JPH023653B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH023653B2 JPH023653B2 JP19645485A JP19645485A JPH023653B2 JP H023653 B2 JPH023653 B2 JP H023653B2 JP 19645485 A JP19645485 A JP 19645485A JP 19645485 A JP19645485 A JP 19645485A JP H023653 B2 JPH023653 B2 JP H023653B2
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- JP
- Japan
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- base material
- hole
- neck
- eating
- handle
- Prior art date
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- Expired
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 20
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 11
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 9
- 230000035622 drinking Effects 0.000 claims description 8
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 5
- 210000003739 neck Anatomy 0.000 description 14
- 235000014121 butter Nutrition 0.000 description 2
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Table Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
(産業上の利用分野)
この発明はスプーン、フオーク又はバターナイ
フ等の金属製飲食用具の製造方法に関するもので
ある。
フ等の金属製飲食用具の製造方法に関するもので
ある。
(従来の技術)
従来、この種の飲食用具として、柄部の全長に
わたつて延びるように凹状又は凸状のデザインを
施したものが知られている。
わたつて延びるように凹状又は凸状のデザインを
施したものが知られている。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが、従来のこの種のデザインを備えた飲
食用具においては、柄部の幅が全長にわたりほぼ
一定であるため、変化に乏しいばかりでなく、幅
広の場合には太い首部の形状が見栄えを悪くし、
逆に幅狭の場合には柄全体が細くなつて扱い難い
という問題点があつた。
食用具においては、柄部の幅が全長にわたりほぼ
一定であるため、変化に乏しいばかりでなく、幅
広の場合には太い首部の形状が見栄えを悪くし、
逆に幅狭の場合には柄全体が細くなつて扱い難い
という問題点があつた。
発明の構成
(問題点を解決するための手段)
前記した問題点を解決するためにこの発明にお
いては、第1図に示すように、一側面に円弧状の
凹溝5を備えた金属製の基材11にその長手方向
に沿つて延びる透孔6を形成した後、その透孔6
の少なくとも一端部と対応する基材11を横方向
から押圧することにより、第3図に示すように透
孔6の一端部を閉鎖して首部3を形成し、その首
部3から基材11の先端に至る部分をプレスして
用途形状に応じた作用部4を形成するという方法
がとられている。
いては、第1図に示すように、一側面に円弧状の
凹溝5を備えた金属製の基材11にその長手方向
に沿つて延びる透孔6を形成した後、その透孔6
の少なくとも一端部と対応する基材11を横方向
から押圧することにより、第3図に示すように透
孔6の一端部を閉鎖して首部3を形成し、その首
部3から基材11の先端に至る部分をプレスして
用途形状に応じた作用部4を形成するという方法
がとられている。
(作用)
従つて、この発明の前記した方法によれば、基
材11に透孔6を打抜くことによつて軽量化が図
られ、その透孔6の一端部を閉鎖することによつ
て幅狭で見栄えがよい首部3を容易に形成するこ
とができ、しかもこうして製作された飲食用具の
柄部2には凹溝5と透孔6とが設けられているた
め変化に富んだデザインとなり、そのうえ柄部2
が円弧状の凹溝5を備えているのでそこに指を当
てて飲食用具を持ち易くすることができる。
材11に透孔6を打抜くことによつて軽量化が図
られ、その透孔6の一端部を閉鎖することによつ
て幅狭で見栄えがよい首部3を容易に形成するこ
とができ、しかもこうして製作された飲食用具の
柄部2には凹溝5と透孔6とが設けられているた
め変化に富んだデザインとなり、そのうえ柄部2
が円弧状の凹溝5を備えているのでそこに指を当
てて飲食用具を持ち易くすることができる。
(実施例)
以下、この発明をスプーンに具体化した一実施
例を図面に基づいて説明する。
例を図面に基づいて説明する。
まず、第2〜9図に従いこの発明の方法によつ
て製作されたスプーンの構成について述べると、
この実施例のスプーン1は柄部2と首部3と作用
部としてのすくい部4とから構成されいる。柄部
2は首部3に向かつて徐々に幅狭となるように形
成され、その幅方向中央部にはほぼ全長にわたつ
て延びるように円弧状の凹溝5が形成されてい
る。又、柄部2には前記凹溝5に沿つて延びるよ
うに透孔6が設けられ、首部3に向けて徐々に幅
狭となつている。柄部2の両側面には円弧面7が
それぞれ形成されている。さらに、柄部2の基端
部には指掛部8が背面側に向けて湾曲形成されて
いる。なお、第3,4,6,9図に示す9は製作
時に前記透孔6の一端部が閉鎖されることによつ
て形成された接合線である。
て製作されたスプーンの構成について述べると、
この実施例のスプーン1は柄部2と首部3と作用
部としてのすくい部4とから構成されいる。柄部
2は首部3に向かつて徐々に幅狭となるように形
成され、その幅方向中央部にはほぼ全長にわたつ
て延びるように円弧状の凹溝5が形成されてい
る。又、柄部2には前記凹溝5に沿つて延びるよ
うに透孔6が設けられ、首部3に向けて徐々に幅
狭となつている。柄部2の両側面には円弧面7が
それぞれ形成されている。さらに、柄部2の基端
部には指掛部8が背面側に向けて湾曲形成されて
いる。なお、第3,4,6,9図に示す9は製作
時に前記透孔6の一端部が閉鎖されることによつ
て形成された接合線である。
次に、前記した構成のスプーン1の製造方法に
ついて説明する。
ついて説明する。
さて、第1図は加工前における金属製の基材1
1を示すものであり、その上面には前記凹溝5が
又両側面には前記円弧面7がそれぞれ引き抜き成
形等により予め滑らかに形成されている。まず、
この基材11は同図に一点鎖線で示す位置におい
て所定の長さに切断された後、前記透孔6が凹溝
5に沿つて打抜き形成され、これにより基材11
には前記柄部2が形成される。なお、透孔6の打
抜き時には、前記首部3が形成される側における
透孔6の一端部が先端に向かう程その他の部分よ
りも徐々に幅が広くなる幅広部12が形成され
る。
1を示すものであり、その上面には前記凹溝5が
又両側面には前記円弧面7がそれぞれ引き抜き成
形等により予め滑らかに形成されている。まず、
この基材11は同図に一点鎖線で示す位置におい
て所定の長さに切断された後、前記透孔6が凹溝
5に沿つて打抜き形成され、これにより基材11
には前記柄部2が形成される。なお、透孔6の打
抜き時には、前記首部3が形成される側における
透孔6の一端部が先端に向かう程その他の部分よ
りも徐々に幅が広くなる幅広部12が形成され
る。
次に、斜状の押圧面13を有する一対の押型1
4間に前記基材11を置き、両押型14を互いに
寄せて透孔6と対応する基材11の両側面をそれ
ぞれ押圧する。これにより、凹溝5及び透孔6の
幅がそれぞれ先端側に向かう程徐々に狭くなると
ともに、透孔6の先端部分は前記した接合線9に
て閉鎖され、第9図に示す断面形状の首部3が形
成される。この場合、透孔6に前記幅広部12が
設けられているため、基材11における左右両側
の厚肉部分が合体して首部3が断面略円形とな
り、十分な強度とすつきりとしたデザインを得る
ことができる。
4間に前記基材11を置き、両押型14を互いに
寄せて透孔6と対応する基材11の両側面をそれ
ぞれ押圧する。これにより、凹溝5及び透孔6の
幅がそれぞれ先端側に向かう程徐々に狭くなると
ともに、透孔6の先端部分は前記した接合線9に
て閉鎖され、第9図に示す断面形状の首部3が形
成される。この場合、透孔6に前記幅広部12が
設けられているため、基材11における左右両側
の厚肉部分が合体して首部3が断面略円形とな
り、十分な強度とすつきりとしたデザインを得る
ことができる。
続いて、プレス機等を用い周知の方法により首
部3から先端に至る基材11の先端部分をプレス
して、前記すくい部4を成形する。なお、前記指
掛部8の折曲加工はすくい部4の成形前あるいは
成形後のいずれの時でも行うことができる。
部3から先端に至る基材11の先端部分をプレス
して、前記すくい部4を成形する。なお、前記指
掛部8の折曲加工はすくい部4の成形前あるいは
成形後のいずれの時でも行うことができる。
このようにして、第2〜6図に示す形状のスプ
ーン1が成形された後には、その全面にわたつて
研磨仕上げが施されるが、基材11には引抜き加
工等により前記凹溝5並びに円弧面7があらかじ
めそれぞれ円滑に形成されているので、首部3を
含む柄部2全体の研磨作業を短時間で簡単に行う
ことができる。
ーン1が成形された後には、その全面にわたつて
研磨仕上げが施されるが、基材11には引抜き加
工等により前記凹溝5並びに円弧面7があらかじ
めそれぞれ円滑に形成されているので、首部3を
含む柄部2全体の研磨作業を短時間で簡単に行う
ことができる。
従つて、前記したこの実施例のスプーン1の製
造方法によれば、先細となる柄部2、断面略円形
の首部3、その首部3に向かつて徐々に幅狭とな
る透孔6、その透孔6に沿つて延びる円弧状の凹
溝5、柄部2両側面の円弧面7及び指掛部8等の
変化に富んだデザインのスプーン1を簡単かつ短
時間に製作することができる。しかも、この方法
によつて製作されたスプーン1は透孔6を備えて
いるので軽量となり、また凹溝5及び指掛部8に
それぞれ指を当てて使用することによつて使い勝
手がよくなる。
造方法によれば、先細となる柄部2、断面略円形
の首部3、その首部3に向かつて徐々に幅狭とな
る透孔6、その透孔6に沿つて延びる円弧状の凹
溝5、柄部2両側面の円弧面7及び指掛部8等の
変化に富んだデザインのスプーン1を簡単かつ短
時間に製作することができる。しかも、この方法
によつて製作されたスプーン1は透孔6を備えて
いるので軽量となり、また凹溝5及び指掛部8に
それぞれ指を当てて使用することによつて使い勝
手がよくなる。
なお、この発明は前記スプーンの製作のみに限
定されるものではなく、フオーク、バターナイフ
等のその他の金属製飲食用具の製作に応用して具
体化することも可能である。
定されるものではなく、フオーク、バターナイフ
等のその他の金属製飲食用具の製作に応用して具
体化することも可能である。
発明の効果
以上詳述したように、この発明によれば、軽量
でしかも変化に富んだデザインの金属製飲食用具
を容易に製作することができるという優れた効果
を奏する。
でしかも変化に富んだデザインの金属製飲食用具
を容易に製作することができるという優れた効果
を奏する。
第1図はこの発明の製造方法を具体化した一実
施例を示す基材の平面図、第2図はスプーンの正
面図、第3図は平面図、第4図は底面図、第5図
は右側面図、第6図は左側面図、第7図は第3図
のA−A線端面図、第8図は第3図のB−B線端
面図、第9図は第3図のC−C線端面図である。 柄部……2、首部……3、作用としてのすくい
部……4、凹溝……5、透孔……6、基材……1
1、幅広部……12。
施例を示す基材の平面図、第2図はスプーンの正
面図、第3図は平面図、第4図は底面図、第5図
は右側面図、第6図は左側面図、第7図は第3図
のA−A線端面図、第8図は第3図のB−B線端
面図、第9図は第3図のC−C線端面図である。 柄部……2、首部……3、作用としてのすくい
部……4、凹溝……5、透孔……6、基材……1
1、幅広部……12。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一側面に円弧状の凹溝5を備えた金属製の基
材11にその長手方向に沿つて延びる透孔6を形
成した後、その透孔6の少なくとも一端部と対応
する基材11を横方向から押圧することにより透
孔6の一端部を閉鎖して首部3を形成し、その首
部3から基材11の先端に至る部分をプレスして
用途形状に応じた作用部4を形成することを特徴
とする金属製飲食用具の製造方法。 2 前記基材11はその両側面7が円弧状に形成
されいる特許請求の範囲第1項記載の金属製飲食
用具の製造方法。 3 前記凹溝5は前記基材11の上面に形成され
ている特許請求の範囲第1項又は第2項記載の金
属製飲食用具の製造方法。 4 前記基材11の透孔6は前記首部3側端部が
その他の部分よりも幅広に形成されている特許請
求の範囲第1〜3項のいずれか1項に記載の金属
製飲食用具の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19645485A JPS6257724A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | 金属製飲食用具の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19645485A JPS6257724A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | 金属製飲食用具の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6257724A JPS6257724A (ja) | 1987-03-13 |
JPH023653B2 true JPH023653B2 (ja) | 1990-01-24 |
Family
ID=16358078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19645485A Granted JPS6257724A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | 金属製飲食用具の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6257724A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT406554B (de) * | 1995-09-08 | 2000-06-26 | Euromotive Gmbh | Verfahren zum herstellen des rahmens der lehne eines kraftfahrzeugsitzes |
KR100954845B1 (ko) * | 2007-12-17 | 2010-04-28 | 한국화학공업 주식회사 | 은 숟가락의 제조방법 |
-
1985
- 1985-09-05 JP JP19645485A patent/JPS6257724A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6257724A (ja) | 1987-03-13 |
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