JPH0449474Y2 - - Google Patents

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JPH0449474Y2
JPH0449474Y2 JP1988161116U JP16111688U JPH0449474Y2 JP H0449474 Y2 JPH0449474 Y2 JP H0449474Y2 JP 1988161116 U JP1988161116 U JP 1988161116U JP 16111688 U JP16111688 U JP 16111688U JP H0449474 Y2 JPH0449474 Y2 JP H0449474Y2
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screw
garbage
shaft
waste
supply device
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は焼却用ごみ供給装置に関し、さらに詳
しくはごみの定量供給が容易である焼却用ごみ供
給装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、焼却施設に集められた都市ごみは、ごみ
供給装置でごみの供給量が調節され、焼却炉へ送
られて燃焼される。前記ごみ供給装置には一般に
2軸スクリユーが用いられている。
第5図は、従来のごみ焼却装置の2軸スクリユ
ーの部分拡大図、第6図は、従来のごみ焼却装置
の2軸スクリユー部断面図である。図において、
2軸スクリユー3Aおよび3Bは、破砕効果をも
たせるために、ごみが供給されるC方向(第6
図)からみて2本の軸がお互いにごみを噛み込む
ように回転する。スクリユー3Aが反時計方向、
スクリユー3Bが時計方向に回転すると、ごみは
D方向に移動する。
しかしながら、この回転方向によると、C方向
から供給されたごみは、A部で圧密を受け、スク
リユーの回転にしたがつて円周方向にB部まで移
動する。該B部で、ごみは、ケーシング6からの
摩擦抵抗、重力等の影響を受け、スクリユーの上
方には上がらず、円周方向移動から軸方向移動
(水平方向移動)に変わり、このような現象が軸
方向あらゆる場所で起きるため、2本のスクリユ
ーの間からスクリユー下部にかけて圧密が発生す
る。従つて、焼却炉へ投入される都市ごみは、そ
の圧密の影響によつて固化し、固まつた状態で押
し出されることになる。またA部においてはあと
に続くごみをも瞬時に巻き添えにするため、ごみ
供給機から排出されるごみ量は単位時間当たりの
最適供給量の2〜4倍となることがある。
このようなごみの大きな固まりや過剰量のごみ
の供給は、ごみ焼却装置、特に流動床焼却炉にお
いては燃焼用空気の不足を招き、燃焼阻害を起こ
す原因となつていた。
〔考案が解決しようとする課題〕 本考案の目的は、前記従来技術の問題点をなく
し、ごみ供給装置内でのごみの圧密を防ぐことが
でき、都市ごみを焼却炉へ定量的に供給すること
ができる焼却用ごみ供給装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、ごみを焼却炉に供給するための2軸
スクリユーおよび該スクリユーを収容するケーシ
ングを備えたごみ供給装置において、前記2軸ス
クリユーのそれぞれを軸方向に対して外側方向に
回転させるように該スクリユーの駆動手段を設定
するとともに、該2軸スクリユーに供給されたご
みがスクリユーの回転に伴つて円周移動しながら
前方に供給されるように前記2軸スクリユーと前
記ケーシングの間に間隙を形成したことを特徴と
する焼却用ごみ供給装置に関する。
〔実施例〕
以下、本考案を図面により詳しく説明する。
第1図は、本考案のごみ供給装置の平面図、第
2図は、第1図の一部断面正面図、第3図は、第
1図の2軸スクリユー拡大図、第4図は、第1図
のー線矢視断面図である。
この装置は、ごみ供給入口4、2軸スクリユー
3A,3B、該2軸スクリユー3A,3Bとケー
シング6との間に形成した間隙7(第4図参照)
およびごみの出口であるシユート2を備えたごみ
供給機1と、前記2軸スクリユー3A,3Bは駆
動するモータ5とからなる。このような構成にお
いて、まず都市ごみは、矢印C(第2図)からご
み供給入口4わ経て2軸スクリユー3A,3Bの
間のA部(第4図)に導入される。この2軸スク
リユー3A,3Bは、駆動モータ5によつて3A
が反時計方向、3Bが時計方向に、それぞれのス
クリユー溝が噛み合うように回転されている。A
部に供給された都市ごみは、2軸スクリユーによ
つてその外側に振り分けられ、次いで両側のケー
シングとスクリユーの間を通つてケーシング底部
に到り、ここからスクリユーが噛み合う中央部で
合流し、再びスクリユー外側に振り分けられる。
このようにごみは先ずスクリユー外側に振り分け
られた後、下方からスクリユーの噛み合い部Aに
供給されるので、ごみの供給がほぼ均一になり、
スクリユー溝およびケージング6で圧密されるこ
とがなく、また後続のごみの巻き込みをも生じる
ことがない。このようにそれぞれのスクリユー溝
に沿つてほぼ一定の供給速度で円周移動を繰り返
してシユート2まで前進し、該シユートから焼却
炉(図示せず)に供給される。
このように従来の装置の2本のスクリユーの設
置位置(第5図参照)を逆にし、スクリユー溝が
噛み合つて回転する方向を、従来のスクリユー溝
が噛み合つて回転する方向と逆にすることによつ
て、強制的な圧密の発生をなくすことができると
とに、ごみの巻き込み現象をも防止することがで
きる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ごみ供給装置においてごみが
圧密を受けることがないため、後続のごみの巻き
込みの発生がなく、また大きなごみの固まりに成
長することがない。従つて、焼却炉へのごみの定
量供給が可能となり、ごみを完全燃焼することが
でき、燃焼性が向上する。本考案は、特にごみの
定量供給を必要とする流動床焼却炉等に有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のごみ供給装置の平面図、第
2図は、第1図の一部断面正面図、第3図は、第
1図の2軸スクリユー拡大図、第4図は、第1図
のー線矢視断面図、第5図は、従来のごみ焼
却装置の2軸スクリユーの拡大図、第6図は、従
来のごみ焼却装置の2軸スクリユー部断面図であ
る。 1……ごみ供給機、2……シユート、3A,3
B……スクリユー、4……ごみ供給入口、5……
駆動モータ、6……ケーシング、C……ごみ供給
方向、D……ごみ進行方向。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ごみを焼却炉に供給するための2軸スクリユー
    および該スクリユーを収容するケーシングを備え
    たごみ供給装置において、前記2軸スクリユーの
    それぞれを軸方向に対して外側方向に回転させる
    ように該スクリユーの駆動手段を設定するととも
    に、該2軸スクリユーに供給されたごみがスクリ
    ユーの回転に伴つて円周移動しながら前方に供給
    されるように前記2軸スクリユーと前記ケーシン
    グの間に間隙を形成したことを特徴とする焼却用
    ごみ供給装置。
JP1988161116U 1988-12-12 1988-12-12 Expired JPH0449474Y2 (ja)

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JPH0285226U (ja) 1990-07-04

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