JPH0448957Y2 - - Google Patents

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JPH0448957Y2
JPH0448957Y2 JP1986107914U JP10791486U JPH0448957Y2 JP H0448957 Y2 JPH0448957 Y2 JP H0448957Y2 JP 1986107914 U JP1986107914 U JP 1986107914U JP 10791486 U JP10791486 U JP 10791486U JP H0448957 Y2 JPH0448957 Y2 JP H0448957Y2
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nozzle
cover
rubber
door
rubbers
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JP1986107914U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ビル等の建築物、道路橋床版、建築
物の基礎等のコンクリート構造物をウオータージ
エツト切断機にて切断する際に、ジエツト流の飛
散防止並びに騒音防止用として用いるノズルカバ
ー装置に関するものである。
[従来の技術] コンクリート構造物を切断する切断機の一つと
して、高圧水に研磨材を混合して噴射させるよう
にしたウオータージエツト切断機が知られている
(尚、研磨材を混合しない方式のものもある)。
斯かる切断機を用いて、例えば第3図に示すよ
うに、橋梁鉄筋コンクリート床版の如きコンクリ
ート構造物1を解体等のために切断すると、ノズ
ル2から噴射されたジエツト流3がコンクリート
構造物1に衝突し跳返つた解体物を含む水流3′
が飛散して、周囲を汚染してしまうばかりでな
く、騒音を発生する問題があつた。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら従来は、水流3′の飛散と騒音の
発生とを効果的に防止する装置は考え出されてい
なかつた。
本考案はこのような実情に鑑みなしたものであ
る。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上部及び下部に長手方向に沿う開口
を有し且つ下部開口両縁部の下面に一対のゴム板
を沿設したノズルカバー本体フレームを備え、上
部開口の両縁部に該上部開口の幅方向中央で衝合
するようにした一対の戸渡りゴムの上部に前記上
部開口の幅方向中央で衝合して山形を形成するよ
うにした一対のカバーゴムを沿設し、更にノズル
の所要位置に前記カバーゴム上面に対し摺動する
ように覆いを取付けて成る構成を有する。
[作用] 従つて、戸渡りゴムとカバーゴム、及びノズル
に取付けた覆いにより3重にノズル外周がシール
され、ゴム板でコンクリート構造物との間がシー
ルされ、本体フレーム内が密閉室となる。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
第1図に示す如く、所要間隔にて対向配置した
所要長さを有するC型のチヤンネル材4,4と、
該チヤンネル材4,4の長手方向両端を閉塞する
よう連結した端面板(図示せず)とから、上下部
に長手方向に沿う開口5,6を有するノズルカバ
ー本体フレーム7を構成し、且つ該本体フレーム
7のチヤンネル材4,4の上縁に、上部開口5の
幅方向中央で衝合して上部開口5を塞ぐよう内部
を中空とした戸渡りゴム8,8を取付けると共
に、該戸渡りゴム8,8の上部に、同様に上部開
口5の幅方向中央で衝合して山形を形成するよう
カバーゴム9,9を取付け、更にチヤンネル材
4,4の下面にはゴム板10,10を長手方向に
沿設する。
尚、上記戸渡りゴム8,8及びカバーゴム9,
9は、第2図に示すように上部開口5よりノズル
2を挿入した際に該ノズル2の周囲に形成される
空〓が努めて小さくなるような柔軟性を有するも
のを選定する。
更に、第2図の2点鎖線で示すように、ノズル
2自体に、カバーゴム9,9上面に対して摺動す
るよう覆い11を取付ける。
斯かる構成としたノズルカバー装置を用いてコ
ンクリート構造物1の切断作業を行う場合、本体
フレーム7を、該本体フレーム7の下部開口6中
央が切断杆に倣うよう設置し、上部よりカバーゴ
ム9,9間及び戸渡りゴム8,8間を挿通させて
ノズル2の先端部を本体フレーム7内に配置す
る。しかる後、ノズル2よりジエツト流3を噴射
させつつノズル2を切断線に対し倣動させる。こ
の際、ノズル2はカバーゴム9,9及び戸渡りゴ
ム8,8の衝合面を部分的に押し広げるようにし
て移動する。
前記において、ノズル2の先端部は本体フレー
ム7によつて包囲されているので騒音の発生及び
ジエツト流3の跳返りによる水流3′の外部への
飛散が防止される。即ち、本体フレーム7は、底
部のゴム板10,10によつてコンクリート構造
物1との間がシールされ、戸渡りゴム8,8によ
つてノズル2の外周がシールされる。戸渡りゴム
8,8の衝合面は、ノズル2の挿通によつて若干
空〓が形成されるが、この空〓がゴム材質の柔軟
性を選定することにより極めて小さいものにでき
る。更に念のため、戸渡りゴム8,8の上方でカ
バーゴム9,9が衝合するようにし且つカバーゴ
ム9,9の上面に対しノズル2に取付けた覆い1
1が摺動するようにしているので、つまりノズル
2の外周面は3重構造のゴムでシールされている
ので、本体フレーム7内は密閉室となり、水流
3′の飛散並びに騒音の漏れを確実に防止するこ
とができる。
尚、本考案は前記実施例にのみ限定されるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない限り種々変
更を加え得ることは勿論である。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案のノズルカバー装
置によれば、本体フレームに設けた底部のゴム板
にてコンクリート構造物との間をシールでき、上
部の戸渡りゴムとカバーゴム、及びノズルに取付
けた覆いによる3重構造でノズル外周をシールで
きるので、水流の飛散及び騒音の発生を確実に防
止することができる、と言う優れた効果を奏し得
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のノズルカバー装置の断面図、
第2図は本考案のノズルカバー装置を用いて切断
作業を行つている状態を示す説明図、第3図は従
来例の説明図である。 1はコンクリート構造物、2はノズル、5は上
部開口、6は下部開口、8は戸渡りゴム、9はカ
バーゴム、10はゴム板を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部及び下部に長手方向に沿う開口を有し且つ
    下部開口両縁部の下面に一対のゴム板を沿設した
    ノズルカバー本体フレームを備え、上部開口の両
    縁部に該上部開口の幅方向中央で衝合するように
    した一対の戸渡りゴムを沿設し且つ該各戸渡りゴ
    ムの上部に前記上部開口の幅方向中央で衝合して
    山形を形成するようにした一対のカバーゴムを沿
    設し、更にノズルの所要位置に前記カバーゴム上
    面に対し摺動するように覆いを取付けて成ること
    を特徴とするウオータージエツト切断機のノズル
    カバー装置。
JP1986107914U 1986-07-14 1986-07-14 Expired JPH0448957Y2 (ja)

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JP1986107914U JPH0448957Y2 (ja) 1986-07-14 1986-07-14

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JP1986107914U JPH0448957Y2 (ja) 1986-07-14 1986-07-14

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JPS6313699U JPS6313699U (ja) 1988-01-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5520277B2 (ja) * 2011-11-09 2014-06-11 中日本ハイウェイ・メンテナンス北陸株式会社 コンクリート床版端部の遊間内面の削り装置

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JPS5320195A (en) * 1976-03-22 1978-02-24 Franz Norman C Method of drilling work by liquid jet and nozzle assembly
JPS5515099A (en) * 1978-07-12 1980-02-01 Oreal Detecting of oxidized state of keratin fiber * especially human hair
JPS61142100A (ja) * 1984-12-13 1986-06-28 大成建設株式会社 アブレ−シブジエツト切断の騒音防止方法
JPS61173898A (ja) * 1985-01-30 1986-08-05 大成建設株式会社 ウオ−タ−ジエツトによる切断方法

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