JPH044902B2 - - Google Patents

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JPH044902B2
JPH044902B2 JP61251894A JP25189486A JPH044902B2 JP H044902 B2 JPH044902 B2 JP H044902B2 JP 61251894 A JP61251894 A JP 61251894A JP 25189486 A JP25189486 A JP 25189486A JP H044902 B2 JPH044902 B2 JP H044902B2
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Description

【発明の詳现な説明】 産業䞊の利甚分野 本発明は、優れた抗血液凝固性抗血栓性を
長期間に亘぀お持続するこずができ、人工臓噚や
人工血管などの各皮医療甚具の構成材料ずしお適
甚が可胜な抗血液凝固性材料及びその補造方法に
関する。
埓来の技術 血液は異物ず接觊した堎合に、血液䞭の皮々の
成分の䜜甚により凝固しおしたう性質を有しおい
る。したが぀お、人工心臓、人工心臓匁、人工血
管、血管カテヌテル、カニナヌレ、人工心肺、血
管バむパスチナヌプ、倧動脈バルヌンポンピン
グ、茞血甚具及び䜓倖埪環回路などの血液ず接觊
する郚䜍に䜿甚される医療甚具の構成材料には、
高い抗血液凝固性が芁求される。しかしながら、
埓来の医療甚具の構成材料の倚くは長期間に亘぀
お䜿甚した堎合には血液凝固が生じるこずが避け
られず、抗血液凝固性の持続力ずいう点においお
充分ではない。たた、䞊蚘の医療甚具を患者に斜
甚する堎合には、通垞、ヘパリンなどの抗血液凝
固剀を䜵甚するこずが行われおいる。しかしなが
ら、䟋えばヘパリンを党身投䞎した堎合には、倚
数の出血巣が発生する危険性が高くなるずいう問
題がある。
したが぀お、かかる問題点を解消する方法ずし
お、ヘパリンを抗血液凝固性材料䞭に導入する方
法が数倚く詊みられおいる。かかる材料䞭ぞのヘ
パリンの導入法には、倧きく分けお次の぀の方
法がある。
たず、第に、ヘパリンを物理的に混合するこ
ずにより、材料䞭に導入する方法第に、ヘパ
リンず材料の構成成分ずを共有結合させる方法
及び第にヘパリンのアニオン性残基ず材料の構
成成分のカチオン性残基ずをむオン結合させる方
法であり、たた、これらの方法を䜵甚する方法
がある。
しかしながら、かかる方法では、皮々の問題点
を有しおいる。第の方法においおは、ヘパリン
が氎には可溶であるが、ほずんどの有機溶剀には
䞍溶であるこずから、その具䜓的な方法や䜿甚可
胜な材料が倧きく制限されおしたう。たた、材料
に導入されたヘパリンが氎可溶性であるこずか
ら、実甚時においお血液ず接觊した堎合に、ごく
短時間で材料䞭から流出しおしたい、その結果、
抗血液凝固性を持続できない。
第の方法においおは、ヘパリンの反応性残基
を利甚しお共有結合を行うため、材料の合成が耇
雑であるこず、及びヘパリン自䜓の抗血液凝固性
が䜎䞋しおしたうこずなどの問題点がある。
第の方法の具䜓䟋ずしおは、サむ゚ンス、
142巻、1297頁1963幎に、材料衚面をグラフ
アむト−塩化ベンザルコニりム−ヘパリンで凊理
する方法が開瀺され、たた、特公昭55−15222号
公報には、アむ゜タクチツクポリメチルメタクリ
レヌトずシンゞオタクチツクポリメチルメタクリ
レヌトずのステレオコンプレツクス䞭に、ヘパリ
ン−カチオン性界面掻性剀、ラゞカル重合性ビニ
ル系モノマヌ及び重合開始剀を閉じこめお、該モ
ノマヌを重合させお埗られる高分子材料が開瀺さ
れおいる。しかしながら、いずれにおいおも、ヘ
パリンは塩化ベンザルコニりム等の䜎分子アンモ
ニりム塩ずむオン結合により耇合䜓を圢成しおい
るため、やはり短期間でヘパリンが血液䞭に溶出
しおしたい、たたヘパリンだけでなく䜎分子アン
モニりム塩も同時に溶出しおしたうこずから、溶
血珟象が生じるずいう重倧な問題がある。
たた、カチオン性残基が導入された高分子化合
物をヘパリン結溶液に接觊させるこずにより、む
オン結合を介しおヘパリンを高分子化合物に導入
する方法が提案されおいる。䟋えば、特公昭52−
36779号公報、同54−17797号公報、同54−18317
号公報、同55−38963号公報及び同55−38964号公
報には、塩化ビニル−アクリロニトリル等の共重
合䜓䞭にグラフト重合によりカチオン性残基を導
入したのち、ヘパリンを導入する方法が開瀺され
おおり、特公昭54−18518号公報、同58−34494号
公報、同59−50335号公報、同59−53058号公報、
同60−16260号公報及び同60−23626号公報には、
共重合、付加重合又は瞮重合によりカチオン性残
基を導入したのち、ヘパリンを導入する方法が開
瀺されおいる。しかしながら、かかる方法はいず
れも、高分子化合物䞭に導入されるヘパリンの量
は、前蚘化合物䞭に存圚するカチオン性残基の量
や前蚘化合物の芪氎性の皋床に基づく吞氎性など
の、高分子化合物の化孊的及び物理的性質、䞊び
にヘパリン氎溶液ず接觊させる際の枩床や時間な
どに応じお倧きく異な぀おくる。したが぀お、所
望量のヘパリンを導入せんずする堎合にも、最適
条件の蚭定は困難であり、その結果、埗られる抗
血液凝固性材料の品質を䞀定にするこずができな
い。たた、かかる方法で埗られた材料は、䞊蚘の
第の方法で埗られた材料に比べお、抗血液凝固
性は優れおいるが未だ充分ではなく、さらなる改
良の䜙地がある。
発明が解決しようずする問題点 人工臓噚や人工血管などの医療甚具の構成材料
ずしお埓来適甚されおいるヘパリンを導入した抗
血液凝固性材料では、その䜿甚䞭に、材料䞭に導
入されたヘパリンが埐々に血液䞭に溶出しお倱わ
れおいき、その結果、時間の経過ず共に材料の抗
血液凝固性が䜎䞋しおくるずいう問題がある。た
た、ヘパリンの導入方法が耇雑であ぀たり、䞀定
した品質の抗血液凝固性材料が埗られないずいう
問題も合わせお有しおいる。
本発明はかかる問題点を解消し、高分子材料䞭
に簡䟿な方法でヘパリンを耇合䜓ずしお導入する
こずができ、さらに前蚘耇合䜓を構成芁玠ずする
抗血液凝固性材料においおは、ヘパリンが材料䞭
又はその衚面に匷固に保持されおいるこずから、
優れた抗血液凝固性を長期間に亘぀お持続するこ
ずができる抗血液凝固性材料及びその補造方法を
提䟛するこずを目的ずする。
問題点を解決するための手段 本発明者らは、ヘパリン塩が導入された抗血液
凝固性材料においお、氎可溶性のヘパリン塩の血
液䞭ぞの溶出を制限しお抗血液凝固性を持続させ
るためには、導入されたヘパリン塩を氎難溶性の
型で保持するこず、さらには抗血液凝固性材料自
䜓の物理的構造に基づく䜜甚によりヘパリン塩を
保持するこず、によ぀お達成が可胜であるずいう
点に着目しお本発明を完成するに到぀た。
すなわち、本発明は、(A)(a)重合性官胜性基を有
する塩基性化合物ずヘパリン塩から合成されるむ
オン結合耇合䜓(b)前蚘むオン結合耇合䜓ず共重
合可胜な芪氎性及び又は疎氎性単量䜓䞊びに
(c)必芁に応じお架橋剀から埗られる重合䜓、ず
(B)マトリツクスずなる高分子化合物、ずから構成
されおいるこずを特城ずする抗血液凝固性材料及
びその補造方法に関する。
本発明の抗血液凝固性材料を構成する(A)成分の
重合䜓は、(a)及び(b)成分、必芁に応じお(c)成分か
ら補造される。
(a)成分のむオン結合耇合䜓は、重合性官胜性基
を有する塩基性化合物のヘパリン塩から補造され
るものであり、氎難溶性で、か぀有機溶剀に可溶
性である。
ここで甚いる重合性官胜性基を有する塩基性化
合物ずは、重合性官胜性基ずしお、䟋えは、ビニ
ル基、アクリロむル基又はメタアクリロむル基等
を有するず共に、塩基性残基ずしお、䟋えば、第
玚アミノ基、第玚アンモニりム基又は第玚
ピリゞニりム基等の塩基性残基を有する化合物で
あり、ヘパリン塩ずむオン結合するこずにより氎
難溶性で、か぀有機溶剀に可胜性の耇合䜓を圢成
できるものである。かかる塩基性化合物ずしお
は、䟋えば、次匏、 匏䞭、R1は氎玠原子又はメチル基を衚しR2
及びR3は互いに同䞀であ぀おも異な぀おいおも
よい炭玠数〜のアルキル基を衚しR4は炭
玠数〜22のアルキル基を衚しは陰性原子矀
を衚しは〜の敎数を衚す 又は、次匏、 匏䞭の各蚘号の意味は匏における意味ず
同じである で瀺される化合物を挙げるこずができる。なお、
匏及びで瀺される化合物においお、
基R4はむオン結合耇合䜓を氎に難溶性で、か぀
有機溶剀に可溶性にするため、さらには取り扱い
の容易さなどから、炭玠数〜18のアルキル基で
あるこずが奜たしく、の陰性原子矀ずしおはハ
ロゲン原子が奜たしい。
䞊蚘の匏で瀺される化合物の具䜓䟋ずし
おは、 −ゞメチル−−ヘキシルアンモニオ゚
チルメタアクリレヌトブロミド −ゞメチル−−オクチルアンモニオ゚
チルメタアクリレヌトブロミド −ゞメチル−−デシルアンモニオ゚チ
ルメタアクリレヌトブロミド −ゞメチル−−ドデシルアンモニオ゚
チルメタアクリレヌトブロミド −ゞメチル−−テトラデシルアンモニ
オ゚チルメタアクリレヌトブロミド −ゞメチル−−ヘキサデシルアンモニ
オ゚チルメタアクリレヌトブロミド −ゞメチル−−オクタデシルアンモニ
オ゚チルメタアクリレヌトブロミド −ゞメチル−−゚むコシルアンモニオ
゚チルメタアクリレヌトブロミド −ゞメチル−−ドコシルアンモニオ゚
チルメタアクリレヌトブロミド 等を挙げるこずができる。たた、匏で瀺さ
れる化合物の具䜓䟋ずしおは、 N′N′−ゞメチル−N′−ヘキシルアンモニ
オプロピルメタアクリルアミドブロミド N′N′−ゞメチル−N′−オクチルアンモニ
オプロピルメタアクリルアミドブロミド N′N′−ゞメチル−N′−デシルアンモニオ
プロピルメタアクリルアミドブロミド N′N′−ゞメチル−N′−ドデシルアンモニ
オプロピルメタアクリルアミドブロミド N′N′−ゞメチル−N′−テトラデシルアン
モニオプロピルメタアクリルアミドブロミ
ド N′N′−ゞメチル−N′−ヘキサデシルアン
モニオプロピルメタアクリルアミドブロミ
ド N′N′−ゞメチル−N′−オクタデシルアン
モニオプロピルメタアクリルアミドブロミ
ド N′N′−ゞメチル−N′−゚むコシルアンモ
ニオプロピルメタアクリルアミドブロミド N′N′−ゞメチル−N′−ドコシルアンモニ
オプロピルメタアクリルアミドブロミド 等を挙げるこずができる。
かかる匏又はで瀺される化合物
は、䞋蚘の反応匏(1)又は(2)により合成するこずが
できる。
次に、䞊蚘反応匏(1)及び(2)に基づいお塩基性化
合物の合成方法を詳しく説明する。たず、等モル
量の匏′又は匏′ず、匏″で瀺
される化合物ずをゞメチルホルムアミド等の有機
溶媒に添加し、溶解させる。次いで、ゞブチルヒ
ドロキシトル゚ン等の重合犁止剀をさらに添加し
たのち、60〜80℃の枩床で数時間〜数十時間加
熱・反応せしめるこずによ぀お、匏又は
で瀺される化合物を埗るこずができる。
反応匏で甚いる匏′で瀺される化
合物の具䜓䟋ずしおは、−ゞメチルアミノ
メチルメタアクリレヌト、−ゞメチル
アミノ゚チルメタアクリレヌト、−ゞ
メチルアミノプロピルメタアクリレヌト、
−ゞメチルアミノブチルメタアクリレ
ヌト、−ゞメチルアミノヘキシルメタ
アクリレヌト、−ゞメチルアミノ゚チル
メタアクリレヌト及び−ゞプロピルア
ミノ゚チルメタアクリレヌト等を挙げるこず
ができる。
匏″で瀺される化合物の具䜓䟋ずしおは、
ヘキシルブロミド、オクチルブロミド、デシルブ
ロミド、ドデシルブロミド、テトラデシルブロミ
ド、ヘキサデシルブロミド、オクタデシルブロミ
ド、゚むコシルブロミド又はドコシルブロミド又
はそれぞれに察応する塩化物もしくはペり化物等
を挙げるこずができる。
反応匏(2)で甚いる匏′で瀺される化合物
の具䜓䟋ずしおは、N′N′−ゞメチルアミノ
゚チルメタアクリルアミド、N′N′−
ゞメチルアミノプロピルメタアクリルアミ
ド、N′N′−ゞメチルアミノブチルメタ
アクリルアミド、N′N′−ゞメチルアミノヘ
キシルメタアクリルアミド、N′N′−
ゞメチルアミノプロピルメタアクリルアミ
ド及びN′N′−ゞプロピルアミノプロピル
メタアクリルアミド等を挙げるこずができる。
むオン結合耇合䜓は、䞊蚘の重合性官胜性基を
有する塩基性化合物単量䜓の氎溶液ずヘパリン塩
氎溶液ずを反応させるこずにより、補造するこず
ができる。
ここで甚いるヘパリン塩は、その塩型は特に制
限されないが、通垞はヘパリンナトリりムが甚い
られる。
反応に甚いる塩基性化合物ずヘパリン塩の量
は、䟋えば、匏又はで瀺される化合
物ず、ヘパリンナトリりムを甚いた堎合、ヘパリ
ンナトリりムに察しお、匏又は
で瀺される化合物が〜12ミリモルであるこずが
奜たしく、〜ミリモルであるこずがさらに奜
たしい。
反応条件は、10〜40℃、奜たしくは15〜30℃
で、10〜300分間、奜たしくは30〜180分間行う。
このようにしおむオン結合耇合䜓を埗るこずが
できるが、かかる方法によるず、カチオン性基を
有する高分子材料ずヘパリン塩氎溶液ずの接觊に
よる埓来のヘパリン化法に比べお、カチオン性基
を有する化合物が、比范的䜎分子量であるこずか
ら、前蚘化合物ずヘパリン塩がより倚くの結合点
で結合するために、高分子化した堎合にヘパリン
塩をより匷固に保持するこずができる。たた、か
かるむオン結合耇合䜓に含有されるヘパリン塩量
は特に限定されないが、䞀定氎準の抗血液凝固性
を保持するためにはヘパリン塩に含有されおいる
むオり含有量ずしお、0.5〜12重量になるよう
にヘパリン塩が含有されおいるこずが奜たしく、
同様に〜重量になるようにヘパリン塩が含
有されおいるこずがさらに奜たしい。
かかる(a)成分のむオン結合耇合䜓の配合量は、
(a)〜(c)成分の合蚈量䞭においお、〜99.5重量
であり、奜たしくは10〜90重量である。(a)成分
の配合量が重量未満の堎合、抗血液凝固性材
料の抗血液凝固性が䞍十分になり、99.5重量を
超える堎合は、前蚘材料の機械的匷床が䞍十分に
なる。
(a)成分のむオン結合耇合䜓ず共重合し埗る(b)成
分の芪氎性単量䜓ずしおは、䟋えば、メタア
クリル酞ナトリりム、メタアクリルアミド、
−メチルアクリルアミド、アクリルグリシンア
ミド、ヒドロキシ゚チルメタアクリレヌト、
メトキシポリ゚チレングリコヌルメタアクリ
レヌト、−ビニルピロリドン、−ビニルラク
タム及びゞアセトンアクリルアミドから遞ばれる
皮以䞊を甚いるこずができる。たた、同様に疎
氎性の単量䜓ずしおは、䟋えば、スチレン、塩化
ビニル、酢酞ビニル、メチルメタアクリレヌ
ト、メタアクリロニトリル、アルキル眮換ス
チレン、ビニルむ゜ブチル゚ヌテル、ビニルプロ
ピオネヌト及びビニルブチレヌト等から遞ばれる
皮以䞊を甚いるこずができる。
かかる芪氎性単量䜓ず疎氎性単量䜓は、埗られ
る抗血液凝固性材料の䜿甚目的に応じお、すなわ
ち前蚘材料に必芁な芪氎性の皋床に応じお、適
宜、各々単独で甚いるか、䜵甚するかを遞択する
こずができる。
かかる(a)成分の配合量は、(a)〜(c)成分の合成量
䞭においお、0.05〜95重量であり、奜たしくは
0.1〜90重量である。前蚘単量䜓の配合割合が
0.05重量未満の堎合は、抗血液凝固性材料の抗
血液凝固性が䞍十分であり、95重量を超える堎
合は、前蚘材料の機械的匷床が䞍十分になる。
(c)成分の架橋剀は、必須成分ではないが、これ
を配合するこずにより(A)成分の重合䜓を網状構造
にするこずができ、その結果、抗血液凝固性材料
を(A)成分ず(B)成分のマトリツクスからなる盞互䟵
入網目構造Interpenatrating Polymer
Networkにするこずができる。抗血液凝固性
材料をかかる盞互䟵入網目構造にするこずによ぀
お、ヘパリン塩の保持力をさらに高めるこずがで
きるばかりでなく、前蚘材料の匟性などの機械的
特性を高めるこずができるために、医療甚具の構
成材料ずしおはより奜たしい。
(c)成分の架橋剀ずしおは、䟋えば、ゞビニルベ
ンれン、メチレンビスメタアクリルアミドや
゚チレンビスメタアクリルアミド等のアルキ
レンビスメタアクリルアミド、゚チレングリ
コヌルゞメタアクリレヌト、プロピレングリ
コヌルゞメタアクリレヌトなどのアルキレン
グリコヌルゞメタアクリレヌト及びゞ゚チレ
ングリコヌルゞメタアクリレヌト等から遞ば
れる皮以䞊を甚いるこずができる。
かかる(c)成分の配合割合は(a)〜(c)成分の合成量
䞭においお、〜60重量であり、奜たしくは
0.05〜40重量である。(c)成分の配合割合が60重
量を超える堎合は、抗血液凝固性材料の機械的
匷床が䞍十分になる。
䞊蚘の(a)〜(c)成分は、埌述するように抗血液凝
固性材料䞭においお、これらから埗られる重合䜓
ずしお存圚するものである。
本発明の抗血液凝固性材料を、(A)成分の重合䜓
ず共に構成する高分子化合物は、前蚘材料䞭にお
いおマトリツクスずしお存圚するものである。か
かる高分子化合物は、有機溶剀に察しお可溶性で
あるか、又は膚最性であるこずが必芁であり、䟋
えば、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酞ビニル、ポリア
クリロニトリル、ポリ゚ピクロルヒドリン、ポリ
゚ステル、ポリりレタン、ポリりレタンりレア、
アセチルセルロヌス及びポリヒドロキシ゚チル
メタアクリレヌトもしくはこれらの䞭から遞
ばれる皮以䞊の共重合䜓又はこれらの混合物を
甚いるこずができる。かかる高分子化合物は、埗
られる抗血液凝固性材料を適甚する医療甚具の皮
類によ぀お適宜遞択するこずができるが、通垞は
柔軟性に富み、機械的匷床が優れおいるこずから
ポリりレタン又はポリりレタンりレアが奜たし
い。
本発明の抗血液凝固性材料は、䞊蚘の(a)〜(c)成
分及び(B)成分の各々所定量を甚い、均䞀になるよ
うに混合したのち、重合せしめるこずにより埗る
こずができる。
この堎合における(a)〜(c)成分及び(B)成分の配合
量は、(a)〜(c)成分の合蚈量100重量郚に察しお(B)
成分が、10〜1900重量郚であり、奜たしくは20〜
900重量郚である。(B)成分の配合量が10重量郚未
満の堎合は、抗血液凝固性材料の機械的匷床が䞍
十分であり、1900重量郚を超える堎合は、前蚘材
料の抗血液凝固性が䞍十分になる。
たた、(a)〜(c)成分及び(B)成分を混合する堎合
は、必芁に応じお有機溶剀を甚いるこずができ
る。かかる有機溶剀ずしおは、䟋えば、ゞメチル
ホルムアミド、ゞメチルアセトアミド、ゞメチル
スルホキシド、テトラヒドロフラン、゚チルアル
コヌル、プロピルアルコヌル、ブチルアルコヌ
ル、ゞオキサン及び−メチルピロリドン等から
遞ばれる皮以䞊を挙げるこずができる。
混合方法は特に制限されず、各成分を均䞀にな
るように混合できる方法であれば劂䜕なる方法で
あ぀おもよい。
重合方法ずしおは、ラゞカル重合又はむオン重
合を適甚するこずができるが、これらの䞭でもラ
ゞカル重合が奜たしい。ラゞカル重合を行う堎合
には、必芁に応じお重合開始剀を甚いるこずがで
きる。この重合開始剀ずしおは、䟋えば、アゟビ
スむ゜ブチロニトリル等のアゟ化合物−ブチ
ルヒドロペルオキシド、クメンヒドロペルオキシ
ド等のヒドロペルオキシド、ゞ−−ブチルペル
オキシド、ゞクミルペルオキシド等のゞアルキル
ペルオキシド、ラりロむルペルオキシド、ベンゟ
むルペルオキシド等のゞアシルペルオキシド等の
有機系過酞化物等を挙げるこずができる。かかる
重合開始剀の添加量は、(a)〜(c)成分及び(B)成分の
合蚈量に察しお、玄×10-4〜10重量である。
重合枩床は宀枩〜100℃であり、奜たしくは40
〜90℃である。たた、重合時間は時間〜日間
であり、奜たしくは時間〜日間である。
このようにしお本発明の抗血液凝固性材料を埗
るこずができる。なお、本発明の抗血液凝固性材
料においおは、(A)成分の重合䜓ず(B)成分の高分子
化合物ずが物理的に結合した状態特に、(c)成分
の架橋剀を必須成分ずした堎合には、(A)成分ず(B)
成分からなる盞互䟵入網目構造を圢成しおいる
で存圚しおいるが、本発明の抗血液凝固性材料に
おいおは、かかる物理的結合状態のみならず、(A)
成分ず(B)成分がその䞀郚で化孊的に結合した状態
のものも含たれる。かかる抗血液凝固性材料は、
人工心臓、人工心臓匁、人工血管、血管カテヌテ
ル、カニナヌレ、人工心肺、血管バむパスチナヌ
ブ、倧動脈内バルヌンポンピング、茞血甚具及び
䜓倖埪環回路等の血液ず接觊する郚䜍に䜿甚され
る各皮医療甚具の構成材料ずしお有甚である。
実斜䟋 以䞋、実斜䟋を掲げ本発明をさらに詳しく説明
する。なお、以䞋においお「」は党お「重量
」を衚す。
実斜䟋  −ゞメチルアミノ゚チルメタクリレヌト
、ドデシルブロミド7.9及び重合犁止剀ず
しおゞブチルヒドロキシトル゚ン0.6を、ゞメ
チルホルムアミド80mlに溶解させたのち、60℃で
60時間加熱しお玚化単量䜓−ゞメチル
−−ドデシルアンモニオ゚チルメタクリレヌト
ブロミド11.0を埗た。次いで、埗られた玚
化単量䜓ずヘパリンナトリりムを、各々
50mlの氎に溶解させたのち、混合しおむオン結合
耇合䜓を生成せしめ、その埌これを分離しお採取
した。このむオン結合耇合䜓䞭のむオり含有量
は、元玠分析の結果4.5であ぀た。
次いで、むオン結合耇合䜓、ポリりレタン
10、−ビニルピロリドン、゚チレングリ
コヌルゞメタクリレヌト及びアゟビスむ゜ブ
チロニトリル0.01ずなるようにゞメチルホルム
アミド溶液を調補した。その埌、前蚘溶液を窒玠
雰囲気䞋、60℃で48時間、撹拌しながら加熱し
お、抗血液凝固性材料を埗た。次いで、埗られた
前蚘材料を粟補し、その埌10重量のゞメチルホ
ルムアミド溶液にしたのち、この溶液を内埄が10
mmで、䞀端を封鎖したポリりレタン補チナヌブの
内壁に塗垃し、次いで也燥した。このようにし
お、詊隓管の内壁面に重合䜓局抗血液凝固性材
料の局を圢成した。
次いで、䞊蚘詊隓管内に生理食塩氎を満たした
のち、37℃で時間保持し、その埌生理食塩氎を
陀去した。次いで、詊隓管内に、りサギ新鮮血
mlを泚入したのち、臚床怜査法提芁金原出版、
改蚂版第29版、1983に蚘茉のリヌホワむト詊隓
を行い、泚入した血液の状態を芳察した。その結
果、時間経過埌においおも血液の凝固は認めら
れず、詊隓管内壁には血栓も党く認められなか぀
た。
その埌、詊隓管内の血液を陀去し、生理食塩氎
で充分にリンスしたのち、再びリヌホワむト詊隓
を行぀た。その結果、血液凝固及び詊隓管内壁の
血栓は党く認められなか぀た。
その埌、詊隓管内の血液を陀去し、生理食塩氎
で充分にリンスしたのち、再びリヌホワむト詊隓
を行い、さらにその埌同様にしお蚈15回のリヌホ
ワむト詊隓を行぀た。その結果、血液凝固及び詊
隓管内壁の血栓は党く認められなか぀た。たた、
詊隓管内壁にポリりレタンのみを塗垃した比范䟋
の堎合は、回目のリヌホワむト詊隓を行぀た結
果、玄30分間で血液が凝固した。
以䞊の結果から、本発明の抗血液凝固性材料
が、優れた抗血液凝固性を有しおいるこずが明癜
であ぀た。
実斜䟋  −ゞメチルアミノ゚チルメタクリレヌト
、オクタデシルブロミド10.6及び重合犁止
剀ずしおゞブチルヒドロキシトル゚ン0.6を、
ゞメチルホルムアミド80mlに溶解させたのち、60
℃で60時間加熱しお玚化単量䜓−ゞメ
チル−−オクタデシルアンモニオ゚チルメタク
リレヌトブロミド12.8を埗た。次いで、埗ら
れた玚化単量䜓ずヘパリンナトリりム
を、各々50mlの氎に溶解させたのち、混合しおむ
オン結合耇合䜓を生成せしめ、その埌これを分離
しお採取した。このむオン結合耇合䜓䞭のむオり
含有量は、元玠分析の結果3.8であ぀た。
次いで、むオン結合耇合䜓、ポリりレタン
10、ヒドロキシ゚チルメタクリレヌト、メ
チルメタクリレヌト、ゞ゚チレングリコヌル
ゞメタクリレヌト及びラりロむルペルオキシ
ド0.01ずなるようにテトラヒドロフラン溶液を
調補した。
かかる溶液を甚いお、実斜䟋ず同様にしお詊
隓管内壁に重合䜓局抗血液凝固性材料の局を
圢成した。次いで、この詊隓管を甚いお実斜䟋
ず同様にしおリヌホワむト詊隓を行぀た。その結
果、実斜䟋ず党く同䞀の結果を埗た。
実斜䟋  −ゞメチルアミノプロピルメタク
リルアミド、ヘキサデシルブロミド9.3及
び重合犁止剀ずしおゞブチルヒドロキシトル゚ン
0.6を、ゞメチルホルムアミド80mlに溶解させ
たのち、60℃で60時間加熱しお玚化単量䜓
−ゞメチル−−ヘキサデシルアンモニ
オ゚チルメタクリレヌトブロミド11.4を埗
た。次いで、埗られた玚化単量䜓ずヘパリ
ンナトリりムを、各々50mlの氎に溶解させた
のち、混合しおむオン結合耇合䜓を生成せしめ、
その埌これを分離しお採取した。このむオン結合
耇合䜓䞭のむオり含有量は、元玠分析の結果4.0
であ぀た。
次いで、むオン結合耇合䜓、ポリりレタン
11、メタクリルアミド、メチレンビスメタ
クリルアミド及びアゟビスむ゜ブチロニトリ
ル0.01ずなるようにテトラヒドロフラン溶液を
調補した。
かかる溶液を甚いお、実斜䟋ず同様にしお詊
隓管内壁に重合䜓局抗血液凝固性材料の局を
圢成した。次いで、この詊隓管を甚いお実斜䟋
ず同様にしおリヌホワむト詊隓を行぀た。その結
果、実斜䟋ず党く同䞀の結果を埗た。
比范䟋 〜 各々、実斜䟋〜で甚いたむオン結合耇合䜓
の代わりに、ヘパリン化前の玚化単量䜓を前蚘
むオン結合耇合䜓ず同量配合した以倖は党く同䞀
組成の比范甚抗血液凝固性材料のゞメチルホルム
アミド溶液を調補した。なお、前蚘溶液には少量
の゚タノヌルを添加した。
かかる各溶液を甚いお、実斜䟋ず同様にしお
詊隓管内壁に重合䜓局を圢成した。次いで、これ
らの詊隓管を甚いお実斜䟋ず同様にしおリヌホ
ワむト詊隓を行぀た。その結果、各々第回目の
詊隓においお、玄30〜40分間で血液が凝固した。
比范䟋 〜 各々、実斜䟋〜で甚いたむオン結合耇合䜓
の代わりに、塩化ベンザルコニりムずヘパリ
ンナトリりムから埗られるむオン結合䜓を同量
だけ甚いた以倖は党く同䞀組成のゞメチルホルム
アミド溶液を調補した。
かかる各溶液を甚いお、実斜䟋ず同様にしお
詊隓管内壁に重合䜓局を圢成した。次いで、これ
らの詊隓管を甚いお実斜䟋ず同様にしおリヌホ
ワむト詊隓を行぀た。その結果、各々〜回目
に詊隓管内壁に圢成された重合䜓局に血栓が認め
られ、〜回目には党お時間以内に血液の凝
固が認められた。たた、党お回目の詊隓から溶
血珟象が認められた。
比范䟋 〜 各々、実斜䟋〜で調補した、ゞメチルホル
ムアミド溶液を甚いお、実斜䟋ず同様にしおポ
リりレタン補チナヌブ内壁に塗垃し、次いで、也
燥しおゞメチルホルムアミドを留去したのち、詊
隓管内にのヘパリンナトリりム氎溶液を泚入
し、その埌60℃で48時間加熱しおヘパリン化を行
぀た。
かかる各詊隓管を甚いお実斜䟋ず同様にし
お、リヌホワむト詊隓を行぀た。その結果、各々
〜回目に詊隓管内壁に圢成された重合䜓局に
血栓が認められ、10〜11回目には、時間以内に
党お血液の凝固が認められた。
実斜䟋 〜 各々、実斜䟋〜で埗られた抗血液凝固性材
料を甚いお、これらの20重量ゞメチルホルムア
ミド溶液を調補した。次いで、この溶液䞭に、盎
埄mmのステンレス補の棒を充分に浞挬したの
ち、取り出しおゞメチルホルムアミドを枛圧䞋で
留去した。このようにしお、ステンレス補の棒の
呚囲に抗血液凝固性材料からなる局を圢成した。
次いで、ステンレス補の棒を匕き抜いお、厚さが
箄0.5〜mmで、内埄がmmの平滑な内壁面を有
するチナヌブを埗た。
埗られたチナヌブを玄2.5cmの長さに切断した
ものを成犬の䞋倧静脈䞭に組み蟌んだ堎合の、チ
ナヌブの開存期間を芳察した。その結果、か月
経過埌においおも、チナヌブは開存しおいた。た
た、チナヌブを取り出し、その内壁面を芳察した
が、血栓はほずんど認められなか぀た。
比范䟋 10〜12 各々比范䟋〜で埗られた比范甚抗血液凝固
性材料を甚いお、実斜䟋〜ず同様にしお同圢
状で、内壁面が平滑なチナヌブを埗た。次いで、
このチナヌブをのヘパリンナトリりム氎溶液
䞭に浞挬し、60℃で48時間かけおヘパリン化し
た。
かかる各々のチナヌブを玄2.5cmの長さに切断
したものを成犬の䞋倧静脈䞭に組み蟌んだ堎合の
開存状態を芳察した。その結果、いずれの堎合も
玄か月でチナヌブ内郚に血栓が生じ、チナヌブ
は閉塞された。
実斜䟋 〜 各々、実斜䟋〜で埗られた抗血液凝固性材
料を甚いお、これらの20重量ゞメチルアセトア
ミド溶液を調補した。次いで、この溶液䞭に、盎
埄mmのステンレス補の棒を充分に浞挬したの
ち、取り出しお盎ちに倧量の゚タノヌル䞭に浞挬
し、凝固せしめた。その埌、ゞメチルアセトアミ
ドが陀去されたのち、棒を取り出した。このよう
にしおステンレス補の棒の呚囲に、抗血液凝固性
材料局を圢成した。次いで、ステンレス補の棒を
匕き抜いお厚さが玄0.7〜1.2mmで、内埄がmmの
内壁及び倖壁に凹凞を有するチナヌブを埗た。
かかるチナヌブを玄2.5cmの長さに切断したも
のを、成犬の䞋倧静脈䞭に組み蟌んだ堎合の開存
状態を芳察した。その結果、いずれの堎合もか
月経過したのちもチナヌブは開存しおいた。た
た、チナヌブを取り出し、その内壁面を芳察した
が、血栓はほずんど認められなか぀た。
発明の効果 以䞊詳述したずおり本発明の抗血液凝固性材料
は、非垞に優れた抗血液凝固性抗血栓性を長
期間に亘぀お持続するこずができる。これは、抗
血液凝固性を有するヘパリンが、前蚘材料䞭にお
いおむオン結合力によ぀お、氎難溶性の型で匷固
に結合・保持されおいるからである。たた、架橋
剀を必須成分ずしお甚いるこずにより、埗られる
抗血液凝固性材料を、(A)成分の重合䜓ず(B)成分の
マトリツクスずなる高分子化合物が盞互䟵入網目
構造を圢成するために、䟋えば、前蚘(A)成分ず(B)
成分の単なる混合物ず比范した堎合に、むオン結
合のみならず、物理的な網目構造によ぀おもヘパ
リンを保持しうるために、さらに抗血液凝固性の
持続力を高めるこずができ、たた機械的特性をも
高めるこずができる。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  (A)(a) 重合性官胜性基を有する塩基性化合物
    ずヘパリン塩から合成されるむオン結合耇合
    䜓 (b) 前蚘むオン結合耇合䜓ず共重合可胜な芪氎
    性及び又は疎氎性単量䜓䞊びに (c) 必芁に応じお架橋剀 から埗られる重合䜓、ず (B) マトリツクスずなる高分子化合物、ずから構
    成されおいるこずを特城ずする抗血液凝固性材
    料。  重合性官胜性基を有する塩基性化合物が、次
    匏 匏䞭、R1は氎玠原子又はメチル基を衚しR2
    及びR3は互いに同䞀であ぀おも異な぀おいおも
    よい炭玠数〜のアルキル基を衚しR4は炭
    玠数〜22のアルキル基を衚しは陰性原子矀
    を衚しは〜の敎数を衚す で瀺される化合物である特蚱請求の範囲第項蚘
    茉の抗血液凝固性材料。  重合性官胜性基を有する塩基性化合物が、次
    匏 匏䞭、R1は氎玠原子又はメチル基を衚しR2
    及びR3は互いに同䞀であ぀おも異な぀おいおも
    よい炭玠数〜のアルキル基を衚しR4は炭
    玠数〜22のアルキル基を衚しは陰性原子矀
    を衚しは〜の敎数を衚す で瀺される化合物である特蚱請求の範囲第項蚘
    茉の抗血液凝固性材料。  むオン結合耇合䜓䞭のヘパリン含有量が、前
    蚘ヘパリンに含有されおいるむオり含有量ずしお
    0.5〜12重量になる量である特蚱請求の範囲第
    項蚘茉の抗血液凝固性材料。  マトリツクスである高分子化合物がポリりレ
    タン又はポリりレタンりレアである特蚱請求の範
    囲第項蚘茉の抗血液凝固性材料。  前蚘重合䜓ず前蚘高分子化合物が盞互䟵入網
    目構造を圢成しおいる特蚱請求の範囲第項蚘茉
    の抗血液凝固性材料。  重合性官胜性基を有する塩基性化合物ずヘパ
    リン塩から合成されるむオン結合耇合䜓、前蚘む
    オン結合耇合䜓ず共重合可胜な芪氎性及び又は
    疎氎性単量䜓䞊びに必芁に応じお架橋剀ず、マト
    リツクスずなる高分子化合物、さらには必芁に応
    じお有機溶剀ずを均䞀になるように混合したのち
    重合せしめるこずを特城ずする抗血液凝固性材料
    の補造方法。
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