JPH04507226A - 小型軽量車用プラスチック車体組立体及びその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 小型軽量車用プラスチック車体構成 本発明は車室を車両の横転防止安全バーやフロアフレーム／シャシにスポットフ リーな揺動固定装置を使用して、主にフロア、サイドウオールやルーフを一体成 形、即ち成形、注入成形、吹込成形することからなる軽量車用車体／車室を製造 する方法に関する。

車体／車室を組み立てるさい、通常、ブーレートを溶接した金属フレームを車体 として使用している。これが可能なのは、プレート及びフレームが共に金属製の 場合である。ガラス繊維強化ポリエステルで車体／車室を組み立てる試みがある が、労働量が極めて高く、かなりの手作業が必要であり、作業員も確保する必要 があり、車体コストが高くなる。金属フレームとプラスチック製の車体部品をね じやリベットで組付けると、局部的な応力が発生する。

このように金属車体は多少なりとも市場に影響をもつが、これらは重量があり、 また腐蝕等の欠陥がある。さらに、全体に亜鉛メッキや塗装を行う必要があるが 、それでも依然として問題は残る。別な欠点は車体重量がある程、小型軽量率の 開発の障害になる。

本発明によれば、主にフロア、ルーフ及びサイドウオールを一体成形するさいに 、例えば、真空成形、吹込成形や回転成形等により車両／車体を製造することが できる。回転成形の場合、１時間のサイクルで４つの成形体が得られる。即ち、 各車体の成形時間はおよそ１５分である。着色プラスチックを使用すると、表面 処理が必要な（、また車体が打撃を受けても、目に見える“擦傷“やへこみが残 ることは殆どない。弾性プラスチック材は、衝突事故時に乗客に加わる衝撃を緩 和する。

本発明によれば、成形製造時に、ドア及びウィンドになる凹陥部を外部から内部 にかけて形成する。この凹陥部は約９０°の角度で最内側まで延長する。開口部 を開口し、突出部を残す。車体成形後に、ウィンド及びドアのために開口部を形 成する。

車体を軽量にしかつできるだけ安全にするために、本発明では、車体に内部横転 防止安全バーを設けると共に、金属製、好ましくはアルミニウム製のフロアフレ ーム／シャシを使用する。プラスチック及びアルミニウムは温度膨張度が異なる ため、本発明によれば、車体を柔軟性のあるやりかたでフロアフレーム／シャシ に固定される横転防止バーに固定する。

少な（とも２つの横転防止バーをフロアフレームに固定する。即ち、　ドア開口 部の両側に設ける共に、少な（とも両側で車体／車室のプラスチックでカバーす る。

ドア／ウィンド用開口部の開口後、プロフィール材でプラスチック角部を取囲み 、固定する。すなわち、このプロフィール材は、ねじやリベット等の何らかの手 段で固定した場合に、プラスチックを横転防止バーにプレスする。これがドア及 びウィンドに対して安定なフランジを与える。このようにすると、プラスチック 及び金属フレームが温度変化に対応できる。また、固定点で疲労破壊が発生しな い。

本発明によれば、上記プロフィール材はまたドアやウィンドの周囲にウェザ−ス トリップ／ガスケットを固定するためにも使用できる。なお、これら開口部縁部 角度は鋭角でなく、半径が２０ｍｍ以上の丸みをおびて（するのが好ましい。ま た、本発明によれば、　ドアやウィンド用の開口部を開口したさいに生じるプラ スチック縁部をカバーするものでもある。

上述したように、本発明は軽量車体／車室を対象とするものなので、サイドドア をウィンドにもできる。好ましくは、ドア全体を耐衝撃性の透明プラスチックで 構成しなければならない。

内部の債転防止安全バーはルーフに向がって湾曲し、その半径は車体／車室より も大きい。即ち、温度変化によるプラスチックや金属部分の膨張・収縮に対応で きる。

本発明は各種方法で実施できる。添付図面に実施方法細部の一例を示す。図中、 Ａはドア開口部になる凹陥部を備えた車体／車室を、Ｂはドア開口部を示し、切 断縁部りは凹陥部の最内側の角度部分Ｋがら少し離れている。

角度部分りの残りの部分をプロフィール材Ｃがカバーし、かつ円形あるいは矩形 の横転防止バーに車体／車室を揺動自在に取付ける。このプロフィール材Ｃはね じやリベット等によって横転防止バーに固定する。　ドア及びウィンド側部のプ ロフィール材Ｃ延長部にヒンジＧを取付けて、ヒンジ式にする。このプロフィー ル材Ｃはまたドアやウィンド周囲のウェザ−ストリップを固定するものでもある 。ウィンドスクーンしも同様にその後側部で横転防止バーＥに重なり、プロフィ ール材Ｃで固定する。

補正書の写しく翻訳文）提出書 平成　４年　２月　３日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．小型軽量車用車体／車室を製造するさいに、成形した軽量プラスチック車体 ／車室Ａをフロア、ルーフ及び外側から内側にかけてのドア・ウインドになる凹 陥部と共にフロアフレーム／シャシの横転防止安全バー／フレームＥにプロフィ ール材の一方の縁部で固定し、ドア／ウインド開口部Ｂを開口するさいに生じる プラスチック車室／車体の開口縁部に該プロフィール材の他方の縁部を滑動自在 にカバーしたことを特徴とする小型軽量車用車体／車室の製造方法。２．車体／ 車室の該開口部が外側から内側に約９０°の角度で湾曲し、かつ最終湾曲角度が Ｋで、該開口部の開口を該角度Ｋから突出部Ｄをもって行うことを特徴とする請 求項１項に記載の方法。 ３．ドア開口部Ｂの両側に横転防止安全バー／フレームを設け、該車体／車室に 隣接させるとともに、該車体／車室の少なくとも両側でプラスチックでカバーす ることを特徴とする請求項１項又は２項に記載の方法。 ４．プロフィール材Ｃがドア／ウインド開口部Ｂに対する車体／車室プラスチッ ク縁部Ｄのカバーを形成したことを特徴とする請求項１〜３項のいずれか１項に 記載の方法。 ５．プロフィールＣによりウエザーストリップ／ガスケットＥの縁部を固定した ことを特徴とする請求項１〜４項のいずれか１項に記載の方法。 ６．プロフィールＣを一方の側部Ｇを延長して、ヒンジＨの固着点にしたことを 特徴とする請求項１〜５項のいずれか１項に記載の方法。 ７．該車体／車室と同じ打ちむき湾曲度でフロントスクリーンＬを湾曲し、プロ フィール材Ｃにより該バーに固定したことを特徴とする請求項１〜６項のいずれ か１項に記載の方法。 ８．回転成形により車体／車室Ａをフロア、サイドウォール及びリーフと共に一 体成形した請求項１項に記載の方法。 ９．吹込成形により単体／車室Ａをフロア、サイドウォール及びリーフと共に一 体成形した請求項１項に記載の方法。