JPH0447374A - ハウスプランニングシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンピュータを用いて家屋の間取りの設計な
どを行うハウスプランニングシステムに関する。

［従来の技術〕 通常、家屋の間取りの設計を行う場合には、平面図を作
成する。しかし、平面図ではイメージをつかみずらいた
めに、パースを作成する場合かあるが、パースの作成は
非常に面倒な作業である。

そこで、ＣＡ　Ｄ　（ｃｏｍｐｕｔｅｒ　ａｉｄｅｄ　
ｄｅｓｉｇｎ：計算機利用設計）を用いたハウスプラン
ニングシステムかある。このようにＣＡＤを用いること
により、データ処理によって平面図からパースを作成す
ることもでき、非常に便利である。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところが、ＣＡＤはシステムが大掛かりであり、非常に
高価である。このため、例えば大規模な建設会社などの
ごく限られた状況でしか利用されておらず、個人が自己
の家の間取りの設計を行うような場合にはあまり利用で
きない。

本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり
、その目的とするところは、簡易な処理により平面図か
らパースを作成することができ、市販のゲーム機やパー
ソナルコンピュータなどを適用することによって安価に
実現可能なハウスプランニングシステムを提供すること
にある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、家屋の構成部品を平面図的に擬似画像化した
平面シンボルおよびこの平面シンボルに対応付けて前記
構成部品を斜視図的に擬似画像化した斜視シンボルを記
憶しておき、例えばキーなどの入力手段より指定された
２次元の直交座標データおよび前記平面シンボル記憶手
段に記憶された前記平面シンボルのうちの所望のものに
関する平面シンボル情報を、それぞれ対応付けて平面図
記憶手段に記憶させるとともに、前記斜視シンボル記憶
手段に記憶されたうちの前記平面図記憶手段に記憶され
た平面シンボルに対応する斜視シンボルを、その所定点
が当該斜視シンボルに対応する平面シンボル情報に対応
づけて前記平面図記憶手段に記憶された直交座標データ
が示す座標を斜視図記憶手段に割り振られた斜交座標の
一方の座標軸に直交する方向の所定量により変換して得
られる座標に位置するよう前記斜視図記憶手段に展開す
るようにした。

〔作　用〕

このような手段を講じたことにより、平面図記憶手段に
記憶された２次元の直交座標データおよび平面シンボル
情報に基づき、この平面シンボル情報に対応して予め登
録されている斜視シンボルが斜交座標上の直交座標デー
タが示す座標に展開され、斜視図（パース）が作成され
る。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明の一実施例に係るハウスプ
ランニングシステムに付き説明する。

第１図は同ハウスプランニングシステムの構成を示すブ
ロック図である。図中、１は本ハウスプランニングシス
テム全体を制御するＣＰＵである。

このＣＰＵＩには、パスライン２を介してＲＯＭ３、シ
ンボルテーブル４、ＲＡＭ５、ＶＲＡＭ（ビデオＲＡＭ
）６、キー入力部制御回路７、ＣＲＴ制御回路８、プリ
ンタ制御回路９がそれぞれ接続されている。ここで、Ｒ
ＯＭ３は、ＣＰＵＩのプログラムデータを格納したもの
である。シンボルテーブル４は、家屋の構成部品（イン
テリア等も含む）を模式的に示すシンボルを格納したも
のである。ＲＡＭ５は、ＣＰＵＩが演算およびその他の
処理を行うに際して使用するものである。

ＶＲＡＭ６は、表示すべき画データを格納するためのも
のである。キー入力部制御回路３は、接続された入力手
段としてのキー人力部１０を制御してキー信号の取込み
制御を行う。また表示制御部８およびプリンタ制御回路
９は、接続されたＣＲＴＩＩでの表示およびプリンタ１
２での印字の制御をそれぞれ行う。

ところでＣＰＵＩは、キー人力部１０からの指示入力に
応じた平面図を作成する平面図作成手段１ａとこの平面
図作成手段１ａにより作成された平面図に基づいて斜視
図（パース）を作成する斜視図作成手段としてのパース
作成手段１ｂとを有している。

第２図は前述したシンボルテーブル４の内容を模式的に
示す図である。このようにシンボルテーブル４には、例
えば、 ■基礎構造 柱、壁、等。

■部屋 和室、洋室、台所、浴室、トイレ、押入れ、階段、玄関
、洗面、床の間、廊下、吹抜け、等。

■器具・備品 和風便器、洋風便器、ストール、浴槽、洗面台、洗濯機
、食堂テーブル・イス、ベツド、ソファ−セット、キッ
チンセット、等。

■建具 玄関ドア、玄関引戸、引通窓、上下窓、片開窓、両開窓
、雨戸、ジャロジー　ＦＩＸ、等。

■その他 縁側、敷石、ガレージ、等。

といった各種の部品のそれぞれに付与された部品コード
に対応付けて、該当部品を平面図的に模式化した１つの
平面シンボルと、該当部品を斜視図的（４方向）に模式
化した４つの斜視シンボルとが格納されている。すなわ
ち、このシンボルテーブル４は、平面シンボル記憶手段
と斜視シンボル記憶手段との機能を合せ持つ。

ＲＡＭ５は、前述したようにＣＰＵＩが演算およびその
他の処理を行うに際して使用するものであるが、その一
部類域は第３図に示すように、キー人力部１０の操作に
より指定された部品の部品コードに対応付けて、当該部
品の座標およびその他の属性（当該部品の設置高さ・回
転角度など）を記憶する領域が設定されている。すなわ
ち、ＲＡＭ５はその一部領域が平面図記憶手段として機
能する。

次に以上のように構成されたハウスプランニングシステ
ムの動作を第１因中のＣＰＵＩの処理手順に従って説明
する。まずＣＰＵＩは待機状態において第４図に示すよ
うに、ステップａおよびステップｂにおいて、パース表
示の指示またはシンボル選択がなされるのを待つ。

第５図はこの状態におけるＣＲＴＩＩの表示画面の一例
を示す図である。図中、２０はメニュー表示であり、平
面図作成、パース表示、シンボルの回転／反転、ユニッ
ト作成、データ管理および終了のそれぞれを指示するた
めのアイコン２０ａ〜２Ｏｆからなる。２１はシンボル
表示であり、シンボルテーブルに格納された平面シンボ
ルが複数表示される。２２は作図領域、２３はカーソル
である。

この状態で、第５図中のシンボル表示２１内にカーソル
２３が位置した状態でキー人力部１０の所定の決定キー
が押下されると、ＣＰＵＩはシンボルの選択がなされた
と判断し、第４図に示すように処理をステップｂからス
テップＣに移行する。

ＣＰＵＩはステップＣでは、決定キーが押下された際の
カーソル２３の座標に基づき、指定された部品を判定す
る。こののち、ＣＰＵＩは再び決定キーが押下された際
のカーソル２３の座標およびその他の属性（キー人力部
１０から構成される装置高さの情報や回転／反転の有無
および回転角度等）を取り込む。そしてＣＰＵＩは、ス
テップｅにおいて、ステップＣで判定した部品に対応す
る部品コードとステップｄで取り込んた座標およびその
他の属性とをＲＡＭ５に格納するとともに、ステップｆ
において、ＲＡ　Ｍ　５に格納した部品コードに対応す
る平面シンボルを、ＶＲＡＭ６の記憶エリアのうちのＲ
Ａ　Ｍ　５に格納した座標に対応する部分に展開する。

このとき、ＶＲＡＭ６には第６図に示すような直交座標
が割り振られている。

このＶＲＡＭ６の内容はＣＲＴ制御回路８によって常に
読出されて、ＣＲＴＩＩに画像として表示されている。

この後、ＣＰＵＩはステップａ以降の処理を繰り返す。

ここで、順次シンボルの指定がなされると、上述した処
理によって指定されたシンボルに対応する部品コード、
座標およびその他の属性がＲＡＭ５に蓄積されるととも
に、ＶＲＡＭ６に展開されて例えば第７図に示すように
平面図が作成される。以上のステップＣ乃至ステップｆ
の処理は平面図作成手段１ａを用いて実行される。

一方、ＣＰＵ１はステップａおよびステップｂの処理を
繰り返し行っている状態で、第７図に示すようにパース
表示を指示するためのアイコン２Ｏｂ内にカーソル２３
が位置した状態で決定キーが押下されると、第４図に示
すように処理をステップａからステップｇに移行する。

ＣＰＵＩはステップｇては、ＶＲＡＭ６に格納されてい
る部品コード、座標、その他の属性のそれぞれを読出す
。そしてＣＰＵＩはステップｈにおいて、ステップｇて
読出した部品コードに対応する斜視シンボルを読出す。

なおこのとき、その他の属性のうちの回転／反転の有無
および回転角度のデータに基づき、４つの斜視シンボル
のうちの所定のものを読出し、ステップ１において、こ
の読出した斜視シンボルをＶＲＡＭ６の記憶エリアのう
ちのステップｇで読出した座標に対応する部分に展開す
る。このときには、ＶＲＡＭ６には第８図に示すような
、Ｘ軸とｙ軸との交差角度４５″である斜交座標が割り
振られている。なお、ステップｇで読出したその他の属
性中に設置高さのデータが含まれている場合、ＣＰＵＩ
はステップｇで読出した座標を上記設置高さのデータが
示す量だけ第８図中の２方向（Ｘ軸と直交する方向）に
シフトして得られる座標に展開する。

こののち、ＣＰＵＩはステップｊにおいてＲＡＭ５に格
納された全てのデータの読出しか終了したか否かの判断
を行い、まだ読出していないデータかある場合にはステ
ップｇ移行の処理を繰り返す。また、全てのデータの読
出しが終了していれば、ＣＰＵＩは処理を終了する。こ
の時点におけるＣＲＴＩＩの表示画面は、例えば第９図
に示すような斜視図となる。なお、図中でシンボルどう
しが重なり合っている部分では、周知の重ね合わせ処理
がなされる。以上のようなステップｇ乃至ステップ」の
処理がパース作成手段１ｂを用いて実行される。

このように本実施例によれば、予め登録された、部品を
斜視図的に模式化した斜視シンボルを斜交座標上に展開
することによってパースを作成するため、その処理は平
面図の作成とほぼ同等な非常に簡易な処理で良い。この
ため、例えばゲーム機や比較的低性能な一般に普及して
いる程度のパーソナルコンピュータ等でも処理すること
ができ、個人の自宅などの様々な状況での使用が可能と
なる。

なお本発明は上記実施例に限定されるものではない。例
えば上記実施例では、家の間取りを設計する場合を例示
しているが、各部屋内のインテリアのレイアウトなどの
設計及び外観の設計なども同様にして行えることは当然
である。このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々の変形実施が可能である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、家屋の構成部品を平面図的に擬似画像
化した平面シンボルおよび斜視図的に擬似画像化した斜
視シンボルを前記平面シンボルに対応付けて記憶した斜
視シンボルを記憶しておき、例えばキーなどの入力手段
より指定された２次元の直交座標データおよび前記平面
シンボル記憶手段に記憶された前記平面シンボルのうち
の所望のものを、それぞれ対応付けて平面図記憶手段に
記憶させるとともに、前記斜視シンボル記憶手段に記憶
された前記斜視シンボルのうちの前記平面図記憶手段に
記憶された平面シンボルに対応する斜視シンボルを、そ
の所定点か当該斜視シンボルに対応する平面シンボル情
報に対応づけて前記平面図記憶手段に記憶された直交座
標デー・夕が示す座標を斜視図記憶手段に割り振られた
斜交座標の一方の座標軸に直交する方向の所定量により
変換して得られる座標に位置するよう前記斜視図記憶手
段に展開するようにしたので、簡易な処理により平面図
からパースを作成することができ、市販のゲーム機やパ
ーソナルコンピュータなどを適用することによって安価
に実現可能なハウスプランニングシステムとなる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例に係るハウスプランニングシステ
ムを説明する図であり、第１図は構成を示すブロック図
、第２図は第１図中のシンボルテーブル４の内容を模式
的に示す図、第３図は第１図中のＲＡＭ５の一部領域の
メモリマツプを模式的に示す図、第４図は第１図中のＣ
ＰＵＩの処理手順を示すフローチャート、第５図、第７
図および第９図はそれぞれ第１図中のＣＲＴＩＩの表示
例を示す図、第６図は平面図作成時においてＶＲＡＭ６
に割り振られる直交座標を示す図、第８図はパース作成
時においてＶＲＡＭ６に割り振られる斜交座標を示す図
である。 １・・・ＣＰＵ、１ａ・・・平面図作成手段、１ｂ・・
・パース作成手段、４・・・シンボルテーブル、５・・
・ＲＡＭ、６・・・ＶＲＡＭ、７・・・キー人力制御回
路、８・・・ＣＲＴ制御回路、９・・・プリンタ制御回
路、１０・・キー人力部、１１・・・ＣＲＴ、１２・・
・プリンタ。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 家屋の構成部品を平面図的に擬似画像化した平面シンボ
   ルを複数種類記憶した平面シンボル記憶手段と、 この平面シンボル記憶手段に記憶された前記平面シンボ
   ルに対応する構成部品を斜視図的に擬似画像化した斜視
   シンボルを前記平面シンボルに対応付けて記憶した斜視
   シンボル記憶手段と、２次元の直交座標データおよび前
   記平面シンボル記憶手段に記憶された前記平面シンボル
   のうちの所望のものを操作者によって指定させるための
   入力手段と、 平面図記憶手段と、 前記入力手段により指定された直交座標データと指定さ
   れた平面シンボルに関する平面シンボル情報とを対応付
   けて前記平面図記憶手段に記憶させる平面図作成手段と
   、 ２次元の斜交座標が割り振られた斜視図記憶手段と、 前記斜視シンボル記憶手段に記憶されたうちの前記平面
   図記憶手段に記憶された平面シンボル情報に対応する斜
   視シンボルを、その所定点が当該斜視シンボルに対応す
   る平面シンボル情報に対応づけて前記平面図記憶手段に
   記憶された直交座標データが示す座標を前記斜視図記憶
   手段に割り振られた斜交座標の一方の座標軸に直交する
   方向の所定量により変換して得られる座標に位置するよ
   う前記斜視図記憶手段に展開する斜視図作成手段とを具
   備したことを特徴とするハウスプランニングシステム。