JPH0450659Y2 - - Google Patents

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JPH0450659Y2
JPH0450659Y2 JP1986159717U JP15971786U JPH0450659Y2 JP H0450659 Y2 JPH0450659 Y2 JP H0450659Y2 JP 1986159717 U JP1986159717 U JP 1986159717U JP 15971786 U JP15971786 U JP 15971786U JP H0450659 Y2 JPH0450659 Y2 JP H0450659Y2
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JP
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circuit
signal
pin
gate pulse
burst gate
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JP1986159717U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、IC(集積回路)の改良に関するもの
で、特にピン数の削減を計ることが出来るICに
関する。
(ロ) 従来の技術 ビデオテープレコーダの信号処理回路の1つと
して、カラーテレビジヨン信号中の複合同期信号
から等価パルスを除去するとともに、垂直同期信
号をパルス整形し、連続した水平同期パルスを作
成する1/2Hキラー回路が公知である。前記1/2H
キラー回路は作成した水平同期パルスを低域変換
回路のAFC回路に印加するとともに、バースト
ゲートパルス作成回路に印加するものである。そ
の様な1/2Hキラー回路を内蔵するICは、例え
ば、昭和60年3月20日付で発行された「′85三洋
半導体ハンドブツクモノリシツクバイポーラ集積
回路編」の第910頁に記載されている。第2図は
前記1/2Hキラー回路を内蔵するICを示す回路図
で、入力端子1に印加された複合同期信号はIC
2の入力ピン3を介して1/2Hキラー回路4に印
加され、前述の如き信号処理が施され、水平同期
信号がAFC回路5に印加れるとともに、バース
トゲートパルス作成回路6に印加される。バース
トゲートパルス作成回路6はコンポジツトビデオ
信号中のバースト信号を抽出するためのパルスを
作成するもので、前記水平同期信号に応じて、内
蔵するカウンタの計数を開始し所定計数すると出
力信号を発生し、更に所定計数すると元の状態に
戻る。そして、作成されたバーストゲートパルス
は、バースト信号の抽出の為に端子7から他の回
路(図示せず)に供給される。
ところで、ビデオテープレコーダの種類によつ
ては、色の濃淡や色相を微細に調整するための色
補正回路を備えるものがある。前記色補正回路
は、通常1/2Hキラー回路を内蔵するICとは別の
IC内に内蔵され、バーストゲートパルスに応じ
て動作するものであるが、前記別のIC内にバー
ストゲートパルスを作成する回路を設けると、回
路が重複し、回路素子数の増加を招くので、普通
は第2図の如くIC2にバーストゲートパルスを
発生させるための出力ピン8を設けて、前記出力
ピン8からのバーストゲートパルスを色補正回路
に供給している。
尚、第2図における前記IC2の他の回路は本
考案に直接関係しないので省略してある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 第2図の如き回路構成とすれば、ICの外部か
ら複合同期信号をIC内の1/2Hキラー回路4に入
力することが出来るとともに、IC内部のバース
トゲートパルス作成回路6で作成されたバースト
ゲートパルスをICの外部へ出力することが出来
るが、前記複合同期信号を入力する為の入力ピン
3と、前記バーストゲートパルスを出力する為の
出力ピン8とを独立にICに設けている為に、ピ
ン数の増加というIC化にとつて好ましくない欠
点があつた。一般に、ICのパツケージにおける
ピン数は、離散的に定められている為、例え1ピ
ンオーバーするだけでもパツケージ変更を余儀な
くされる場合があり、外型の大型化、コストの増
加等を招くので好ましくない。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、上述の点に鑑み成されたもので、
IC内部へ入力信号を印加する為のピンと、前記
IC内に内蔵され前記入力信号が印加される利用
回路と、該利用回路の出力信号に応じて開閉する
スイツチと、該スイツチの第1の状態に応じて前
記ピンからの前記入力信号を前記利用回路に供給
する第1切換回路と、前記スイツチの第2の状態
に応じて前記IC内部からの信号を前記ピンに供
給する第2切換回路とから成ることを特徴とす
る。
(ホ) 作用 本考案に依れば、外付ピンからIC内部へ入力
信号を印加する場合は、スイツチを第1の状態と
して第1切換回路を動作させればよい。また、
IC内部で作成された信号を前記外付ピンからIC
外部へ導出する場合は、スイツチを第2の状態と
して第2切換回路を動作させればよい。そうする
ことにより、入力信号の状態に応じて、かつIC
の単一のピンを用いて自動的にIC内に入力信号
を印加し、IC外へ前記信号を導出することが出
来る。
(ヘ) 実施例 第1図は、本考案の一実施例を示す回路図で、
9はIC、10は入力端子、11は抵抗12及び
13から成る分圧手段、14は前記入力端子10
からの複合同期信号が印加されるIC9のピン、
15はバーストゲートパルス作成回路6からのバ
ーストゲートパルスが得られる出力端子、16は
前記バーストゲートパルスに応じて開閉するスイ
ツチ、17はスイツチ16の開閉に応じてオン、
オフするトランジスタ、18は入力端が前記トラ
ンジスタ17のベースに、出力端が抵抗19を介
して前記トランジスタ17のコレクタに接続され
たカレントミラー回路、20はベースが前記カレ
ントミラー回路18の出力端に接続され、エミツ
タがピン14に接続され、コレクタが1/2Hキラ
ー回路4に接続された第1スイツチングトランジ
スタ、21はベース及びエミツタが前記第1スイ
ツチングトランジスタ20のベース及びエミツタ
に共通接続され、コレクタが電源(+VCC)に接
続されている第2スイツチングトランジスタであ
る。
ところで、通常、バーストゲートパルスの位相
は、複合同期信号中の水平同期信号に対して一定
の遅れを持つ。その様子を第3図に示す。第3図
イは複合同期信号中の水平同期信号を示し、第3
図ロはバーストゲートパルスを示す。
今、第3図の時刻t1において入力端子10から
の水平同期信号が「L」、バーストゲートパルス
作成回路6の出力端子15に得られるバーストゲ
ートパルスが「H」であるとする。前記「H」の
バーストゲートパルスは、スイツチ16を図示の
如く開放し、トランジスタ17をオンにする。す
ると、第1スイツチングトランジスタ20のベー
ス(点A)の電圧がV1(=VCEO+i1ROただし、
VCEOはトランジスタ17のコレクタ・エミツタ間
飽和電圧、i1はトランジスタ17のコレクタ電
流、ROは抵抗19の抵抗値)という低い値とな
る。そのとき、水平同期信号が「L」の為、第1
スイツチングトランジスタ20はオンしない。こ
の状態で時刻t2になり、第3図イの如き「H」の
水平同期信号が入力端子10に印加されると、第
1スイツチングトランジスタ20がオンし、ピン
14の電圧は第3図ハの如くV1+VBEとなる。そ
して前記水平同期信号に応じた電流がダイオード
23、抵抗24及び第1スイツチングトランジス
タ20を介して、1/2Hキラー回路4に供給され
る。その為、1/2Hキラー回路4は前記水平同期
信号の前縁をトリガーとして同期パルスが除去さ
れた水平同期信号を再生する。再生された水平同
期信号はAFC回路5に印加され低域変換の為の
基準信号として用いられるとともに、バーストゲ
ートパルス作成回路6に印加される。バーストゲ
ートパルス作成回路6は、前記水平同期信号に基
づき内蔵するカウンタの計数を開始し、時刻t3
なると、その出力信号を第3図ロの如く「H」か
ら「L」に変化させる。すると、スイツチ16が
図示と逆に閉成する。スイツチ16が閉成する
と、トランジスタ17のベースがアースされてオ
フになる。また、カレントミラー回路18を構成
するダイオード25に、抵抗28の値に応じて決
める電流i2が流れ、前記カレントミラー回路18
を構成するトランジスタ22にも同じ電流i2が流
れる。その為、点Aの電圧は、V1よりも高い電
圧V2(=VCC−VCEただし、VCCは電源電圧、VCE
はトランジスタ22のコレクタ・エミツタ間電
圧)が発生し、第2スイツチングトランジスタ2
1がオンしてピン14の電圧がV3(=V2−VBE
だし、VBEはトランジスタ21のベース・エミツ
タ間電圧)になる。
ここで、トランジスタ26のオンする電圧が第
3図ハの一点鎖線のレベルになる様に分圧手段1
1の抵抗12及び13の値を設定すれば、時刻t3
からトランジスタ26がオンになり、その出力端
子27には第3図ニの如く「L」の信号が発生す
る。
そして、バーストゲートパルス作成回路6内の
カウンタの計数が更に進み時刻t4になると出力端
子15の電圧が「L」から「H」に変化し、スイ
ツチ16が再び開放され、トランジスタ17がオ
ンし点Aの電圧が下がる。この時、入力端子10
からの水平同期信号は既に「L」であるので、ピ
ン14の電圧は再び低くなりトランジスタ26が
オフする。その為出力端子27の電圧は「H」に
戻る。その結果、バーストゲートパルス作成回路
6からのバーストゲートパルスと等しい信号が出
力端子27に得られる。
従つて、第1図の回路によれば、ICの単一の
ピンに依つてIC内部へ複合同期信号を印加出来
るとともに、IC外部へバーストゲートパルスを
導出させることが出来る。
尚、第1図の実施例においては、ICの内部に
複合同期信号を印加し、バーストゲートパルスを
ICの外に導出する場合について説明したが、本
考案はこれに限定されるものではなく、種々な信
号の組合せに適用可能である。
(ト) 考案の効果 以上述べた如く、本考案に依ればIC内部へ入
力信号を印加する為のピンと、出力パルスをIC
外部へ導出する為のピンとを単一のピンで共用す
る事が出来るので、ICの外付ピン数の減少を計
ることが出来、特にこの様なピンを複数個有する
様な回路をIC化する際に大幅ばピン数の削減を
計ることが出来、効率的なIC設計を行なう事が
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す回路図、第
2図は従来の集積回路を示す回路図、及び第3図
イ乃至ニは第1図の説明に供する為の波形図であ
る。 10……入力端子、14……ピン、15……出
力端子、16……スイツチ、20……第1スイツ
チングトランジスタ、21……第2スイツチング
トランジスタ、27……出力端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. IC内部へ入力信号を印加する為のピンと、前
    記IC内に内蔵され前記入力信号が印加される利
    用回路と、該利用回路の出力信号に応じて開閉す
    るスイツチと、該スイツチが第1の状態の時前記
    ピンからの前記入力信号に応じて動作し、前記入
    力信号を前記利用回路に供給する第1切換回路
    と、前記スイツチの第2の状態により前記利用回
    路からの信号を前記ピンに供給する第2切換回路
    とから成り、前記ICのピンを入出力に兼用した
    事を特徴とする集積回路。
JP1986159717U 1986-10-17 1986-10-17 Expired JPH0450659Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986159717U JPH0450659Y2 (ja) 1986-10-17 1986-10-17

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Publication Number Publication Date
JPS6365327U JPS6365327U (ja) 1988-04-30
JPH0450659Y2 true JPH0450659Y2 (ja) 1992-11-30

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JP1986159717U Expired JPH0450659Y2 (ja) 1986-10-17 1986-10-17

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5394166A (en) * 1977-01-27 1978-08-17 Philips Nv Circuit partly contained in monolithic integrated semiconductor body

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5394166A (en) * 1977-01-27 1978-08-17 Philips Nv Circuit partly contained in monolithic integrated semiconductor body

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JPS6365327U (ja) 1988-04-30

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