JPH08221820A - 光磁気ディスク装置および光磁気記録媒体および光ヘッド - Google Patents

光磁気ディスク装置および光磁気記録媒体および光ヘッド

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JPH08221820A
JPH08221820A JP2372995A JP2372995A JPH08221820A JP H08221820 A JPH08221820 A JP H08221820A JP 2372995 A JP2372995 A JP 2372995A JP 2372995 A JP2372995 A JP 2372995A JP H08221820 A JPH08221820 A JP H08221820A
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JP
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magneto
optical
optical disk
light
guide grooves
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JP2372995A
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Takeshi Shimano
健 島野
Jiichi Miyamoto
治一 宮本
Mariko Umeda
麻理子 梅田
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 案内溝と案内溝間の両方に信号を記録して狭
トラックピッチ化する光磁気ディスクにおいて、隣接ト
ラックからの信号のクロストークをキャンセルさせる溝
深さの許容幅を拡大させる。 【構成】 光磁気ディスク2の表面上の光スポット1を
案内溝4と案内溝間3の境界に配置させる。また溝深さ
をほぼλ/8とさせる。さらに再生光学系に入射直線偏
光方向成分とそれと直交する直線偏光成分の間に、基板
リターデーション及びカー楕円率による位相差と合わせ
てほぼλ/8の位相差を与える。また案内溝再生時と案
内溝間再生時にはこの位相差の符号を反転させる。これ
を光学系を2つに分離して行えば案内溝と案内溝間を同
時に再生できる。 【効果】 溝深さの許容幅が拡大し、光磁気記録媒体の
生産性を向上できる。案内溝と案内溝間を同時に再生で
きるので情報の転送速度を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光記録媒体から光学的に
情報を再生する光ディスク装置に係り、特に光ディスク
のトラックピッチを狭めて記録密度を向上させる技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の記述は例えばシンポジウム・オブ
・オプティカル・メモリ94・テクニカルダイジェスト
(1994年)35ー37、41ー42頁(Symposium of Op
ticalMemory '94 Technical Digest (1994) pp.35-37,4
1-42 )に記載されている。ここでは光磁気ディスクの記
録密度を向上させるために従来とほぼ等しい案内溝ピッ
チのまま、案内溝と案内溝間の幅をほぼ等しくして、記
録情報を担う光磁気ドメインを案内溝と案内溝間の両方
に記録して記録密度をほぼ2倍とする技術が述べられて
いる。たとえスポットが再生しようとする案内溝(案内
溝間)の隣の案内溝間(案内溝)にかかったとしても溝
深さを調整すれば位相差の効果により隣の光磁気ドメイ
ンからの信号のクロストークをキャンセルできるという
ものである。溝深さはほぼλ/6が最適であることが述
べられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、クロストークをキャンセルするための溝深さ、溝
幅、光学系の位相差ずれなどの精度が非常に厳しいとい
う問題点がある。この理由について以下に説明する。
【0004】図1に従来例における光磁気ディスク表面
上の光磁気ドメイン及び光スポットの配置の例を示す。
ここでは光スポット1は光磁気ディスク2上の案内溝間
3にトラッキング制御されており、光磁気ドメイン50
1による信号のみ再生し、隣接する案内溝4内の光磁気
ドメイン502からのクロストークをキャンセルするよ
うに案内溝の深さを設定する。入射する光スポットの偏
光状態が図2(a)に示すようにP偏光成分だけであり、磁
気的カー効果によるドメイン内外での偏光回転の効果が
図2(b)(c)のようになっているとすると反射光全体にお
けるP、S両偏光成分は近似的に
【0005】
【数1】
【0006】
【数2】
【0007】のように表わせる。ここでSは偏光回転に
よって生じる入射偏光の偏光方向と直交する偏光成分、
Pは入射偏光と同じ方向の偏光成分、それぞれの添字1
は再生すべき光磁気ドメイン501内の反射光、2は案
内溝間3上の光磁気ドメイン501外の反射光、3はク
ロストークとなる隣接案内溝4内の光磁気ドメイン50
2内の反射光、4は隣接案内溝4内の光磁気ドメイン5
02外の反射光を示す。またψは溝深さdから
【0008】
【数3】
【0009】で与えられる位相差である。このとき光磁
気信号は入射光の直線偏光の方向に対して45°傾いた
偏光ビームスプリッタにより差動検出されるから
【0010】
【数4】
【0011】となる。ただし
【0012】
【数5】
【0013】である。ここでS1ーS2が信号であり、S
3ーS4がクロストークに相当するからクロストークを
なくすためには溝深さによる位相差を
【0014】
【数6】
【0015】となるように選べばよいことがわかる。係
数ηは集光された光スポットの再生すべき案内溝(また
は案内溝間)上にある光量に対するそれに隣接した案内
溝間(または案内溝)上にある光量との比であり、スポ
ット径に対する溝幅または溝間幅により決まるパラメー
タである。したがってクロストークキャンセルを一定の
溝深さで溝内でも溝間でも行うためには溝幅と溝間幅は
等しくなければならないことがわかる。次に溝深さの精
度を調べるために信号対クロストーク比を
【0016】
【数7】
【0017】のように定義すればクロストークキャンセ
ル条件を満たす溝深さにおいて
【0018】
【数8】
【0019】となるので、例えば溝深さλ/6(λはデ
ィスク基板内での光の波長)でクロストークキャンセル
を行う場合、η=0.5であるから|dX/dψ |=1.155と
なりクロストークを1/10に抑えるためには近似的に
は溝深さのずれを±0.1/(1.155×2π×2)=±0.00
7λ程度とする必要があり仮に空気中での光波長0.68μ
m、基板の屈折率を1.5とするとこれは約±3nmの精度と
なる。精度をなるべくゆるめるためにはηを小さく、案
内溝を浅くすればよいが記録密度が低下するので意味が
ない。
【0020】これに対して本発明の目的はこの調整精度
を緩和することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は光磁気ディスクの表面に照射される光スポ
ットを案内溝と案内溝間の境界に配置させる。また溝の
深さをほぼλ/8とさせる。さらに再生光学系に入射直
線偏光方向成分とそれと直交する直線偏光成分の間に、
基板リターデーション及びカー楕円率による位相差と合
わせてほぼλ/8の位相差を与える。また案内溝再生時
と案内溝間再生時にはこの位相差の符号を反転させる。
これを光学系を2つに分離して行えば案内溝と案内溝間
を同時に再生できる。
【0022】
【作用】光磁気信号のクロストークキャンセル効果は光
ヘッドによってP偏光とS偏光に加わる位相差によって変
化する。これについて以下説明する。
【0023】戻り光に位相差ξをつけたとするとこれま
での式においてSをS exp(iξ)と置き換えればよいか
ら同様にして光磁気信号は
【0024】
【数9】
【0025】となる。したがって仮に溝深さが数6の条
件からずれていても
【0026】
【数10】
【0027】によって決まる位相差を与えればクロスト
ークキャンセルが行えることがわかる。この場合ψは案
内溝を再生する場合と、案内溝間を再生する場合で符号
が異なるから位相差の符号も光学系内で切り替える必要
がある。
【0028】またこのとき信号振幅対クロストーク振幅
比は
【0029】
【数11】
【0030】となるのでクロストークキャンセル条件を
満たす溝深さにおいてこの偏微分が
【0031】
【数12】
【0032】となる。近似的にはこれをなるべく小さく
すれば溝深さの精度を向上できる。ηはスポット内の溝
内と溝間内の光量比であるから溝幅と溝間幅を等しくし
ようとすればあまり大きくできないので、この式の分子
を0とすることは難しい。したがってψ=π/2、すな
わち溝深さλ/8近傍でなるべくηを大きくすれば溝深
さの調整精度を緩和できる。実際に溝幅と溝間幅を等し
くする条件のもとでηを大きくするにはスポットを溝と
溝間の中間に配置すればη=1が実現できる。このとき
数12は0.5となりクロストークを1/10とする溝深
さの調整精度は±0.016λとなる。先に述べた例に比べ
てこれは2倍以上精度が緩和されている。またこのとき
数10より位相差ξは45°すなわちλ/8板を用いれ
ばよい。
【0033】光スポットを溝と溝間の中間に配置すると
信号とクロストークがまったく同等となり、光学系によ
り加わる位相差により再生する信号を選択することにな
る。したがって光記録媒体からの反射光を2つに分岐し
てそれぞれにおいて符号のことなる位相差を直交する2
つの直線偏光間に与えれば、案内溝に記録された情報と
それに隣接した1つの案内溝間の情報を同時に再生する
ことができ、情報の転送速度を向上させることができ
る。
【0034】しかしながら実際には位相差ξには光磁気
ディスク基板のリターデーションや記録膜のカー楕円率
も含まれるので、光学系の位相差はこれを含めてλ/8
板に相当するように調整する必要がある。
【0035】
【実施例】図1はすでに述べたように従来の実施例であ
る。ここでは案内溝間3の光磁気ドメイン501の情報
を再生する場合の例を示している。この場合光スポット
1は案内溝間3上に配置される。同様にして案内溝上の
光磁気ドメイン502を再生する場合には案内溝4上に
光スポットを配置すればよい。
【0036】これに対して本発明では図3に示すように
光スポット1を案内溝間3と案内溝4の境界上に配置し
ている。このとき再生する光学系の位相差を最適化すれ
ば、基板内光波長λに対して溝深さdをλ/8とするこ
とによりクロストークを一定の値以下とする溝深さの幅
を最大とすることができる。
【0037】この効果を図4に示す。ここでは図3のス
ポット配置の場合を考えη=1である。グラフ横軸は溝
深さ縦軸がクロストーク、曲線ごとに付加された数字は
光学系の位相差である。クロストークを1/10すなわ
ちー20dB以下とする溝深さの許容幅を最大とする位相
差にはアンダーラインが引いてあり、ここではそれは4
5°、溝深さ0.125λすなわちλ/8である。またその
ときの許容幅0.03λを右下に示している。これは先に予
想した値0.016λ×2にほぼ一致している。
【0038】図5、図6は溝上、溝間光量比を変えた場
合の計算例であり、図5はη=0.5でほぼ従来例に相当
し、図6はそれより小さくη=0.3である。この場合、
傾向としては図4とほぼ同様であるものの溝深さの許容
幅を最大とする溝深さはλ/8からやや浅く、λ/10
近傍となっている。そこでこれを中心としてλ/8を含
む範囲としてλ/13からλ/8の範囲を考えれば、従
来のような溝間または溝上の中心にスポットを配置する
場合に対しても溝深さの許容幅を最大とする溝深さを見
つけることができる。
【0039】図4、5、6の溝深さ許容幅を最大とする
溝深さにおいて位相差が最適値からずれた場合を考える
と例えばクロストーク ー20dB以下とする位相差のず
れ量はいずれもほぼ±5°程度で変わっていないことが
わかる。
【0040】次にη=1とし、案内溝の情報と案内溝間
の情報を同時に再生する光ヘッドの実施例を図7に示
す。半導体レーザ6からの光をコリメートレンズ7で平
行光とし、ビームスプリッタ8を通して対物レンズ9に
より光磁気ディスク2上に集光する。反射光はビームス
プリッタ8を反射して、光束の半分だけ挿入されたλ/
2板111により光束の半分だけ紙面平行方向の偏光成
分と紙面垂直方向の偏光成分の位相差を反転させる。次
に位相差45°に相当するλ/8板12を透過させる
と、λ/2板111を透過した光としない光ではこの4
5°の位相差の符号が実効的に逆転することになる。さ
らに差動検出のために第2のλ/2板112によりこの
光の偏光方向を45°回転させて偏光ビームスプリッタ
13に入射させ、これを透過、及び反射した光を第1の
λ/2板111を通過した領域と通過していない領域に
分けて光検出器14a,b、15a,bにより検出しそれぞれ
差動増幅器16a、bにより光磁気信号を得れば、溝間の
光磁気信号と溝上の光磁気信号を独立に同時に再生でき
る。
【0041】図8は本発明による光ヘッドの第2の実施
例である。ビームスプリッタ81を反射した光磁気ディ
スク2からの反射光はλ/2板11により偏光方向を4
5°回転したのち、ビームスプリッタ82により2つの
光に分離される。それぞれをλ/8板121、122を
通してから偏光ビームスプリッタ131、132により
互いに直交する直線偏光成分に分離し、光検出器14a,
b、15a,bにより光電変換してそれぞれ差動増幅器16
a,bにより光磁気信号を得る。このとき2つのλ/8板
121、122の進相軸方向を紙面内方向からそれぞれ
逆方向に45°回転させれば2つの光磁気信号は溝間と
溝上の再生信号となる。
【0042】しかしながら実際には位相差ξには光磁気
ディスク基板のリターデーションや記録膜のカー楕円率
も含まれるので、光学系の位相差はこれを含めてλ/8
板に相当するように調整する必要がある。そのためには
あらかじめこれらによる位相差を補償する波長板を設
け、その後で±45°の位相差を与えるλ/8板を設置
することも考えられる。
【0043】光スポットを案内溝と案内溝間の境界に配
置するためには従来のトラッキング誤差信号を最大また
は最小になるように制御する必要がある。図9にそのた
めの新しいトラッキング誤差信号の一例を示す。光磁気
ディスク2表面を反射した光は対物レンズ9を通って、
光検出器17a,b,cに入射している。ここで途中の光学
系は簡単のため省略している。従来のトラッキング誤差
信号は光束を中心を通る案内溝方向の分割線で分割した
2つの光検出器の出力の差動信号を用いていた。このた
めここでは17aと17cの出力の差動信号がこれに近
く、これをトラッキング誤差信号とすれば従来通り、案
内溝中心または案内溝間中心に光スポットを制御するこ
とができる。したがってこれを信号記録時に用いればよ
い。一方、再生時には17aと17bまたは17bと17c
の差動出力をトラッキング誤差信号とすれば案内溝と案
内溝間の境界に光スポットを制御することができる。
【0044】また他の方法を図10に示す。ここでは光
磁気ディスク2の表面上にメインスポット1のほかに2
つのサブスポット181、182を配置している。サブ
スポットをつくる方法としては回折格子を用いるか、光
源をあらかじめ3つ用意すればよい。ここでメインスポ
ットが案内溝間3と案内溝4の境界に位置するときに、
2つのサブスポットをそれぞれ案内溝間3と案内溝4に
配置するようにするに3つのスポットの位置関係を調整
しておく。そして図11に示すようにこれら3つの光ス
ポットを検出すればよい。メインスポットによるトラッ
キング誤差信号は記録時に用い、サブスポットによるト
ラッキング誤差信号は再生時に用いる。これらのトラッ
キング誤差信号をトラッキングアクチュエータにフィー
ドバックすれば光スポットは再生時には案内溝と案内溝
間に位置し、記録時には案内溝または案内溝間に配置さ
せることができる。
【0045】
【発明の効果】本発明により、案内溝と案内溝間の両方
に情報を記録して狭トラックピッチ化した高密度光磁気
ディスクにおいて隣接トラックからの信号のクロストー
クをキャンセルさせるための溝深さの許容幅を拡大し、
光磁気記録媒体の生産性を向上させることができる。ま
た案内溝とそれに隣接する案内溝間の信号を同時に独立
に再生することができるので情報の転送速度を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例における光磁気ディスク表面上の光磁気
ドメイン及び光スポットの配置。
【図2】カー効果により入射偏光と直交する偏光成分が
発生しドメイン内外でその符号が異なることを説明する
図。
【図3】本発明における光スポットの配置。
【図4】本発明における溝深さ、位相差とクロストーク
の関係。
【図5】従来例における溝深さ、位相差とクロストーク
の関係。
【図6】溝間、溝上光量比の小さい場合の溝深さ、位相
差とクロストークの関係。
【図7】本発明の光ヘッドの第1の実施例。
【図8】本発明の光ヘッドの第2の実施例。
【図9】トラッキング誤差信号検出の第1の実施例。
【図10】トラッキング誤差信号検出の第2の実施例に
おけるスポット配置。
【図11】トラッキング誤差信号検出の第2の実施例。
【符号の説明】 1‥‥光スポット、2‥‥ディスク、3‥‥案内溝間、
4‥‥案内溝、5‥‥光磁気ドメイン、501‥‥案内
溝間の光磁気ドメイン、502‥‥案内溝内の光磁気ド
メイン、6‥‥半導体レーザ、7‥‥コリメートレン
ズ、8、81、82‥‥ビームスプリッタ、9‥‥対物
レンズ、11、111、112‥‥λ/2板、12、1
21、122‥‥λ/8板、13、131、132‥‥
偏光ビームスプリッタ、14a,b,15a,b‥‥光検出
器、16a,b‥‥差動増幅器、17a,b,c‥‥トラッキン
グ誤差信号用光検出器、181、182‥‥サブスポッ
ト、191、192、193‥‥トラッキング誤差信号
用光検出器、20a,b‥‥差動増幅器。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】案内溝、及び隣接する案内溝間に情報を記
    録した光磁気記録媒体にレーザ光を集光し、反射光の偏
    光状態の変化から記録された情報を再生する光磁気ディ
    スク装置であって、信号再生時に集光された光スポット
    の案内溝上にある光量と案内溝間にある光量がほぼ等し
    いことを特徴とする光磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】案内溝、及び隣接する案内溝間に情報を記
    録した光磁気記録媒体にレーザ光を集光し、反射光の偏
    光状態の変化から記録された情報を再生する光磁気ディ
    スク装置であって、集光された光スポットを案内溝と案
    内溝間の境界に配置する手段を有することを特徴とする
    光磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】案内溝、及び隣接する案内溝間に情報を記
    録した光磁気記録媒体にレーザ光を集光し、反射光の偏
    光状態の変化から記録された情報を再生する光磁気ディ
    スク装置であって、案内溝内の情報と案内溝間の情報を
    同時に再生する手段を有することを特徴とする光磁気デ
    ィスク装置。
  4. 【請求項4】案内溝を有する光磁気ディスク基板とその
    上に形成された光磁気記録膜によって構成され、案内溝
    と案内溝間の幅がほぼ等しく、案内溝、及び隣接する案
    内溝間に情報を記録する光磁気記録媒体であって、これ
    を再生する光磁気ディスク装置の光磁気ディスク基板内
    での光波長をλとするとき案内溝の深さがほぼλ/8で
    あることを特徴とする光磁気記録媒体。
  5. 【請求項5】案内溝を有する光磁気ディスク基板とその
    上に形成された光磁気記録膜によって構成され、案内溝
    と案内溝間の幅がほぼ等しく、案内溝、及び隣接する案
    内溝間に情報を記録する光磁気記録媒体であって、これ
    を再生する光磁気ディスク装置の光磁気ディスク基板内
    での光波長をλとするとき案内溝の深さがλ/13以上
    λ/8以下であることを特徴とする光磁気記録媒体。
  6. 【請求項6】光磁気記録媒体からの反射光の光束を2つ
    に分岐させて、各々の光束において直交する直線偏光成
    分に符号の異なる位相差を与えて光磁気信号を得る光ヘ
    ッド。
  7. 【請求項7】請求項第6項において分岐を光束内の案内
    溝に直交する分割線による領域の分割で行う光ヘッド。
  8. 【請求項8】請求項第6項において分岐を光束全域での
    光量の分割で行う光ヘッド。
  9. 【請求項9】請求項第1項または第2項においてさらに
    光磁気記録媒体での情報の記録機能を有し、記録時には
    案内溝上または案内溝間に光スポットを配置する光磁気
    ディスク装置。
  10. 【請求項10】請求項第3項においてさらに光磁気記録
    媒体での情報の記録機能を有し、記録時には同時に1つ
    の時系列信号を記録する光磁気ディスク装置。
JP2372995A 1995-02-13 1995-02-13 光磁気ディスク装置および光磁気記録媒体および光ヘッド Pending JPH08221820A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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