JPH0451031Y2 - - Google Patents

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JPH0451031Y2
JPH0451031Y2 JP10096187U JP10096187U JPH0451031Y2 JP H0451031 Y2 JPH0451031 Y2 JP H0451031Y2 JP 10096187 U JP10096187 U JP 10096187U JP 10096187 U JP10096187 U JP 10096187U JP H0451031 Y2 JPH0451031 Y2 JP H0451031Y2
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JP
Japan
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rotary
blade
welding machine
resistance welding
tip
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JP10096187U
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JPS6410383U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はスポツト溶接機その他の抵抗溶接機の
電極を研削整形するための電極整形装置に関す
る。
(従来の技術) 従来、この種装置として、特開昭59−232680号
公報により、第6図及び第7図に示す如く、装置
本体aに駆動ギアbに咬合する従動ギアcに組付
けて回動盤dを収納し、該回動盤dの中央部に、
抵抗溶接機の上下1対の電極w,wを該装置本体
aの上下の開口部a1,a1を通して挿入可能な上下
両側の凹孔e,eを形成すると共に、該回動盤d
に放射状に複数のスリツトfを形成して、該各ス
リツトfに先端部に該両凹孔e,e内に臨む上下
両側の刃部g,gを有する回転刃hを装着し、両
電極w,wを溶接機のガンアームの閉じ動作によ
り該両凹孔e,eに挿入した状態でギアb,cを
介して回動盤dを回転させることにより、各電極
wの先端部外周面を該回転刃hの各刃部gで研削
するようにしたものは知られている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、狭い場所にガンアームを差し込んで
溶接を行なう抵抗溶接機ではワークとの干渉を防
止する上でガンアームの開閉ストロークを小さく
せざるを得ないことがあり、この場合装置本体a
の回動盤dの配置部の厚さLをガンアームの開閉
ストローク以下にする必要があることから、回動
盤dの厚さ、従つてこれに装着する回転刃hの上
下方向の幅寸法が制約され、その結果電極wの研
削長さlが短くなつて、電極wの先端部周面を第
5図に仮想線で示す如く大きなテーパ角θ′で研削
せざるを得なくなり、電極wの摩耗により早期に
ナゲツト径が許容範囲を越えるようになつて、整
形頻度が増加する問題がある。
ま本考案は、かかる問題点を解決した整形装置
を提供することをその目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記問題点を達成すべく、装置本体
の回動可能に収納した回動盤の中央部に、抵抗溶
接機の上下1対の電極を該装置本体の上下の開口
部を通して挿入可能な上下両側の凹孔を形成する
と共に該回動盤に放射状に複数のスリツトを形成
して、該各スリツトに先端部に該両凹孔内に臨む
上下両側の刃部を有する回転刃を装着するものに
おいて、該回転刃をその先端部を尾端部に比し上
下方向に幅広とした傘形形状に形成したことを特
徴とする。
(作用) 回転刃をその先端部を広幅とした傘形形状に形
成するため、その尾端部を回動盤の厚さと同一の
比較的巾狭に形成しても、先端部に形成する上下
の刃部の高さ寸法は装置本体の厚さの範囲内で可
及的に大きく取ることが可能となり、電極の研削
長さを長くして、その先端部周面を比較的小さな
テーパ角で研削することができる。
(実施例) 第1図及び第2図を参照して、1は上蓋1aを
有する枠筺状の装置本体を示し、該装置本体1に
駆動ギア2とこれに咬合する従動ギア3とを設
け、該従動ギア3の凹部3aに上方から回動盤4
を装着してキー5により回止めすると共に、該駆
動ギア2の軸2aにワンウエイクラツチ6aを介
してピニオン6を取付け、該ピニオン6に装置本
体1の側部に取付けたシリンダ7により往復動さ
れるラツク8を咬合させ、かくて該ラツク8が図
面で右方に往動される度にピニオン6と駆動ギア
2と従動ギア3とを介して回動盤4が反時計方向
に回動されるようにした。
該回動盤4は、その中央部に、抵抗溶接機(図
示せず)の上下1対の電極w,wを装置本体1の
上下の開口部9,9を通して挿入可能な上下両側
の凹孔10,10を備えるもので、更に該回動盤
4に、該両凹孔10,10の中間部に残された受
座11から放射状に外方にのびる3個のスリツト
12を形成し、該各スリツト12に先端部13a
に該両凹孔10,10内に臨む上下両側の刃部1
3b,13bを有する回転刃13を装着して、該
各回転刃13を、第3図及び第4図に示す如く、
該回動盤4の外周から螺入する固定ねじ14によ
り径方向に不動に固定した。
ここで、該各回転刃13は、その先端部13a
を尾端部13cに比し上下方向に幅広とした傘形
形状に形成されるもので、尾端部13cを上記し
た装置本体1の上蓋1aと従動ギア3の凹部3a
底面とで上下から挟んで回転刃13を上下方向に
挾持し、又先端部13aの上方への張出し部を該
上蓋1aに形成した前記開口部9と、その下方へ
の張出し部を該凹部3aの底面に開設した装置本
体1の下部の開口部9に合致する開口部9′とに
挿入せしめるようにした。
図面で4aは回動盤4の上下両側面に前記上蓋
1aの開口部9と前記凹部3a底面の開口部9′
とに各嵌合するように突設したボス部、15は上
下の凹孔10,10間に形成した切粉排出穴を示
す。
尚、前記受座11の上面と下面は、各電極wの
先端面の酸化膜を除去し得るようにヤスリ面に形
成する。
次に上記実施例の作用を説明するに、抵抗溶接
機の上下1対の電極w、wをガンアームの閉じ動
作で回動盤4の上下両側の凹孔10,10に挿入
し、この状態で該回動盤4を上記の如く回動させ
ると、回転刃13の先端部13aの上下両側の刃
部13b,13bにより該両電極w,wの先端周
面が研削される。
この場合、装置全体1の回動盤4の配置部の厚
さLはガンアームの開閉ストローク以下にする必
要があるため、回動盤4は比較的偏平なものにな
るが、回転刃13の先端部13aを上記の如く幅
広に形成することで各刃部13bによる電極wの
研削長さlを比較的長くすることが可能となり、
その結果電極wの先端部周面を第5図実線示の如
く比較的小さなテーパ角θで研削することができ
るようになる。
(考案の効果) 以上の如く本考案によるときは、装置本体の回
動盤配置部の厚さを増すことなく、回転刃の各刃
部による電極の研削長さを長くすることが可能と
なり、ガンアームの開閉ストロークの小さな抵抗
溶接機であつても電極を小さなテーパ角で研削で
きて、電極の整形頻度を減少できる効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置の1例の平面図、第2図は第
1図−線截断面図、第3図はその回動盤の平
面図、第4図は第3図の−線截断面図、第5
図は電極の整形後の側面図、第6は従来装置の平
面図、第7図は第6図の−線截断面図であ
る。 1……装置本体、4……回動盤、9……開口
部、10……凹孔、12……スリツト、13……
回転刃、13a……先端部、13b……刃部、1
3c……尾端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 装置本体に回動可能に収納した回動盤の中央部
    に、抵抗溶接機の上下1対の電極を該装置本体の
    上下の開口部を通して挿入可能な上下両側の凹孔
    を形成すると共に該回動盤に放射状に複数のスリ
    ツトを形成して、該各スリツトに先端部に該両凹
    孔内に臨む上下両側の刃部を有する回転刃を装着
    するものにおいて、該回転刃をその先端部を尾端
    部に比し上下方向に幅広とした傘形形状に形成し
    たことを特徴とする抵抗溶接機の電極整形装置。
JP10096187U 1987-07-02 1987-07-02 Expired JPH0451031Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10096187U JPH0451031Y2 (ja) 1987-07-02 1987-07-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10096187U JPH0451031Y2 (ja) 1987-07-02 1987-07-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6410383U JPS6410383U (ja) 1989-01-19
JPH0451031Y2 true JPH0451031Y2 (ja) 1992-12-01

Family

ID=31329515

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10096187U Expired JPH0451031Y2 (ja) 1987-07-02 1987-07-02

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JP (1) JPH0451031Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003245779A (ja) * 2002-02-25 2003-09-02 Toyota Auto Body Co Ltd 切削刃およびチップドレッサー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003245779A (ja) * 2002-02-25 2003-09-02 Toyota Auto Body Co Ltd 切削刃およびチップドレッサー

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6410383U (ja) 1989-01-19

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