JPH04501097A - 折りたたみ式の運送用のコンテナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 折りたたみ式の運送用のコンテナ 発明の分野 本発明は、船荷や大型荷物を運送するコンテナに関し、特に、改良した形態の折 りたたみ式のコンテナに関する。上記発明は、上記発明を適用した基本的なタイ プのコンテナである船積み運送用のコンテナに関して記述される。しかし、上記 発明は陸送用もしくは空輸用等の様々の用途のコンテナに同様に適用できること は容易に認識される。船積み運送用のコンテナについて述べるのは、単に例示お よび記述の簡単化のためである。

従来の技術の記載 空のコンテナの運送は、上記コンテナの取り扱いと保管と同様、船積み運送およ び陸送において、特有の問題がある。その上、上記空のコンテナの運送と取り扱 いおよび保管は、全運送コストを大きく増加すせている。船上での、空のコンテ ナの取り扱いと積載は、その安定性および安全性の確保を困難にする。また、波 止場での積み込み／積みおろし設備における船荷の混雑は、船積の往復所要時間 を大きく増大させる。船、陸または空のいずれの輸送においても、満載のコンテ ナと同一の空間容積を占めるため、コストがかかる。

また、空のコンテナを保管場所に保管するのに、満載のコンテナを保管するのと 同様のコストがかかる。

上述のすべての要因により、運送業界においては船荷すなわち大型荷物の運送の 期間に、容積を減らしてそのような状態で容易に取り扱うことができるコンテナ が要望されている。この要望に応えるため、近年、種々の形態の折りたたみ式の 運送用のコンテナが提案されている。そして、最も適切な従来の技術は、次に示 す特許明細書に記述されている。すなわち、ＵＳ３３９８８５０．ＵＳ３５２９ ７４１、ＵＳ３５７０６９８．ＵＳ３７６５５５６．ＵＳ３７９８３４２、ＵＳ ４１７７９０７．ＵＳ４２１４６６９．ＵＳ４３８８９９５、ＵＳ４５７７７７ ２およびＡＵ−Ａ−６８１２９／８７である。

しかしながら、上記従来の技術のコンテナには多くの問題があって、運送業界に おいて、一般的には受け入れられていない。上記問題のうち、１つの大きな問題 は、上記コンテナは防水性を有しておらず、上記コンテナの組み立て部材の速い 腐食の進行を受けやすいことである。上記部材の内部およびヒンジは一般に外部 に対してシールされていないので、上記コンテナを折りたたんだ状態のときに、 上記腐食が特に顕著になる。もう１つの大きな問題は、折りたたみ部を有するこ とによって、上記コンテナの構造がかなり弱い構造になり、上記コンテナは、堅 牢であるという産業上の要求に対応できないということである。更に、最初は申 し分ない状態であるように見える上記コンテナも、上記コンテナが通常受ける粗 暴な取り扱いに耐えるには十分でなく、短時間の内に使用に耐えなくなる。

上記従来のコンテナに見られる更にもう１つの問題は、上記コンテナは、常に紛 失または損傷しやすい多数の分離できる分解部品を有しているために、組み立て が相当不便になると共に組み立て時間が増大することである。

発明の目的 本発明の目的は、少なくとも、前述の問題を解消でき、または前述の問題を少な くとも最小限に抑えることができる折りたたみ式のコンテナを提供するごとにあ る。

さらに、本発明の目的は、安価な折りたたみ式のコンテナ、すなわち少なくとも 大部分の運送会社の設定価格内に収まる価格の折りたたみ式のコンテナを提供す ることにある。

さらにまた、本発明の目的は、ＩＳＯ運送用コンテナ規格に適合する折りたたみ 式のコンテナを提供することにある。

本発明のもう１つの目的は、ねじれを防止できると共に軽量である堅固な底板構 造を有する折りたたみ式のコンテナを提供することにある。

本発明の上述の目的およびその他の目的は、次に述べる発明の要約および発明の 詳細な説明により、十分に理解されるだろう。

発明の要約 本発明によれば、底板と２つの端壁と１つの天板と２つの側壁を有する折りたた み式箱型コンテナにおいて、上記底板は２つの対向するスカート壁と、各コーナ 部に存して、上記スカートの上縁の下側に終端を有する内側台座とを有する剛性 の高い補強された長方形の構造物を有し、上記底板は対向するスカートを貫通し て延びるフォークリフトの重用ポケットを含み、上記端壁はそれぞれ剛性の高い 補強されたｊａ構造物備え、その構造物は、直立したｔ記コンテナの荷重を伝達 するという特徴を形成するとともに、上記台座によゲＣ支持され、かつ上記台座 内に配置されたキ一部品によってそれに固定される一体の側柱を含み、上記側柱 はまた上記コンテナの内側への回動を可能にする内側に面したビボｙｈ装置を含 み、上記天板は長方形の補強された構造物を備え、上記構造物はフォークリフト の重用ポケットと各コーナにおける固定ブロックを含み、上記側壁はそれぞれ２ つの剛性の高い補強された長方形の構造を備え、その構造は長手方向に延び互い にヒンジ結合されるとともに、隣接【またスカート壁の内縁と上記天板の補強さ れた長手方向の端部にまたヒンジ結合されて、上記コンテナは上記天板をわずか に持ち上げて、上記台座から上記側柱を取り外し、上記コンテナの内側に各端壁 をそれがスカートの間に水平な状態を呈するようにし各側壁が上記スカート壁の 内側に存する２つの面同士を向かいあわせた部分に折りたたまれるとともに上記 天板の隣接した周辺部は上記スカート壁の外側部と実質的に同一平面になるよう に、回動させ、天板を下降させるとともに、上記コンテナの側壁を同時に内側に 折りたたむことによって、上記コンテナが折りたたまれる折りたたみ式箱型コン テナが提供される。

上記底板は、向い合う２つだけのスカート壁を有するものとしたが、実際には、 一般的に上記底板は３つのスカート壁を有してもよい。この余分のスカート壁は 上記底板の強度を十分に増加させる。

上記コンテナの一端だけに戸［］を設ける普通の場合に代えて、上記コンテナの 両端に上記戸口を設けたい場合にのみ、上記２つのスカート壁が提供されのが通 例である。しかしながら、」―記底板の全周をおおうために４番目のスカート壁 を設けることが全く不可能なことではない。しかし５、コンテナの内部を見るこ とができるようにするため、顧客のための点検部を設けることがしばしば必要と なるので、上記４番目のスカート壁を設ける構造はあまり都合の良い構造ではな い。上記４番目のスカート壁に、取りはずし可能は観察板を設りるということは このような点検部にとって理想的な配置である。上記取りはずし可能な観察板は 、上記コンテナが折りたたまれた時に、上記コンテナの直下の細長いくぼみにし まい込むことができる。

丑記コンテナの一端もしくは両端に上記スカート壁を設けないことのもう１つの 利点は、上記コンテナへの荷物の積み降ろしのためのアクセスが容易になること である。上記コンテナへ積み込んだり上記コンテナから降ろしたりする車両の車 輪が通過することを上記スカート壁か妨げるのは明らかである。このため、実際 には、上記スカート壁がある場合には大部分の積み降ろしが手作業でなされる。

上記スカート壁は、平らな金属の板から製造される。Ｊ二記スカート壁は、強化 された構造の底板の４縁に溶接され°Ｃいる。Ｊ−アングルを合する突起が、上 記スカート壁の」一端に適宜に溶接されて、上記コンテナを折りたたんだ状態の 時に、に記入板が嵌まり込む溝を提供するようにしている。このＪ−アングルを 有する突起は、上記強化された構造の底板から伸びるアングルに支持されると共 に、折りたたんだコンテナに水が進入するのを防ぐために、上面にゴムあるいは ゴムと同等の材料からなる弾性変形可能なシール帯を備えている。

上記スカート壁は、上記スカート壁にかかる荷重は従来の技術の構造の問題点で あったコンテナの底板の縦方向のゆがみを最小限１こするので、本発明の非常に 重要な特徴である。上記向か（１合うスカート壁に３番目のスカート壁を接続し た場合、このようなゆがみは、実質的に解消できる。

上記底板は、鋳造金属部品とプレス金属板から製造するの力（望ましい。上記底 板の周囲は、端部を角の台座に溶接した箱型の梁の構造であるのが理想的である 。大型の長方形の箱型の梁力Ａらなり、爪装置用ポケットは、上記底板の長平方 向の縁の中点に対して対称（こ配され、通常の間隔を置いて交差する。更に強化 するため（こ、上２己底板の短側部間に、１つあるいは複数の補強金属部材を延 在させてもよい。

上記種々の補強用の金属部材間の空間は、上記補強部材に溶接されたプレス金属 板を収容するのが望ましい。したがって、上記プレス金属板の数は、被覆すべき 開口部の数と略同数である。したがって、例えば、上記爪装置用の２つのポケッ トによって横断される長方形のフレーム構造によって形成される３つの開口部が ある場合には、一般に３つのプレス金属板があるだろう。更に、上記縦方向に２ 分割される補強金属部材は、６つのプレス金属板等を要する。しかしながら、１ つ以上の開口部を塞ぐ１つあるいはそれ以上の金属板を用いることによって、開 口部の数よりも少ない数のプレス金属板が使用されてもよい場合も予想される。

したがって、単一のプレス金属板を用いてもよいし、あるいは複数の金属板が用 いられてもよいのである。

上記プレス金属板は薄板鋼から適宜に製造されていて、強力な防水構造を形成す るために、上記補強金属部材および爪装置用ボケ・ノドに溶接される。

上記プレス金属板の形は、上記底板および端部に最大限の堅固さを付加するよう なものであり、その表面にプレスされた平行なリブもしくは十字形のリブを有す る。特に好ましい形は、各十字の腕が、隣接する補強金属部材の角と角の間に伸 びるプレスされた十字形のリブである。

上記補強された底板は、上記型部材に代えて、それに溶接されて１つ以上の平ら な薄い金属板を備えることがまた予想される。上記コンテナが、用途に応じた耐 久性を備えるための最大限の強度を有するようにする目的で、上記平らな薄い金 属板は、その下面に適当な配列で溶接した強化リブを備えてもよい。

上記底板の金属板を標準的な船舶用の床または板張りの床で被って、この床の上 に船荷を積み込めるようにしてもよい。

上記底板の四隅に配した台座は、下部に、運送用のコンテナを互いに継なぎ合わ せるための標準的な取り付は部材を組み込み、上部には、ピンハウジングを組み 込んだ中空の金属の鋳造物であるのが望ましい。上記ピンハウジングは、上記コ ンテナが直立した状態のときに、端壁の角部の支柱が支えられる平らな上向きの 面を含んでいる。上記平らな上向きの面は、係合鍔が台座の上部の内側から延び て頁通する開口部を有して、上記係合鍔を回転させたとき、上記角部の支柱の底 部に形成した空所内の適宜な保持部材に係合するようにしている。上記係合鍔の 回転は、スライド式のレバーによってなされる。上記レバーは、上記台座の上部 の外に向いた側壁にある細長い湾曲した穴をなす溝から少しだけ突き出ている。

上記係合鍔の主な機能は、上記角部の支柱の横方向の動きを防止することである 。

上記端壁を、連合した台座から旋回させて分離することを可能にするために、適 宜なヒンジリング等は、上記支柱の内側に旋回する面に隣接して、溶接されてい る。

外側の補強底部材と上記台座の上部の底との上側の交差するところに２つのヒン ジリングを溶接することが望ましい。

上記コンテナが支持される支持面から上記コンテナを持ち上げることができるよ うにするために、上記台座の下部の底の大部分は、上記コンテナの周囲を形成す る補強部材から下に短い距離だけ延びるように配置している。

上記底板が、４つ未満の固定されたスカー！・壁を有する場合には、スカート壁 の数を４つにするのに要する取りはずし可能な板を、対向する台座の向い合う垂 直面に溶接した１字型または１字型に相当するエツジで形成した溝に収納するよ うにしてもよい。この構造によれば、上記コンテナを折りたたんだ時に、対向す る固定したスカート壁間に、スライド板あるいは板を配置することが容易にでき 、このコンテナの内部を雨風からシールすることができる。上記支持するための エツジにゴム帯を適切に配置することにより、」二記シールを確実に保証できる 。上記コンテナを直立させたときには、上記スライド板または板は、上記コンテ ナの下に収納するようにしてもよいし、上記スライド板は、対向するエツジを形 成する補強部材の底面に沿って伸びる金属異形材によって形成された同様の溝に 収納してもよい。

上記コンテナに簡単な構造の底板および上記すべての壁部を防水性の仕切りを提 供することとは別に、上記底板は、その床上の積荷を外側の強化された端部へ運 搬することができると共に、上記底板への応力と変形を抑えることができるよう に設計されている。上記金属板は、自動車産業において採用されている金属プレ ス技術を利用して、最小の重量の材料で最大の荷物を支持できるように、適切に 形成されている。

上記端壁は堅固な補強された構造物を備え、この構造物は、箱型の鉄部構成の側 方の一体の支柱を備える。」二記支柱は、直立したコンテナの角部の支柱を形成 し、もう一つのコンテナの上に積み重ねた場合に、荷重を伝達する役目をする。

上記側方の支柱は、その最下部に配置された内側向きのピボット装置を有し”で いる。上記ピボット装置は、上記端壁を、上記コンテナの内側に向って旋回する ことを可能にする。このピボット装置は、上記各支柱の底部から伸びるアングル 鉄異形材の形をしていて、上記異形材の側面は、隣接する上記支柱の側面と同一 面上にある。補強のための間隔をあけた棒は、その底部の同じ端壁間に適宜に延 びている。

上記アングル鉄異形材の内側に向いた而すなわち上記コンテナの対向端に向いた 面は、上記コンテナの底板に形成したヒンジリング間または上記ヒンジリング付 近に一線に並ぶ１つまたは複数の突起を備えＣいる。上記各突起の円筒状の貫通 路は、ピボットビンが貫通するＬ記ヒンジリングと一線−Ｌに並ぶようになって いる。

他の標準的なピボット装置も同様に用いられる。１．かＬ、ｌ述のピボット装置 は、特に堅固であって、船積み用のコンテ号が被る乱暴な取り扱いによる悪影響 を受けることがない。

上記端壁の−Ｌ一部補強部材は、適宜な箱型鉄部材からなり、上！ｒ！端壁の側 方の支柱の最上部よりも」１方の、上記端壁の側かの支柱間に、延在し、−Ｃい る。すなオ・ら、に肥土部補強部材は、−１−記支柱の外側面よりも外側に延在 “≠る４−とはない。、二の様にｒることの理由は、以下に述・＼る方法により 、Ｌ記入板の角部の固定ブロックを、上記支柱の頭部にしっかりど収納されると 共に保持されることを可能にするためである。さらに強度の向−卜すること番、 −加えて適切な７・−ル・を実現Ｖるために、」二記端壁の上部内側の角部に、 直角の連結用の板が適宜に溶接される。また、この板の内側に向った面はラバー パッドのためのの適宜な配置を備えて、上記端壁が上記底板へ下降した時に、上 記端壁を緩衝するようにしている。

後に述べるように、Ｌ記側壁に取す付け手段を提供する目的で、上記角部の支柱 の外向きの面すなわち、端壁の外面を含む側部には収納用の突出部を形成するの が望ま１−い。

」−記端壁の面が−１−記コンテナへの棲み荷の積み降ろしのための戸口として 用いられるか、または、上記端壁の面が閉鎖した端壁とし−ご用いられるかに従 って、上記端壁の外面が構成される。明らかに、少な（とも１つの戸口がなけれ ばならず、したがって、上記閉鎖Ｉ７た端壁および１−記戸口の両方の構成につ いて説明する。

Ｌ記閑鎖ｌまた端壁は、対向する支柱間に延在する適宜な支持部材をＩＱ　、ｊ 、のか望ま１−＜、対角線型に支持部材を備えるごとが最も望ましい。この支持 部材には、平らな銅帯あるいはアングル鉄部材等を用いてもよい。これらは、各 支柱に溶接される。上記端壁を完伶に密閉した構成にするために、上記端壁の外 側面１こブレス金属板を溶接してもよい。必要に応じて、上記底板に関連して前 述したように配置した取りはずし可能な板を組み込んだ顧客のための点検部を、 上記端壁の最下部に組み込んでもよい。

上記端壁に設けた戸口は、多くの標準的な構成のうちの１つを呈することができ る。１つの好ましい構成は、上記端壁の側方の支柱と上部の横木と下部のステッ プとの間にある上記端壁の開口部全体をふさぐ２つの外側に開く扉を備える。各 席は、隣接する支柱の垂直の縁に沿って適切にヒンジ止めされ、標準的なプッシ ュパーロツタ装置によって、上記横木と上記ステップにロックされる。

上記天板は長方形の強化された構造物を備える。上記構造物は、フォークリフト の重用のポケットと、各角部に配した固定ブロックを有する。上記各固定ブロッ クは、上記端壁の角部の支柱と、隣接する水平な横木または上記端壁の上部の補 強部材との間に形成されたくぼみに収納されるようになっている。上記固定ブロ ックは、一般的に、開口部を有する中空のハウジングを備える。このハウジング が備える標準的なロック装置によって、上記ハウジングは、別のコンテナの底板 に固定できるようになっている。さらに、上記固定ブロックの内向きの面にある 開口部は、上記角部の支柱から、前述のくぼみに突き出した突起と一線上に並ぶ ようになっている。

−例では、上記固定ブロックは、１つまたは複数の開口部を備え、対応する台座 との境界部分に収納できるようになっている下側にぶら下がる部材を有している 。上記ぶら下がり部材の１つまたは複数の開口部と、上記台座の対となる開口部 との一線上の配列は上記コンテナが折りたたまれた場合に、上記開口部に挿入さ れたキーもしくはビンが、上記天板を上記台座にロックできるようにする。

上記天板の周囲は、上記側壁および上記端壁にしっかりと装着できるようにアン グル鉄部材で形成するのが望ましい。更に堅固にするために、上記アングル鉄部 材の周辺のぶら下がった下端にはくぼみが形成される。上記くぼみは、上記端壁 の隣接した上部補強部材に形成した突起と協働する。上記天板の周囲部の下部側 にぶら下がった部材には、３字型の鉄製のエツジが溶接されて、必要なシールに 直立させたコンテナの側壁および折りたたんだ底板構造を提供している。

耐候性を助けるために、上記エツジは、弾性変形可能な伸縮自在な帯を備えても よい。

上記フォークリフトの圧用ポケットは上記底板に用いたのと同じタイプの箱型鋼 からなるのが望ましい。上記ポケットは、上記底板と同様に略対称に、アングル 鉄部材の間に溶接される。これは、非常に堅固かつ軽量な構造を実現する。しか しながら、特殊な目的のため、更にコンテナの強度を増すことを要する場合には 、更に、補強部材を適所に溶接してもよい。

上記天板は耐候性シールを実現するために、上記補強部材間に溶接されたプレス 金属部材で仕上げるのが望ましい。上記プレス金属部材の形状には、最大の強度 を有する形状が選定される。例えば、複数の平行な波形を有する形状が選定され る。

各側壁は、２つの堅固な強化された長方形の構造物からなる。この構造物は、互 いに縦方向にヒンジで接続されている。上記側壁の縦方向の自由端は、各々、近 接するスカート壁の内側の縁および上記天板の縦方向の縁にヒンジで接続される 。各側壁を構成する２つの長方形の構造物は、互いに同一の物であることが望ま しい。このことは、実際、上記コンテナの各構造物を互いに交換可能にすること を意味する。上記構造物が同一物であることは、明らかに、コンテナの組み立て コストを減少させると共に、損傷し交換が必要な部品、構造物の修繕コストを減 少させる。

上記長方形の壁構造は２つ折れ動作ができるようにヒンジで接続されていて、折 りたたみにより、上記上側の壁構造は、下方へ折りたたまれて、上記下側の壁構 造の上に載置され、上記コンテナの底板の外形内に収まる。このような動作を可 能にするヒンジはよく知られている。ヒンジの望ましい１つの形態は、３つの部 品を備える。

１番目の部品は、上記上側の壁構造の長平方向の端部に切欠きを有する穴あきフ ランジからなる。同様の穴あきフランジが、上記下側の構造の長手方向の端部に 形成され、３番目の部分は、上記穴あきフランジの切欠きと一線上に並ぶ管状の 開口部を有する金属製の接続片からなる。ヒンジピンが上記穴あきフランジに挿 入されて、各側壁を上記金属製の接続片に接続する。

上記壁構造物を、上記天板およびスカート壁に接続するヒンジもまた、一般的な 設計のヒンジでよい。理想的には、使用されるヒンジビンは、保守を容易にする ために、非腐食性材料からなることが望ましい。

上記長方形の壁構造物は、その外周を形作り、適切な数の平らな金属製の支柱に よって、互いに接続される平らなプレート鋼から製造するのが望ましい。上記コ ンテナを折りたたんだり、直立させたりする時に、最大の応力が発生し易く、最 も必要とする上記側壁を特に堅固にするために、上記支柱は上記ヒンジを配置し た所から延びるようにすることが適切である。

上記角部の支柱を包み込むためおよび上記角部の支柱に保持されるために、アン グル鉄部材は、各長方形の壁構造物の端部に溶接することが望ましい。

このような保持を確実にするための１つの方法は、上記支柱を包み込むアングル 鉄部材に開口部を形成して、この開口部が上記角部の支柱の縁に下側に形成した 突起に嵌まり合うようにすることである。上記突起はくさび錠の部分をなして、 確実な固定を可能にすると共に、上記角部の支柱と側壁を防水シール構造を実現 するために、−緒に押圧するようにしている。上記くさび錠はスライド機能を備 えて、敏速かつ簡単に施錠できると共に、上記角部の持ち上げや移動に対する強 度を向上させることが、理想的である。

上記アングル鉄部材は、上記コンテナを耐候性を有するコンテナにすることがで きる。必要に応じて、ゴムパツキンを上記角部に配して、耐水性を確保すると共 に、上記側壁の移動に対する緩衝材の役目をさせる。

上記側壁は、対向する縦方向の平らな鋼板の間にプレス鋼板を溶接することによ って完成する。上記鋼板は、構造物に強度を付加する必要がある場合、適切な形 状に形成される。

上記部分構造物間の縦方向のヒンジ部分を覆うシールフラップを、上記各側壁の 内側の面に設けることが望ましい。上記シールフラップの材質に応じて、上記シ ールフラップが適度に堅固である場合には、上記シールフラップは、上記側壁を 補強する部材すなわち基材として作用をする。上記シールフラップの機能は、先 ず第１に、上記壁を幾分補強する一方、上記コンテナ内部に水その他の異物が侵 入しないようにすることである。したがって、−■二記シールフラップはプレス した金属からなり、上記側壁が直立した時に、上記ヒンジ部分にしっかりとかぶ さる形状をなすことが理想的である。この様にするために、上記シールフラップ の縦方向の下端は、常に上記側壁の下側の構造物の上部に固定すると共に、上記 シールフラップを適当なりリップ装置等によって上記側壁の上側の構造物すなわ ち構成部材の下部にしっかりと固定する様に１７でも良い。この構成は、上記コ ンテナ内の荷物の移動に起因する上記側壁のゆがみを緩和すると共に、上記側壁 のヒンジに応力を加えることなく、上記側壁の構成部材の背面同士が向い合う様 に折りたためるようにする。

上記シールフラップのもう１つの特徴は、上記クリップ装置を、端に近い上記コ ンテナ内に、手の届く範囲に配置することによって、上記コンテナか直立してい る間は常に、上記／−ルフラノブが上記側壁を垂直に維持できることである。こ のことは、また、上記コンテナが手直立状態である時に上記コンテナに入る必要 をなくする安全面での特徴となる。

上記構成のコンテナを折りたたむには、フォークリフトの重用のボケ７）の中に フォークリフトの爪を差し、込んで、上記天板をわずかに持ち上げる。この動作 は、上記天板を上記角部の支柱から浮き上がらせて、上記台座から上記支柱の底 部を解錠すると共に一七記コンテナの前方および後方のくさび錠を解錠した後に 、」二記端部壁を上記コンテナの内側に下降させることを可能にする。次に、上 記シールフラップを固定する上記クリップ装置を上記シールフラップからはずし て、上記天板を上記底板へ下降させて、上記天板を上記スカート壁の上に載置す る。上記コンテナの前方の観察板は、−に記コンテナの下側の上記観察板の収納 部から取り出される。そして、上記観察板は、その垂直な収納部に挿入される。

そして、」二記台座はＬ記入板の角部の固定ブロックに固定される。この時、上 記コンテナは完全に折りたたまれている。また、上記コンテナを別のコンテすの 上に積み重ねることが可能であり、上記積み重ねたコンテナの台座の底部と上記 側のコンテナの角部の固定ブロックにある施錠機構によって、上記コンテナを上 記側のコンテナに固定する。このようにして、上記コンテナを積み重ねることが できる。

上記積み重ねたコンテナを降ろすことおよび上記コンテナを直立させることは、 上述と逆の順序になされる。

２人の労働者と１台の昇降機械を駆使した場合には、１つのコンテナを直立また は折りたたむのに要する時間は、約５分間である。

上記構成のコンテナは、直立した時には、持ち上げ、積荷の積載。

運搬に対する特別な技術を必要とすることなく、固定式の折りたたみ式でないコ ンテナと同様に扱うことができる。

上記コンテナは、折りたたんだ時には直立した時の４分の１の高さと容積になる ように設計される。

上記コンテナによれば、保管または船積み場への復路の運搬を極めて経済的にで きる。

好ましい実施例の記載 本発明の実施例を添付の図面を参照しながら説明する。

第１図は組み立てた状態の本発明の折りたたみ式のコンテナを内部構造を示すた め一部切断したところを示す斜視図、第２図は、第１図に示すコンテナの天板部 分と側壁部分以外のすべての壁板を取り除いたところを示す斜視図、第３図は、 第１図に示すコンテナの底板の斜視図、第４図は、第３図に示す底板の角部の拡 大図、第５図は、第４図に示す台座の直立斜視図、第６図は、第５図に示す台座 の角部断面斜視図、第７図は、第１図に示すコンテナの閉鎖した端壁の斜視図、 第８図は、本発明に組み込まれるもう１つのピボット装置の拡大斜視図、 第９図は、本発明に組み込まれる更にもう１つのピボット装置の拡大斜視図、 第１０図は、本発明に組み込まれる更にまたもう１つのピボット装置の拡大斜視 図、 第１１図は、第１図のコンテナの扉の端壁の１枚の扉が所定の位置にある状態を 示す斜視図、 第１２図は、第１図のコンテナのピボット装置を説明する上記コンテナの底板の 上記扉の端部の斜視図、第１３図は、角部の詳細を明らかにするため２枚の金属 パネルを取り除いた第１図に示すコンテナの天板の斜視図、第１４図は、第１３ 図の天板の角部を下方から見たところを示す斜視図、 第１５図は、第１４図の角部の断面斜視図、第１６図は、第１図に示す側壁を内 側から見たところを示す斜視図、 第１７図は、第１６図に側壁を部分的に分解したところを示す拡大斜視図、 第１８図は、第１７図に示すヒンジの断面図、第１９図は、第１図のコンテナの 側面外観図、第２０図は、第１図のコンテナの扉の端部の部分斜視図、第２１図 は、第１１図に示す（さび錠の拡大斜視図、第２２図は、噛み合わせた状態を示 す第２１図の（さび錠の拡大斜視図、 第２３図は、底板を天板に固定する方式を示す拡大斜視図、第２４図は、底板を 天板に固定するもう１つの方式を示す拡大斜視図、 第２５図は、底板を天板に固定する更にもう１つの方式を示す拡大斜視図、 第２６図は、第２図のコンテナを半ば折りたたんだ状態を示す斜視図、 第２７図は、第１図に示すタイプのコンテナを折りたたんで４つ積み重ねた状態 を示す斜視図、 第２８図は、第２７図に示す折りたたんで積み重ねたコンテナの下側の固定ピン をしまい込んだ状態を示す断面図、第２９図は、上記下側のピンがコンテナ下方 にロックした状態を示す第２８図に類似の断面図である。

すべての図において、同一部品には同一番号を付している。まず、第１図に示す ように、この折りたたみ式のコンテナは、底板１ｏと、端壁１１，１２と、側壁 １３．１４と天板１５を備えている。この図およびそれに続く図に示す上記コン テナは、上記端壁１１内に戸［Ｊ１６を有し、端壁１２においては閉鎖されてい る（第２図参照）。

Ｌ記コンテナは、第２図に示すように、剛性のある複数の補強部材で作られてい る。これらの補強部材は、以降の図に詳細に描いている。

第２図および詳しくは第３図に示すように、上記底板は、８個の箱形鋼部材３０ ，３１，３２，３３，３４，３５，３６．３７と、２個の歯装置用ポケット３８ ，３９と、４個の角部の台座４０．４１．４２゜４３によっ形成された長方形を している。これらの部品は、すべて溶接されて、１つの剛性のある構造をなす。

３つの側部からに方へ伸びているのは、スカート壁４４，４５．４６である（破 線の引き出し線で示す手前のスカート壁４６は、その一部のみを小さな面積で図 示して、底部の構造を明瞭にするようにしている）。

上記スカート壁の上端には、それに溶接した３字型の鉄製部材４を持っている。

上記鉄製部材４は、その内側に面した表面に沿ってラバーシールと一列に並べら れている。また、上記３字型の鉄製部材４は、上記箱形鋼部材から上方に伸びる 複数の支柱４７によって、支持されている。上記支柱４７は、−ヒ紀箱形鋼部材 に等間隔に設置Ｊうしている。上記補強部材間には、プレス鋼板４Ｂ、４９，５ ０，５１．５２．５３を取り付けて、上記構造の強度を更に向上させている。

上記角部の台座４０，４ｉ、４２．４３は第４，５図および第６図に詳細に示す 。まず、第４．５．６図について説明する。各々の台座は、その下部の立方体の ケーシング５４とその台座の上部の半円筒形のハウジング５５とを含む中空の金 属鋳造物を備えている。上記立方体のケーシング５４は、第４図に示すように、 上記コンテナの底板全上記コンテナの載置面から持ち上げている。

上記半円筒形のハウジング５５は上部の室５６と下部の室５７を有している（第 ２８．２９図参照）。

上記上部の室は略平坦な外側表面５８を有する。上記コンテナの角部の支柱は、 上記コンテナが直立した時に、上記外側表面５８上に載置されるようになってい る。そして、近接した天板の固定ピン６０のための開口には、固定のためにそこ を貫通して延びるブロックを固定している。（後程より詳しく説明する。）。上 記下部の室５７は、上記立方体のケーシング５４へ伸びる固定ピン６１を収納し ている。−り記固定ビンは、その両端に広がる頭部６２．６３を存している。Ｌ 記両端はＬ起立方体のケーシングに対応するように形成した開口部６４．６５を 貫通するように操作される。

−１−記固定ビン６１をその軸の回りに回転させることによって、上記固定ピン ６１は、上記コンテナが上に載る別のコンテナに連結される。

」−記ビン６１の操作および回転はレバー６６によってなされる。

このレバー６６は上記ビン６１の頭部６２に連結している。上記レバー６６は、 細長い穴をなす溝６７を貫通して、上記半円筒形のハウジングから突き出ている 。」１記固定ピン６１を、その２つの位置の間でガイドするため、および上記固 定ピン６１が横方向に動くことを防ぐために、上記半円筒形のハウジングの内部 には、スリーブを備えている。このスリーブは、説明の混乱を避けるために、図 では省略している。

上記台座の内側に向いたエツジ６８には、後述するように、上記角部の支柱を上 記台座に堅固に固定することを補助するための突起６９を設けでいる。ヒンジリ ング１および２は、罪のヒンジ機構のために上記半円筒形のハウジングの底部に 溶接されている。

第７図に示すように、上記端壁は、箱形鋼からなる上部補強部材７２と底部横棒 ７３とによって隔てられている箱形鋼からなる２本の支柱７０．７１を備えてい る。平らな鉄板製の補強支柱７４．７５゜７６は上記端壁がゆがまないように補 強し、垂直方向にリブを有するプレス鋼板７７は、底部領域７８を除く而を覆っ て溶接している。

上記底部領域′７８は、端部のスカート壁４５（第３図参照）の内側に配置され φようにおいている。ボルト８０を用いて上記端壁を上記瑞のスカート壁４５に 堅固に接続する目的で、強化用の支柱７６に貫通穴７９を設けている。ただし、 これらは、通常摩擦接触が十分であるので、通常は必要としない。

上記端壁が直立した時に、上記支柱７０．７１は平坦な面８１，８２の上に、静 止するようになっている。

くさび形ブロック８３．８４は、上記端壁が上記コンテナの内側に旋回すること を可能にする。上記くさび形ブロックは上記支柱７０．７１の延長部分に形成さ れていて、連合する各台座の内側に延びるようになっている。上記くさび形ブロ ックが形成された延長部分は直角のアングル鋼部材である。孔８５．８６はヒン ジビン８７゜８８を収納する。このヒンジビン８７，８８は上記くさび形ブロッ クを、上記底板の上記ヒンジリング１．２に対して旋回可能に連結する。

角部の補強およびシール板８９．９０は上記端壁の角部の頂に溶接されている。

また、ラバーパッド９１．９２はそれが上記底板へ下降した時に、上記端壁の緩 衝材となるように、上記シール板８９゜９０に固定されている。

上記支柱７０．７１を上記底板に更に確実に固定するために、代わりに、第８． ９図および第１０図に示すロック機構のうちのいずれかを用いてもよい。これら のロック機構は、上記支柱の平坦な面８１．８２の延長部として形成した舌部材 ９４．９５．９６を有している。上記舌部材は、上記台座の頭部に相補の形に、 形成した（ぼみに嵌合する。嵌合時には、上記舌部材はビン９７．９８．９９に よって上記台座に固定される。上記舌部材および上記台座の壁に設けられ、同軸 上に並んだ孔１００，１０１，１０２および孔１０３．１０４および孔１０５． １０６に、上記ビン９７．９８．９９は、挿通する。

第１１図に示すように戸口を収納する端壁は、下部延長アングル１１２．１１３ を備える断面箱形の垂直な２本の支柱１１０，１１１を備えている。後側の上記 下部延長アングルは、上記閉鎖した端壁と同様にくさび形の旋回部を有している 。断面箱形の横木１１４と断面箱形のステップ１１５を上記支柱間に張り渡して 、堅固な構造を与えるようにしている。上記構造は、直角の添板１１６，１１７ を含む。

この端壁のピボット装置は、上記後の閉鎖した端壁のピボット装置と実質的に同 一である。しかしながら、これを達成する上記ピボット装置は、第１２図に示す ように、少し変更している。くさび形の旋回部（たとえば部品２１８参照）は支 柱の側壁の延長部にフランジとして形成される。また、各支柱の底部には開口部 ２１９が形成されて、上記台座の固定ビンが、更に堅固な構造を与えるために、 それにはまるようにしている。

第１１図に戻って、上記扉は、従来のヒンジ１１９（それらのうちの一つだけが 示されている。）を用いて支柱１１０と１１１に取り付けた長方形の金属板１１ ８を有する（後者は同じであるので図に描かれていない。）。そして、プルパー ロック装置が、上記扉を、上記横木１１４とステップ１１５にロックする。

第１３図に上記コンテナの天板を示す。この天板は、堅固な長方形の構造を形成 するために、４個の固定ブロック１３０，１３１，１３２．１３３と２個の箱形 綱のポケット１２８，１２９と共に溶接された８本の長いアングル鋼１２０，１ ２１，１２３，１２４，１２５゜１２６．１２７を備えている。これらの上記補 強部材間の空間には、プレスした金属板で満たされている。それらの中の１つ、 すなわち１３４が示されている。

これらの板は、内部の防水性および耐ねじれ構造を確保するため、適宜な位置に 溶接される。上記天板の外周には、その外周に溶接され、その内面をラバーシー ル２０１で裏打ちされた３字型の鉄製部材２００を含んでいる（第１４．２８． ２９図参照）。上記固定ブロックは、上記コンテナが折りたたまれたとき台座に 固定すると同様に、もう一つのコンテナの上に載置されるときに、そのコンテナ に固定するのに適合するように、鋳造鋼からなる中空のハウジングをなす。

これらの詳細を第１４図に示し、内部を第１５図に示す。

開口部１３５は、上記端壁の上部補強部材７２および近接した横木１１４に形成 した突起１３６に嵌合するように上記天板の前端と後端に設けられている。

側壁およびそのヒンジ装置を示している第１６．１７．１８．１９図が、参照さ れる。

１−記各側壁は、縦方向にヒンジで接続した２つの堅固な長方形の構造物１４０ ，１４１を備えている。上記構造物材は、端部のアングル鉄部材１４４，１４５ によ−）て接続される平らな金属製の帯１４２．１４３と、金属製の支柱１４６ ，１４７とで形成されでいる。

第１９図に明確に示すように、異形材の金属製シート１４８によって補填材が与 えられる。

上記側壁の構造物間の接続ヒンジは、互いに隣接する端部にある穴あきフランジ １４９，１５０と、ビン１５２，１５３によって上記フランジにヒンジ状に接続 される金Ｒ製の穴あき接続片１５１とを備えている。

第１８図に示すように、ボルト１５５で金属異形材のシールフラップ１５４が上 記穴あきフランジ１５０に接続されて、上記壁が直立したときに、−Ｌ紀シール フラップが接続ヒンジを堅固に押圧するようにしている。受は具１５６は上記シ ールフラップを上記フランジ１４９に固定することを可能にする。上記側壁を折 りたたむ時に、上記受は具１５６は、上記シールフラップ１５４を解放するため に、手動で回転させられるようになっている。

ヒンジ１５７，１５Ｂは上記側壁を上記天板の内縁または上記底板のスカート壁 の内縁に接続する。

Ｌ記アングル鉄部材１４４　＊　１４５は、Ｊ二記端壁を包むと共に今、説明さ れる第２１図および第２２図に示すくさび錠固定装置に接続するためのものであ る。

ごの装置は、支柱１１１の前面に設けた複数の突起１６６を備える（たとえば第 冊図参照）。上記各々の突起には、くさび保持用の溝付の矩形のハウジング１６ ２と、連合するクランプ部材１６３を持っている（第１１図は、分解して示され ているが、実際には、常に、上記溝付のハウジングに保持されている）。第２２ 図に示すように、上記アングル鉄部材１４４，１４５の穴付翼部１６４が上記く さび保持用の溝付のハウジングの側部間に、上記突起上にかぶさってはめ合うよ うな構造になっている。上記クランプ部材１６３を上記突起上にスライドさせる ことによって、上記装置はクランプされる。

第２３．２４．２５図は上記天板を上記底板にクランプする種々装置を示す。こ れらの装置において、上記固定ブロック１７３，１７４．１７５の底部の溝穴付 延長部１７０，１７１，１７２は、近接する台座１７６．１７７．１７８の頭部 に形成したくぼみの中に収納されて、それはビン１７９，１８０，１８１によっ てに固定される。

第２６図は、上記コンテナを折りたたみもしくは直立させるときに、上記コンテ ナの側壁を如何に折りたたむかを示す斜視図である。

第２７図は、本発明の折たたんだコンテナを如何に積み重ねるかを示す図である 。

第２８図および第２９図は、第２７図に示された折りたたんで積み重ねた２つの コンテナを固定しているところを示す。第２８図の固定ビン６Ｉを回転させてか ら、それを第２９図に示すように、開口部６５を通して隣接するコンテナの固定 ブロック１８２に下に挿通させ、さらに、上記ビンを、固定位置に回転させるこ とにより、○の固定が達成される。

第２０図は、支持部材１９１上のコンテナの下に観察板１９０をしまい込むとこ ろを示す。また、第２０図は、底板の底の板敷きの床１９３にはめ込まれ、上記 底板の金属部分に固定された標準的な排水孔１９２を示す。

上述の折りたたみ可能で、積み重ね可能なコンテナは、以下に述べる順序で直立 させることができる。

１、底板から天板を取りはずすために、角部の固定ブロックの中の固定ビン６０ を回転させる。

２、例えばフォークリフトやクレーン等の適当な昇降機を上記天板の重用ポケソ ）１２８，１２９に係合させて、取り付けた側壁を有する上記天板を側壁を直立 するまで十分に伸ばすように上昇させる。

３、シールフラップを上記側壁のヒンジにしっかりと固定するため、上記受は具 １５６を固定する。

４、上記昇降機を上記爪ポケットから取りはずす。

５、端壁の上部を上記昇降機に継ないで、上記端壁を上に回転させることによっ て、上記端壁を起立さぜる。

６、上記台座の中の固定ピンを持ち上げてから、回転させて、連合する角部の支 柱に係合させる。

７、金づちでたたいて、くさび錠固定装置を所定の位置に位置させて、固定を完 了し、上記扉の骨組みのすべての側部にラバーシールをほどこす。

８、上記５．６．７の手順を、上記コンテナの他方の端壁について繰り返す。

こうして、上記コンテナは直立し、すべての面について部品にシールされる。

Ｊ＼ 特表千４−５０１０９７　（１４） ９ｏ９２ 、ノ 国際調査報告 ＩＭｅｒｌｌ＊ｌ−頭Ａｓ１ｌｌｌｃ＠１ｌｅｎ　ｍｅ、にπ７ｍ　ｅ＋９４λ ［’１’Ｏ’ｆｆ（Ｅ　ｆｆｃｔＱＬ　［ｒ　ＣＮタ面Ｄ！り江ＡＰｐＬｘＱ＝ １世＝ＫＤＪｐ四’ｏ％Ａ０６８１２９／ｆｆ）ＥＰ２５５１９４ＪＰ６３０４ ４４８２ｔＪｓ４７２６４８ｇ０Ｓ　３３９８ＬｔＯＥＥ　７０９６２３　ｆｆ 　Ｌ５３６ｉ１２ＬシロＯＦＮ瘤征Ｉ

Claims (20)

【特許請求の範囲】
1. １．底版と２つの端壁と１つの天板と２つの側壁を有する折りたたみ式箱型コン テナにおいて、上記底版は、２つの対向するスカート壁と、各コーナ部に存して 上記スカート壁の上縁の下側に終端を有する内側台座とを有する剛性の高い補強 された長方形の構造物を有し、上記底版は対向するスカート壁を貫通して延びる フォークリフトの爪用ポケットを含み、上記端壁はそれぞれ剛性の高い補強され た構造物を備え、その構造物は、直立した上記コンテナの荷重を伝達するという 特徴を形成するとともに、上記台座によって支持され、かつ上記台座内に配置さ れたキー部品によってそれに固定される一体の側柱を含み、上記側柱はまた上記 コンテナの内側への回動を可能にする内側に面したピボット装置を含み、上記天 板は長方形の補強された構造物を備え、上記構造物はフォークリフトの爪用ポケ ットと各コーナにおける固定ブロックを含み、上記側壁はそれぞれ２つの剛性の 高い補強された長方形の構造を備え、その構造は長手方向に延び互いにヒンジ結 合されるとともに、隣接したスカート壁の内縁と上記天板の補強された長手方向 の端部にまたヒンジ結合されて、 上記コンテナは上記天板をわずかに持ち上げて、上記台座から上記側柱を取り外 し、上記コンテナの内側に各端壁をそれがスカート壁の間に水平な状態を呈する ように回動させ、各側壁が上記スカート壁の内側に存する２つの面同士を向かい あわせた部分に折りたたまれるとともに上記天板の隣接した周辺部は上記スカー ト壁の外側部と実質的に同一平面になるように、天板を下降させるとともに、上 記コンテナの側壁を同時に内側に折りたたむことによって、上記コンテナが折り たたまれる折りたたみ式箱型コンテナ。
2. ２．請求項１に記載の折りたたみ式箱型コンテナにおいて、上記２つの向かいあ ったスカート壁に互いに連結する第３のスカート壁を含む折りたたみ式箱型コン テナ。
3. ３．請求項１または２に記載の折りたたみ式箱型コンテナにおいて、上記スカー ト壁の上端に一体に形成されたＪ型アングルの突出部を含み、上記Ｊ型アングル のシャンクは上方に伸び、連合するスカート壁の外面と同一面にある折りたたみ 式箱型コンテナ。
4. ４．請求項３に記載の箱型コンテナにおいて、上記Ｊ型アングルの突出部内に弾 性的に変形できるシール板を含む折りたたみ式箱型コンテナ。
5. ５．請求項１または２に記載の折りたたみ式箱型コンテナにおいて、上記底版の 剛性の高い補強された構造物は、コーナにおいて介設された鋳造金属の台座を有 する周辺の箱型の梁と、上記底板の長手方向の端の中点において対称な２箇所に おいて上記周辺の箱型の梁に交差するポケットを配置する爪用箱型ビームを含む 折りたたみ式箱型コンテナ。
6. ６．請求項５に記載の折りたたみ式箱型コンテナにおいて、上記補強されている 部材の間の空間は１つあるいはそれ以上のプレス金属のパネルを収容する折りた たみ式箱型コンテナ。
7. ７．請求項１に記載の折りたたみ式箱型コンテナにおいて、上記台座は中空の金 属の鋳物であり、上記中空の金属の鋳物はその下端部において隣接するコンテナ に接続するための取付物を組み込み、それらの上部においてコーナに存する柱に それを固定するための釘ハウジングを組み込んでいる折りたたみ式箱型コンテナ 。
8. ８．請求項７に記載の折りたたみ式箱型コンテナに溶いて、上記上部における釘 は上記上部内の収納された位置とそれから部分的に伸び出た位置との間に、上記 上部の側部における長穴状の溝を通して延びるレバーによって手動操作され、、 上記レバーは、．上記コーナの柱を固定するために部分的に延びる位置にあると きに上記釘の回転を可能にするように配置されている折りたたみ式箱型コンテナ 。
9. ９．請求項７に記載の折りたたみ式箱型コンテナにおいて、また、上記上部は、 上記天板を底版に固定するために上記天板の固定ブロックの延長部として形成さ れた対となる部品を収容するための第２ハウジングを含む折りたたみ式箱型コン テナ。
10. １０．請求項９に記載の折りたたみ式箱型コンテナにおいて、上記第２ハウジン グと上記対となる部品はビンよってインターロックされている折りたたみ式箱型 コンテナ。
11. １１．請求項１に記載の折りたたみ式箱型コンテナにおいて、各側柱における回 転装置は、上記柱の底部から伸びる山型鋼を備え、上記山型鋼には各台座に隣接 した底版と一体に形成されたリングにヒンジ取り付けのために、湾曲した内側に 面した面が設けられている折りたたみ式箱型コンテナ。
12. １２．請求項１に記載の折りたたみ式箱型コンテナにおいて、上記端壁の１つは 戸口を組み込んでおり、上記戸口は両側柱にヒンジ連結された２つの外側に開放 するドアーを含む折りたたみ式箱型コンテナ。
13. １３．請求項１２に記載の折りたたみ式箱型コンテナにおいて、上記２つの端壁 の内の他方は固定壁である折りたたみ式箱型コンテナ。
14. １４．請求項１に記載の折りたたみ式箱型コンテナにおいて、上記天板の周辺部 は山形鋼形状の金属から製造され、各コーナにおける鋳造金属の取り付け物によ って交差され、爪用ポケットを配置する箱部が長手方向の側部の間に伸びるよう に配置され、これらの補強された全部材の間の空間は１つあるいはそれ以上のプ レス金属板を収容する折りたたみ式箱型コンテナ。
15. １５．請求項１に記載の折りたたみ式箱型コンテナにおいて、各側壁の内側にシ ールフラップを含み、このシールフラップは、２つの剛性の高い補強された部品 である壁構造物の間の長手方向のヒンジされた領域と重なる折りたたみ式箱型コ ンテナ。
16. １６．請求項１５に記載の折りたたみ式箱型コンテナにおいて、上記シールフラ ップはプレス金属から形成され、上記コンテナの側壁が直立させられたときに上 記ヒンジ領域にぴったりと嵌まり込むように形成されている折りたたみ式箱型コ ンテナ。
17. １７．請求項１６に記載の折りたたみ式箱型コンテナにおいて、上記シールフラ ップの下側の長手方向の端部は上記下方の側壁の構造物の上側かつ内側の端部に 常に固定され、かつ上記上側の側壁の構造物の下側かつ内側の端にクリップ手段 によって確実に固定されるようになっている折りたたみ式箱型コンテナ。
18. １８．請求項１に記載の折りたたみ式箱型コンテナにおいて、上記コンテナは直 立された標準の船積用コンテナの寸法を有する折りたたみ式箱型コンテナ。
19. １９．請求項１または１８に記載の折りたたみ式箱型コンテナにおいて、折りた たまれたとき標準の船積用コンテナの空間の略４分の１を占める折りたたみ式箱 型コンテナ。
20. ２０．添付の図面のいずれか１つあるいはそれ以上の図面に関して実質的に記載 された折りたたみ式箱型コンテナ。