JPS6153071A

JPS6153071A - プリンタ

Info

Publication number: JPS6153071A
Application number: JP17417584A
Authority: JP
Inventors: Tomohiro Maekawa; 前川　友宏
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1984-08-23
Filing date: 1984-08-23
Publication date: 1986-03-15
Also published as: JPH0542355B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔技術分野〕本発明はプリンタに係シ、更に詳しくはカットシートの
フィード機構が設けられているプリンタに関するもので
ある。

〔従来技術〕

プリンタへの給紙方式の一つとしてカットシートフィー
ド方式がある。

この方式は一定のサイズに切断された記録紙を層状に重
ねてカットシートフィーダ中に収容し、自動給紙の際に
プリンタの動作に同期して、プリンタのプラテン近傍ま
で自動的に給紙する方式である。

そして、記録紙がカットシートフィーダからプリンタの
プラテンの所定の位置へ給紙された後、プラテンの回転
によって記録紙の先頭部分を最初の印字位置にセットす
る。

ところが、この時従来方式に於ては記録紙の後方の部分
はカットシートフィーダの排出ローラに接したままであ
ったシ、ちるいは排出ローラとは接していなくてもカッ
トシートフィーダのケース内又は給紙トレイの中に残っ
たままとなっている。

そして、プリンタが印字を開始してもこの状態が続く。

この結果、プリンタにて数行印字した後、前の行へ戻っ
て消去したりすでに印字された部分へ、文字を追加して
印字したり、記録紙を逆方向へフィードすると、記録紙
はプリンタのプラテン部では逆方向へ移動するが、カッ
トシートフィーダ部では排出ローラに押さえられている
だめ移動でき々い。このため紙にＮしわ〃、Ｎ折れ〃、
Ｎ汚れ〃が発生する。

この欠点は逆方向へのフィード量がふえるほど顕著とな
る。

また記録紙の後端部分がカットシートフィーダから排出
されてし寸っていたとしても、記録紙を逆方向ヘフイー
ドすると記録紙がカットシートフィーダのケースの一部
に引っかかったり排出ローラにぶつかったシして、同様
に六しわ〃、Ｎ折れ〃１汚れ“が発生する。

カットシートフィーダが設けられていて、カットシート
フィーダにセットされている記録紙以外のサイズの記録
紙に印字しようとするときは、手差しによって記録紙を
プリンタへ供給するが、手差しによって供給された記録
紙においても、ある部分まで印字して、逆方向へフィー
ドを行々うと記録紙の後端がカットシートフィーダのケ
ース等の一部に引っかかって同様にゝしわ”・１折れ“
Ｎ汚れ〃が発生する。

以上のように、従来のカットシートフィーダ付プリンタ
においては紙を逆方向ヘフイードすると紙に１しわ“、
Ｎ折れ〃、Ｎ汚れ〃等が発生するため、逆方向フィード
が出来ず、電子プリンタの自動消去、先頭へのもどシ、
レイアウトの先行印字等の多くの機態が使えないという
欠点があった。

〔目　的〕

本発明は以上の様な従来の欠点を除去するだめになされ
たもので、しわ等が発生せずに逆方向フィードが行ない
得る様に構成したプリンタを提供することを目的として
いる。

〔実施例〕

樺以下図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明す
る。

第１図は本発明を適用したプリンタの一例として示すカ
ットシートフィーダ付タイプライタの外観図である。図
において符号、ａはタイプライタ本　　　　　　。

体、符号すはカットシートフィーダ本体を示す。

第２図にタイプライタとカットシートフィーダの紙送シ
機構の断面図を示す。

第２図において１はカットシートフィーダの排出ローラ
、２は給紙トレイ、３は給紙トレイに重ねられた紙、４
ａ及び４ｂはカットシートフィーダ外装のケース、５は
排出トレイ、６ａ及び６ｂは光学式紙センサ、７はプラ
テン、８はタイプライタのフィードローラ、９はタイプ
ライタのケース、１０はペーパーベール、１１は巻取ロ
ーラである。

次に自動給紙の動作について説明する。

第３図は自動給紙の動作千領を表わす流れ図である。

まず、自動給紙を行なおうとする場合には、ステップＳ
１においてすでに記録紙がプラテン７とフィードローラ
８の間にセットしであるか否かを紙センサ６ａにて検出
する。記録紙がセットされている賜金は、ステップＳ２
においてこの記録紙が排出トレイ５へ排出されるようプ
ラテン７を順方向へ回転させる。記録紙がセットされて
いない場合にはステップＳ３において記録紙のセットを
行なう。

次にカットシートフィーダの排出ローラ１を回転させ、
紙がプラテン７及びフィードローラ８へ接するまで供給
する。あらかじめ紙がプラテン７、フィードローラ８へ
都合よく接するように排出ローラの回転量を設定してお
き、ステップＳ４において、排出ローラ回転後紙センサ
６ｂにて紙を検出し、紙が供給さ糺ていなければ、ステ
ップＳ５において警告を発する。ステップＳ６において
、プリンタのキャリッジ（図示省略）を紙の中心部へ移
動すせ、ペーパーベール１０はプラテン７より引き上げ
る。次にステップＳ７においてプラテンを順方向へ回転
させ、紙をプラテンへ巻きつける０紙の先端部がペーパーベール１０とプラテン７との間に
はさみ込まれる所まで来たならばステップＳ８において
、ペーパーベール１０をプラテン７側へ下げる。

供給された紙の最初の印字位置はすでにオペレータ等に
よシすでに入力され決定されているものとする。

続いて、ステップ８９　、８１０において、紙センサ６
ｂにより紙が検出できなくなるまで、プラテン７を順方
向へ回転し続ける。

紙センサ６ｂで紙が検出されなくなったならばステップ
８１１において、プラテン７を逆方向へ回転させる。紙
センサ６ｂで紙が検出されなくなった時の状態を第４図
に示す。図かられかるように、カットシートフィーダよ
シ供給されだ紙１２の後端は完全にカットシートフィー
ダから離れている。

プラテン７を逆回転させると紙の後端は点線１３で示す
部分に沿って逆方向にフィードされ、カットシートフィ
ーダ４ａにつき当たる。カットシートフィーダケースの
紙の出口部分は図に示す様に４ｂが４ａよシも紙の後端
が逆方向ヘフイードされた場合に通って行く径路に対し
てカットシートフィーダ内側に来る方向へ曲っている。

このため、記録紙１２が給紙トレイ３から出て行く時は
、紙はケース４ａと４ｂの隙間を通過して、排出トレイ
５の裏側へ当シ、プラテン７及びフィードローラ８の方
向へと導かれる。

逆にプラテン７から逆方向にフィードされた紙は、まず
、カットシートフィーダケース４ｂ部に当シこれに沿っ
て進み、次にケース４ａに当る。

ケース４ａのケースの壁と紙１１との成す角度は、紙１
２の後端部をカットシートフィーダの外側へ導くのに十
分な角度である。

従って、記録紙１１は逆方向にフィードされてもカット
シートの内部へはもどラス、カットシートの外部、つま
り手差し側へ導かれる。

さらにプラテン７を逆回転させ、紙が最初の印字位置ま
で戻ったならば回転を止め、ステップ８１２においてキ
ャリッジを所定の位置へ戻す。

以上の動作により、カットシートフィーダから紙が供給
する場合の自動給紙を終了する。

上述した実施例では紙センサ６ａで記録紙の有無を判別
しているが、自動給紙の最初に、紙センサ６ｂで紙の有
無を判別し、紙センサ６ｂが記録紙がなく々つたことを
検知してから一定量プラテン７を順回転すれば、記録紙
は排出トレイへと排出されるので紙センサ６ａは不用と
なる。

また、上述した実施例では給紙のたびごとに、記録紙を
カットシートフィーダ内部から完全にカットシートフィ
ーダ外部へ出してしまう動作を行なうが、印字中に一度
もリバースインデックスを必要としない場合もある。

この場合には、実施例の動作は時間の無駄となシ実質的
々印字スピードを下げることになる。

従って新しく記録紙が供給された後、始めてのリバース
インデックスの動作の場合、実施例の動作を行ない、記
録紙をカットシートフィーダの外へ出し、２度目以降の
リバースインデックスの動作の場合には、これら動作を
行なわないようにすれば良い。

さらに、プリンタの種類によっては、約１〜２行のリバ
ースインデックスにおいては、記録紙のたるみ等によっ
て記録紙にしわ等が発生しないものもある。このような
場合には例えば３行以上のリバースインデックスの場合
に初めて実施例のような動作をすれば、さらに都合が良
い。

カットシートフィーダからの記録紙の供給ではなく、カ
ットシートフィーダをタイプライタに付けた状態での手
差しによって供給された記録紙においても、カットシー
トフィーダケースの記録紙の出口に段差を付けたことに
よシオペレータ等から自動給紙を指宗された時等に本発
明の動作を行なえばプラテン側から逆回転された紙は点
線１２の径路を通って行くので、カットシートフ・イー
ダケースに引っかかって記録紙に「しわ」や「折れ」等
が起ることもなく都合が良い。

〔効　果〕

以上説明した様に記録紙がプリンタのプラテン及びフィ
ードローラから進んできた時に、カットシートフィード
内に入らないように又、カットシートフィーダのケース
の一部にひっかからないようにし、カットシートフィー
ダの紙の出口に段差を設け、プリンタが逆方向の紙送シ
の動作を必要とする前に、カットシートフィーダから、
供給された記録紙を、−目、プリンタによってカットシ
ートフィーダ内から出し、手差し側へ紙を導く構成を採
用しているため、次に行なわれる逆方向の紙送シに対し
て、何ら支障をきたすことがなく、従来のカットシート
フィーダを付けた時のように、電子プリンタの電子機能
を損なわず、十分にプリンタの持つ電子機能を活用する
ことが可能となシ、また新たに部品を加えることなくコ
ストアップもない。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を説明するもので、第１図はカッ
トシートフィーダ付タイプライタの斜視図、第２図はカ
ットシートフィーダ及びタイプライタケ−スの場合の紙
送υ機構の要部の縦断側面図である。１・・・排出ローラ　　　２・・・給紙トレイ３・・・
記録紙４ａ　、　４ｂ・・・カットシートフィーダの外装の一
部５・・・排出トレイ　　　　６ａ、６ｂ・・・光学式
紙センサ７・・・プラテン　　　　８・・・フィードロ
ーラ９・・・タイプライタケース　１０・・・ペーパー
ベール１１・・・巻取ローラ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）カツトシートフイーダを取り付けたプリンタにお
いてカツトシートフイーダの記録紙の出口部分に記録紙
が出やすく、入ることができない段差部を設けたことを
特徴とするプリンタ。
（２）カツトシートフイーダとプリンタの排出トレイと
の間にはカツトシートを手差しで挿入することができる
空間を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記
載のプリンタ。