウエイトを前後に位置調整可能とする)。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、カウンタウエイトを前
後位置調整自在に支持しており、比較的スペースのある
現場での作業時にあっては、カウンタウエイトを後方側
に位置調整させることにより、作業の安定性を向上させ
ることでき、また、狭い作業現場での作業時等にあって
は、カウンタウエイトを前方側に位置調整することによ
り、旋回台を旋回させたときに、旋回台後端部が小さい
旋回半径で旋回することとなり、狭い現場での作業等に
有利である。
【0021】また、旋回台の後部にエンジンが搭載され
ているものにあっては、カウンタウエイトを後方側に位
置させておくことにより、エンジンのメンテナンス性が
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】カウンタウエイトを後方側に位置調整した場合
の旋回台の平面概略構成図である。
【図2】カウンタウエイトを前方側に位置調整した場合
の旋回台の平面概略構成図である。
【図3】バックホーの全体側面図である。
【図4】旋回体の側面断面図である。
【図5】旋回体の平面図である。
【図6】他の実施の形態に係る旋回台の平面概略構成図
である。
【符号の説明】
1 旋回作業機(バックホー) 2 走行装置 4 作業装置(掘削装置) 7 旋回台 9 カウンタウエイト 10L プロテクタ 10R プロテクタ 21 エンジン 20 ボンネット 30 シール材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置上に、旋回台を上下方向の軸心
    回りに旋回自在に設け、この旋回台の前部に作業装置を
    設け、旋回台の後部に作業装置との重量バランスを図る
    カウンタウエイトを備えた旋回作業機において、 前記カウンタウエイトを前後位置調整自在に支持したこ
    とを特徴とする旋回作業機。
  2. 【請求項2】 旋回台上の後部には、エンジンを覆うボ
    ンネットが設けられ、このボンネットの下端とカウンタ
    ウエイト上面側との間をシールするシール材が設けられ
    ており、カウンタウエイトを後方側に位置調整したとき
    であっても、ボンネットの下端とカウンタウエイト上面
    側との間がシールされている状態であることを特徴とす
    る請求項1に記載の旋回作業機。
  3. 【請求項3】 カウンタウエイトの左右両側には、旋回
    台の後部左右両側を構成するプロテクタが固定状に設け
    られ、左右のプロテクタによってカウンタウエイトが前
    後方向にガイドされていることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の旋回作業機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114604785A (zh) * 2022-05-11 2022-06-10 徐州重型机械有限公司 工程机械的平衡重机构、工程机械及平衡重机构变位方法

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