JP3179576U - 飲食用スプーン - Google Patents

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正次 森山
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株式会社トーダイ
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Abstract


【課題】 通常の飲食スプーンと同様な外観を備え、且つ同様な使用操作で、食器皿上の食物の掬い取りを容易に行える金属製の飲食用スプーンを提供する。
【解決手段】外周縁が略卵形で且つ非フレア形状の窪み形状の掬い部1と、先端に掬い部を設けた柄部2とからなり、略卵型の掬い部1の先方適宜範囲の先端部11を、曲率が小さい弧状に形成すると共に、当該箇所を掬い部内方から外縁12へ徐々に肉薄として先端部外縁を尖らし、板厚端面を無くした形状とし、且つ前記先端部11の幅方向の窪みを略平面状に形成してなる。
【選択図】図1

Description

本考案は、飲食用スプーンの特に掬い部の形状に関するものである。
飲食用スプーンは、周知の通り柄部と掬い部から構成され、最も多用されている一般的器具は、薄金属板を柄部と掬い部の形状に合わせて打ち抜き、掬い部の窪みを形成しているものである。
特に掬い部の形状において、通常の飲食用スプーンは、掬い部の外周縁に板厚分の端面が形成されているために、食器上に残った食物を掬い取るのに不便である。この対応として食器上の食物を掻き寄せ易く、且つ掬い取り易くすることを目的として側縁の一部を薄くヘラ状に形成することが提案されている(特許文献1,2)。
実開平2−57465号公報。 特開2003−57465号公報。
前記の特許文献1,2記載の飲食用スプーンは、掬い部の側縁をヘラ状に形成するために、掬い部の先端縁が一般的な飲食スプーンに比較して突出した形状となり、馴染の無い不自然な外観となる。また突出した先端縁では、逆に通常のスプーンに比較して掬い取り難くなってしまう。このため飲食時のスプーンの操作(使い方)が不自然となる。
そこで本考案は、一般的な飲食用スプーンと同様な操作(使い方)で、食器状の食物を確実に掬い取ることができる新規な飲食用スプーンを提案したものである。
本考案(請求項1)に係る飲食用スプーンは、周縁が略卵形で且つ非フレア形状の窪み形状の掬い部と、先端に前記掬い部を設けた柄部とからなり、前記略卵型の掬い部の先方適宜範囲の先端部を、曲率が小さい弧状に形成すると共に、当該箇所を掬い部内方から外縁へ徐々に肉薄として先端部外縁を尖らし、板厚端面を無くした形状とし、且つ前記先端部の幅方向の窪みを略平面状に形成してなることを特徴とするものである。
而して前記飲食用スプーンは、従前の飲食用スプーンと同様に使用するもので、特に先端部において、先方へ突出する弧状形状並びに表背面の窪み形状が、共に曲率が小さい疑似直線状で、且つ板厚端面が存在しない尖った形状で、而も非フレア形状であるので、先端部の背面が食器の表面に密着し、且つ先端部の外縁が従前の飲食スプーンのような板厚端面が存在しないので、食器上の食物の掬い取りが確実に行われるものである。
また本考案(請求項2)に係る飲食用スプーンは、更に掬い部の側縁も直線に近い曲率が小さい外縁形状に形成して、掬い部全体を矩形近似の卵形に形成すると共に、前記側縁の先方半分以上の範囲で、先端縁に連続する肉薄形状としてなるもので、掬い部側縁を使用して食器上の食物に対して、ヘラ様に使用して掻き寄せする際にも食物の掬い取りを容易に行うことができるものである。尚卵形とは稍下膨れの楕円形を意味し、矩形近似の卵形は、矩形の四隅コーナーをアール状とした形状を意味する。
本考案の構成は前記のとおりで、掬い部の先端部を曲率が小さい略直線外縁形状とし、且つ当該箇所を肉薄としたもので、外観的には従前の一般的な飲食用スプーンとあまり変化が無く、通常の飲食用スプーンと同様に自然に使用することで、食器上の食物を確実に掬い取ることができたものである。
本考案の実施形態を示す全体斜視図。 同掬い部の先端部の切断線aの断面図で(イ)は本考案を示し、(ロ)は従来スプーンを示す。 同使用状態の説明図で(イ)は本考案を示し、(ロ)は従来スプーンを示す。 同掬い部の製造過程の説明図。
次に本考案の実施形態について説明する。実施形態に示した飲食用スプーンは、掬い部1と柄部2が一体に形成された金属製の飲食用スプーンで、最も一般的な掬い部1の製出手法は、薄金属板を掬い部1に対応する形状(掬い部形成板部1a)に打ち抜き、更に窪み形状に塑性加工を行い、仕上げ研磨を行うものである。
本考案に係る飲食用スプーンも従前と同様に製造されるものであるが、特に図4に示すように、掬い部形成板部1aの形状を、掬い部1の全幅b(窪み形成前はb`)の掬い部の全幅の2分の1以上となる範囲(c)で、先端部11の外縁12を、曲率が小さい直線に近い弧状の外縁形状に形成し、また側部13の外縁である側縁14も、直線に近い曲率が小さい外縁形状に形成して、且つ先端部外縁12と側縁14の間をアール状で連続させ、掬い部形成板部1a全体を矩形近似の卵型に形成する。
更に前記の掬い部形成板部1aにおいて、先端部11となる範囲及び側部13の先方半分以上の範囲と両者の連続する範囲(ハッチング表示d)を、掬い部形成板部1aの中心部から外縁12及び側縁14に向かって徐々に肉薄となり、外縁12及び側縁14の先方部分の端面が非常に薄くなるようにプレス加工を施す。
前記の掬い部形成板部1aの外周部分の薄肉加工の後に、掬い部1の窪み形状の形成加工を行うものであるが、特に先端部11の箇所においては、窪み湾曲に対応して湾曲させずに略平面状となるように塑性加工し、更に常法通りの研磨加工を行うものである。
前記手段で製出された飲食用スプーンは、掬い部1の先端部11及び側部13の外周縁たる外縁12及び側縁14が、疑似直線状の曲率が小さい弧状で且つ外縁12及び側縁14をアール状に連続した矩形近似の卵形の掬い部1を備えるものである。
更に前記の先端部11及び側部13の先方部分は、外縁12及び側縁14に向かって徐々に肉薄となり、且つ端縁が尖った非フレア形状となり、先端部11の幅方向の窪みは略平面状に形成されるものである。
従って前記の飲食用スプーンは、図3(ロ)に示した従来スプーンのように、掬い部01の先端外縁が板厚分の端面02に形成され、食器A上の食物Bを掬い取るのに不便であるのに対して、掬い部1の先端部11は非フレア状で背面が平面上であるので、先端部11の背面が食器Aの表面に密着し、且つ先端部の外縁が従前の飲食スプーンのような板厚端面02が存在せず、外縁12が薄く且つ尖っているので、食器A上の食物Bを容易に掬い取ることができるものである。
更に側部13の先半分の範囲でも、側縁14が薄く且つ尖って板厚端面02が存在しないので、前記先端部11と同様に食器A上の食物Bの掬い取りが容易であり、且つ掻き寄せも効果的に行うことができる。
1 掬い部
11 先端部
12 外縁
13 側部
14 側縁
2 柄部

Claims (4)

  1. 金属製の飲食用スプーンであって、外周縁が略卵形で且つ非フレア形状の窪み形状の掬い部と、先端に前記掬い部を設けた柄部とからなり、前記略卵型の掬い部の先方適宜範囲の先端部を、曲率が小さい弧状に形成すると共に、当該箇所を掬い部内方から外縁へ徐々に肉薄として先端部外縁を尖らし、板厚端面を無くした形状とし、且つ前記先端部の幅方向の窪みを略平面状に形成してなることを特徴とする飲食用スプーン。
  2. 掬い部の側縁を直線に近い曲率が小さい外縁形状に形成して、掬い部全体を矩形近似の卵形に形成すると共に、前記側縁の先方半分部以上の範囲で、先端部に連続する肉薄形状としてなる請求項1記載の飲食用スプーン。
  3. 掬い部の先端部の範囲を、掬い部の全幅の2分の1以上としてなる請求項1又は2記載の飲食用スプーン。
  4. 掬い部形状に形成した薄金属板の所定の範囲の外周縁を、プレス加工で肉薄に形成した後に窪み形成加工を施して肉薄形状としてなる請求項1乃至3記載の何れかの飲食用スプーン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016209486A (ja) * 2015-05-14 2016-12-15 まさみ 黒田 アイススプーン

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