JPH0448632B2 - - Google Patents

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JPH0448632B2
JPH0448632B2 JP58203555A JP20355583A JPH0448632B2 JP H0448632 B2 JPH0448632 B2 JP H0448632B2 JP 58203555 A JP58203555 A JP 58203555A JP 20355583 A JP20355583 A JP 20355583A JP H0448632 B2 JPH0448632 B2 JP H0448632B2
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JP
Japan
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paper
roller
register
recording medium
sensor
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JP58203555A
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JPS6094374A (ja
Inventor
Hiroshi Okabe
Shinichi Mori
Hiroshi Shinozuka
Haruyuki Nishikawa
Ichiro Kono
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP20355583A priority Critical patent/JPS6094374A/ja
Publication of JPS6094374A publication Critical patent/JPS6094374A/ja
Publication of JPH0448632B2 publication Critical patent/JPH0448632B2/ja
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J13/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
    • B41J13/10Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は葉書のように用紙長が短いものは印字
後挿入口より排出され、B5用紙やロール紙のよ
うに長いものは印字後挿入口とは反対の排出口よ
り排出されるようにしてその用紙長に応じて排出
先が挿入口かそれとも排出口か制御するようにし
た印字装置に係る。
〔従来技術と問題点〕
データ処理装置の出力装置として種々のプリン
タが使用されている。第1図および第2図に熱転
写プリンタの概略を示す。
1は電源スイツチ、2は電源投入状態を示す表
示ランプ、3はアラーム状態を示す表示ランプ、
4はオンライン状態を示す表示ランプ、5はオン
ライン/オフラインの切換を行うオンラインスイ
ツチ、6はオフライン状態で改頁を行うスイツ
チ、7はオフライン状態で改行を行うスイツチ、
8は印刷される用紙、9はリボンスプール交換時
等に開閉可能な上部カバー、10は用紙挿入口、
11は用紙受け、12はサーマルヘツド、13は
インクリボン、14は巻取側のリボン受け、15
は送り側のリボン受けである。そして用紙挿入口
10より挿入された用紙上にサーマルヘツド12
により所定の印刷が行われることになる。
このようなプリンタでは、第3図a,bに示す
如く、その前面の用紙の挿入側に挿入用ローラと
して作用する第1ローラR1が設置され、またそ
の後方の用紙の排出側に排出用ローラとして作用
する第2ローラR2が設置されている。そして第
1ローラR1の前後に用紙の挿入を検出する第1
センサのMDS(Media Detect Sensor)と、その
上方(後方)に配置された第2センサのUPS
(Upper Sensor)が配置され、このUPSの次に
ヘツドHが位置している。
印字させるとき、まず用紙Pを前面にセツトす
る。このとき用紙PAは第1センサMDSを通過し
て第1ローラR1,R1間につきあたるが、第1
センサMDSが用紙PAを検出すると第1ローラR
1,R1と第2ローラR2,R2が図示省略した
ステツプ・モータにより回転させる。これにより
用紙PAが第1ローラR1,R1間を通るが、第
2センサUPSがこれを検出すると用紙端を検出
したことになり、印字位置制御が行われる。そし
て用紙が順送りされて第2ローラR2により排出
される。その後用紙PAの下端が第2センサUPS
を通過すると、それ以後は第2ローラR2の作用
のみにより用紙PAが後方に排出されることにな
る。
ところでこれができるのは用紙PAの長さが、
第1ローラR1と第2ローラR2との間の距離A
より長い場合だけであり、もしも用紙PAの長さ
がAより小さい場合には、用紙Pが第1ローラR
1と第2ローラR2との間にとり残されることに
なる。このため葉書や封筒のような短い用紙には
印字できなくなり、プリンタの能力範囲が小さく
なるという問題が存在した。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記の如き問題点を改善して
ローラ間の距離よりも長い用紙は勿論のこと、短
い用紙でも印刷終了後にローラ間に取り残される
ことなく印刷ずみの用紙を送り出すことができる
ようにした印字装置を提供することである。
〔発明の構成〕
この目的を達成するために本発明の印字装置で
は、搬送路上に設けられ記録媒体にデータを印字
する印字手段と、前記搬送路上に前記印字手段の
前段に設けられ記録媒体の挿入口から印字手段へ
前記記録媒体を移送する第1のローラと、前記搬
送路上で前記印字手段の後段に設けられ前記記録
媒体を印字手段から排出口へ移送する第2のロー
ラと、前記搬送路上で前記第1のローラの前段に
設けられ前記記録媒体の端部を検出する第1のセ
ンサ手段と、前記第1のローラと前記印字手段と
の間に設けられ前記記録媒体の先端を検出する第
2のセンサ手段と、前記第2のセンサ手段が前記
記録媒体先端を検出してから前記第1のセンサ手
段が前記記録媒体の後端を検出するまでに前記記
録媒体の先端が前記第2のローラに到達したか否
かを判断する判別手段と、前記判別手段が到達し
ないと判断した場合に前記第1のローラを駆動し
て前記記録媒体を挿入口に移送させる制御手段と
を設けたことを特徴とする。
〔発明の実施例〕
本発明を一実施例にもとづき詳述するに先立ち
その概略を説明する。
本発明では印刷する用紙長がローラ間隔よりも
長い場合には従来通り用紙挿入側より反対側に印
刷ずみの用紙を送り出す。しかし、用紙長がこの
ローラ間隔よりも短かい場合には印刷後に用紙挿
入側にこれを送出するように制御する。このため
第1センサのMDSで用紙後端を検出したとき第
2ローラR2に用紙の先端が到達していないとき
に、第1ローラR1を逆転させ、印刷ずみ用紙を
用紙挿入口より送り出すようにしたものである。
本発明を実施例にもとづき詳述するに先立ちそ
の概略を第4図および第5図にもとづき説明す
る。
第5図に示す如く、第1ローラR1と第2ロー
ラR2の距離を、第4図のステツプモータSTの
ステツプ数にしてDaとし、第1ローラR1から
第2センサUPSまでの距離をステツプモータST
のステツプ数にしてDcとし、第1ローラR1か
ら印字ヘツドHまでの距離および第1センサ
MDSから第1ローラR1までの距離をそれぞれ
ステツプ数にしてDdおよびDbとする。
用紙の先端が第2センサUPSで検出されたと
き、レジスタにステツプ数Dcを記入し、用紙を
吸引するときそのステツプモータのステツプ毎に
このDcの記入されたレジスタの値に+1する。
そして用紙が吸引されて第1センサMDSが用紙
端を検出したとき、この用紙の先端が第2ローラ
R2にかかつていなければ第1ローラR1を逆回
転して該用紙を挿入口より前面に排出するもので
ある。この場合、第1センサMDSが用紙端を検
出したときレジスタの値がDaになつていなけれ
ば用紙の先端が第2ローラR2に未到達と判断し
制御回路CNTが第1ローラR1をステツプモー
タSTにより逆回転させ印字機構Pで印字ずみの
用紙を前面の挿入口側より排出する。しかし第1
センサMDSが用紙端を検出したとき、用紙が第
2ローラR2上に位置していればそのまま用紙を
通常の方向に送り、印字機構Pで印字ずみの用紙
を後方の排出口より送り出すことになる。
本発明の一実施例構成の詳細を第6図に示す実
施例構成により、第7図における状態遷移図と第
8図乃至第15図のフローチヤートにもとづき、
必要に応じて他図を参照しつつ説明する。
第5図において21はCPUでありこの熱転写
プリンタの総括的制御を行うのみならず、各種検
出器の出力に応じてそれに適合する制御を行つた
り、各種演算を行う制御部である。22はROM
であつてCPU21を動作するのに必要なプログ
ラムやキヤラクタパタン等が格納されているも
の、このROM22にはテーブル22′が設けら
れ、第5図に示すステツプ数Da,Dc,Ddや後述
するマージン(ステツプ数)Mc,Ma等が記入
されている。23は入力ポートであり印字データ
やストローブ信号が入力されるもの、24はスト
ローブ検出器であつてオンライン状態において印
字データが送出されたときストローブ信号を検出
して検出信号をCPU21に出力し、CPU21は
このストローブ検出信号が出力されたときデータ
が入力ポートにセツトされていることを認識して
このデータを読取る。25は出力ポートであつ
て、動作中のためにデータが受信できないことを
示すビジー(BUSY)信号を出力したり、オン
ライン状態にあることを示すセレクト(SLCT)
信号を出力し、またオンライン状態を示す表示ラ
ンプ4を点灯したり、先に受信したデータが印字
されたときストローブ検出器24から出力されて
いたストローブ検出信号をリセツトするリセツト
信号を出力する。26は入力バツフアであつて、
入力データを一時保持するものであり、RAMに
より構成される。27は出力ポートであつてアラ
ーム状態を示す表示ランプ3のドライバであり、
例えばリボンエンドをアラーム表示する。
28はレジスタ部であり、後述するレジスタ
A、レジスタB、レジスタS等が設けられてい
る。29は入力ポートであつてプリンタ側のメカ
ニズムにおける各種のセンサの入力部として機能
し、サーマルヘツドが左端位置にあることを検出
するスペース左端検出器31、用紙がどこに存在
するかを示す第1センサMDS、第2センサUPS
等で構成される用紙検出器32、リボンエンド状
態つまりリボンが全部巻き取られたかどうかを検
出するリボン終了検出器33等の出力信号が入力
される。
30は出力ポートであつて、サーマルヘツド1
2を印字のときには用紙の近くに位置させ印字以
外のときには用紙より離れておくようにこれを上
下動するヘツド・アプローチ・モータ38を制御
するドライバ34、サーマルヘツド12を横方向
に移動させるスペースモータ39を制御するドラ
イバ35、用紙を1行分送る改行モータ40を制
御するドライバ36、サーマルヘツド12に印字
データを送出するドライバ37等をそれぞれ制御
するための出力信号を送出するものである。
次に本発明の動作を、第7図の状態遷移図によ
り説明する。
本発明では、プリンタに用紙が全くセツトされ
ていない「紙なし」状態がリセツトであり、これ
がスタート点となる。
〔イ〕 「紙なし」状態において用紙が挿入され
ないときは、第8図に示す如く、第1センサ
MDSは「0」状態にありプリンタは何もしな
いが、オペレータにより用紙が挿入されたとき
第1センサMDSが「1」を出力し、レジスタ
28のレジスタAに第1ローラR1から第2セ
ンサR2UPSまでの距離Dcと適当なマージン
Mcを加えたもの(Dc+Mc)(ステツプ数)を
記入する。ここでMcはスリツプ等を考慮して
適当に決める。そしてこのMDSが「1」を出
力したことによりその後は「吸入予定」状態へ
移動する。もし第1ローラR1に用紙が正しく
かかつていたらステツプモータ40が(A=
Dc+Mc)ステツプを前進させる間に第2セン
サUPSが「1」を出力することになる。
〔ロ〕 「吸入予定」状態においては改行モータ
40を構成しているステツプモータSTが1ス
テツプ動作する度にレジスタAのデータを−1
する。第7図の状態遷移図において「SF」は
ステツプモータを1ステツプ動作することを示
し、A:=A−1はレジスタAに記入されたデ
ータを−1することを示す。
したがつて、第9図に示す如く、ステツプモ
ータの動作により用紙を吸入する。このとき、
第8図に示す如く、レジスタAには最初「Dc
+Mc」が記入されておりレジスタAは零では
なくまた用紙が第2センサUPSまで吸入され
ていないので第2センサUPSは「1」を出力
せず、したがってステツプモータは1ステツプ
前進し、その度毎にレジスタAのデータを−1
する。
(1) このようにして第2センサUPSが「1」
を出力しないうちにレジスタAのデータが零
になれば、CPU21は用紙の吸入に失敗した
ものと判断し、レジスタ部28のレジスタB
にテーブル22′より読出したステツプ数Dc
+Mc、つまりレジスタAが零になるまでの
吸入ステツプ数を記入し、第1ローラR1を
逆回転させて用紙の前面排出を行う。このと
きステツプモータをステツプバツク回転さ
せ、1ステツプバツクする度にレジスタBの
データを−1する。そしてこのレジスタBが
零になるまでステツプバツクし、零になつた
ら停止してローラアウト状態になる。このと
き用紙がまだ第1センサMDSにかかつてい
ることがあり、オペレータにより用紙が取出
されてMDSが零を出力するまでは何もせず、
零を出力したら最初の「紙なし」状態に移動
することになる。なお、第7図で前面排出中
動作の「SB」は、ステツプモータを1ステ
ツプバツクさせる処理を示す。
(2) 通常の場合は用紙は吸入され第2センサ
UPSは「1」を出力する。これにより、
UPS21はレジスタ部28のレジスタBに
第1ローラR1から第2センサUPSまでの
距離Dcを記入し、またレジスタSに零を記
入する。そして〔ハ〕の「吸入中」状態に移
行する。
〔ハ〕 「吸入中」状態は第1ローラR1のみに
用紙がかかつている状態であり、ステツプモー
タSTは1ステツプ前進(SF)し、この度毎に
レジスタBのステツプ数を+1する。「吸入中」
状態の制御は第10図に示すように行われる。
(1) 「吸入中状態」において、第1センサ
MDS上に用紙が存在しなくなれば第1セン
サMDSは零を出力するが、このときまだ用
紙の上端は第2ローラR2に達していないの
で、この用紙を前面排出しなければならな
い。このとき用紙をバツクする量はそれまで
の吸収量(レジスタBに記入されている)に
適当なマージンMcを加算したステツプ数と
してこれをレジスタBに記入する。そして前
面排出中状態に移行する。
(2) しかし第1センサMDSが「1」を出力し
た状態でレジスタBの値が第1ローラR1と
第2ローラR2間の距離Daになれば、用紙
の上端が第2ローラR2に達したので、後述
する「紙連続中」状態に移動する。
(3) 第1センサMDSが零を出力せず、レジス
タBの値がDaにもならないが、このレジス
タBの値が第1ローラR1と印字ヘツドHと
の間の距離Ddより大になれば用紙が印字ヘ
ツドHの位置まで到達したことを示し、この
ときレジスタSのデータが零なら印字可能な
ので第1ローラR1の駆動をストツプして所
定の印字事項があればこれを印字する。そし
てレジスタSに印字間隔距離(ステツプ数)、
例えばS=S0を記入する。
(4) その他の場合はステツプモータを1ステツ
プ前進させ、レジスタBを+1する。
(5) もしB>DdならばレジスタSに記入され
ている数を−1する。B≦Ddのときは印字
ヘツドHの位置に用紙が存在しないのでレジ
スタSの送り量は変化させない。
〔ニ〕 「紙連続中」状態は用紙が第1センサ
MDS、第1ローラR1及び第2ローラR2に
存在している場合であり、ステツプモータを1
ステツプ前進させる毎にレジスタSの数値を−
1する。そしてこのレジスタSの数値が零にな
つたときに印字するものであり、第11図に示
す如き制御が行われる。
(1) 第2センサUPSが零でなければ用紙が連
続中であり次の(2)のように印字が行われる。
しかし第2センサUPSが零であれば用紙の
下端が検出されたことであり、CPU21は
残りの印字可能ステツプ数Dd−Dcをレジス
タAにセツトし、また用紙が完全に排出する
までのステツプ数(Da−Dc+Ma)をレジ
スタBにセツトして後述する「排出中」状態
に移動する。なおここでMaは第1ローラR
1と第2ローラR2間の距離に対する適当な
マージンである。
(2) しかし第2センサUPSが「1」を出力し
ているとき、レジスタSが零になれば規定の
改行量だけ用紙が進んだことを示すので、印
字事項があれば用紙の進行が一たんストツプ
されて印字が行われ、レジスタSに再び印字
間隔である改行距離ステツプ数S0がCPU2
1により記入される。
(3) レジスタSが零でなければ、第7図のその
他の場合に相当し、ステツプモータを1ステ
ツプ前進させ、レジスタSのデータを−1す
る。
〔ホ〕 「排出中」状態は用紙が第1ローラR1
よりなくなり第2ローラR2によつて移動され
ている状態であり、第12図に示す制御が行わ
れる。
(1) 前記〔ニ〕の(1)でレジスタBに記入したデ
ータが零になれば用紙が第2ローラR2より
離れたものと判断し、前記した「紙なし」状
態になる。
(2) しかしレジスタBが零ではなく、レジスタ
Sが零、レジスタAが零でなければ用紙はま
だ印字ヘツドの下方に存在し、しかも規定の
改行量だけ用紙が進んでいることを示すの
で、用紙の進行は一たんストツプし、印字事
項があれば印字を行ない、レジスタSにS0
セツトする。
(3) レジスタSが零でなく、しかもレジスタA
が零でなければ印字位置まで用紙が進行して
いないので、ステツプモータを1ステツプ前
進させ、用紙排出までの残りステツプ数が記
入されているレジスタBを−1する。
(4) そしてレジスタAが零でない、印字可能状
態ならばレジスタSを−1をし、残りの印字
可能ステツプ数を示すレジスタAの数値をこ
れまた−1する。
〔ヘ〕 「前面排出中」状態は、用紙を前面の挿
入口より逆に排出するものであつて、前記
〔ロ〕の(1)、〔ハ〕の(1)等の場合に相当し、第1
3図に示す制御が行われる。
(1) このときレジスタBには用紙を吸入したス
テツプ数+マージン量が、初めに記入されて
いるのでこのステツプ数だけステツプモータ
を逆転させ、1ステツプ逆転する毎にレジス
タBを−1する。そしてレジスタBが零にな
れば、吸入量+マージン分だけバツクし終つ
たことになり、用紙は第1ローラR1より離
れる筈であるので、後述する「ローラーアウ
ト」状態になる。
(2) その他の場合はレジスタBが零ではないの
でステツプモータを1ステツプバツクさせ、
レジスタBの数値を−1することになる。
〔ト〕 「ローラーアウト」状態は用紙が第1ロ
ーラR1より完全に離れた場合である。しかし
第1センサMDSの位置は第1ローラR1の手
前側、つまり外側にあり、用紙が第1センサ
MDSで検出された状態を示すMDS=「1」の
場合があるので、第14図に示す如き動作が行
われる。
(1) 第1センサMDS=「1」の場合には、用紙
が第1センサMDSのそばにあるものの第1
ローラR1より外れているので、オペレータ
により用紙が取り出されるまで何もしない。
(2) もし第1センサMDSが零出力になれば、
用紙は第1センサMDSよりも外にあるか、
オペレータにより用紙が取り出された状態で
あり、前記〔イ〕の「紙なし」状態に移動す
る。
なおこのプリンタで印字を行うのは前記
〔ハ〕、〔ニ〕、〔ホ〕における「ストツプ1」、
「ストツプ2」、「ストツプ3」の状態の場合
である。
これらの場合には、第15図a,b,cに
示す如き制御が行われることになる。この場
合の制御はレジスタSの数値が零でない状態
を除き共通であるので、第15図aの「スト
ツプ1」の状態を代表例として説明する。
(1) 用紙がストツプしているときは印字位置に
用紙が存在しているので印字可能状態であ
り、印字事項があれば印字する。
(2) 次に何ステツプ送るかをレジスタSに入力
する。このレジスタSの入力は改行命令など
により定まるが、例えばテーブル22′に改
行ステツプ数S0をあらかじめ記入しておき、
これを読出してもよい。
(3) このレジスタSにセツトされた数値が零に
ならないときは、「吸入中」状態に戻る。
なお上記「ストツプ2」、「ストツプ3」で
はこのレジスタSにセツトされた数値が零で
ないときはそれぞれ「紙連続中」、「排出中」
状態に戻ることになる。
このようにして用紙の状態に応じて適宜印
字を行つたり、印字ずみの用紙を後方の排出
口より排出したり、前面の用紙挿入口より排
出したり、プリンタとしてその用紙に応じた
最適の動作を行うことができる。
次にスペースモータ39を制御する出力ポート
30及びドライバ35を詳述する。
第16図にスペースモータとして4相ステツプ
モータを使用した場合の出力ポート3及びドライ
バ35の具体回路図を示す。90は回転子、91
〜94は固定子コイルである。固定子コイル91
〜94に順番に電流を流す(励磁する)ことによ
つて、回転子90が回転する。尚、A〜Dはモー
タの相を示す。
第17図には上記ステツプモータの各固定子コ
イル91〜94に対する即ち、相A,B,C,D
に与える励磁信号パターンと回転子90の回転方
向を示した。第17図において、現在位置を0ス
テツプ目とすると、このときのA〜D相のコイル
91〜94の励磁信号パターンはA相から順に
(1,0,0,0)となつている。ただし“1”
は励磁することを示す。さて現在位置より1ステ
ツプ正方向に回転させるには励磁パターンを
(1,0,0,0)から(1,1,0,0)に変
化させればよい。同様に逆方向に1ステツプ回転
させるには励磁パターンを(1,0,0,0)か
ら(1,0,0,1)に変化させればよい。
ここで第17図によると励磁パターンの組み合
わせは8種類しかない。これを表に示すと第18
図の如くとなり、第16図に示す励磁パターン
ROM103に第18図に示す励磁パターンが格
納されている。即ちステツプモータを正方向に回
転させるには励磁パターンROM103のアドレ
スを0,1,…,7,0,…の順で読出し、その
出力によつてモータの各コイルを励磁すればよ
い。逆に0,7,6,…,0,7,…の順で読出
せば逆方向に回転する。
第16図において、100は励磁パターン発生
部であり、第6図において図示したCPU21よ
り送られてくる1ステツプ正回転、逆回転命令を
受けてステツプモーター駆動部104に励磁パタ
ーンを与えるものである。
101は内部出力ポートである。CPUより正
回転、逆回転用のデータを受け取ると出力ポート
101はアツプダウンカウンタ102に対してカ
ウントアツプパルスP1やカウントダウンパルス
P2を与える。
アツプダウンカウンタ102は2進3ビツトの
出力O1〜O2を出力し、これは励磁パターンROM
103のアドレス信号入力端子A0〜A2へ入力さ
れる。アツプダウンカウンタ102カウントアツ
プ入力端子CUPには出力ポート101よりカウン
トアツプパルス出力端子P1が入力端子CDOWNには
カウントダウンパルス出力端子P2がそれぞれ接
続されており、端子CUPにパルスが入力されると
アツプダウンカウンタ102の出力O0〜O2の示
す数値は+1増え、端子CDOWNにパルスが入力さ
れるとアツプダウンカウンタ102の出力O0
O2の示す数値は1減る。アツプダウンカウンタ
102の出力O0〜O2は3ビツトなので10進値で
0から7まで表現できるが、出力が7(即ち
“111”)の時に端子CUPにパルスが入力されると出
力は0(即ち“000”)に戻り、出力が0(“000”)
の時に端子CDOWNにパルスが入力されると出力は
7(即ち“111”)になる。
励磁パターンROM103のアドレス入力端子
A0〜A2は3ビツト,出力端子QA〜QDは4ビツト
ある。各アドレス0〜7(000〜111)に対する出
力パターンは、第18図に示した内容が各出力端
子QA〜QDに出力される。この出力端子QA〜QD
出力信号パターンはステツプモーターの各相A〜
Dの励磁パターンを示しており、ステツプモータ
ー駆動部104に入力される。
ステツプモーター駆動部104は、励磁パター
ン発生部100からの励磁パターンを受け、ステ
ツプモーターの各固定子コイル91〜94に電流
を流す。R1〜R4はベース電流制度抵抗、T1〜T4
は固定子コイル駆動用トランジスタ、R5〜R8
電流制限用抵抗、D1〜D4はダイオード、D5は固
定子コイルに蓄えられたエネルギーを吸収するた
めのツエナーダイオードである。4つのコイルを
駆動する方法はみな同じなので、説明は固定子コ
イル91を駆動する場合についてのみ行なう。励
磁パターンROM103の格納値が値“0”の場
合は、電圧0〔V〕が出力端子QAに出力される。
このためトランジスタT1にはベース電流が流れ
ない。したがってこのトランジスタT1はオフ状
態(コレクタ電流が流れない)となり、固定子コ
イル91には電流が流れない。(励磁されない)
次に励磁パターンROM103の格納値が値
“1”の場合は、電圧5〔V〕が出力端子QAより
出力され、トランジスタT1には抵抗R1を通つて
ベース電流が流れる。このとき抵抗R1の値はト
ランジスタT1を完全にオン状態(飽和状態)に
するようなベース電流を供給し、かつトランジス
タT1がこわれないようなものに設定されている。
したがってトランジスタT1はオンになり、固定
子コイル91には、電源+12V→コイル91→抵
抗R5→トランジスタT1→接地GNDという経路で
電流が流れ、励磁されたことになる。次に再び励
磁パターンROM103の出力端子QAが電圧0
〔V〕となり、トランジスタT1はオフ状態とな
る。このとき固定子コイル91に蓄えられていた
エネルギーは電流となつて、コイル91→抵抗
R5→ダイオードD1→ダイオードD5→コイル91
というループを流れ、抵抗R5やツエナーダイオ
ードD5でエネルギーが消費され、固定子コイル
91に蓄えられたエネルギーが放出され励磁され
なくなる。以上のことは固定子コイル92〜94
に対しても同様である。
このような回路において、ステツプモーターを
1ステツプ正回転させるには、CPUより出力ポ
ート101に対してカウントアツプパルス出力端
子P1にパルス出力するようなデータを送る。す
るとそのパルスはアツプダウンカウンタ102の
カウントアツプ入力端子Cupに入力され、現在の
カウンタ102の出力値を1増やす。出力端子
O0〜O2の出力は励磁パターンROM103のアド
レスA0〜A2に入力され、励磁パターンROM10
3からステツプモーターを現在の位置より1ステ
ツプだけ正回転させる励磁信号パターンを端子
QA〜QDを出力させる。これによりステツプモー
ターの各固定子コイル91〜94の内選させたコ
イルが1ステツプだけ正回転するように励磁され
る。
同様にステツプモーターを1ステツプ逆回転さ
せるには、CPUより出力ポート101に対して
カウントダウンパルス出力端子P2からパルスを
出力するようなデータを送る。するとそれはアツ
プダウンカウンタ102のカウントダウン入力端
子CDOWNに入力され、現在のカウンタ102の出
力を1減らす。するとその出力端子O0〜O2には
励磁パターンROM103のアドレス端子A0〜A2
に入力するべき信号パターンが出力される。これ
により励磁パターンROM102はステツプモー
ターを現在の位置より1ステツプだけ逆回転させ
る励磁信号パターンを、端子QA〜QDを出力する。
これによりステツプモーターの各固定子コイルが
1ステツプだけ逆回転するように励磁される。
ステツプモーターをnステツプ連続して回転さ
せるには、カウントアツプパルス端子P1或はカ
ウントダウンパルス出力端子P2から、各々のパ
ルスをn回出力するようなデータをCPUが送れ
ばよい。ただしパルスとパルスの時間間隔をあま
り短くすると、ステツプモーターが追従できない
ので、あまり短くならないようにCPUが管理す
る必要がある。
ところで実際には励磁パターン発生部100に
より発生される励磁信号パターンは、アツプダウ
ンカウンタ102や励磁パターンROM103な
どを用いなくてもCPUにより発生することが可
能であり、この場合は励磁パターン発生部100
は出力ポート(第6図参照番号30)におきかえ
ることができる。この場合にはCPUからは直接
励磁パターンを計算して出力することになる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、プリンタに挿入された用紙が
短かい場合にはこれを印字した上に手前の用紙挿
入口より排出することができるもので、小さな用
紙でもプリンタで印字を行うことができる。勿
論、長い用紙に対しては通常の如く、後方の排出
口より排出することができる。このように用紙サ
イズが両ローラ配置間隔より長い場合は一方向送
りとして排出させ、また短い場合は用紙が装置内
で立往生することを防止するため、印字済用紙を
第1のローラで逆転排出させた。これにより用紙
サイズに制限を設けることなく、しかも印字可能
領域を用紙範囲一杯に拡大可能とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は熱転写プリンタの概略
図、第3図はその紙送り機構の概略図、第4図お
よび第5図は本発明の概略説明図、第6図は本発
明の一実施例構成図、第7図乃至第18図は本発
明の動作制御説明図である。 図中、1は電源スイツチ、2は電源投入状態を
示す表示ランプ、3はアラーム状態を示す表示ラ
ンプ、4はオンライン状態を示す表示ランプ、5
はオンラインスイツチ、6は改頁を行うスイツ
チ、7はオフライン状態で改行を行うスイツチ、
8は用紙、9は上部カバー、10は用紙挿入口、
11は用紙受け、12はサーマルヘツド、13は
インクリボン、14,15はリボン受け、21は
CPU22はROM、23は入力ポート、24はス
トローブ検出器、25は出力ポート、26は入力
バツフア、27は出力ポート、28はレジスタ
部、29は入力ポート、30は出力ポート、31
はスペース左端検出器、32は用紙検出器、33
はリボン終了検出器、34〜37はドライバ、3
8はヘツド・アプローチ・モータ、39はスペー
スモータ、40は改行モータを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 搬送路上に設けられ記録媒体にデータを印字
    する印字手段と、 前記搬送路上に前記印字手段の前段に設けられ
    記録媒体の挿入口から印字手段へ前記記録媒体を
    移送する第1のローラと、 前記搬送路上で前記印字手段の後段に設けられ
    前記記録媒体を印字手段から排出口へ移送する第
    2のローラと、 前記搬送路上で前記第1のローラの前段に設け
    られ前記記録媒体の端部を検出する第1のセンサ
    手段と、 前記第1のローラと前記印字手段との間に設け
    られ前記記録媒体の先端を検出する第2のセンサ
    手段と、 前記第2のセンサ手段が前記記録媒体先端を検
    出してから前記第1のセンサ手段が前記記録媒体
    の後端を検出するまでに前記記録媒体の先端が前
    記第2のローラに到達したか否かを判断する判別
    手段と、 前記判別手段が到達しないと判断した場合に前
    記第1のローラを駆動して前記記録媒体を挿入口
    に移送させる制御手段とを設けたことを特徴とす
    る印字装置。
JP20355583A 1983-10-28 1983-10-28 印字装置 Granted JPS6094374A (ja)

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JPS6094374A JPS6094374A (ja) 1985-05-27
JPH0448632B2 true JPH0448632B2 (ja) 1992-08-07

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JP5573133B2 (ja) * 2009-12-03 2014-08-20 沖電気工業株式会社 媒体搬送装置
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JPS56145420A (en) * 1980-04-15 1981-11-12 Mitsubishi Electric Corp Chinese character input device
JPS5929181A (ja) * 1982-08-11 1984-02-16 Hitachi Ltd 用紙搬送機構

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