JPH0447759Y2 - - Google Patents

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JPH0447759Y2
JPH0447759Y2 JP1985026182U JP2618285U JPH0447759Y2 JP H0447759 Y2 JPH0447759 Y2 JP H0447759Y2 JP 1985026182 U JP1985026182 U JP 1985026182U JP 2618285 U JP2618285 U JP 2618285U JP H0447759 Y2 JPH0447759 Y2 JP H0447759Y2
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container
horn
electric horn
cylindrical portion
shaped pipe
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動車用として好適な電気式ホーン
に関し、特に通気構造の改良に関するものであ
る。
(従来の技術) 自動車用電気式ホーンとして最も一般的に使用
されている通気構造は、容器の底部を切り起し加
工して通気できるようにしたものである。この構
造は安価であるため多用されるが、水滴浮遊状態
でホーンを吹鳴した場合ホーン内部に水滴を吸引
し電気経路部品が被水したり、飛来する水滴に対
してホーン内部が被水する方向が多く、またホー
ンが常時五月雨的な被水にあうと容器に付着した
水滴が毛細管現象等で容器内に浸水する場合もあ
る等諸々の問題点があり、自動車用電気式ホーン
として好適とは言い難い。また、長いチユーブを
ホーンに取付けてホーンの内部と外気を通気する
提案もあるが、この場合ホーンの容器外部に取付
けた長いチユーブが支障となり、電気式ホーンが
自動車に装着できないという問題点もある。
(考案の目的) この考案は以上のような従来の問題点に鑑みて
諸々の悪条件下にさらされる自動車用として好適
な通気構造を有した電気式ホーンを提供すること
を目的とするものである。
(考案の構成) この考案の構成上の特徴とするところは、L字
形パイプにより通気道を構成するとともに、L字
形パイプの配設方法を工夫したことであり、以下
図面についてこの考案の最良の実施態様である電
気式ホーンについて説明する。図において10は
鉄製容器であり、第1の筒状有底部11と該底部
11の中央を凹ませてなる第2の筒状有底部12
とからなる。14は第1の筒状有底部に固着した
振動板であり、振動板14と容器10とは閉空間
を構成し、電磁コイルや断続器(図示なし)を収
納しホーン本体を構成する。振動板14は電磁コ
イルや断続器により付勢され往復運動する。16
はホーン本体を自動車に装着するブラケツトであ
り、一方端は前記第2の筒状有底部12に、他方
端は自動車18に夫々固着される。20はL字形
パイプであり、第1の円筒部21と該円筒部より
も大きな径の第2の有底円筒部22とがL字形に
構成されている。L字形パイプ20は第1の円筒
部21が容器第1の筒状有底部11に穿つた孔2
3を貫通し該底部面より突出して固着される。そ
してL字形パイプの内部開口24は電気式ホーン
が自動車装着状態において常に天方向に開口して
いる。尚第1の円筒部21の開口面積は通気機能
に支障のない範囲で小さいことが好ましい。
L字形パイプ20の作用について述べると、ホ
ーン周辺に浮遊する水滴は、ホーンが吹鳴される
と振動板14の往復運動により生ずるポンプ作用
により水滴混合気体としてL字形パイプ第1の円
筒部21に吸い込まれ、第2の有底円筒部22の
内壁に勢いよく衝突し付着する。付着した水滴に
もポンプ作用により天方向へ引き上げようとする
吸引力が作用するが粘性による付着力の方が勝
り、従つて天方向開口24からは水滴をふるい落
した空気のみを吸入できる。
また曲折パイプ20の外部開口25は小径にし
て容器10より突出(ホーンが自動車へ装着状態
にあつては天地方向に対して直角方向へ突出)し
ているので、容器外部に付着した水滴は容器内部
へ入るべくもない。更には飛来する水に対しては
その影響を受ける方向をL字形パイプ第1の円筒
部21の突出方向のみに限定できる。
次に飛来水対策を完全化する方策について述べ
る。L字形パイプ20の外部開口25と前記ブラ
ケツト16との関係において、外部開口25の前
方にブラケツト16が存する関係、換言するなら
ば外部開口25がブラケツト16に覆われる如く
の位置に固設する。尚L字形パイプ第1の円筒部
21の容器10よりの突出高さは、容器第2の筒
状有底部12の高さ内において出来る限り高い方
が好ましい。
(考案の効果) 以上述べたようにこの考案によれば、L字形パ
イプにより通気道を構成し、更にはこのL字形パ
イプの設置を電気式ホーンが自動車へ装着された
状態において決定したので、防水効果の極めて優
れた電気式ホーンが提供できる。従つて悪条件下
にさらされる自動車用電気式ホーンとして好適で
ある。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案になる電気式ホーンの一実施例を
示すもので、第1図は自動車への装着状態を示す
一部断面側面図、第2図はホーンの背面図であ
る。 10……容器、14……振動板、16……ブラ
ケツト、18……自動車の車体、20……L字形
パイプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 容器と振動板とは閉空間を構成し振動板の往
    復振動により発音する電気式ホーンにおいて、
    前記閉空間と外気とを通気するL字形パイプ
    は、電気式ホーンが自動車装着状態にあつて
    は、閉空間内にあつて開口を天方向に向けた有
    底筒部と、有底筒部とL字形に連通する筒部と
    からなり、有底筒部より小さな内径の筒部は容
    器を貫通し外部に突出開口していることを特徴
    とする電気式ホーン。 2 容器を貫通し外部に突出している筒部の開口
    が、電気式ホーンを自動車に装着するブラケツ
    トで覆われている実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の電気式ホーン。
JP1985026182U 1985-02-25 1985-02-25 Expired JPH0447759Y2 (ja)

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JPS61143198U (ja) 1986-09-04

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