JPH0732170Y2 - 軌道用作業機 - Google Patents

軌道用作業機

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JPH0732170Y2
JPH0732170Y2 JP1990118264U JP11826490U JPH0732170Y2 JP H0732170 Y2 JPH0732170 Y2 JP H0732170Y2 JP 1990118264 U JP1990118264 U JP 1990118264U JP 11826490 U JP11826490 U JP 11826490U JP H0732170 Y2 JPH0732170 Y2 JP H0732170Y2
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JP
Japan
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vertical movement
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movement cylinder
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JP1990118264U
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Inventor
晴夫 五十嵐
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新潟コベルコ建機株式会社
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は例えば鉄道線路及びその周囲の補修作業等に用
いられる軌道用作業機に関するものである。
[従来の技術] 従来この種の軌道用作業機として、ショベル系掘削機構
等をもつ作業機体に地上走行用の履帯及び軌条走行用の
車輪を備えたものが知られている。
しかして例えばショベル作業時は車輪を上下動用シリン
ダにより上昇位置させるとともに上記履帯を両側二本の
軌条の側方の地上に載せ、この状態で例えば掘削作業や
鉄道線路の道床交換作業等を行い、また場所移動等のた
め軌条上を走行する時は上下動用シリンダにより上記車
輪を下降動作して軌条上に載架すると共に履帯を地上か
ら離し、この状態で車輪を駆動して軌条走行するように
構成されている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら上記従来構造の場合、軌条上を走行する時
は上下動用シリンダにより車輪を下降動作し、車輪を軌
条上に載架して走行する構造となっており、この上下動
用シリンダは例えば油圧シリンダが採用され、油圧シリ
ンダ等には本来的な故障以外の油漏れ、液漏れ現象が不
可避的に存在し、このため走行時に作業機体が降下して
軌条等に作業機体の底面等が接触するおそれがあり、こ
のため作業機体が大きな慣性力をもって走行しているだ
けに大きな事故を引き起こすおそれがあるという不都合
を有している。
[課題を解決するための手段] 本考案はこのような不都合を解決することを目的とする
もので、その要旨は、ショベル系掘削機構2をもつ作業
機体1に地上走行用の履帯5及び軌条走行用の車輪6を
備えて成り、上記作業機体1の走行方向前後位置に揺動
部材8を上枢着部9により上下揺動可能に枢着し、該揺
動部材8に上記車輪6を配設し、作業機体1と該揺動部
材8との間に上下動用シリンダ10を機体側枢着部11及び
下枢着部12により枢着架設し、該上下動用シリンダ10の
最大突出動作時において該車輪6は上昇位置して地上か
ら離れて上記履帯5が接地すると共に該上下動用シリン
ダ8の最小縮小動作時において該車輪6は下降位置して
軌条上に載架されて履帯5は地上から浮上動作するよう
に設け、該上下動用シリンダ10の最小縮小動作時におい
て該車輪6の車軸6aの中心を前記上枢着部9よりも上記
機体側枢着部11側に配置して構成したことを特徴とする
軌道用作業機にある。
[作用] 車輪6を備える揺動部材8は作業機体1の走行方向前後
位置に上枢着部9により上下揺動可能に枢着され、かつ
作業機体1と該揺動部材8との間に上下動用シリンダ10
が機体側枢着部11及び下枢着部12により枢着架設されて
おり、この上下動用シリンダ10の最小縮小動作時におい
て車輪6の車軸6aの中心は前記上枢着部9よりも上記機
体側枢着部11側に配置されている。
[実施例] 第1図乃至第5図は本考案の実施例を示、1は作業機体
であって、下部走行機体1aと上部旋回機体1bからなり、
上部旋回機体1bは下部走行機体1aに旋回軸1c中心で旋回
動作可能に設けられ、この場合ショベル2aを有するショ
ベル系掘削機構2を備え、下部走行機体1aの左右両側に
支持部材3を配設し、各支持部材3に履帯機体4を配設
し、履帯機体4に図示省略の油圧モータを配設し、この
油圧モータと下部走行機体1aに設けた油圧ポンプとを油
圧ホースにより接続し、履帯機体4に地上走行用の履帯
5、この場合ゴムクローラを掛回して構成している。
6は車輪であって、この場合上記作業機体1の走行方向
前後位置に取付板7を突設し、取付板7に揺動部材8を
軸からなる上枢着部9により上下揺動可能に枢着し、作
業機体1の底部と揺動部材8との間に油圧シリンダたる
上下動用リンダ10を枢着架設し、この場合作業機体1に
上下動用シリンダ10の基部をピンたる機体側枢着部11に
より枢着して突設し、上下動用シリンダ10のロッド10a
を揺動部材8に軸たる下枢着部12により枢着し、かつ上
下動用シリンダ10の最小縮小動作時において車輪6の車
軸6aの中心を前記上枢着部9よりも例えば距離L分だ
け、機体側枢着部11側に配置し、図示省略の油圧モータ
により駆動される軌条走行用の車輪6を揺動部材8にて
取付て構成している。
この実施例は上記構成であるから、例えばショベル作業
時は第5図の如く上下動用シリンダ10のロッド10aを伸
長させることにより揺動部材8を上枢着部9を中心にし
て上向き揺動させ、車輪6を上昇位置させるとともにこ
れにより作業機体1を降下させて上記履帯5を両側二本
の軌条13の側方の地上Sに載せ、この状態で例えば掘削
作業や鉄道線路の道床交換作業等を行い、また場所移動
等のため軌条13上を走行する時は第1乃至第4図の如く
上下動用シリンダ10のロッドを縮小させることにより揺
動部材8を上枢着部9を中心として下向きに揺動し、上
記車輪6を下降動作して軌条13上に載架し、これにより
作業機体1を上昇させて履帯5を地上から離し、この状
態で車輪6を駆動して軌条走行することになる。
このとき上下動用シリンダ10の最小縮小動作時において
車輪6の車軸6aの中心を前記上枢着部9よりも例えば距
離L分だけ、機体側枢着部11側に配置して構成されてい
るため、作業機体1の重量等による揺動部材8の上向き
揺動動作を防ぐことができ、このため例えば不可避的に
存在する油漏れがあったとしてもこれによる作業機体1
の降下を防ぐことができ、軌条走行時の安全性を高める
ことができ、かつ揺動部材8の下向き揺動動作は上下動
用シリンダ10が最小縮小動作状態であるためこの下向き
動作も防ぐことができる。
尚、上記上下動用シリンダは油圧シリンダを用いた構造
となっているが、他のシリンダ機構を採用することもで
き、適宜変更して設計される。
[考案の効果] 本考案は上述の如く、ショベル系掘削機構2をもつ作業
機体1に地上走行用の履帯5及び軌条走行用の車輪6を
備えて成り、上記作業機体1の走行方向前後位置に揺動
部材8を上枢着部9により上下揺動可能に枢着し、揺動
部材8に上記車輪6を配設し、作業機体1と該揺動部材
8との間に上下動用シリンダ10を機体側枢着部11及び下
枢着部12により枢着架設し、上下動用シリンダ10の最大
突出動作時において該車輪6は上昇位置して地上から離
れて上記履帯5が接地すると共に上下動用シリンダ8の
最小縮小動作時において車輪6は下降位置して軌条上に
載架されて履帯5は地上から浮上動作することができ、
この際、上下動用シリンダ10の最小縮小動作時において
車輪6の車軸6aの中心を前記上枢着部9よりも上記機体
側枢着部11側に配置して構成したから、作業機体1の重
量等による揺動部材8の上向き揺動動作を防ぐことがで
き、このため例えば不可避的に存在する油漏れがあった
としてもこれによる作業機体1の降下を防ぐことがで
き、軌条走行時の安全性を高めることができ、かつ揺動
部材8の下向き揺動動作は上下動用シリンダ10が最小縮
小動作状態であるためこの下向き動作も防ぐことがで
き、作業の安全性を高めることができる。
以上の如く、所期の目的を充分達成することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は全体側
面図、第2図はその後面図、第3図はその部分拡大後面
図、第4、5図はその部分横面図である。 1……作業機体、2……ショベル系掘削機構、5……履
帯、6……車輪、6a……車軸、8……揺動部材、9……
上枢着部、10……上下動用シリンダ、11……機体側枢着
部、12……下枢着部、13……軌条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ショベル系掘削機構2をもつ作業機体1に
    地上走行用の履帯5及び軌条走行用の車輪6を備えて成
    り、上記作業機体1の走行方向前後位置に揺動部材8を
    上枢着部9により上下揺動可能に枢着し、該揺動部材8
    に上記車輪6を配設し、作業機体1と該揺動部材8との
    間に上下動用シリンダ10を機体側枢着部11及び下枢着部
    12により枢着架設し、該上下動用シリンダ10の最大突出
    動作時において該車輪6は上昇位置して地上から離れて
    上記履帯5が接地すると共に該上下動用シリンダ8の最
    小縮小動作時において該車輪6は下降位置して軌条上に
    載架されて履帯5は地上から浮上動作するように設け、
    該上下動用シリンダ10の最小縮小動作時において該車輪
    6の車軸6aの中心を前記上枢着部9よりも上記機体側枢
    着部11側に配置して構成したことを特徴とする軌道用作
    業機。
JP1990118264U 1990-11-10 1990-11-10 軌道用作業機 Expired - Fee Related JPH0732170Y2 (ja)

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JPH0474105U JPH0474105U (ja) 1992-06-29
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006256437A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 軌道走行可能な作業車両のガイド輪昇降機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006256437A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 軌道走行可能な作業車両のガイド輪昇降機構

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JPH0474105U (ja) 1992-06-29

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