JPH0450159B2 - - Google Patents

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JPH0450159B2
JPH0450159B2 JP62005296A JP529687A JPH0450159B2 JP H0450159 B2 JPH0450159 B2 JP H0450159B2 JP 62005296 A JP62005296 A JP 62005296A JP 529687 A JP529687 A JP 529687A JP H0450159 B2 JPH0450159 B2 JP H0450159B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
edges
blade
metal plate
cutting
grater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62005296A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63174897A (ja
Inventor
Tatsuya Saito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAIJIRUSHI HAMONO KAIHATSU SENTAA KK
Original Assignee
KAIJIRUSHI HAMONO KAIHATSU SENTAA KK
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Publication date
Application filed by KAIJIRUSHI HAMONO KAIHATSU SENTAA KK filed Critical KAIJIRUSHI HAMONO KAIHATSU SENTAA KK
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Publication of JPS63174897A publication Critical patent/JPS63174897A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は大根等をおろす調理用おろし器に対
し取着されるおろし刃及びその製造方法に関する
ものである。
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題
点) 従来、この種のおろし刃としては、例えば特公
昭56−26529号公報に示すものがある。このおろ
し刃においては、金属板材に小孔が併設されてい
るとともに、この各小孔の一側で膨出案内部が突
設されて、この小孔の内周縁の一側部を膨出案内
部の端縁とし、その端縁に突き切り刃が形成され
ている。第9,10図に示すようにこの膨出案内
部5,6の突き切り刃5a,6aは逆U形状をな
し、調理物のスライド方向Aに対し直交してい
る。
そのため、使用者の加える力が非常に大きくな
る欠陥があつた。
又、前記公報に示すおろし刃の製造方法におい
ては、各小孔を座ぐつて切刃を形成し、その後こ
の小孔の一側に小孔と連通する膨出案内部を形成
して突き切り刃を併設するようにしている。
しかし、小孔の内周縁は円形であるため、その
円形内周縁に沿つて均一な切刃を座ぐり形成する
のは大変困難であり、切れ味が低下する問題があ
る。
そこで、切刃の形状を改良することにより、い
わゆる押し切りに加え、引き切りをも可能にして
切れ味を良くするとともに、調理物の横ずれを防
止したものが第一発明である。
又、このようなおろし刃を製造するにあたつ
て、座ぐりによる切刃の形成工程を利用しない別
方法を提供して均一な切刃を得ることができるよ
うにしたものが第二発明である。
(問題点を解決するための手段) 前記した従来の問題点を解決するため第一発明
においては、金属板材に少なくとも二列以上の透
孔を併設するとともに、該透孔の一側を金属板材
の表面側に突出させて膨出部を形成し、この膨出
部の端縁に刃先を形成した調理用おろし器のおろ
し刃において、各列毎に刃先を調理物のスライド
方向に対し、異なる方向に傾斜させた構成を採用
している。
又第二発明では金属板材に対し、調理物のスラ
イド方向に対して異なる方向に傾斜する傾斜縁を
有する透孔を、少なくとも二列以上併設する工程
と、透孔の内周縁を金属板の表面側に突出させて
構成した突設部を、金属板材表面に沿うように研
磨して刃先を形成する工程と、前記透孔の傾斜縁
部分を、金属板材の表面側に突出させて膨出部を
形成し、前記刃先の内部分を膨出部の刃先とする
工程とからなるものである。
(作用) 前記の構成を採用したことにより本発明では、
調理物をスライド板7上でスライド方向Aへ滑ら
せて刃1に当てると、調理物は各刃先5a,6a
に直交する方向に相対移動していわゆる押し切り
されるばかりでなく、各刃先5a,6aに沿う方
向へも相対移動していわゆる引き切りされ、又刃
先の傾斜方向が各列毎に異なるので、調理物の横
ずれが防止される。
更に第二発明では、座ぐりによる切刃の形成工
程を必要とせず、均一で切れ味の良好な刃先5
a,6aを得ることができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に従つて説明す
る。
第2図及び第3図において1はおろし刃で、長
方形状の金属板材2に二列の透孔3,4が併設さ
れ、この透孔3,4には調理物のスラインド方向
A(第1図)に対し、互いに傾斜方向の異なる傾
斜縁3a,4aが構成されている。そしてこの透
孔2の傾斜縁3a,4a部分を金属板材2の表面
側に膨出させて膨出部5,6となし、この膨出部
5,6の傾斜縁3a,4aがおろし刃1の刃先5
a,6aとなつている。そしてこのおろし刃1の
は第1図に示すように、おろし器のプラスチツク
製スライド板7に取着して使用される。
上記のような構成からなるおろし刃1は、下記
のようにして製造される。
まず、第3,4図に示すように、長方形状の金
属板2に透孔3,4を二列でそれぞれ併設する。
この各透孔3,4の内周縁の一側部には調理物の
スライド方向Aに対し互いに反対方向に傾斜する
傾斜縁3a,4aが形成されている。
次に、第5図に示すように、この各透孔3,4
の内周縁全体を金属板材2の表面側へ僅かに突出
させる。
次に、第7図に示すように、この各透孔3,4
の傾斜縁3a,3b部分を金属板材2の表面側に
大きく突出させて膨出部5,6を構成し、先に形
成した刃先3b,4bの内、傾斜縁部3a,4a
の刃先3b,4bが膨出部5,6における刃先5
a,6aとして実際に使用される。
さて、第1,8図に示すように調理物をスライ
ド板7上でスライド方向Aへ滑らせておろし刃1
に当てると、調理物は各刃先5a,6aに直交す
る方向へ相対移動していわゆる押し切りされるば
かりではなく、各刃先5a,6aに沿う方向へも
相対移動していわゆる引き切りされる。従つて、
切れ味が良くなつておろし作業が大変楽になる。
この切断時、調理物は一方の各刃先5aに当た
つて第8図のB方向へ押されるとともに、他方の
各刃先6aに当たつてB矢印方向とは逆のC矢印
方向へ押される。これらの方向の力は相殺される
ため、調理物の横ずれが防止される。
なお、この横ずれ防止効果を得るには、本実施
例以外には、互いに傾斜方向の異なる二種類の刃
先5a,6aを適宜配設すればよい。
又、金属板材2の突設部8を金属板材2の片面
に沿うように研磨して刃先3b,4bを形成した
後に膨出部5,6を形成し、その刃先3b,4b
を膨出部5,6の刃先5a,6aとしたので、膨
出部5,6の刃先5a,6aが均一となつて切れ
味が向上する。
発明の効果 要するに第一発明によれば、各刃先5a,6a
を斜状にすることにより、引き切りをも可能にな
り、切れ味が良くなつておろし作業を大変楽にす
ることができるとともに、調理物の横ずれを防止
し、 又、第二発明によれば、従来技術とは異なり座
ぐりによる切刃の形成工程を必要とせず、膨出部
5,6の刃先5a,6aが均一になつて切れ味を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例のおろし器を示す平面図、第
2図はそのおろし刃を示す斜視図、第3図から第
7図はこのおろし刃の製造過程を示す斜視図又は
部分断面図、第8図はこのおろし刃の各刃先を示
す部分拡大平面図、第9図は従来のおろし刃の各
刃先を示す部分拡大平面図、第10図は同じく部
分拡大断面図である。 おろし刃……1、金属板材……2、透孔……
3,4、傾斜縁……3a,4a、膨出部……5,
6、刃先……5a,6a、スライド方向…A。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金属板材2に少なくとも二列以上の透孔3,
    4を併設するとともに、該透孔3,4の一側を金
    属板材2の表面側に突出させて膨出部5,6を形
    成し、この膨出部5,6の縁部に刃先5a,6a
    を形成した調理用おろし器のおろし刃において、 各列毎の刃先5a,6aを調理物のスライド方
    向Aに対し、異なる方向に傾斜させたことを特徴
    とする調理用おろし器のおろし刃。 2 金属板材2に対し、調理物のスライド方向A
    に対して異なる方向に傾斜する傾斜縁3a,4a
    を有する透孔3,4を、少なくとも二列以上併設
    する工程と、 透孔3,4の内周縁を金属板2の表面側に突出
    させて構成した突設部8を、金属板材2表面に沿
    うように研磨して刃先3b,4bを形成する工程
    と、 前記透孔3,4の傾斜縁3a,4a部分を、金
    属板材2の表面側に突出させて膨出部5,6を形
    成し、前記刃先3b,4bの内5a,6a部分を
    膨出部5,6の刃先とする工程とからなる調理用
    おろし器のおろし刃製造方法。
JP529687A 1987-01-12 1987-01-12 調理用おろし器のおろし刃及びその製造方法 Granted JPS63174897A (ja)

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JPS63174897A JPS63174897A (ja) 1988-07-19
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5622962B1 (ja) * 2014-06-27 2014-11-12 株式会社レーベン販売 ドーム部が傾斜しているおろし器
JP2015198900A (ja) * 2014-08-27 2015-11-12 株式会社レーベン販売 ドーム部が傾斜しているおろし器

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JPS6031915U (ja) * 1983-08-11 1985-03-04 古河電気工業株式会社 金属板用スリッティング加工装置
JPS6130590U (ja) * 1984-07-30 1986-02-24 日立建機株式会社 油圧シヨベルのトラツクフレ−ム構造

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