JPH04506773A - 加工機械、特に旋盤加工機械 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 加工機械、特に旋盤加工機械 本発明は加工ヘッドと被加工材料を軸方向に＊内し移動させる手段を有する第１ 加工装置と、前記加工ヘッドによって加工された部品の前方面を加工するように 配列された少なくとも一つの加工部を有する主要タレットと、前記部品の後方面 を加工するように配列された第２加工装置からなる旋盤加工機械に関するもので ある。

現在、部品の前方面、後方面および周囲に沿って加工する部品の完全加工機械が 市販されている。部品の前方面が加工され、次に切断されるとき、その部品はそ れが回転型であるか否かによってカウンター軸またはカウンターホルダと呼ばれ る装置に装着され、この装置はこの部品を移送して後方面を加工するための加工 部の正面にそれを配置するものである。

これらの機械の場合、移送部材または切断中に部品を保持するように考案されて いる。部品が回転する機械の場合には、一つの移送装置が使用され、このため、 この移送段階中には他の操作は行なわれない。部品が回転しない機械の場合には 、２つの装置を設け、１つの装置が切断時に部品を保持し、他方の装置が部品を 後方面の加工部の正面に移送させるようにすることができる。こうして２つの部 品移動時に作業して効率を高めることができる。

しかし、これらの従来の機械の可能性には限界があって、２つ以上の同時加工を 行なうことができない。

本発明は複数の同時加工を行なうことによって部品の製造時間を短縮し、複数の 加工部で複数の加工品を同時加工することからその時間を分割できる機械を提供 することによって前述の欠点を解決することを提案するものである。実際には、 本発明の機械は従来の旋盤機械の可能性を移送装置の可能性を組み合わせて非常 に高い性能の単一機械を形成することを提案するものである。

前記主要タレットが回転型タレットであって、更に前記加工ヘッドによって加工 され、かつ／′またはその後その前方面に加工された部品を把持する少なくとも ２つの把持部を有しており、別の部品を前記加工ヘッドかっ／またはこの別の前 方面を加工するように配列された前記加工部によって加工するのと同時に後方面 を加工するようにしたことを特徴とする本発明の加工機械によって前記目的は達 成される。

効果的な実施例によれば、部品の前記把持部は軸方向に移動する。

第２加工装置は部品の軸に並行各軸を持つ複数の加工部を有しており、これらの 加工部は部品の把持部がこれらの加工部の正面に案内されるような位置に配設さ れているのが好ましい。

別の実施例によれば、この機械は少なくとも１つの加工部を担持している第３加 工装置を有しており、前記加工部は部品の軸に垂直な少なくとも１つの工具を具 えており、前記第３加工装置の前記工具は回転型のものであり、加工部は部品の 軸に対して垂直な方面に軸方向に動く。

特に効果的な実施例では、この機械は少なくとも１つの加工部を有する補助タレ ットを有しており、このタレットは部品の軸に垂直な溝穴に装着されており、加 工部は回転型のものであって部品の軸に平行な方向に軸方向に動（。

更に別の実施例では、機械は主要タレットと補助タレｙ）を同時に有しており、 これらの２つのタレ、トは同一溝穴に装着されていて部品の軸に垂直な方向に動 く。

本発明は実施例および添付図面の説明を参照することによってもっと良く理解さ れるであろう。添付図面において、図１は主要タレットが第１位置に位置すると きの本発明の機械の該略図である。

図２は主要タレットが第２位置に位置するときの図１と同じ図である。

図面において、図示されている加工機械は始めは巻かれた状態であって、くせ取 りがなされた棒または線の状態の被加工材料を、加工ヘッド１２の方に案内する 手段１１を有している。材料筒の場合、被回転材料であり、加工ヘッド１２に装 着された工具１３と１４は被加工材料の軸に対応している軸１５の周りに回転駆 動される。これらの工具は旋盤工具および加工部の部品の切断工具であるのが効 果的であり、更に、これらの工具はＸｌ、Ｘ２で図示されているように軸１５に 垂直に動（。案内手段１１は材料を保持し、それを図示していない制御手段によ って所定の速度で軸１５に沿って進めるホルダで構成されている。

これらの部材の前には加工部１７かっ／または部品の把持部１８である例えば６ つの作業部を有しているピストル型の主要タレット１６が配置されている。この 機械は少な（とも２つの把持部を有しているが、その数は同時に作業を受ける部 品の数を増やすために多くすることができる。加工部１７は工具１３と１４で加 工された部品の前方面を加工するように配列されており、把持部１８は切断中お よび切断後に即ち棒状材料から旋盤加工された部品を切り離す操作の間、部品を 把持するように配列されている。これらの把持部は更に部品を他の部、特に後方 面の加工部に移送するか、あるいはこのような後方の加工中に部品を保持するよ うに考案されている。

加工部１７は二重矢印ｚ２と０２で概略図示されているように軸移動する回転工 具を備えている。

把持部１８は夫々二重矢印ｚ３と２４で図示されているように軸方向に移動する 把持用ホルダを担持しているのが効果的である。

タレット１６はじく１５に対して垂直方向の移動を可能にさせる２つのガイドま たはレールからなる溝穴１９に装着されるのが好ましい。

特に効果的な実施例によれば、機械１０は補助タレット２０を有しており、この タレットは主要タレット１６と同じもの、即ち、ピストル型のもので、例えば６ つの加工部２１を有している。これらの加工部はこの場合には、工具］３と１４ で旋盤加工された部品の前方面に加工するための特に穴あけ用の従来の加工工具 を存しており、それらは軸に平行に動くのが好ましい。被加工材料、即ち旋盤加 工された部品が回転するときにはそれらの加工部の工具は非回転型のもので良い 。部品自体が回転駆動されない場合には、加工部２１に密昔さ４″した工具２す もちろん回転型のものである。

補助タレット２０も溝穴１９上に装着されていて、軸１５に対して垂直な方向に 移動し得る。２つの主要および補助タレットは、一部加工された部品が把持部１ ８によって把持され、しかも主要タレットがこの部品を後述するその他の加工部 に案内するように移動し得ることで互いに補い合う。同時に、補助タレットは新 しい被加工部品の正面の正面位置に案内されるので、複数の加工部で同時に作業 が行なわれる。

機械の効率を高めて部品の加工時間をかなり短縮し得る非常に効果的な変形例に よれば、これは以後、反対操作板と呼ばれる装置２２を有しており、この装置は 工具１３と１４で予め加工され、それらの前方面が加工部１７の工具で処理され 、把持部１８では把持されて適所に保持されるか回転駆動される部品の後方面に 加工するための加工部２３を例えば４つ有している。この反対操作板２２は軸方 向が固定されている。反面、加工部は固定式でも回転式でも良い。

この機械を完全なものにし、部品の加工面においてこの機械が提供する可能性を 高めるために主要タレットと反対操作板との間の位置で、把持部１８によって把 持され、かつ、反対操作板２２の工具２３で加工された部品に作業し得る位置に 装着されていて、軸１５に対して重要な軸を有する加工装置が配設されている。

この加工装置２４は工具２６を備えている少なくとも１つの加工部２５を担持し ており、前記工具は二重矢印Ａ５で図示されているように回転駆動され、しかも 、二重矢印Ｘ５で図示されているように軸１５に対して垂直な方向に軸移動しえ る。　好適実施例によれば、基本的な機械は工具１３と１４を担持している加工 ヘッド１２と、被加工材料をこの加工ヘッドに案内するための手段１１と、主要 タレット１６からなる。この基本装置は工具１３と１４で部品に旋盤加工する操 作と、この部品の前方面に加工する操作との２つの操作を同時に行なうことがで きる。

第１の効果的なオプションはこの基本装置に反対操作板２２を取り付けることか らなる。このオプションの場合には、前述したように、予備加工された少なくと も１つの部品が把持部１８で把持されて工具２３に対向した加工位置に案内され るので、少なくとも３つの作業を同時に行なうことができる。

第２の効果的なオプションは補助タレット２０を取り付けることからなり、この 補助タレブトは主要クレットが予備加工された部品を移動させてそれらを反対操 作板の工具２３によって加工させる間に、旋盤工具工３と１４で加工された部品 の前方面に加工し得るものである。

もう１つの効果的なオプションは第３の加工装置２４を取り付けることからなり 、この加工装置は、反対操作板２２の工具２３によって部品の後方面が加工され る間にまたは加工された後に把持部１８の１つによって担持された部品の側部加 工を行なうものである。

前述の説明から、基本装置に種々のオプションを取り付けて同時加工の数を増や すことができ、しかも、操作を同時に行なうことができるために全体の時間を分 割して部品の製造に必要な時間を短縮することができる。

本発明は前述の実施例に限定されるものではなく、種々に変更して当業者に明日 な種々の形に変形することができる。

要約 加工機械（ｌＯ）は加工ヘッド（１２）と、被加工部材を案内し、保持し、かつ 、軸方向に移動させるためのホルダー形の手役／１１）Ａ）らなる第１の加工装 置を有している。加工へラド（１２）は材料の軸（１５）に垂直な２つの軸Ｘｉ とＸ２に沿って動く回転工具（１３，１４）を担持している。

この機械は更に、加工部く１７）と部品把持部（１８）を備えた主要タレット（ １６）を有している。第１オプシヨンに従って、この機械は加工部（２３）を担 持している第２の加工装置（２２）を有している。第２オプシヲンに従って、こ の機械は場合によっては回転形の工具（２５）を備えた加工部（２６）を担持し ている第３加工装！（２４）を有している。第３オプシヨンに従って、この機械 は加工部（２１）を担持している補助タレット（２０）によって完全なものにな る。

国際調査報告

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．加工ヘッドと被加工部品を軸方向に案内かつ移動させる手段を有している第 １加工装置と、前記加工ヘッドによって加工された部品の前方面を加工するよう に配列された少なくとも１つの加工部を有する主要タレットと、前記部品の後方 面を加工するように配列された第２加工装置からなる特に旋盤加工機械において 、前記主要タレット（１６）が回転型のものであり、しかも前記加工ヘッド（１ ２）によって加工され、かつ／またはその後その前方面かつ加工された部品を把 持する少なくとも２つの把持部（１８）を有していて、別の部品を前記加工ヘッ ド（１２）かつ／またはこの部品の前方面を加工するように配列された前記加工 部（１７、２１）によって加工するのと同時にその後方面を加工するようにした ことを特徴とする加工機械。
2. ２．前記部品の把持部（１８）が軸方向に動くことを特徴とする請求項１に記載 の機械。
3. ３．第２加工装置（２２）が部品の軸（１５）と平行な軸をもつ複数の加工部（ ２３）を有しており、これらの加工部は部品把持部（１８）がこれらの加工部の 正面に案内されるような位置に配設されていることを特徴とする請求項１の機械 。
4. ４．少なくとも１つの加工部（２５）を担持している第３加工装置（２４）を有 しており、前記加工部には部品の軸（１５）に垂直な少なくとも１つの工具が備 えられていることを特徴とする請求項１に記載の機械。
5. ５．前記第３加工装置（２５）の前記工具（２６）が回転工具であることを特徴 とする請求項４の機械。
6. ６．加工部（２５）は部品の軸（１５）に対して垂直方向に移動することを特徴 とする請求項４の機械。
7. ７．少なくとも１つの加工部（２１）を有していて部品の軸（１５）に垂直な溝 穴（１９）に装着された補助タレット（２０）を有していることを特徴とする請 求項１の機械。
8. ８．加工部（２１）が回転型のものであることを特徴とする請求項７の機械。
9. ９．加工部（２１）が部品の軸（１５）に平行な方向に軸移動することを特徴と する請求項７の機械。
10. １０．主要タレット（１６）と補助タレット（２０）を同時に有しており、これ らの２つのタレットが同一溝穴（１９）に装着されていて部品の軸（１５）に垂 直な方向に動くことを特徴とする請求項７の機械。