JPS5855071Y2 - トラクタ− - Google Patents
トラクタ−Info
- Publication number
- JPS5855071Y2 JPS5855071Y2 JP18466382U JP18466382U JPS5855071Y2 JP S5855071 Y2 JPS5855071 Y2 JP S5855071Y2 JP 18466382 U JP18466382 U JP 18466382U JP 18466382 U JP18466382 U JP 18466382U JP S5855071 Y2 JPS5855071 Y2 JP S5855071Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fender
- speed change
- lever
- change operation
- gear shift
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、伝動ケースから車軸突出方向と同方向に突出
させた変速操作軸に対して、その変速操作軸の軸芯まわ
りで揺動自在に連設した変速操作レバーを、操縦座席と
車輪との間に配設したトラクターに関する。
させた変速操作軸に対して、その変速操作軸の軸芯まわ
りで揺動自在に連設した変速操作レバーを、操縦座席と
車輪との間に配設したトラクターに関する。
従来、この種のトラクターでは、変速操作レバーの案内
板を、操縦座席と、その側方に位置するフェンダ−の立
壁部分との間に設置して、案内板の上方に変速操作レバ
ーの握り部が位置するように構成されていたため、変速
操作レバーの握り部に搭座する操縦者に機体左右方向で
近接しすぎて、その揺動操作を行い難いという欠点があ
った。
板を、操縦座席と、その側方に位置するフェンダ−の立
壁部分との間に設置して、案内板の上方に変速操作レバ
ーの握り部が位置するように構成されていたため、変速
操作レバーの握り部に搭座する操縦者に機体左右方向で
近接しすぎて、その揺動操作を行い難いという欠点があ
った。
このような不都合を解消するために、前記変速操作レバ
ーをフェンダ−の機体内方側立壁部分および上面部分に
沿うように横外方へ屈曲させて、その握り部をフェンダ
−の左右横幅内に位置させることも考えられるが、この
ように構成すると、フェンダ−の握り部位置が高くなり
すぎて、やはり、その揺動操作が行い難いという欠点が
あった。
ーをフェンダ−の機体内方側立壁部分および上面部分に
沿うように横外方へ屈曲させて、その握り部をフェンダ
−の左右横幅内に位置させることも考えられるが、この
ように構成すると、フェンダ−の握り部位置が高くなり
すぎて、やはり、その揺動操作が行い難いという欠点が
あった。
本考案が解決しようとする技術的課題は、変速操作レバ
ーの形状、ならびにその変速操作レバーに対する案内溝
の設は方を工夫して、操縦座席に対する変速操作レバー
の握り部位置を、機体左右方向ならびに上下方向で最も
操作し易い適正な位置に定めることにある。
ーの形状、ならびにその変速操作レバーに対する案内溝
の設は方を工夫して、操縦座席に対する変速操作レバー
の握り部位置を、機体左右方向ならびに上下方向で最も
操作し易い適正な位置に定めることにある。
上記課題を解決するために講じた本考案の技術的手段は
、車輪を覆うフェンダ−の機体内方側の立壁部分に前記
変速操作レバーの挿通孔を、かつ、前記フェンダ−の水
平上面部分に前記変速操作レバーに対する案内溝を夫々
設け、さらに、前記フェンダ−の下面側における変速操
作レバーの作動範囲と車輪存在範囲とを区画する状態で
前記両部分にわたって補強板を設けたことである。
、車輪を覆うフェンダ−の機体内方側の立壁部分に前記
変速操作レバーの挿通孔を、かつ、前記フェンダ−の水
平上面部分に前記変速操作レバーに対する案内溝を夫々
設け、さらに、前記フェンダ−の下面側における変速操
作レバーの作動範囲と車輪存在範囲とを区画する状態で
前記両部分にわたって補強板を設けたことである。
上記の技術的手段によって生じる作用効果は次の通りで
ある。
ある。
■ フェンダ−の機体前側の立壁部分に変速操作レバー
の挿通孔を設け、水平上面部分に案内溝を設けたもので
あるから、つまり、言い換えれば、フエンダーの水平上
面部分よりも下側で変速操作レバーの一部をフェンダ−
内部に入り込ませた状態とすることにより、その握り部
を、フェンダ−の左右幅内に位置させて、操縦座席との
間に左右幅方向での距離を操作し易い適当位置まで充分
離間させることができ、しかも、その上下高さ位置も必
要以上に高く設定することなく適正な高さに定めやすい
ものである。
の挿通孔を設け、水平上面部分に案内溝を設けたもので
あるから、つまり、言い換えれば、フエンダーの水平上
面部分よりも下側で変速操作レバーの一部をフェンダ−
内部に入り込ませた状態とすることにより、その握り部
を、フェンダ−の左右幅内に位置させて、操縦座席との
間に左右幅方向での距離を操作し易い適当位置まで充分
離間させることができ、しかも、その上下高さ位置も必
要以上に高く設定することなく適正な高さに定めやすい
ものである。
■ 変速操作レバーに対する案内溝を設けるにあたって
、フェンダ−上に別途案内板を付設して、そこに案内溝
を設けるのではなく、フェンダ−の下面側における変速
操作レバーの作動範囲と車輪存在個所とを区画する補強
板を、フェンダ−の水平上面部分と立壁部分とにわたっ
て設け、がっ、フェンダ−自体の水平上面部分に案内溝
を設けるので、フェンダ−の立壁部分および水平上面部
分の一部を凹入させるような特別な加工が必要であり、
しかも、前記補強板がフェンダ−自在の補強と変速操作
レバーの作動用空間を車輪存在個所から隔絶させる作用
とを有し、変速操作レバーの揺動作動部に対する泥のか
かりを防ぎ、また、充分な強度を有したフェンダ−を比
較的容易に製作し得る利点がある。
、フェンダ−上に別途案内板を付設して、そこに案内溝
を設けるのではなく、フェンダ−の下面側における変速
操作レバーの作動範囲と車輪存在個所とを区画する補強
板を、フェンダ−の水平上面部分と立壁部分とにわたっ
て設け、がっ、フェンダ−自体の水平上面部分に案内溝
を設けるので、フェンダ−の立壁部分および水平上面部
分の一部を凹入させるような特別な加工が必要であり、
しかも、前記補強板がフェンダ−自在の補強と変速操作
レバーの作動用空間を車輪存在個所から隔絶させる作用
とを有し、変速操作レバーの揺動作動部に対する泥のか
かりを防ぎ、また、充分な強度を有したフェンダ−を比
較的容易に製作し得る利点がある。
以下に本考案の構成の実施例を図面に基いて説明する。
機体後部にロータリ耕耘装置、スキ装置等の作業装置を
取付けるべく構成したトラクターにおいて、作業装置に
駆動力を伝達するための動力取出軸１の変速操作軸４を
、後車軸２，２を架設した伝動ケース３から一方の車軸
２と同方向に延出すると共に、伝動ケース３に支持させ
た操縦座席５の左側で車輪との間に配置した変速操作レ
バー６を機体前後方向に揺動自在に変速操作軸４に連設
しである。
取付けるべく構成したトラクターにおいて、作業装置に
駆動力を伝達するための動力取出軸１の変速操作軸４を
、後車軸２，２を架設した伝動ケース３から一方の車軸
２と同方向に延出すると共に、伝動ケース３に支持させ
た操縦座席５の左側で車輪との間に配置した変速操作レ
バー６を機体前後方向に揺動自在に変速操作軸４に連設
しである。
前記車輪を覆う後輪フェンダ−７は、機体内方側の立壁
部分７ａと、水平上面部分７ｂと、機体前方側の立上り
壁部分７Ｃ１ならびに前記水平上面部分７ｂと立上り壁
部分７Ｃとを繋ぐ前下り傾斜壁部分７ｄとからなり、か
つ、前記機体内方側の立壁部分７ａに変速操作レバー６
の挿通孔９を形成すると共に、前記水平上面部分７ｂか
ら前記前下り傾斜壁部分７ｄにかけて変速操作レバー６
の変速操作位置をその近くに表示した案内溝８を形威し
たもので、さらに、前記立壁部分７ａと水平上面部分７
ｂとにわたって、前記変速操作レバー６が作動する範囲
と車輪が存在する範囲とを区画する補強板１０を付設し
である。
部分７ａと、水平上面部分７ｂと、機体前方側の立上り
壁部分７Ｃ１ならびに前記水平上面部分７ｂと立上り壁
部分７Ｃとを繋ぐ前下り傾斜壁部分７ｄとからなり、か
つ、前記機体内方側の立壁部分７ａに変速操作レバー６
の挿通孔９を形成すると共に、前記水平上面部分７ｂか
ら前記前下り傾斜壁部分７ｄにかけて変速操作レバー６
の変速操作位置をその近くに表示した案内溝８を形威し
たもので、さらに、前記立壁部分７ａと水平上面部分７
ｂとにわたって、前記変速操作レバー６が作動する範囲
と車輪が存在する範囲とを区画する補強板１０を付設し
である。
そして、前記変速操作レバー６は、前記立壁部分７ａに
形成の挿通孔９を通って水平上面部分７ｂおよび前下り
傾斜壁部分７ｄに形成の案内溝８から上方に突出するよ
うに屈曲させて形威しである。
形成の挿通孔９を通って水平上面部分７ｂおよび前下り
傾斜壁部分７ｄに形成の案内溝８から上方に突出するよ
うに屈曲させて形威しである。
つまり、前記変速操作レバー６を、フェンダ−７の立壁
部分７ａを貫いて、補強板１０の上面に沿わせ、水平上
面部分７ｂおよび前下り傾斜壁部分７ｄの上面から突出
させるように構成したことにより、変速操作レバー６の
握り部６ａをフェンダ−立壁部分７ａよりも外方に位置
させることとなって、握り部６ａと操縦席５との間隔を
操作しやすいものにして、全体として変速操作レバー６
を容易に操作できるように構成しである。
部分７ａを貫いて、補強板１０の上面に沿わせ、水平上
面部分７ｂおよび前下り傾斜壁部分７ｄの上面から突出
させるように構成したことにより、変速操作レバー６の
握り部６ａをフェンダ−立壁部分７ａよりも外方に位置
させることとなって、握り部６ａと操縦席５との間隔を
操作しやすいものにして、全体として変速操作レバー６
を容易に操作できるように構成しである。
操縦座席５の右側には、前記変速操作レバー６の操作構
造と同様に構成した副変速レバー１１を設けてあり、主
変速装置（図示せず）とは別に走行変速域を高低に切換
えることができるように構成しである。
造と同様に構成した副変速レバー１１を設けてあり、主
変速装置（図示せず）とは別に走行変速域を高低に切換
えることができるように構成しである。
図面は本考案に係るＩ・ラフターの実施例を示し、第１
図はトラクター全体の側面図、第２図は要部の一部切欠
き正面図、第３図は要部の一部切欠き側面図である。 ３・・・・・・伝動ケース、５・・・・・・操縦座席、
６・・・・・・変速操作レバー、７・・・・・・フェン
ダ−１７ａ・・・・・・立壁部分、７ｂ・・・・・・水
平上面部分、８・・・・・・案内溝、１０・・・・・・
補強板。
図はトラクター全体の側面図、第２図は要部の一部切欠
き正面図、第３図は要部の一部切欠き側面図である。 ３・・・・・・伝動ケース、５・・・・・・操縦座席、
６・・・・・・変速操作レバー、７・・・・・・フェン
ダ−１７ａ・・・・・・立壁部分、７ｂ・・・・・・水
平上面部分、８・・・・・・案内溝、１０・・・・・・
補強板。
Claims (1)
- 伝動ケース３から車軸突出方向と同方向に突出させた変
速操作軸４に対して、その変速操作軸４の軸芯まわりで
揺動自在に連設した変速操作レバー６を、操縦座席５と
車輪との間に配設したトラクターであって、前記車輪を
覆うフェンダ−７の機体内方側の立壁部分７ａに前記変
速操作レバー６の挿通孔９を、かつ、前記フェンダ−７
の水平上面部分７ｂに前記変速操作レバー７に対する案
内溝８を夫々設け、さらに、前記フェンダ−７の下面側
における変速操作レバー６の作動範囲と車輪存在範囲と
を区画する状態で前記両部分７ ａ 、７ ｂにわたっ
て補強板１０を設けであることを特徴とするトラクター
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18466382U JPS5855071Y2 (ja) | 1982-12-06 | 1982-12-06 | トラクタ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18466382U JPS5855071Y2 (ja) | 1982-12-06 | 1982-12-06 | トラクタ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58150527U JPS58150527U (ja) | 1983-10-08 |
| JPS5855071Y2 true JPS5855071Y2 (ja) | 1983-12-16 |
Family
ID=30102586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18466382U Expired JPS5855071Y2 (ja) | 1982-12-06 | 1982-12-06 | トラクタ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5855071Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0514724Y2 (ja) * | 1986-01-25 | 1993-04-20 |
-
1982
- 1982-12-06 JP JP18466382U patent/JPS5855071Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58150527U (ja) | 1983-10-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5855071Y2 (ja) | トラクタ− | |
| JPS6223299Y2 (ja) | ||
| JPS63108817U (ja) | ||
| JPS5819934Y2 (ja) | トラクタ− | |
| JPS6030894Y2 (ja) | 乗用田植機 | |
| JPS6328644Y2 (ja) | ||
| JPS6393229U (ja) | ||
| JPS5826218Y2 (ja) | トラクタ | |
| JPS6224623Y2 (ja) | ||
| JPS6117866Y2 (ja) | ||
| JPH0345900Y2 (ja) | ||
| JP4802412B2 (ja) | トラクタ | |
| JPH09254833A (ja) | 無限軌道走行体を備えた歩行、乗用兼用型の作業車輌 | |
| JPH0534423Y2 (ja) | ||
| JPS6343189Y2 (ja) | ||
| JP3644349B2 (ja) | 走行車両 | |
| JPS6211371Y2 (ja) | ||
| JPS6237765Y2 (ja) | ||
| JPS6238416Y2 (ja) | ||
| JPH0319465Y2 (ja) | ||
| JPH0247099Y2 (ja) | ||
| JPS6336828Y2 (ja) | ||
| JPS6112265Y2 (ja) | ||
| JPH0226780Y2 (ja) | ||
| JPS6135495Y2 (ja) |