JPH04506722A - 光磁気記録および／または再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 光磁気記録および／または再生装置 本発明は、いわゆるビットによっても光磁気層にもデータが記憶されている記録 担体のための光磁気記録および／または再生装置に関する。

この種の光磁気記録および再生装置は、ビットによって記憶されているデータも 光磁気層に記録されているデータも同時に読み取れなければならないので、両方 のデータ信号が例えばクロストークにより互いに干渉し合わないように配慮しな ければならない。

したがって本発明の課題は、請求項１の上位概念による光磁気記録および／また は再生装置を次のように構成することにある。即ち、ビットにより記憶されたデ ータと光磁気層に記憶されたデータとを、これら両方のデータ信号が互いに障害 作用を及ぼし合うことなく、同時に読み取れるように構成することにある。

本発明によればこの課題は１．ビットを走査するために第１のレーザを用いるよ うにし、該第１のレーザの波長λユはビットの深さの約４倍の大きさに選定され ており、さらに光磁気層に記憶されたデータを読み出すために第２のレーザを用 いるようにし、該第２のレーザの波長λ、はビットの深さの約２倍の大きさに選 定されていることにより解決される。

特表平４−５０６７２２　（２） 第１図には本発明の実施例が示されており、第２図および第３図にはプッシュプ ル信号が示されており、さらに第４図には光磁気ディスクの層が示されている。

第１のレーザの波長λ１はビットの深さの４倍の大きさに選定されているので、 光路長はえ１／２になる。

したがってビットは第１のレーザにから放射された光を、通常のＣＤディスクの 場合のように変調するので、反射された光からビットに記憶されたデータを得る ことができる。

しかし第２のレーザの波長λ２はビットの深さの２倍の大きさに選定されている ので、光路長はちょうどλ、になる。したがってビットは、第２のレーザの光を 変調しない。第２のレーザから放射された光の偏波面だけが、記録担体の光磁気 層に記憶されたデータに依存して右または左に回転するので、その結果、第２の レーザの光は光磁気層に記憶されたデータだけしか搬送しない。

第２のレーザのために可調整のレーザを設けると著しく有利である。この第２の レーザから放射された光は、記録担体から２分割フォト検出器へ反射される。

第２のレーザの波長を自動的に最適値に調整する目的で、２分割フォト検出器を 用いてその両方の出力信号の差を形成することによりプッシュプル信号を発生さ せる。第２のレーザの光から得られるこのプッシュプル信号の位相は、第１のレ ーザの光から得られる、公知のようにして形成されるトラッキングエラー信号の 位相と比較される。同位相位置であるかまたは逆位相位置である場合には、第２ のレーザの波長は大きすぎるかあるいは小さすぎる。このプッシュプル信号がゼ ロになってはじめて、第２のレーザが正しい波長に調整されたことになる。

第２のレーザを自動的に調整するために、第２のレーザのプッシュプル信号と第 １のレーザのトラッキングエラー信号は乗算器の入力側へ導かれる。この乗算器 の出力側は、低域通過フィルタを介してサーボ増幅器と接続されている。このサ ーボ増幅器の出力側から第２のレーザのための調整信号を取り出し可能である。

次に第１図を用いて本発明を説明する。

第１のレーザ１の光は、コリメータレンズ２、格子３、プリズムビームスプリッ タ４、ダイクロイックミラー５、偏光ビームスプリッタ６、さらに対物レンズ７ を通って記録担体８へ放射される。この記録担体の後方には書き込み磁石２１が 配置されている。可調整の第２のレーザ１０の光は、コリメータレンズ９を通っ て側方から偏光ビームスプリッタ６へ放射される。

この偏光ビームスプリッタは第２のレーザ１０の光を直角に偏向するので、この 光も同様に記録担体８へ放射される。記録担体８は第２のレーザ１０の光を、対 物レンズ７と偏向ビームスプリッタ６を通してダイクロイックミラー５へ反射し 、さらにこのミラーはこの光を凸レンズ１１へ向けて直角に偏向する。この凸レ ンズ１１の後方には偏光ビームスプリッタ１２が配置されている。この光の一方 の部分は、偏光ビームスプリッタ１２によりフォト検出器１４へ向けて直角に偏 向される。さらに他方の部分は、偏光ビームスプリッタ１２を通って直線的に２ 分割フォト検出器１３へ放射される。２分割フォト検出器１３の両方の出力側は 差動増幅器２２の入力端と接続されており、この差動増幅器は、２分割フォト検 出器１３の出力信号１３ａと１．３　ｂからプッシュプル信号ＰＳ＝１３ａ−１ ３ｂを形成する。光磁気的に得られたデータ信号ＭＯは、加算器と減算器とを用 いることにより次式にしたがって形成される： ＭＯ＝１４ａ−１３ａ−１３ｂ この場合、１４ａはフォト検出器１４の出力信号を表わす。

第１のレーザから放射された光は記録担体８によって、対物レンズ７、偏光ビー ムスプリッタ６およびダイクロイックミラー５を通って再びプリズムビームスプ リッタ４へ反射され、このビームスプリッタはこの光を凸レンズ１５へ向けて直 角に偏向する。この凸レンズの後方にはシリンダレンズ１６が配置されている。

さらにシリンダレンズ１６から、第１のレーザ１の光は４つの象限１．Ｂ、Ｃ， Ｄを有する４象限フオト検出器１７と２つのフォト検出器ＥおよびＦへ放射され る。公知のようにして、データ信号０８＝ＡＳ＋ＢＳ＋Ｃ３＋ＤＳおよびフォー カシングエラー信号ＦＥ＝ＡＳ＋Ｃ６−ＢＳ−ＤＳが形成される。この場合、Ａ Ｓ、ＢＳ、Ｃ３，ＤＳは４つの象限Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄの出力信号を表わす。フォト 検出器ＥおよびＦは差動増幅器２３の入力側と接続されており、この差動増幅器 によりトラッキングエラー信号ＴＥ＝ＥＳ−ＦＳが形成される。この場合、ＥＳ およびＦＳは両方のフォト検出器ＥおよびＦの出力信号を表わす。差動増幅器２ ２の出力側は乗算器１８の一方の入力側と接続されており、差動増幅器２３の出 力側は乗算器１８の他方の入力側と接続されている。この乗算器の出力側は、低 域通過フィルタＩ９を介してサーボ増幅器２０と接続されている。サーボ増幅器 ２０の出力側は、可調整のレーザ１０の制御入力側と接続されている。

第２図には可調整のレーザ１０の波長が大きすぎる場合のプッシュプル信号ＰＳ が示されており、他方、第３図には可調整のレーザ１０の波長が小さすぎる場合 のプッシュプル信号が示されている。可調整のレーザ１０の波長の調整は自動的 に行なわれるので、ビットの深さはもはや重要ではない。したがってそれぞれ異 なるビットの深さを有する複数のディスクを走査することができる。

第４図にはディスクの断面図が示されている。ビットＰが設けられている基板層 Ｓの上に光磁気層Ｍが設特表千４−５０６７２２　（３） けられている。

Ｆｉｇ、　７ 国際調査報告 ｍ−＾−−−−−−１＋＋＋、ｐ（−Ｔ／ＦｐＱｎ／ｎ１ｎｌ。

国際調査報告

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．いわゆるピットによっても光磁気層にもデータが記憶されている記録担体（ ８）のための光磁気記録および／または再生装置において、 第１のレーザ（１）がピットを走査するために用いられるようにし、該第１のレ ーザの波長λ１はピットの深さの約４倍の大きさに選定されており、さらに第２ のレーザ（１０）が光磁気層に記憶されたデータを読み出すために用いられるよ うにし、該第２のレーザの波長λ２はビットの深さの約２倍の大きさに選定され ていることを特徴とする、光磁気記録および／または再生装置。
2. ２．前記第２のレーザ（１０）は可調整である、請求項１記載の光磁気記録およ び／または再生装置。
3. ３．前記第２のレーザ（１０）から放射された光は記録担体により２分割フォト 検出器（１３）へ反射され、さらに該２分割フォト検出器（１３）の両方の出力 信号（１３ａ，１３ｂ）の差からプッシュプル信号（ＰＳ）が形成され、さらに 該プッシュプル信号が前記可調整のレーザ（１０）のための調整信号を形成する ために用いられるようにして、当該第２のレーザ（１０）が適切な波長に自動的 に調整されるようにした、請求項２記載の光磁気記録および／または再生装置。
4. ４．プッシュプル信号（ＰＳ）の位相位置を、第１のレーザ（１）により形成さ れるトラッキングエラー信号（ＴＥ）の位相位置と比較するようにし、当該位相 比較により、第２のレーザ（１０）の波長λ２を調整するための調整信号を得る ようにした、請求項３記載の光磁気記録および／または再生装置。
5. ５．２分割フォト検出器（１３）の出力側は第１の差動増幅器（２２）の入力側 と接続されており、該差動増幅器の出力側は乗算器（１８）の一方の入力側と接 続されており、さらに該乗算器（１８）の他方の入力側には、２つのフォト検出 器（Ｅ，Ｆ）と第２の差動増幅器（２３）とを用いて公知のようにして形成され るトラッキングエラー信号（ＴＥ）が加えられるようにし、さらに前記乗算器（ １８）の出力側は、低域通過フィルタ（１９）を介してサーボ増幅器（２０）の 入力側と接続されており、該サーボ増幅器の出力側は可調整のレーザ（１０）の 制御入力側と接続されている、請求項４記載の光磁気記録および／または再生装 置。