JPS6342028Y2 - - Google Patents

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JPS6342028Y2
JPS6342028Y2 JP1984003553U JP355384U JPS6342028Y2 JP S6342028 Y2 JPS6342028 Y2 JP S6342028Y2 JP 1984003553 U JP1984003553 U JP 1984003553U JP 355384 U JP355384 U JP 355384U JP S6342028 Y2 JPS6342028 Y2 JP S6342028Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
safety switch
transmission housing
main clutch
cover body
transmission
Prior art date
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Expired
Application number
JP1984003553U
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English (en)
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JPS60115718U (ja
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Publication date
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Priority to JP1984003553U priority Critical patent/JPS60115718U/ja
Publication of JPS60115718U publication Critical patent/JPS60115718U/ja
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Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、エンジンに直結した主クラツチハウ
ジングとミツシヨンケースとを伝動ハウジングで
連結し、前記伝動ハウジングの上方に運転部を設
けてある農用トラクタに関する。
一般に農用トラクタに於て、エンジンの始動は
主クラツチを切つて行うのが普通であつて、それ
は、主クラツチを切る事によつてエンジンの始動
負荷を小さくし、又、トラクタがエンジン始動と
同時に発進してしまうのを防止するためであつ
た。そして、現在はほとんどの農用トラクタにお
いてエンジンの始動時に確実に主クラツチを切つ
ておくため、主クラツチの切り状態を電気的に検
出し、主クラツチが切り状態の時のみ、エンジン
スタータの駆動が可能に構成されている。詳述す
ると主クラツチの切り状態の検出手段は、主クラ
ツチハウジングのクラツチ操作の揺動アーム等に
連動するよう配設されたスイツチによつて為され
ていたのであり、又、農用トラクタのステツプ
は、伝動ハウジングの側部から略水平に張り出す
よう配設され、前述の揺動アームとスイツチの連
動系はステツプ上方に位置し、かつ、連動系はス
テツプ上から調節が可能であつた反面、上方及び
側方から泥や水が降りかかりやすく、作動不良が
生じ易い問題があつた。
又、最近、農用トラクタにおいては運転部での
居住性を向上させるために、伝動系からの騒音を
遮断する要望が高まつている。
そこで、例えば実公昭55−38747号公報に記載
されているように、伝動系の全体を防音用カバー
体で包み込み、この防音用カバー体の中に安全ス
イツチを内装して、安全スイツチへの水や泥の降
りかかりを防止し、同時に伝動騒音をも遮断して
しまうことが考えられるが、防音用カバー体の下
面が機体下方に突出して走行面の突出部と接触し
易い欠点があるとともに、防音用カバーを取外し
て安全スイツチを点検整備しなければならず、メ
ンテナンスに手間がかかる欠点がある。
本考案は上記実情に鑑みて為されたものであつ
て、防音用カバー体の導入によつて伝動騒音を遮
断するとともに、この防音構造を有効に利用し
て、安全スイツチに水や泥が降りかかりにくいも
のでありながら、防音用カバー体が機体下方に突
出せず、しかも、安全スイツチに対する点検整備
も容易に行えるようにすることに目的を有する。
本考案の特徴は、前記伝動ハウジングの横側部
上縁近くにエンジン始動用の安全スイツチを、ブ
ラケツトを介してその操作方向が上下方向に沿う
姿勢で取付けて、この安全スイツチを前記伝動ハ
ウジングの上方を覆う上向き壁部と前記横側部を
覆う横向き壁部とステツプの上面を形成するステ
ツプ部とを備えた防音用カバー体で覆い、前記伝
動ハウジングの横側部と前記防音用カバー体の横
向き壁部との間に前記安全スイツチが内装される
状態で機体下方に向けて開放される空間を形成す
るとともに、主クラツチ操作機構の操作に連動し
て前記安全スイツチを下側から操作する操作具を
前記空間内に入り込ませて設けてある点にあり、
その作用効果は次の通りである。
即ち、伝動ハウジングの上方と横側部とを防音
用カバー体で覆つてあるので、伝動ハウジングか
らの騒音が運転部側に伝わりにくく、更に、この
防音用カバー体に備えさせたステツプ部によつて
走行面側からの騒音が運転部側に伝わりにくく、
防音用カバー体を機体下面側に突出させることな
く運転部に伝動騒音が伝わるのを極力防止でき
る。
そして、防音用カバー体と伝動ハウジングとの
間に形成される空間内に安全スイツチを設けて、
この安全スイツチに水や泥が降りかかるのを防止
するものであるが、殊に本考案においては、 安全スイツチの内装されている空間が機体下
方に向けて開放されているから、安全スイツチ
の整備点検を機体下面側から容易に行える。
伝動ハウジングの横側部上縁近くという空間
上側の奥まつた位置に安全スイツチを取付けて
いるから、空間下側から侵入した水や泥の降り
かかりや草やワラ屑等の付着の機会が少ない。
安全スイツチをその操作方向が上下方向に沿
う姿勢で取付け、この安全スイツチを下側から
操作する操作具をこの空間内に入り込ませてあ
るので、空間の左右横巾を挟くすることがで
き、走行面側からの水や泥が空間の奥まで侵入
しにくく、草やワラ屑等も入り込みにくい。
上記、、の作用により、運転部への伝動
騒音の侵入を防止する防音構造を有効利用して、
安全スイツチへの水や泥の降りかかり並びに草や
ワラ屑等の付着を効果的に防止できるものであり
ながら、この安全スイツチの点検整備も容易に行
えるに至た。
次に本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図に示すように、機体前部にエンジン1、
このエンジン1の後面に主クラツチハウジング
2、伝動ハウジング3、及びミツシヨンケース4
を順次連設し、ミツシヨンケース4の上部には油
圧シリンダ5で駆動昇降される左右一対のリフト
アーム6、機体の略中央部前記伝動ハウジング3
の上方には運転部7、が設けられ、機体前部には
左右一対の操向用前車輪8、前記ミツシヨンケー
ス4には左右一対の後車輪9、が駆動可能に取付
けられて農用トラクタが構成されている。そし
て、機体前部から運転部7前部に亘つてボンネツ
ト10が配設されるとともに、このボンネツト1
0に連らなるF.R.P.製の防音用カバー体12が機
体後部にまで延設されている。このカバー体12
は前記伝動ハウジング3、ミツシヨンケース4及
び後車輪9を上方から一連に覆う形状に成型され
るとともに、伝動ハウジング3の上方を覆う上向
き壁部12bと横側部3aを覆う横向き壁部12
aとを備えていて、この横向き壁部12aの下端
に連ねてステツプ11の上面を形成するステツプ
部11aが張出し連設されている。
第2図及び第3図に示すように、エンジン1の
出力は、クラツチデイスク13、プレツシヤプレ
ート14を介して伝動ハウジング3内の伝動軸1
5に伝えられる構成になつていて、この伝動の断
続は、主クラツチペダル16を操作することによ
つて、これに連動連結されたロツド17、揺動ア
ーム18、シフトフオーク19、レリーズハブ2
0を介して前記プレツシヤプレート14をクラツ
チデイスク13から離間あるいは圧接して為され
るものとなつている。
又、前記揺動アーム18には、この揺動アーム
の揺動域を規制するストツパー21が揺動アーム
18に固設されたボス22に螺合させてあり、ス
トツパー21は主クラツチハウジング2の後面に
接当することで機能し、螺合深さを調整すること
で揺動アーム18の揺動域が調節されるようにな
つている。又、揺動アーム18には更に、部材2
3が片持ち状に固設され、その遊端下面にはナツ
ト24が溶接固定され、これには上方からボルト
25を螺合させてエンジン始動用安全スイツチ2
6の操作具を構成してあり、このボルト25のボ
ルト頭が下側から圧接することによつて主クラツ
チ切り状態が検出可能なエンジン始動用安全スイ
ツチ26が伝動ハウジング3の横側部3a上縁近
くに固設したブラケツト27に取付けられてい
る。そして、前記スイツチ26は、前記防音用カ
バー体12の横向き壁部12aと伝動ハウジング
3の横側部3aとの間に形成される空間Sの内奥
上部に位置するよう、又、前記操作具、前記ロツ
ド17及び揺動アーム18は、前記防音用カバー
体12で覆われるよう配設されている。
又、前記ボルト25の下端にはボルトの直径方
向に溝部25aが形成され、機体下方からマイナ
スドライバーを係入させ回動させることによつ
て、前記スイツチ26に作用するタイミングが調
節される構造となつている。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る農用トラクタの実施例を示
し、第1図は全体側面図、第2図は主クラツチハ
ウジング及び伝動ハウジングの一部切欠き側面
図、第3図は第2図の−断面図である。 1……エンジン、2……主クラツチハウジン
グ、3……伝動ハウジング、4……ミツシヨンケ
ース、12……防音用カバー体、3a……横側
部、11……ステツプ、11a……ステツプ部、
12a……横向き壁部、12b……上向き壁部、
27……ブラケツト、26……スイツチ、S……
空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン1に直結した主クラツチハウジング2
    とミツシヨンケース4とを伝動ハウジング3で連
    結し、前記伝動ハウジング3の上方に運転部7を
    設けてある農用トラクタであつて、前記伝動ハウ
    ジング3の横側部3a上縁近くにエンジン始動用
    の安全スイツチ26を、ブラケツト27を介して
    その操作方向が上下方向に沿う姿勢で取付けて、
    この安全スイツチ26を前記伝動ハウジング3の
    上方を覆う上向き壁部12bと前記横側部3aを
    覆う横向き壁部12aとステツプ11の上面を形
    成するステツプ部11aとを備えた防音用カバー
    体12で覆い、前記伝動ハウジング3の横側部3
    aと前記防音用カバー体12の横向き壁部12a
    との間に前記安全スイツチ26が内装される状態
    で機体下方に向けて開放される空間Sを形成する
    とともに、主クラツチ操作機構の操作に連動して
    前記安全スイツチ26を下側から操作する操作具
    を前記空間S内に入り込ませて設けてあることを
    特徴とする農用トラクタ。
JP1984003553U 1984-01-14 1984-01-14 農用トラクタ Granted JPS60115718U (ja)

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JP1984003553U JPS60115718U (ja) 1984-01-14 1984-01-14 農用トラクタ

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JP1984003553U JPS60115718U (ja) 1984-01-14 1984-01-14 農用トラクタ

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Publication Number Publication Date
JPS60115718U JPS60115718U (ja) 1985-08-05
JPS6342028Y2 true JPS6342028Y2 (ja) 1988-11-04

Family

ID=30478286

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JP1984003553U Granted JPS60115718U (ja) 1984-01-14 1984-01-14 農用トラクタ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5538747U (ja) * 1978-09-04 1980-03-12

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6012940Y2 (ja) * 1974-10-24 1985-04-25 株式会社クボタ トラクタの始動安全装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5538747U (ja) * 1978-09-04 1980-03-12

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JPS60115718U (ja) 1985-08-05

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