JPH0141580Y2 - - Google Patents

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JPH0141580Y2
JPH0141580Y2 JP14110985U JP14110985U JPH0141580Y2 JP H0141580 Y2 JPH0141580 Y2 JP H0141580Y2 JP 14110985 U JP14110985 U JP 14110985U JP 14110985 U JP14110985 U JP 14110985U JP H0141580 Y2 JPH0141580 Y2 JP H0141580Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案はフルーツナイフ等のナイフ類、皮ひ
き等の調理用具、コルク抜き、栓抜き等の柄に関
するものである。
(従来の技術) 従来、上記のような調理用具としては木材ある
いは合成樹脂で柄を形成したものが主であり、柄
を金属で形成したものはほとんどなかつた。
そこで、本願考案者は消費者の変化する嗜好性
を考慮して金属製の板材をU字状に折曲して形成
する柄を考案した。そして、中子と柄との連結は
かしめ着等が考えられる。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、中子の板材幅方向へのずれを防止す
るためには複数箇所で強固にかしめ着しなければ
ならないため、製造が面倒であるという欠点があ
る。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は前記問題点を解決するため、片面の
両側縁部に凸条を備えた金属製帯状部材を、前記
両凸条が内側となるように反転湾曲して掴持部を
形成し、調理用具等の中子を前記掴持部の両凸条
間の嵌合凹部に嵌合した状態で中子と前記掴持部
とを止着するという構成を採用した。
(作用) 調理用具等の中子は掴持部の嵌合凹部に容易に
嵌合され、中子と嵌合凹部との嵌合関係により中
子の帯状部材幅方向へのずれが防止され、安定し
て連結される。また、素材として金属製帯状部材
を使用しているので、調理用具等の装飾性が高め
られる。
(実施例 1) 以下、この考案をコルク抜きに具体化した第1
の実施例を第1〜4図に従つて説明する。
まず、この考案の柄を形成する金属製の帯状部
材1について説明すると、第1図に示すようにそ
の片面の両側縁部には長手方向全域にわたつて凸
条1a,1aが形成され、両凸条1a,1a間に
は嵌合凹部としての凹溝1bが形成されている。
また、帯状部材1の外表面は幅方向に湾曲面1c
となつている。
第2,4図に示すように、この帯状部材1を前
記凸条1a,1aが内側となるようにトラツク状
に湾曲し、その両端部を突き合わせて下方へ折り
曲げ、相接するように対向させて掴持部1d,1
dを形成し、柄2を形成する。両掴持部1d,1
dの凸条1a,1aは互いに接触してほぼ楕円形
状の空隙を形成している。同空隙内にはコルク抜
き本体3の中子4が嵌入され、スポツト溶接され
ている。同コルク抜き本体3には螺旋状の螺入針
5が設けられている。
このように構成されたコルク抜きにおいては、
中子4を空隙内に挿入し易く、帯状部材1の凹溝
1bと中子4との嵌合関係により中子4の帯状部
材1の幅方向へのずれが防止され、しかもスポツ
ト溶接により掴持部1dと中子4とが優れた安定
性をもつて連結されるため、コルク抜き本体3が
がたつくことはない。さらに、スポツト溶接して
いるため、溶接部が外部に表われることはなく、
コルク抜きの装飾性を低下させることもない。
また、柄2として帯状部材1を用いることによ
り、軽量化およびコストダウンが可能であり、凸
条1aの存在により柄2は断面係数が大きくなつ
て十分な強度が確保される。
(実施例 2) 次にこの考案を栓抜きに具体化した第2の実施
例を第5〜7図に従つて説明する。
柄6は金属製の帯状部材1をU字状に折曲げて
形成されている。
栓抜き本体7の中子8をインサート成形して合
成樹脂製の連結部材9が形成され、同連結部材9
を構成する合成樹脂は、中子8上下両側の対称位
置に形成された一対の半円状をなす切欠部8aに
充填され、中子8と連結部材9とのずれが防止さ
れている。また、第7図に示すように連結部材9
の上下両側には凹溝1bと嵌合可能な凸部9a,
9aが形成されている。また、連結部材9の表面
には装飾性及び滑り防止を目的とした複数個の凹
部9bが形成されている。
そして、この連結部材9は帯状部材1の弾性に
抗して両掴持部1d,1d間に圧入され、この状
態で柄6の外側から連結部材9に螺入されたビス
10により固定され、凸部9aが凹溝1bに嵌合
している。
栓抜き本体7の前端には、第5,6図に示すよ
うに穴あけ片11が設けられている。同穴あけ片
11の基端部には罐詰の側縁部に係止される係止
片12が形成され、前記穴あけ片11と協働して
罐に穴をあけることができる。
このように構成された栓抜きにおいては、帯状
部材1の凹溝1bと連結部材9上下両側の凸部9
aとの嵌合関係により連結部材9の帯状部材1の
幅方向へのずれが防止され、しかも連結部材9は
ビス10によつて固定されることにより前後方向
へのずれが防止されるので、柄6と栓抜き本体7
とが優れた安定性をもつて連結されて、栓抜き本
体7ががたつくことはない。
また、柄6の先端側において柄6を形成する帯
状部材1の掴持部1d,1d間に連結部材9が配
設されて、前記掴持部1d,1d間の間隙がカバ
ーされるため、より把持し易くなる。しかも、連
結部材9の材料として合成樹脂を使用しているの
で、製造が容易であるとともに適宜の色彩付与及
び変化に富む形状のものの形成が容易になる。従
つて、栓抜きの装飾性が極めて高くなつて、消費
者の多様化した嗜好性に容易に対処することがで
きるとともに、栓抜きと、穴あけとを兼用できて
便利である。
なお、ビス10の片側のみの一つにしてもよ
い。
(実施例 3) 次にこの考案をナイフに具体化した第3の実施
例を第8〜11図に従つて説明する。
金属製の帯状部材1をU字状に折曲げて形成さ
れた柄13の先端側の掴持部1d,1dは徐々に
離間するように湾曲形成されている。第11図に
示すように帯状部材1の両端部には長孔1e,1
eが凹溝1b部を通つて上下方向にそれぞれ透設
されている。
第11図に示すように、刃体14の中子15を
インサート成形して形成された合成樹脂製の連結
部材16の上下両側には前記凹溝1bと嵌合可能
な凸部16a,16aが形成され、また、連結部
材16の上下両端の対称位置には前記長孔1eと
同一長かつ嵌合可能な嵌合凸部16b,16bが
一体形成されている。さらに、連結部材16を構
成する合成樹脂は中子15基端側に設けた透孔1
5a内に充填され、中子15と連結部材16との
ずれが防止されている。
そして、この連結部材16は帯状部材1の弾性
に抗して両掴持部1d,1d間に圧入して装着さ
れており、この状態で凸部16aが凹溝1bに嵌
合され、嵌合凸部16bが長孔1eに嵌合してい
る。
このように構成されたナイフにおいては、帯状
部材1の凹溝1bと連結部材16上下両端の凸部
16aとの嵌合関係により連結部材16の帯状部
材1の幅方向へのずれが防止され、しかも嵌合凸
部16aと長孔1eとの嵌合関係により前後方向
へのずれが防止されるので、柄13と刃体14と
が優れた安定性をもつて連結されて、刃体14が
がたつくことはない。
なお、この実施例では嵌合凸部16bが長孔1
eから突出しており、装飾性を一層高めている
が、嵌合凸部16bが長孔1eから突出しないよ
うにしてもよい。
(実施例 4) 次にこの考案をフルーツナイフに具体化した第
4の実施例を第12〜15図に従つて説明する。
この実施例では金属製の帯状部材1よりなる柄
17の背側先端部が斜め上方に柄17の腹側より
も長く延設されており、その先端には芯、へた取
り部18が設けられている。芯、へた取り部18
には軟質合成樹脂製のキヤツプ19が取り外し可
能に設けられている。同キヤツプ19の基端には
引つ掛け環19aが一体に形成され、合成樹脂製
の連結部材20の背側後寄りに形成した段差部2
0c(第15図参照)に前後動可能に引つ掛けら
れている。また、連結部材20の上下両側には帯
状部材1の凹溝1bに嵌合可能な凸部20a、長
孔1eに嵌合可能な嵌合凸部20bが形成されて
いる。そして不使用時には第12図に実線で示す
ように芯、へた取り部18にキヤツプ19を嵌め
ておけば、手指を傷つけることはなく、また、使
用時には第12図に二点鎖線で示すようにキヤツ
プ19を連結部材20と柄17の背側との間に挿
入しておけば邪魔になることはなく、また、紛失
することもない。
(実施例 5) 次にこの考案を同じくフルーツナイフに具体化
した第5の実施例を第16図に従つて説明する
と、刃体21の中子8上下両側にはそれぞれ交互
に切欠部8aが形成されている。その他の構成は
前記第2実施例と同様であるため、同様の符号を
付し、その説明を省略する。
刃体21の連結安定性は前記第2実施例と同様
である。
(実施例 6) 次にこの考案を皮ひきに具体化した第6の実施
例を第17,18図に従つて説明すると、ごぼ
う、にんじん等のしごき用の刃体23は連結部材
16を介して前記第3実施例と同様に柄22に連
結されている。金属製の帯状部材1よりなる柄2
2の両端は刃体23よりも先に延出され、かつ間
隔が広く形成されており、柄22の一端には芯、
へた取り部24が設けられるとともに、同柄22
の両端部間には皮ひき刃25が取付けられてい
る。その他の構成は前記第3実施例同様なので、
同一の符号を付して、その説明を省略する。
刃体23の連結安定性は前記第3実施例と同様
である。
この実施例においてはごぼう、にんじん等のし
ごきと、皮ひきとを兼用でき、便利である。
なお、この考案は前記各実施例に限定されるも
のではなく、例えば前記各実施例において金属製
の帯状部材1に形成した長孔1eを単なる凹孔と
したり、帯状部材1の掴持部1d,1dを適宜屈
曲して、柄に対する連結部材の前後動を阻止し、
凸条1a,1a間の凹溝1bのみで連結部材を支
持する構成も可能である。
さらに、この考案はスプーン、玉杓子等のその
他の調理用具に具体化することも可能である。
考案の効果 以上詳述したように、この考案においては片面
の両側縁部に凸条を備えた金属製帯状部材を、前
記両凸条が内側となるように反転湾曲して掴持部
を形成し、調理用具等の中子を前記掴持部の両凸
条間の嵌合凹部に嵌合した状態で中子と前記掴持
部とを止着するという構成を採用したことによ
り、金属製の柄と中子とを容易に、かつ極めて安
定的に連結することができるとともに、消費者に
変化に富んだ目新しい調理用具等を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図はこの考案を具体化した第1の実施
例を示し、第1図は金属製帯状部材の部分斜視
図、第2図はコルク抜きの正面図、第3図は第2
図のA−A線断面図、第4図は第2図のB−B線
断面図、第5〜7図は第2の実施例を示し、第5
図は栓抜きの平面図、第6図は正面図、第7図は
第5図のC−C線断面図、第8〜11図は第3の
実施例を示し、第8図はナイフの正面図、第9図
はその平面図、第10図は柄を取り外した状態を
示す正面図、第11図は第8図のD−D線断面
図、第12〜15図は第4の実施例を示し、第1
2図はフルーツナイフの正面図、第13図は平面
図、第14図は第13図のE−E線断面図、第1
5図は第12図のF−F線断面図、第16図は第
5の実施例のフルーツナイフを示す正面図、第1
7,18図は第6の実施例を示し、第17図は皮
ひきの正面図、第18図はその平面図である。 金属製帯状部材……1、凸条……1a、嵌合凹
部としての凹溝……1b、掴持部……1d、長孔
……1e、柄……2,6,13,17,22、コ
ルク抜き本体……3、中子……4,8,15、栓
抜き本体……7、連結部材……9,16,20、
刃体……14,21,23。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 片面の両側縁部に凸条1a,1aを備えた金
    属製帯状部材1を、前記両凸条1a,1aが内
    側となるように反転湾曲して掴持部1d,1d
    を形成し、調理用具等の中子4,8,15を前
    記掴持部1d,1dの両凸条1a,1a間の嵌
    合凹部1bに嵌合した状態で中子4,8,15
    と前記掴持部1d,1dとを止着したことを特
    徴とする調理用具等の柄。 2 中子4は前記帯状部材1先端部の相接する掴
    持部1d,1d間に形成された空隙に嵌合され
    て、スポツト溶接されている実用新案登録請求
    の範囲第1項に記載の調理用具等の柄。
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