JPH0447985A - 追記型光ディスク - Google Patents

追記型光ディスク

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Publication number
JPH0447985A
JPH0447985A JP2156337A JP15633790A JPH0447985A JP H0447985 A JPH0447985 A JP H0447985A JP 2156337 A JP2156337 A JP 2156337A JP 15633790 A JP15633790 A JP 15633790A JP H0447985 A JPH0447985 A JP H0447985A
Authority
JP
Japan
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group
substituent
parts
recording
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP2156337A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Sato
威 佐藤
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Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Ink Mfg Co Ltd filed Critical Toyo Ink Mfg Co Ltd
Priority to JP2156337A priority Critical patent/JPH0447985A/ja
Publication of JPH0447985A publication Critical patent/JPH0447985A/ja
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  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 (産業上の利用分野) 本発明は、レーザー光による情報の記録、再生を行なう
光ディスクに関する。
さらに詳しくはCDあるいはCD−ROM対応の追記型
光ディスクに関する。
(従来の技術) 集束レーザー光による情報記録媒体の中で、オーディオ
等の音楽再生用としてコンパクトディスク(CD)が広
く普及している。
これらのCDは、通常ポリカーボネート等の透明基板表
面にCDフォーマット信号を有するピット列を射出成形
時に形成し、その上からアルミニウムまたは金等を蒸着
あるいはスパッタリングにより反射膜を設け、さらに反
射膜上に保護膜を形成し、基板の裏面から再生レーザー
光(780nm半導体レーザー光)を照射して、ピント
列の凹凸による反射率の変化から各信号を読取り情報を
再生するものである。
しかし、このようなCD等は再生専用であり情報の記録
ができないため、追記型光ディスクあるいは書換え可能
な光磁気ディスク等のような編集機能がないという不都
合さがある。
一方、編集機能を有する追記型光ディスク等としては、
テルル等のカルコゲナイド系化合物もしくはシアニン、
フタロシアニン等の有機色素等を記録膜としたものが実
用化されている。
しかしながら、これらの光ディスクは、基板面の反射率
が30〜40%であり、現在のCDの規格である基板面
の反射率が70%には到達しておらず、現状のままCD
またはCD−ROMの再生装置により信号の再生を行な
うことはできないという問題点がある。
このような問題を解決するために、シアニン等の記録膜
の上に金等の反射膜を設けて、基板面の反射率を70%
以上を確保して780 nmでCDフォーマントあるい
はCD−ROMフォーマット信号を記録し、CDまたは
CD−RQMの再生装置で情報を読み出すCDまたはC
D−ROM等に対応する光ディスクおよび方法(特開昭
2−42652号公報)が提案されている。
このような光ディスクにおいては、現状記録膜に使用さ
れている有機色素はシアニン系色素であった。
しかしながら、従来よりシアニン系色素は耐光性が劣っ
ており、記録媒体として最も重要な記録安定性等の信鯨
性を確保することが困難であ−リ、ファイリングシステ
ム用追記型ディスクに用いられているシアニン系材料で
は、−重項クエンチャーとしてNiジオール系錯体によ
り安定化させて実用化レベルにしている。
シアニン系材料の場合、このような安定化により信軌性
を確保しているが、基本的に耐光性が弱いことは、大き
な問題点である。
CDあるいはCD−ROMのようにカートリッジにも挿
填されず単板構成の光ディスクでは、記録膜面が太陽光
あるいは蛍光灯下に曝されることも考えられ、耐光性に
問題のあるシアニン系色素を記録膜に用いる場合には、
記録安定性を確保することは非常に困難であるという欠
点を有している。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、従来の追記機能、編集機能を有するCDある
いはCD−ROMの持つ欠点を解決し、記録と再生を異
なる波長によって行なうことにより再生時の記録膜劣化
を防ぎ、さらに再生レーザー波長780nmでは記録に
必要な吸収を必要としないため再生に必要な反射率を十
分高くすることが可能であり、安定した再生信号を得る
ことができる記録安定性の優れた追記機能、編集機能を
有するCD、CD−ROMを提供するものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、透明基板/記録膜層/反射膜層の3層構造か
らなり、CDフォーマント信号の記録を行うコンパクト
ディスクにおいて、記録膜層として下記−形式〔1〕で
示されるフタロシアニン系化合物を含有する色素薄膜を
用いることを特徴とする追記型光ディスクである。
一形式CI’) 「式中、Mは、A1、Ga、In、Si、Ge、または
Snを表す。
RI SR1、R3およびR4は、互いに同一であって
も異なっていてもよく、水素原子、置換基を有してもよ
いアルキル基、置換基を有してもよいアリール基、置換
基を有してもよい複素環残基、置換基を有してもよいア
シル基、置換基を有してもよいシクロアルキル基、置換
基を有してもよいポリエーテル基またはハロゲン原子を
表す。
Yは−R’  −OR’  −3R’ を表す。
Zは水素原子、ハロゲン原子、水酸基、−RI4− O
RI S  −S RI 4 R%、R” SR’ 、R”、RISおよびR1&は、
互いに同一であっても異なっていてもよく、置換基を有
してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアリール
基、置換基を存してもよい複素環残基、置換基を有して
もよいアシル基、置換基を有してもよいシクロアルキル
基、置換基を有してもよいポリエーテル基を表す。
R” 、R啼、R”% R”、Rlts R”、R”R
”% R”、RtOlR”、によびR”は、互イニ同一
であっても異なっていてもよ(、置換基を有してもよい
アルキル基、置換基を有してもよい了り一ル基、置換基
を有してもよい複素環残基、置換基を有してもよいアシ
ル基、置換基を有してもよいシクロアルキル基、置換基
を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいア
リロキシ基、置換基を有してもよいポリエーテル基、置
換基を有してもよいアミノ基、水素原子、水酸基または
ハロゲン原子を表す。
k、1、m、nは、それぞれ独立に0〜4の整数を表す
が、ksl、m、nすべてが同時に0となることはない
pは、0またはlを表す、コ 本発明にかかわる一般式(1)で示される化金物におい
て、ZおよびR1ないしR2tを構成する原子および基
の代表例として、ハロゲン原子としては、塩素原子、臭
素原子、よう素原子、およびふっ素原子を、置換基を有
してもよいアルキル基としては、メチル基、n−ブチル
基、 tert−ブチル基、ステアリル基、トリクロロ
メチル基、2−メトキシエチル基などを置換基を有して
もよいアリール基としては、フェニル基、クロロフェニ
ル基、トルイル基、ナフチル基、アントリル基。
ジメチルアミノフェニル基、ヒドロキシフェニル基、ジ
エチルアミノナフチル基、ヒドロキシナフチル基などを
、置換基を存してもよいアルコキシ基としては、メトキ
シ基、n−ブトキシ基、1−ブトキシ基、トリクロロメ
トキシ基などを、置換基を有してもよいアリロキシ基と
しては、フェノキシ基、ニトロフェノキシ基、ジメチル
フェノキシ基、クロロフェノキシ基、ジエチルアミノフ
ェノキシ基、ナフトキシ基、アトロキシ基、ジ−n−ブ
チルアミノナフトキシ基などを、置換基を有してもよい
シクロアルキル基としては、シクロヘキシル基、シクロ
ブチル基などを、置換基を有してもよいアシル基として
は、アセチル基、トリフルオロアセチル基などを、置換
基を有してもよいポリエーテル基としては、ジエチレン
グリコール七ノエチル基、トリエチレングリコールモツ
プチル基などを、置換基を有してもよい複素環基として
は、ピリジル基、フリル基、チアゾリル基、ピペラジニ
ル基9モルホリル基などを、また、置換基を有してもよ
いフタルイミドメチル基としては。
フタルイミドメチル基、ニトロフタルイミドメチル基、
 tert−ブチルフタルイミドメチル基、メトキシフ
タルイミドメチル基、ジクロロフタルイミドメチル基な
どを、それぞれあげることができるが、これらの基に限
定されるものではない。
本発明において、一般式〔I〕で示される化合物は1例
えば、以下の方法により製造することができる。
すなわち、下記−形式(II)で示されるイソインドリ
ン化合物と各種金属塩とから、あるいは。
カルボン酸無水物類、イミド類、またはニトリル類を出
発原料として常法により、−形式CI[[]で示される
フタロシアニン系化合物を製造する。
−形式(Iり N)( H 〔式中、R′〜’+  kn  L m、nは一般式(
I)における意味と同じ意味を表わす。〕 一般般式II[) できる。
本発明において用いられる一般式(1)で示されるフタ
ロシアニン系化合物の代表例としては。
下記のフタロシアニン系化合物(a)〜(h)をあげる
ことができる。
(a) 〔式中、WおよびXは、OH基またはSH基を表すe 
Mr R1′’ + kn  L m、 nおよびpは
、−形式(1)における意味と同じ意味を表す、〕次に
、得られた一般式(I[I)で示されるフタロシアニン
化合物に9種々のケイ素化合物、ゲルマニウム化合物、
アルコール類、アルキルハライド類などを反応させるこ
とにより、−形式(I)で示されるフタロシアニン化合
物を製造することが(b) (c) (f) (g) (d) (e) (h) (発明の具体的な構成) 本発明の具体的な構成について、以下に詳細に説明する
本発明に用いられる記録膜素材としては、780nmの
波長に30%以下、好ましくは10〜20%の吸収を有
する物質であればよい。
記録膜の上に金等の反射膜を設けることにより、基板面
入射で70%以上の反射率を有し、波長780nmのレ
ーザー光でCDフォーマット、あるいはCD−ROMフ
ォーマット信号を記録し、CDまたはCD−ROMの再
生装置で情報の読み出すことが可能な光ディスクを提供
するものである。
このような特性を有する物質として、有機追記型光記録
膜材料として提案されているシアニン系色素、ナフトキ
ノン色素、アントラキノン色素。
ジチオール金属錯体等の使用も可能であるが、吸光度係
数が高くしかも化学的、物理的に安定であるという面か
らフタロシアニン系色素が最適である。
CDあるいはCD−ROMに適用する光ディスクは単板
構成になるため、常に太陽光あるいは蛍光灯の光にさら
される可能性があり、特に耐光性の強さが必要になって
くる。その意味でもフタロシアニン系色素が好ましいこ
とは言うまでもない。
このような記録膜の成膜方法としては、ドライプロセス
例えば真空蒸着法、スパッタリング法によっても可能で
ある。
また、ウェットプロセス例えばスピンコード法、デイツ
プ法ロールコート法あるいはLB(ラングミュア−プロ
ジェット)法によって可能である。
記録膜素材がアルコール系、ケトン系、セロソルブ系、
ハロゲン化炭化水素系等の汎用の有機溶媒に可溶な場合
は、生産性等からスピンコード法によって成膜する方法
が望ましい、アルコール系溶媒としては、メチルアルコ
ール、エチルアルコール、プロピルアルコール、イソプ
ロピルアルコール、n−ブチルアルコール等、ケトン系
溶媒としては、アセトン、メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトン、シクロヘキサノン等、セロソルブ系
溶媒としては、エチルセロソルブ等が適応される。
このようにいわゆる塗布法で成膜する場合には、必要に
応じて、高分子バインダーを加えても良い。
高分子バインダーとしては塩化ビニル系樹脂、アクリル
樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボ
ネート樹脂、エポキシ樹脂、メタクリル樹脂、酢酸ビニ
ル系樹脂、ニトロセルロース、フェノール樹脂などが挙
げられる。
高分子バインダーを用いる場合、色素系に対する高分子
バインダーの比率は10重量%以下が好ましい。
反射膜素材としては、金、銀、銅、白金、アルミラム、
コバルト、スズ等の金属、MgO,ZnO,5nOt等
の金属酸化物、SiN4.AIN。
TiN等の窒化物等が挙げられるが、絶対反射率が高く
、物理的、化学的安定性に優れている点から考えると金
が最適である。また、場合によってはフタロシアニン、
ナフタロシアニン等の有機系の高反射率膜を使用するこ
ともできる。
このような反射膜の成膜方法としては、ドライプロセス
例えば真空蒸着法、スパッタリング法が最も好ましいが
これに限られるものではない。
さらに、反射膜の上に化学的劣化(例えば、酸化、吸水
等)および物理的劣化(傷、けずれ等)を防ぐ目的で膜
を保護するためのオーバーコート層を設けてもよい。
オーバーコート材としては、UV硬化型樹脂による方法
が一般的であるがこれに限られるものではない。
ディスク形態は、記録後CDSCD−ROMとして機能
する必要があるため、CD、CD−ROMのドライブ装
置に適合し得る規格に準拠していることが好ましい。
また、本発明に用いられるディスク基板としては信号の
書き込みや読み出しを行なうための光の透過率が好まし
くは85%以上であり、かつ光学異方性の小さいものが
望ましい。
例えば、ガラス、またはアクリル樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、塩化ビニ
ル系嬌脂、酢酸ビニル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポ
リオレフィン系樹脂(ポリ−4−メチルペンテン等)、
ポリエーテルスルホン樹脂、などの熱可塑性樹脂やエポ
キシ樹脂、アリル樹脂等の熱硬化性樹脂からなる基板が
挙げられる。これらの中で、成形のしやすさ、案内溝や
アドレス信号などの付与のしやすさなどがら熱可塑性樹
脂からなるものが好ましく、さらに光学特性や機械特性
からアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂からなるもの
が特に望ましい。
また、案内溝やアドレス信号の付与は熱可塑性樹脂を成
形(射出成形、圧縮成形)する際にスタンバ−などを用
いて付与するか、またはフォトポリマー樹脂を用いるい
わゆる2P法による方法が好ましい。
以下に、実施例により本発明を具体的に説明すが、実施
例に先立ち、フタロシアニン系化合物(a)〜(h)の
製造例について説明する。
(以下余白) 製 造 例 1:フタロシアニン系化合物(a)の製造 0−ジクロロベンゼン50部、トリーn−ブチルアミン
25部に、下記構造式 で示されるイソインドリン化合物7.8部および四塩化
ケイ素5.0部を加え、150〜160℃で3時間加熱
撹拌した後、ろ過、冷却し、メタノールおよびジメチル
ホルムアミドで洗浄し、乾燥してジヒドロキシシリコン
フタロシアニン系化合物6゜0部を得た。
得られたジヒドロキシシリコンフタロシアニン系化合物
5.0部、トリメチルクロロシラン50部。
トリーn−ブチルアミン50部、ピリジン300部を1
15℃で2時間加熱撹拌した後、冷却し。
5%塩酸1000部で希釈し9口遇し、メタノール洗浄
し、80℃で乾燥してフタロシアニン系化合物(a)の
混合物3.0部を得た。
製 造 例 2:フタロシアニン系化合物(b)の製造 0−ジクロロベンゼン50部、トリーn−ブチルアミン
25部に、下記構造式 00部を115℃で2時間加熱撹拌した後、冷却し、5
%塩酸1000部で希釈し2口遇し、メタノール洗浄し
、80℃で乾燥してフタロシアニン系化合物(b)の混
合物2.8部を得た。
製 造 例 3:フタロシアニン系化合物(c)の製造 0−ジクロロベンゼン50部、トリーn−ブチルアミン
25部に、下記構造式 で示されるイソインドリン化合物7.8部および四塩化
ケイ素5.0部を加え、150〜160°Cで3時間加
熱撹拌した後、ろ過、冷却し、メタノールおよびジメチ
ルホルムアミドで洗浄し、乾燥してジヒドロキシシリコ
ンフタロシアニン系化合物5゜6部を得た。
得られたジヒドロキシシリコンフタロシアニン系化合物
5.0部、トリフェニルクロロシラン50部、トリーn
−ブチルアミン50部、ピリジン3l−1 で示されるイソインドリン化合物7.8部および四塩化
ケイ素5.0部を加え、150〜160℃で3時間加熱
撹拌した後、ろ過、冷却し、メタノールおよびジメチル
ホルムアミドで洗浄し、乾燥してジヒドロキシシリコン
フタロシアニン系化合物5゜5部を得た。
得られたジヒドロキシシリコンフタロシアニン系化合物
5.0部、シクロヘキシルクロロシラン50部、トリー
n−ブチルアミン50部、ピリジン300部を115℃
で2時間加熱撹拌した後、冷却し、5%塩酸1000部
で希釈し1口過し、メタノール洗浄し、80°Cで乾燥
してフタロシアニン系化合物(C)の混合物2..5部
を得た。
製 造 例 4;フタロシアニン系化合物(d)の製造 0−ジクロロベンゼン50部、トリーn−ブチルアミン
25部に、下記構造式 で示されるイソインドリン化合物7.8部および四塩化
ゲルマニウム5.0部を加え、150〜160℃で3時
間加熱撹拌した後、ろ過、冷却し、メタノールおよびジ
メチルホルムアミドで洗浄し、乾燥してジヒドロキシゲ
ルマニウムフタロシアニン系化合物5.6部を得た。
得られたジヒドロキシゲルマニウムフタロシアニン系化
合物5.0部、ビス(ジメチルアミノ)フェノキシクロ
ロシラン50部、トリーn−ブチルアミン50部、ピリ
ジン300部を115℃で2時間加熱撹拌した後、冷却
し、5%塩酸1000部で希釈し9口過し、メタノール
洗浄し、80℃で乾燥してフタロシアニン系化合物(d
)2.7部を得た。
製 造 例 5:フタロシアニン系化合物(e)の製造 0−ジクロロベンゼン50部、トリーn−ブチルアミン
25部に、下記構造式 で示されるイソインドリン化合物7.8部および四塩化
アルミニウム5.0部を加え、150〜160℃で3時
間加熱攪拌した後、ろ過、冷却し、メタノールおよびジ
メチルホルムアミドで洗浄し、乾燥してジヒドロキシア
ルミニウムフタロシアニン系化合物5.8部を得た。
得られたジヒドロキシアルミニウムフタロシアニン系化
合物5.0部、トリエトキシクロロゲルマン30部、ト
リーn−ブチルアミン50部、ピリジン300部を11
5℃で2時間加熱攪拌した後。
冷却し、5%塩酸1000部で希釈し9口過し。
メタノール洗浄し、80℃で乾燥してフタロシアニン系
化合物(e)2.7部を得た。
製 造 例 6:フタロシアニン系化合物(f)の製造 0−ジクロロベンゼン50部、トリーn−ブチルアミン
25部に、下記構造式 で示されるイソインドリン化合物7.8部およびジプロ
ピルジクロロシラン5.0部を加え、150〜160℃
で3時間加熱攪拌した後、ろ過、冷却し。
メタノールおよびジメチルホルムアミドで洗浄し。
80℃で乾燥してフタロシアニン系化合物(f)3.2
部を得た。
製 造 例 7:フタロシアニン系化合物(g)の製造 0−ジクロロベンゼン50部、トリーn−ブチルアミン
25部に、下記構造式 で示されるイソインドリン化合物7.8部およびジ(n
−へキシルオキシ)ジクロロシラン5.0部を加え、1
50〜160℃で3時間加熱攪拌した後。
ろ過、冷却し、メタノールおよびジメチルホルムアミド
で洗浄し、80℃で乾燥してフタロシアニン系化合物(
g)3.5部を得た。
製 造 例 8:フタロシアニン系化合物(h)の製造 0−ジクロロベンゼン50部、トリーn−ブチルアミン
25部に、下記構造式 で示されるイソインドリン化合物7.8部およびジチオ
フェノキシジクロロシラン5.0部を加え、150〜1
60℃で3時間加熱攪拌した後、ろ過。
冷却し、メタノールおよびジメチルホルムアミドで洗浄
し、80℃で乾燥してフタロシアニン系化合物(h)3
.4部を得た。
(実施例) 以下に、実施例により本発明を具体的に説明する。
[実施例1] 厚さ1.18mm、外径120mm、内径15mmのア
クリル基板上にフォトポリマーを厚さ0.02mmで塗
布し、これにスタンパ−を押しつけ高圧水銀灯による紫
外線により硬化させ、外径115 m m 、内径43
mmの範囲に0.8μmピンチのスパイラルグループを
形成した。
このディスク基板上にフタロシアニン化合物(a)をシ
クロヘキサノン2.0重量%溶液に調整し、スピンコー
ターを用いて膜厚1200人に成膜した。
次に、フタロシアニン化合物を塗布した上に金を膜厚8
00人でスパッタリングにより成膜した。
さらに、この上にUV硬化型樹脂により保護層を設けて
光ディスクを作製した。
このようにして作製した光ディスクを用い、波長780
nmの半導体レーザーを使用して、線速1.2〜1.4
m/ s e cで8.0mWの記録パワーでEFM−
CDフォーマント信号を記録したところ記録が可能であ
った。記録されたピット列は、長さ0.9〜3.3 p
 m、間隔0.9〜3.3 p mである。
次に、この信号をCDプレーヤーにより、線速1.2〜
1.4m/ s e c、再生レーザー出力0.5mW
で再生を行なったところ得られた再生信号は良好であり
、市販のCDプレーヤーに十分かかるレベルであった。
[実施例2] 厚さ1.18mm、外径120mm、内径15mmのア
クリル基板上にフォトポリマーを厚さ0.02mmで塗
布し、これにスタンバ−を押しつけ高圧水銀灯による紫
外線により硬化させ、外径115mm、内径48mmの
範囲に0.8μmピッチのスパイラルグループを形成し
た。
このディスク基板上にフタロシアニン化合物(b)をジ
クロルエタン1.2重量%溶液に調整し、スピンコータ
ーを用いて膜厚1000人に成膜した。
次に、フタロシアニ化合物を塗布した上に金を膜厚80
0人でスパッタリングにより成膜した。
さらに、この上にUV硬化型樹脂により保護層を設けて
光ディスクを作製した。
このようにして作製した光ディスクを用い、波長830
nmの半導体レーザーを使用して、線速1.2〜1.4
m/s e cで7.0mWの記録パワーでEFM−C
Dフォーマット信号を記録したところ記録が可能であっ
た。記録されたピット列は、長さ0.9〜3.3 μm
、間隔0.9〜3.3 p mである。
次に、この信号をCDプレーヤーにより、線速1.2〜
1.4m/s e c、再生レーザー出力0.5mWで
再生を行なったところ得られた再生信号は良好であり、
市販のCDプレーヤーに十分かかるレベルであった。
(発明の効果) 本発明の構成により光ディスクを作製することにより、
追記機能、編集機能を有するCD、CD−ROMを提供
することができる。
さらに化学的、物理的に安定なフタロシアニン系化合物
、フタロシアニン系化合物を記録膜層とすることにより
、保存安定性の優れたCD、CD−ROM対応の追記型
光ディスクが得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、透明基板/記録膜層/反射膜層の3層構造からなり
    、CDフォーマット信号の記録を行うコンパクトディス
    クにおいて、記録膜層として下記一般式〔 I 〕で示さ
    れるフタロシアニン系化合物を含有する色素薄膜を用い
    ることを特徴とする追記型光ディスク。 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Mは、Al、Ga、In、Si、Ge、または
    Snを表す。 R^1、R^2、R^3およびR^4は、互いに同一で
    あっても異なっていてもよく、水素原子、置換基を有し
    てもよいアルキル基、置換基を有してもよいアリール基
    、置換基を有してもよい複素環残基、置換基を有しても
    よいアシル基、置換基を有してもよいシクロアルキル基
    、置換基を有してもよいポリエーテル基またはハロゲン
    原子を表す。Yは−R^5、−OR^6、−SR^7、 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼を表す。 を表す。 Zは水素原子、ハロゲン原子、水酸基、−R^1^4、
    −OR^1^5、−SR^1^6、 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼を表す。 R^5、R^6、R^7、R^1^4、R^1^5およ
    びR^1^6は、互いに同一であっても異なっていても
    よく、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有し
    てもよいアリール基、置換基を有してもよい複素環残基
    、置換基を有してもよいアシル基、置換基を有してもよ
    いシクロアルキル基、置換基を有してもよいポリエーテ
    ル基を表す。 R^8、R^9、R^1^0、R^1^1、R^1^2
    、R^1^3、R^1^7、R^1^8、R^1^9、
    R^2^0、R^2^1およびR^2^2は、互いに同
    一であっても異なっていてもよく、置換基を有してもよ
    いアルキル基、置換基を有してもよいアリール基、置換
    基を有してもよい複素環残基、置換基を有してもよいア
    シル基、置換基を有してもよいシクロアルキル基、置換
    基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよい
    アリロキシ基、置換基を有してもよいポリエーテル基、
    置換基を有してもよいアミノ基、水素原子、水酸基また
    はハロゲン原子を表す。 k、l、m、nは、それぞれ独立に0〜4の整数を表す
    が、k、l、m、nすべてが同時に0となることはない
    。 pは、0または1を表す。]
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