JPS6343142Y2 - - Google Patents

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JPS6343142Y2
JPS6343142Y2 JP1977177477U JP17747777U JPS6343142Y2 JP S6343142 Y2 JPS6343142 Y2 JP S6343142Y2 JP 1977177477 U JP1977177477 U JP 1977177477U JP 17747777 U JP17747777 U JP 17747777U JP S6343142 Y2 JPS6343142 Y2 JP S6343142Y2
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JP
Japan
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cover
wire
transmission
transmission case
open groove
Prior art date
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JP1977177477U
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JPS54104723U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、移動農機のミツシヨン部における側
部カバー構造に関するものであり、更に詳細に
は、ミツシヨンケースと車輪との間の部分におけ
るケース側壁部に設けられるボーデンワイヤー作
動部を的確に且つ着脱容易にカバーする構造に関
する。
(ロ) 従来の技術 移動農機において、ミツシヨンケースの外側部
に配設される伝動機構や操作作動部等を、カバー
で安全状態に覆うことは、例えば実開昭51−
161307号公報、特公昭47−36082号公報等で知ら
れているのであるが、これらのものはいずれも、
車輪より上方の部分に装設される伝動機構や操作
作動部等がカバーで覆われる構造になつている。
したがつて、カバーで覆うべき伝動機構や操作
作動部等は、地面から比較的に高く離れて位置し
て泥水、泥土等の跳ね掛かりが少ないため、カバ
ーは安全被覆を主にしたものとして伝動機構のみ
を覆い、操作作動部は外部に露出させたままとす
る構造となつている(特公昭47−36082号公報)。
また、車輪よりも上方の部分に装設される伝動
機構等をカバーで覆うものであるので、その伝動
機構の外側方が車輪によつて邪魔されることがな
くてカバーや操作作動部の組みつけ分解の作業空
間に制約をうけることがないから、カバーの組み
つけと操作作動部の組みつけは別々に行えるよう
になされている(実開昭51−161307号公報、特公
昭47−36082号公報)。
更に、従来のもののうち、実開昭51−161307号
公報にみられるものは、チエンジレバーの一部を
カバー内に収容するために、カバーの一部を回動
させねばならない構造となつているのである。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 ところで、移動農機のミツシヨンケースでは、
その下部に装設される車軸か、あるいは車軸に隣
接される伝動軸に操向クラツチが組み込み設置さ
れて、その操向クラツチを作動させる操作レバー
ならびにこれに連繋するボーデンワイヤーが、ミ
ツシヨンケース下部の外側部に組みつけられるの
で、該部分はミツシヨンケースと車輪との間にあ
つて地面に近く位置して泥水、泥土等の影響を特
に受け易いから、これらの操作レバー等の部分こ
そ密閉に近い状態にカバーして保護しなければな
らないのであるけれども、当該部分の被覆を、前
述した従来のカバー構造で行わんとすると、つぎ
のような問題を生ずる。
つまり、ミツシヨンケースと車輪との間の狭小
空間に位置する部分で、組みつけ分解しなければ
ならないので、カバーとボーデンワイヤーの組み
つけを各別に行う構造のものでは、狭小空間での
総作業時間を多く要し、点検調整を行いづらくす
る難点があり、また、操作レバーなどの作動部が
収容されないものでは肝心の密封状カバーが行え
ず、更に、操作レバーの一部を収容するためにカ
バーを可回動構造としなければならないもので
は、全体構造が著しく複雑となつて組みつけ分解
面が益々不利となるし、回動部がある故にシール
構造も複雑になるといつた課題点がある。
そこで、本考案は、ミツシヨンケースと車輪と
の間におけるケース側壁部に設けられるボーデン
ワイヤー作動部を略密封状態に被覆できてがら、
構造は簡潔で、組みつけ分解は狭小空間でも短時
間に容易に行えるようにしたミツシヨンケース部
の側部カバー構造を提供するものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために、本考案では、車
輪1間のミツシヨンケース2の側部にクラツチ等
の操作レバー3を装設して構成する移動農機のミ
ツシヨン部において、前記操作レバー3を被覆で
きる膨出部aを有して断面帽子状に形成されるカ
バーAの周壁部に、ボーデンワイヤーのインナー
を開放端から嵌め込みできる細い開放溝22を設
け、この開放溝22を開設した部分における周壁
外側には側面コ字状のワイヤー受金Bを一体的に
装設して、該ワイヤー受金Bには、前記開放溝2
2に合致するインナー用の開放溝23と、アウタ
ー先端部5bを嵌合支持する丸孔24とを開設
し、該カバーAを、パツキン4を介して車輪1と
ミツシヨンケース2との間における外壁部へ装着
固定できるようにした移動農機のミツシヨン部に
おける側部カバー構造。と構成している。
(ホ) 実施例 次に、図面に示す実施例について説明する。
第1図は左側の車輪1を外したバインダーの側
面図を示し、前後方向に延出して後部にエンジン
Eを直結したミツシヨンケース2の前方下部にお
ける両側には車輪1の車軸1aを軸装し、ミツシ
ヨンケース2の前方に延出した伝動パイプ6を刈
り取り側伝動ケース7に連動連結し、該ケース7
の前方から上方にかけて引き起こしケース8、刈
刃9、突起付チエン10、搬送板11、結束部等
を装設し、ミツシヨンケース2の上方には巻紐1
2や燃料タンク13を装設し、後方に延出したハ
ンドル14には主クラツチ用レバー15や刈り取
りクラツチ用レバー16を装設して構成する。
また、ミツシヨンケース2の後方上部から上方
に変速レバー17を延出し、そのミツシヨンケー
ス2の後方上部における側面からは後方側に刈り
取りクラツチ操作用のシフター軸18を、前方側
に刈り取りクラツチ操作用のシフター軸19をそ
れぞれ延出し、両軸18,19の先端にはミツシ
ヨンケース2の側面にそうようにした操作レバー
3,3′の一端をそれぞれ連結固定し、両操作レ
バー3,3′の先端に連繋したワイヤー5,5′
を、前記両レバー15,16側に延出して連繋す
るが、両ワイヤー5,5′はボーデンワイヤー構
造のインナーワイヤーで、それぞれアウターワイ
ヤー5a,5a′を装着して構成する。
Aはカバーで、該カバーAの周縁および取りつ
け面を残して膨出部aを側方に向け広く圧絞形成
し、取りつけ面には取りつけボルト20の挿通用
孔21を複数形成し、膨出部aの前後における幅
狭い上部にはカバーAの周縁に連なつて開放する
細溝22をそれぞれ形成し、両細溝22に面する
膨出部aの前後位置上部には側面コ字状のワイヤ
ー受金B,B′を溶接により固設し、両ワイヤー
受金B,B′には細溝22の上方に合致する細溝
23を側部にわたり形成し、細溝23の上方部に
は、前記アウターワイヤー5a,5a′の先端部5
bがそれぞれ係合できる丸孔24を形成するが、
ワイヤー受金B,B′を膨出部a上面とカバーA
周縁部を屈折してカバー部分により形成すること
もできる。
なお、図中、4はパツキンをしめす。
しかして、組みつけに際しては、両操作レバー
3,3′が膨出部a内に入るようにしてワイヤー
5,5′を細溝22およびワイヤー受金B,B′の
細溝23にそれぞれ嵌め入れ、アウターワイヤー
5a,5a′の先端部5bを丸孔24に嵌め込んで
係止させ、カバーAをミツシヨンケース2の側面
との間にパツキン4を介装し、各取りつけボルト
20を孔21に挿通してミツシヨンケース2に螺
挿すると組みつけることができる。
したがつて、操作レバー3はカバーAにより被
覆され、膨出部a内でそれぞれ回動してクラツチ
操作を行い、ワイヤー5,5はワイヤー受金B,
B′に支持されて作動動する。
(ヘ) 考案の効果 上記に説明したように構成する本考案による
と、ボーデンワイヤーのインナー、アウターをカ
バーに一体的となつている開放溝および丸孔に嵌
め込みながらそのカバーをパツキンを介してミツ
シヨンケース外壁部へ止着することによつて、ボ
ーデンワイヤーの止着とカバーの取りつけとが一
挙に行えるので、車輪とミツシヨンケースとの間
の狭小空間においての組みつけ作業が簡単に楽に
行えることとなり、しかも、操作レバー等の操作
作動部を略完全な密封状態に収容して泥水などか
ら確実に保護することができ、操作作動部を完全
カバーするにかかわらずカバーには回動部分を設
ける必要がないから全体構造が著しく簡潔になる
といつた利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施例をしめし、第1図は、
バインダーの側面図、第2図は要部の側面図、第
3図は第2図の一部の断面図、第4図は第2図の
一部の側断面図、第5図はカバーの側面図、第6
図は第4図の一部の分解図、第7図はワイヤー受
金の斜視図である。 1……車輪、2……ミツシヨンケース、3……
操作レバー、4……パツキン、a……膨出部、A
……カバー、5……ワイヤー、B……ワイヤー受
金。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輪1間のミツシヨンケース2の側部にクラツ
    チ等の操作レバー3を装設して構成する移動農機
    のミツシヨン部において、前記操作レバー3を被
    覆できる膨出部aを有して断面帽子状に形成され
    るカバーAの周壁部に、ボーデンワイヤーのイン
    ナーを開放端から嵌め込みできる細い開放溝22
    を設け、この開放溝22を開設した部分における
    周壁外側には側面コ字状のワイヤー受金Bを一体
    的に装設して、該ワイヤー受金Bには、前記開放
    溝22に合致するインナー用の開放溝23と、ア
    ウター先端部5bを嵌合支持する丸孔24とを開
    設し、該カバーAを、パツキン4を介して車輪1
    とミツシヨンケース2との間における外壁部へ装
    着固定できるようにした移動農機のミツシヨン部
    における側部カバー構造。
JP1977177477U 1977-12-29 1977-12-29 Expired JPS6343142Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977177477U JPS6343142Y2 (ja) 1977-12-29 1977-12-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977177477U JPS6343142Y2 (ja) 1977-12-29 1977-12-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54104723U JPS54104723U (ja) 1979-07-24
JPS6343142Y2 true JPS6343142Y2 (ja) 1988-11-10

Family

ID=33018647

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977177477U Expired JPS6343142Y2 (ja) 1977-12-29 1977-12-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6343142Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5336885Y2 (ja) * 1975-06-17 1978-09-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54104723U (ja) 1979-07-24

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