JP2006350461A - 住宅用3次元cgシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 敷地に高低差がある複数の建物を対象とした場合であっても、各敷地の建物を同じ一定の高さでクリッピングして3次元で鳥瞰表示することが可能な住宅用3次元CGシステムを提供する。
【解決手段】 各建物の各構成要素についての3次元形状情報および属性情報と、階別表示上限高さ情報と、敷地高さ情報とを格納可能な記憶手段と、仮想住宅画像生成手段と、各建物のいずれの階の上部を開口させて表示するかを指定する第1入力手段と、各構成要素について指定階の上部開口面より上のものと開口面より下で表示しないと判別されたものを除外する第1判別手段と、前記各建物の範囲を指定する第2入力手段と、指定範囲以外は対象から除外する第2判別手段と、表示手段とを備え、第1判別手段・第2判別手段ともに無効、第1判別手段が有効・第2判別手段が無効、第2判別手段が有効・第1判別手段が無効の3通りの表示モードを選択可能とする。
【選択図】 図27

Description

本発明は、プラン中の住宅をコンピュータグラフィックによって画面上に仮想構築して3次元表示を行う住宅用3次元CGシステムに関する。
従来の住宅展示場やモデルハウスに代わるものとして、コンピュータグラフィック(以下では「CG」と記す)によって画面上にプラン中の住宅を構築した状態で3次元表示することで、住宅を視覚的に確認しつつプランニングすることを容易に行うことを可能にする「住宅の仮想構築方法、これに用いる仮想構築システム、このシステムを実現するデータベース及びプログラムを格納した記録媒体」が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この提案は、画面上で住宅を仮想構築する仮想構築方法であって、少なくとも住宅のモジュールを含む住宅用のパーツのデータをパーツデータベースとして予め格納し、画面上に、前記パーツを選択可能に表示し、画面上で選択されたパーツのデータを前記パーツデータベースから呼び出し、このデータを用いて該パーツを画面上に表示し、この表示されたパーツを複数、画面上で組み合わせて住宅を仮想構築することを特徴とするものである。
これによると、パーツ表示欄からモジュールを選択し、これらを画面上で組み合わせることで、住宅を仮想構築して視覚的に確認できる。従って、住宅購入者は、容易にプラン中の住宅の間取りを構築した状態で確認できるため、住宅を視覚的に確認しつつ様々なプランを容易に試すことができる。さらに、住宅の構造やデザインをプランニング中に画面上で確認できるため、プラン決定後に構造やデザインの確認をする必要はなくなる。また、住宅供給者は、実際にモジュールを住宅購入者等に組み合わせてもらうことで、自己のモジュールの優位性を住宅購入者等に容易にアピールできる。
また、住宅の平面図(間取図)を含む住宅の構造データを入力する入力装置と、入力された構造データに基づいて自動的に住宅の屋根、壁及び床を含む3次元モデルデータを作成し、作成された3次元モデルデータに基づいて所定の視点位置からの鳥瞰図等のパースを表示することが可能な「建築物用パース作成表示方法及び装置並びに記憶媒体」も提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
また、このようなコンピュータの画面上における仮想的な住宅の3次元表示には専用のソフトウェアが必要とされたり、コンピュータに多大な処理能力が要求されたりする場合があるが、3次元データの大幅な軽量化を実現してインターネット環境でも十分に活用可能なXVL(eXtensible Virtual world description Language)を利用する「画像表示装置、画像表示方法、画像表示プログラムおよび画像表示プログラムが格納された記憶媒体」も提案されている(例えば、特許文献3参照。)。なお、XVLはXML(eXtensible Markup Language)をベースにした3次元表現として、ラティス・テクノロジー株式会社のラティスカーネルを基盤とした3次元データ記述とアニメーション記述のための技術の総称であり、ラティス・テクノロジー株式会社の登録商標でもある。
特開2001−282880号公報 特開平9−297861号公報 特開2003−242524号公報
図28は、高低差がある敷地に建てられている複数の家を住宅建築用の3次元CGシステムによって表示した例である。図29は、従来技術による住宅建築用の3次元CGシステムにおける座標系の説明図である。図30は、このような3次元CGシステムのクリッピング機能の説明図である。図31は、このような3次元CGシステムのクリッピング機能を用いて各住宅内部を表示した例である。
図28に示すように、家H1および家H2のそれぞれの敷地に高低差がある場合でも、このような3次元CGシステムでは、通常は図29に示すように共通の座標系Zを使用している。そして、例えば、家H2の1階に相当する高さでクリッピングを行うと、その高さは家H1では2階の中間当たりの高さであるため、クリッピングした結果は図30に示すようになり、3次元表示では図31に示すようになってしまう。
すなわち、隣接する敷地間に高低差がある場合などでは、それぞれの家を同じ階でクリッピングして鳥瞰表示することはできなかった。例えば、各家をすべて1階でクリッピングして鳥瞰表示を行い、各家の1階部分に窓から差し込む太陽光をシミュレーションすることなどもできなかった。
従来技術のこのような課題に鑑み、本発明の目的は、敷地に高低差がある複数の建物を対象とした場合であっても、各敷地の建物を同じ一定の高さでクリッピングして3次元で鳥瞰表示することが可能な住宅用3次元CGシステムを提供することである。さらには、家全体ではなく、指定した部屋のみの鳥瞰図なども作成可能な住宅用3次元CGシステムを提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の住宅用3次元CGシステムは、1棟以上の建物に関して、各建物の各構成要素についての3次元形状情報および属性情報と、各建物の各階上部を開口させて表示する際の階別表示上限高さ情報と、各建物の敷地高さ情報とを格納可能な記憶手段と、この記憶手段に格納されている前記3次元形状情報および前記属性情報と、前記階別表示上限高さ情報と、前記敷地高さ情報とに基づいてコンピュータグラフィックによって建物を仮想的3次元空間内に仮想構築するとともに、これらの建物の3次元画像を生成する仮想住宅画像生成手段と、前記仮想的3次元空間内で構築される各建物のいずれの階の上部を開口させて表示するかを指定する第1入力手段と、前記建物それぞれについて、この第1入力手段で指定された階の上部を開口させて表示する際に、この開口面より上に位置する前記構成要素については前記仮想住宅画像生成手段の対象から除外するとともに、この開口面より下に位置する前記構成要素については前記各構成要素のそれぞれを表示するか否かを判別して、表示しないと判別された前記構成要素については前記仮想住宅画像生成手段の対象から除外する第1判別手段と、前記各建物のうちで前記仮想3次元空間内に構築する範囲を指定する第2入力手段と、前記各建物の前記各構成要素のそれぞれについて、前記第2入力手段で指定された範囲以外は前記仮想住宅画像生成手段の対象から除外する第2判別手段と、前記仮想住宅画像生成手段によって生成された前記3次元画像を表示する表示手段とを備え、前記第1判別手段および前記第2判別手段をともに無効とする第1表示モードと、前記第1判別手段を有効としつつ前記第2判別手段は無効とする第2表示モードと、前記第2判別手段を有効としつつ前記第1判別手段は無効とする第3表示モードとを選択可能に構成したことを特徴とする。
ここで、前記構成要素それぞれについて前記第2表示モードで表示するか否かのフラグ情報を前記属性情報の一部として予め設定しておき、前記第1判別手段はこのフラグ情報に基づいて前記各構成要素のそれぞれを表示するか否かを判別するようにしてもよい。
この発明の住宅用3次元CGシステムによれば、前記第1表示モードでは、通常の3次元表示を行うことができ、前記第2表示モードでは、敷地に高低差がある複数の建物を対象とした場合であっても各敷地の建物を同じ一定の高さでクリッピングして3次元鳥瞰表示を行うことができ、前記第3表示モードでは建物の指定された断面の3次元表示を行うことができ、これらの表示モードを自由に選択できる。これにより、単一の住宅用3次元CGシステムにおいて多様な3次元表示が可能となり、プレゼンテーションなどでの訴求力が大きく向上する。また、前記前記第2表示モードでは、例えば、照明器具などの空間障害物を予め前記属性情報の設定で区別しておけば、3次元鳥瞰表示時の表示対象から除外できるので、より見やすい表示を実現できる。さらに、例えば、隣接する敷地間に高低差があっても、それぞれの家をすべて1階でクリッピングして鳥瞰表示を行い、各家の1階部分に窓から差し込む太陽光をシミュレーションすることなども可能となる。
また、本発明の住宅用3次元CGシステムにおいて、前記第1判別手段は、前記開口面から下方向の所定距離内に存在する前記構成要素についても前記仮想住宅画像生成手段の対象から除外することを特徴としてもよい。
この発明の住宅用3次元CGシステムによれば、例えば、通常大人が作業する高さのものは、表示対象から除外することが可能になる。これにより、鳥瞰表現でありながらも実生活の目線を反映した表現が可能となり、子供や老人などの目線にも切り換え可能なユニバーサルデザイン対応とすることもできる。
また、本発明の住宅用3次元CGシステムにおいて、前記第2判別手段は、前記各建物から指定された部屋のみを前記仮想住宅画像生成手段の対象に限定した上で、前記第2入力手段で指定された範囲以外も前記仮想住宅画像生成手段の対象から除外することを特徴としてもよい。
この発明の住宅用3次元CGシステムによれば、各建物全体の断面図だけでなく、希望する部屋毎の断面図を作成することが可能となる。
本発明の住宅用3次元CGシステムによれば、単一の住宅用3次元CGシステムにおいて多様な3次元表示が可能となり、プレゼンテーションなどでの訴求力が大きく向上する。また、前記前記第2表示モードでは、例えば、照明器具などの空間障害物を予め前記属性情報の設定で区別しておけば、3次元鳥瞰表示時の表示対象から除外できるので、より見やすい表示を実現できる。さらに、例えば、隣接する敷地間に高低差があっても、それぞれの家をすべて1階でクリッピングして鳥瞰表示を行い、各家の1階部分に窓から差し込む太陽光をシミュレーションすることなども可能となる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。なお、上述の従来技術やその他の公知の技術によってすでに実現されている内容についての説明は極力省略し、主に本発明の特徴的な内容として、
A.3次元CGシステム全体の構成
B.建物入力用中間ファイルのデータ構造
C.敷地外構入力用中間ファイルのデータ構造
D.クリッピング機能
などの項目について説明を行う。
<A.3次元CGシステム1全体の構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る住宅建築用の3次元CGシステム1の概略構成図である。
図1に示すように、3次元CGシステム1は、キーボード30やマウス31などを有する入力装置3を備えるとともに、プロジェクタやプラズマディスプレーなどの表示装置4に接続されているコンピュータ装置2を動作環境とするシステムである。マウス31上面の先端側には内蔵されたマイクロスイッチなどをON/OFFする左ボタン31aおよび右ボタン31bがそれぞれ設けられ、さらにこれらのボタンの間に回転状態を検出可能なホイール31cが設けられている。コンピュータ装置2としては、例えば、デスクトップタイプやノートタイプのパーソナルコンピュータなどが挙げられるが、これらに限るものではない。
コンピュータ装置2は、その内部で動作するプログラムとして、住宅設計用のCADソフト5と、設計中の住宅の3次元CG表示などを行うCGアプリケーション6とを有している。
CADソフト5は、これを使用することで住宅設計のCADデータ7の入力および編集などが可能となる。ここで、CADソフト5自体は公知の技術を用いる汎用CADソフトであってもよいし、専用ソフトであってもよい。CADデータ7は汎用的なデータ形式に限るものではなく、専用のデータ形式であってもよい。CADデータ7の入力および編集は必ずしもこの3次元CGシステム1で行わなくてもよい。例えば、他のシステムで入力および編集を行ったCADデータ7を、ネットワーク経由やリムーバブルメディアなどを介して読み込むようにしてもよい。なお、このCADデータ7には、住宅自体の構造などのデータだけでなく、敷地の位置情報や形状、さらにその敷地内の建物の配置情報などが含まれているものとする。
CADソフト5はその機能の1つとして、CADデータ7を、階層構造を持つ建物入力用中間ファイル8および敷地外構入力用中間ファイル9に変換して出力するコンバータ5aを有している。ここで、建物入力用中間ファイル8や敷地外構入力用中間ファイル9のデータ形式としては、例えば、XVL形式が挙げられるが、これに限るものではない。なお、汎用的なデータ形式のCADデータを一般的な中間ファイルに変換するコンバータソフトなどは公知であるが、コンバータ5aの基本的な動作自体はそれらと同様であるものの、出力形式がそれらとは異なり、住宅CG用に最適化された階層構造を持つ中間ファイルである。なお、建物入力用中間ファイル8は家座標系で出力され、敷地外構入力用中間ファイル9は敷地座標系で出力される。
コンバータ5aをCADソフト5の機能の1つとするには様々な実装方法が考えられる。例えば、コンバータ5aをCADソフト5の内部プログラムとしてもよいし(この場合、CADソフト5は公知のものではなくなる)、コンバータ5aを外部プログラムとしておいてCADソフト5のメニューから起動できるようにしてもよいし、あるいは、コンバータ5aをCADソフト5用のプラグインソフトとしてもよいが、これらの実装方法に限るものではない。
CGアプリケーション6は、コンバータ5aから出力された建物入力用中間ファイル8および敷地外構入力用中間ファイル9を読み込み、これらに格納されているデータに基づいてコンピュータグラフィックによって住宅を仮想的3次元空間内に仮想構築する。そして、仮想的人物の視点および視線方向を想定し(その位置にカメラを配置したと想定してもよい)、その想定に基づいて住宅の3次元画像を生成して、その3次元画像を表示装置4に表示する。また、ユーザによる入力装置3の操作に応じてこの視点を仮想的3次元空間内で移動させたり視線方向を変更するとともに、前記3次元画像を更新する。このようにすることで、ユーザは3次元表示された住宅の内外を自由にウォークスルーすることができる。また、ユーザによる入力装置3からの操作に応じて、CGアプリケーション6は建物入力用中間ファイル8に対して必要な変更を加えており、表示されている3次元画像と建物入力用中間ファイル8の内容との整合性を維持する。
また、CGアプリケーション6はクリッピング機能を有しており、3次元表示された住宅を一定の高さでクリッピングしてその内部がわかりやすいように鳥瞰表示を行ったり、指定した部屋のみの鳥瞰図を作成することが可能である。なお、このクリッピング機能についての詳細は<D>で後述する。
さらに、このCGアプリケーション6は、入力装置3からの操作に応じて建物入力用中間ファイル8に加えた変更内容を記憶しており、記憶している変更内容を、建物入力用中間ファイル8と同等の階層構造を持つ建物出力用中間ファイル10として出力することができる。あるいは、記憶している変更内容をその他の所定形式の変更情報として出力できるようにしてもよい。
なお、CADソフト5は建物出力用中間ファイル10を読み込み、その内容に基づいてCADデータ7の該当箇所を変更することができる。このようにすることで、入力装置3からの操作に応じて様々な変更が加えられた後の住宅の3次元表示内容に合致するCADデータ7を得ることができる。
<B.建物入力用中間ファイル8のデータ構造>
≪B1≫ 建物入力用中間ファイル8の概略
図2は、本実施形態に係る住宅建築用の3次元CGシステム1において、CADデータ7からの変換によって出力される建物入力用中間ファイル8の階層構造の概略図である。
図2に示すように、建物入力用中間ファイル8の最上位階層には、マテリアル81、テクスチャ82、カメラ83、光源84、および家ルートグループ85が出力される。家ルートグループ85の下位の階層には、家グループ850が出力される。さらに、家グループ850の下位の階層には、仕様グループ851、外部グループ852、内部グループ853、屋根グループ854、基礎グループ855、および構造躯体グループ856が出力される。
ここで、仕様グループ851は、大分類「仕様」の情報が記述されるグループである。外部グループ852は、大分類「外構、屋外」の情報が記述されるグループである。内部グループ853は、大分類「屋内」の情報が記述されるグループである。屋根グループ854は、大分類「屋根」の情報が記述されるグループである。基礎グループ855は、大分類「基礎」の情報が記述されるグループである。構造躯体グループ856は、大分類「構造」の情報が記述されるグループである。
また、各グループは、基本属性およびユーザ定義可能な一般ユーザ属性を有している。基本属性としては、例えばグループIDなどが挙げられる。一般ユーザ属性としては、各グループに共通する属性とグループごとの個別の属性がある。
≪B2≫ 共通一般ユーザ属性
図3は、建物入力用中間ファイル8に記述される各グループのすべてに付加される一般ユーザ属性の中で共通な属性(以下では「共通属性」と記す)を示す。
図3に示すように、共通属性として「表示名称」、「表示ON/OFF」、および「グループ種類」の3つが存在する。属性「表示名称」はCGアプリケーション6で表示する名称である。属性「表示ON/OFF」はCGアプリケーション6での表示のON/OFFを設定するフラグであり、1が表示ONに対応し、0が表示OFFに対応する。属性「グループ種類」はCGアプリケーション6で認識するグループの種類であり、定義がない場合は通常のグループとして認識され、“Product”の場合はプロダクトとして認識される。
≪B3≫ 共通グループ
次に、建物入力用中間ファイル8の共通グループについて説明する。なお、共通グループごとに複数のグループが存在する場合にそれらを区別して説明するため、必要に応じて参照符号の末尾に英小文字を付加する。
≪B3.1≫ 仕上げ材グループ801
図4は、建物入力用中間ファイル8の共通グループのうち、同一仕上げ材、同一候補色の部位形状をまとめる仕上げ材グループ801の一般ユーザ属性を示す。図5は、この仕上げ材グループ801の構造を示す。
図4に示すように、仕上げ材グループ801は、共通属性の他に個別の一般ユーザ属性として「部材ID」、「候補色番号」、「マテリアル名」、および「色番号」を持つ。これらの属性はいずれも必須のものである。
また、仕上げ材グループ801以下にはこの仕上げ材の部位形状を持つ本体および部位形状が記述される。例えば、図5に示すように、仕上げ材n(801n)の下にProduct(部材n)803nが記述され、その下にシェル807が記述される。
≪B3.2≫ 部品種類グループ802
図6は、建物入力用中間ファイル8の共通グループのうち、出力される部品を種類ごとにまとめるための部品種類グループ802の構造を示す。なお、この部品種類グループ802は、共通属性のみを持ち、個別の一般ユーザ属性は持たない。
部品種類グループ802以下には同一種類の部品のみが記述され、同一種類の部品の認識を容易にしている。例えば、図6に示すように、部品種類n(802n)の下にProduct(部材n)803nが記述され、その下にShape(図形n)806nが記述され、さらにその下にシェルn(807n)が記述される。
また、部材の階層構造を示すために、Product(部材n)803nの下にProduct(子部材m)8031mを記述したり、その下にさらにProduct(孫部材l)8032lを記述したりしてもよい。なお、Product(部材n)803nと同様に、Product(子部材m)8031mの下にはShape(図形m)806mが記述され、その下にはシェルm(807m)が記述される。Product(孫部材l)8032lの下にはShape(図形l)806lが記述され、その下にはシェルl(807l)が記述される。
≪B3.3≫ Product(部材)グループ803
図7は、建物入力用中間ファイル8の共通グループのうち、CADデータ7に入力されている部材の属性および形状が記述されるProduct(部材)グループ803の一般ユーザ属性を示す。
本体部材は、上述した仕上げ材グループ801の下に作成される。配置部材は、上述した部品種類グループ802の下に作成される。親部材、子部材、孫部材は、CADデータ7における階層構造のまま出力される。図形を持たない部材は、建物入力用中間ファイル8に出力しないことを基本とするが、それ自身に図形がなくても子部材以下に図形が存在する場合には、図形は持たずに一般ユーザ属性のみを持つグループとして出力される。
Product(部材)グループ803は、共通属性の「グループ種類」に“Product”を設定する。また、共通属性の他に個別の一般ユーザ属性として、図7に示すように、「配置/本体フラグ」、「実体フラグ」、「実体・リンクグループID」、各種のCAD情報、「変更フラグ」、および「変更情報」を持つ。
ここで、属性「配置/本体フラグ」は、配置(0)であるか本体(1)であるかを示す。
属性「実体フラグ」は、実体(0)であるかリンク(1)であるかを示す。外部建具や内部建具のように複数の本体に関係する配置は、すべての本体から参照できるような構造とするため、部品の実体は1つのみとするとともに他の部品はその実体へのリンクを持つ部品とする。また、これらの対応関係は、属性「実体・リンクグループID」に対応するリンクまたは実体のグループIDを設定するようにする。
属性「分類」は、部品の種類を区別することでCGアプリケーション6が適切な処理を自動的に実行できるようにする。例えば、ドラッグ&ドロップに対する適切な処理を選択することが可能になる。すなわち、属性「分類」の値が同じであれば置換処理を行い、異なっていれば配置処理を行うようにすればよい。例えば、皿(「分類」=“テーブルウェア”)をテーブルの上にドラッグ&ドロップするとテーブルの上に皿が置かれるが、同様の操作を他のダイニングテーブル(「分類」=“テーブル”)で行うとテーブルが置き換えられる。また、テーブルを選択した状態で、メニューもテーブル関連を初期表示する仕組みを取ることなども可能である。
属性「入力階」は、その部品がどの階に置かれているかを認識できるようにする。これは、マテリアルやテクスチャの変更はあらゆる階層で行えるものの、階層構造上は「階」の認識ができないためである。部品ごとに属性「入力階」を持たせることで、CGアプリケーション6による階単位の制御をできるようにしている。例えば、1階に配置してあるすべてのドアのマテリアルを同時に変更することが可能となる。
属性「配置コード」には、その部品の配置についての制約条件などを設定する。例えば、内壁付き、器具付き、部屋中心付き、任意などが挙げられる。任意に設定されているとき、その部品はあらゆる場所に配置できることを意味する。
属性「高さコード」には、その部材がどの高さレベルを基準に取り付くかを設定する。例えば、床高さ、GL高さ、下基準高さ、天井高さなどが挙げられる。床高さに設定されているとき、各部屋の床面を基準に取り付くことを意味する。
属性「丸めコード」には、その部材を配置する際にモジュールなどに則って配置されるものなのかを定義する。丸めなしと定義されていれば、建物のモジュールに関係なく配置ができる。例えば、サッシなどは軸組みの関係上、建物モジュールを基準に取り付くが、この場合は通常N/2などの丸めで入力する。
属性「取り付け高さ」には、その部材が上記「高さコード」を基準としてどの高さに取り付くかを定義する。例えば、スイッチなどは、上記「配置コード」=“内壁付き”、上記「高さコード」=“床高さ”、「取り付け高さ」=1500というような定義をする。例えば、テーブルにように床に接触しているものでは、「取り付け高さ」=0になる。
属性「鳥瞰時表示OFF」は、CGアプリケーション6で鳥瞰表現を行う場合の表示を制御する。これは、照明器具などのように天井や天井に取り付く部材があると、鳥瞰図としては見にくいためであり、鳥瞰表現を行う場合にそのような部材の表示をOFFにすることを可能とするためである。
属性「操作ロック」には、その部材に対してCGアプリケーション6によるどのような操作を許すかを定義するフラグ群である。左から順に「移動回転」、「置換」、「削除」、「複写」、「表示制御設定」、「テクスチャ変更」、「マテリアル変更」、「X方向変形」、「Y方向変形」、「Z方向変形」、「衝突検知制御」、および「影の計算制御」に対応しており、各ビットの1が許可を示し、0が不可を示す。
属性「見せ場フラグ」は、CGアプリケーション6で視点(カメラ)の呼び出しが行われたときにその部材を見せるかどうかを定義する。カメラの初期呼び出し時に、その部屋で「見せ場フラグ」が定義されている部材のうち、最も近いものを注視点とすることができる。これにより、カメラを選択するだけで説明したいポイントを自動的に初期表示することが可能になる。
属性「CGコメント」には、CGアプリケーション6の操作中にその部品がアクティブになった場合のテロップ表示用のコメント内容を設定する。このコメント内容は、その部品の製作元のメーカーが提供するようにしてもよく、これによって製作者の意図を直接お客様に伝えることができるようになる。さらに、属性「CGURL」には、CGアプリケーション6からジャンプ可能なリンク情報を定義する。ここで、製作元のメーカーのホームページのURLなどを指定することにより、上記のコメント内容だけでは伝えられない商品バリエーションや詳細な説明を行うことが可能となる。
属性「変更フラグ」は、CGアプリケーション6の操作中にその部品に対して変更が行われた(1)か否(0)かを示す。属性「変更情報」には、CGアプリケーション6の操作中の具体的な変更内容が記憶される。この情報は、CGアプリケーション6の操作終了時などに、例えば、変更リストとして出力するようにしてもよい。CGアプリケーション6を営業担当者が顧客に対する折衝目的で用いていた場合には、その記録として残すことができる。また、図1を参照して説明したように、すべての部材などの属性「変更情報」をまとめて建物出力用中間ファイル10として出力し、それをCADデータ7に反映させることもできる。
≪B3.4≫ Shape(図形)グループ806
Product(部材)の形状の中でグルーピングされた図形形状はShape(図形)グループ806に記述される。このShape(図形)グループ806は、共通属性のみを持ち、個別の一般ユーザ属性は持たない。
≪B3.5≫ シェルグループ807
図8は、建物入力用中間ファイル8の共通グループのうち、形状を記述する単位であるシェルグループ807の一般ユーザ属性を示す。
このシェルグループ807は、共通属性の他に個別の一般ユーザ属性として、図8に示すように、「マテリアル名」、「色番号」、および「構成材質コード」を持つ。これらの属性はいずれも必須のものである。
≪B4≫ 建物入力用中間ファイル8の階層構造の詳細
次に、建物入力用中間ファイル8のグループのうち、本実施形態の特徴となるものについて説明する。
≪B4.1≫ 家ルートグループ85
家ルートグループ85は、建物入力用中間ファイル8に記述される複数の家の形状をまとめるグループである。この家ルートグループ85は、共通属性のみを持ち、個別の一般ユーザ属性は持たない。
≪B4.2≫ 家グループ850
家グループ850は、1棟の家の形状が記述されるグループである。この家グループ850は、共通属性の他に個別の一般ユーザ属性として、図9に示すように、「出力バージョン」、「建物最小最大」、「プロジェクト名」、「プラン名」、および「家情報」を持つ。
≪B4.3≫ 仕様グループ851
仕様グループ851は、家の仕様情報が記述されるグループである。この仕様グループ851は、共通属性の他に個別の一般ユーザ属性として、図10に示すように、1階および地下1階それぞれのGL高さ、1〜4階および地下1階それぞれの下基準高さ、1〜4階および地下1階それぞれの上基準高さ、1〜4階および地下1階それぞれの屋根基準高さ、1〜4階および地下1階それぞれの床基準高さ、「商品コード」、「モジュール長さ」、および「色テーブル情報」を持つ。これらの属性はいずれも必須のものである。なお、階数はこのように地下1階〜4階に限るものではなく、必要に応じて増減してもよい。その場合は、この仕様グループ851の一般ユーザ属性もそれに応じて追加・削除することになる。
≪B4.4≫ 外部グループ852
外部グループ852は、家の外部形状と外部を構成する部材の各種属性が記述されるグループである。この外部グループ852は、共通属性のみを持ち、個別の一般ユーザ属性は持たない。この外部グループ852の構造を図11に示す。
外部の出力対象部材としては次のものが挙げられる。すなわち、本体系としては外形、袖壁、アルコーブ、パラペット、出窓などであり、配置系としては屋外付帯、外部建具ドア、外部建具窓、外部付帯(雨戸、面格子、窓手摺、内障子)などである。
図11に示すように、本体の部位形状については、合成されていない部位形状が仕上げ材グループ801ごとに出力される。配置については、部品種類802(外部建具ドア、外部建具窓、外部付帯、屋外付帯)ごとに分類し、CGアプリケーション6によって部品種類802ごとの操作を可能とする。部品種類802以下では、部品ごとに形状を記述する構造とする。出力される図形は、配置に中間ファイル形式の図形が定義されていない場合はCADデータ7内の図形が変換されて出力され、配置に中間ファイル形式の図形が定義されている場合にはそれに置き換えて出力される。
外部建具ドア、外部建具窓などのように外部と部屋の境界にある配置については、外部に実体部品を持つとともに部屋にリンク部品を持つ構造とする。このとき、その実体部品の一般ユーザ属性では、「実体フラグ」が0にされるとともに、「実体・リンクグループID」にそのリンク部品のグループIDが定義される。一方、そのリンク部品の一般ユーザ属性では、「実体フラグ」が1にされるとともに、「実体・リンクグループID」にその実体部品のグループIDが定義される。
袖壁、アルコーブ、パラペットなどの外部本体であって仕上げ材属性が定義されていない本体の部位は、外壁の部位として出力される。
≪B4.5≫ 内部グループ853
内部グループ853は、家の内部形状が記述されるグループである。この内部グループ853は、共通属性のみを持ち、個別の一般ユーザ属性は持たない。この内部グループ853の下には、室グループ808、Product(部屋)グループ805、Product(部品)グループ804、Product(部材)グループ803、鳥瞰の蓋グループ809、および蓋形状グループ8090などがある。この内部グループ853の構造を図12に示す。
内部の出力対象部材としては次のものが挙げられる。すなわち、本体系としては部屋、収納、間仕切り壁、上り床・下り床、勾配天井などであり、配置系としては内部建具、備品、畳、床の間、階段、家具、システムキッチン、電気設備などである。
図12に示すように、内部は、部屋や合成部屋(壁開口で繋がった部屋)などのように1つとして扱われる空間(室)単位で(室グループ808ごとに)形状が出力される。室グループ808には、部屋とその形状、部屋に含まれる部材(本体、配置)とその形状が記述される。部位形状は、合成されていない部位形状が仕上げ材グループ801ごとに出力される。ここで、室グループ808は、共通属性のみを持ち、個別の一般ユーザ属性は持たない。また、Product(部屋)グループ805は、部屋・収納の形状が記述されるグループである。Product(部品)グループ804、およびProduct(部材)グループ803は、室に属している部品(配置)、部材(本体)形状が記述されるグループである。
配置形状は、存在する空間(室)の下に部品として記述される。部品形状の出力は、上述の外部グループ852の場合と同様である。
内部建具は、一方の室に実体部品を持つとともに他方の室にリンク部品を持つ構造とする。このとき、その実体部品の一般ユーザ属性では、「実体フラグ」が0にされるとともに、「実体・リンクグループID」にそのリンク部品のグループIDが定義される。一方、そのリンク部品の一般ユーザ属性では、「実体フラグ」が1にされるとともに、「実体・リンクグループID」にその実体部品のグループIDが定義される。
屋内壁、特殊床などの内部本体であって仕上げ材属性が定義されていない本体の部位は、所属する室の部位として出力される。
また、CGアプリケーション6による鳥瞰表現時に壁の中が透けて見えるのを避けるため、壁と壁との間の蓋形状からなる蓋形状グループ8090が各階に作成され、鳥瞰の蓋グループ809の下に出力される。ここで、鳥瞰の蓋グループ809は、共通属性のみを持ち、個別の一般ユーザ属性は持たない。また、蓋形状グループ8090は、共通属性の他に個別の一般ユーザ属性として、図13に示すように「階」、および「蓋高さ」を持つ。なお、この「蓋高さ」は、家の所定階までの内部が見えるように鳥瞰表示を行う際、CGアプリケーション6によるクリッピングの基準となる階別表示上限高さ情報に該当する。
≪B4.6≫ 屋根グループ854
屋根グループ854は、家の屋根形状が記述されるグループである。この屋根グループ854は、共通属性のみを持ち、個別の一般ユーザ属性は持たない。この屋根グループ854の構造を図14に示す。
屋根の出力対象部材としては次のものが挙げられる。すなわち、本体系としては屋根、軒先カット、寄棟納まりなどであり、配置系としては屋根付帯などである。
図14に示すように、屋根の部位形状については、合成されていない部位形状が仕上げ材グループ801ごとに出力される。配置については、部品種類802(屋根付帯)ごとに分類し、CGアプリケーション6によって部品種類802ごとの操作を可能とする。部品種類802以下では、部品804ごとに形状を記述する構造とする。部品形状の出力は、上述の外部グループ852の場合と同様である。
屋根付帯のトップライトは、屋根に実体部品を持つとともにトップライトが存在する室にリンク部品を持つ構造とする。このとき、その実体部品の一般ユーザ属性では、「実体フラグ」が0にされるとともに、「実体・リンクグループID」にそのリンク部品のグループIDが定義される。一方、そのリンク部品の一般ユーザ属性では、「実体フラグ」が1にされるとともに、「実体・リンクグループID」にその実体部品のグループIDが定義される。
≪B4.7≫ 基礎グループ855
基礎グループ855は、家の基礎形状が記述されるグループである。この基礎グループ855は、共通属性のみを持ち、個別の一般ユーザ属性は持たない。この基礎グループ855の構造を図15に示す。
基礎の出力対象部材としては次のものが挙げられる。すなわち、本体系としては基礎であり、配置系としては基礎付帯である。
図15に示すように、基礎の部位形状については、合成されていない部位形状が仕上げ材グループ801ごとに出力される。配置については、部品種類802(屋根付帯)ごとに分類し、CGアプリケーション6によって部品種類802ごとの操作を可能とする。部品種類802以下では、部品804ごとに形状を記述する構造とする。部品形状の出力は、上述の外部グループ852の場合と同様である。
≪B4.8≫ 構造躯体グループ856
構造躯体グループ856は、家の構造躯体形状が記述されるグループである。この構造躯体グループ856は、共通属性のみを持ち、個別の一般ユーザ属性は持たない。この構造躯体グループ856の構造を図16に示す。
構造躯体の出力対象部材は配置系のみであり、柱、柱金物、壁パネル、壁枠、壁金物、屋根パネル、トラス、床組、床パネル、床金物、土台、天井パネル、天井金物などが挙げられる。
図16に示すように、配置については、部品種類802(屋根付帯)ごとに分類し、CGアプリケーション6によって部品種類802ごとの操作を可能とする。部品種類802以下では、部品804ごとに形状を記述する構造とする。部品形状の出力は、上述の外部グループ852の場合と同様である。
<C.敷地外構入力用中間ファイル9のデータ構造>
図17は、本実施形態に係る住宅建築用の3次元CGシステム1において、CADデータ7からの変換によって出力される敷地外構入力用中間ファイル9の階層構造の概略図である。
図17に示すように、敷地外構入力用中間ファイル9の最上位階層には、マテリアル81、テクスチャ82、カメラ83、光源84、および敷地外構ルートグループ95が出力される。この敷地外構ルートグループ95の下位の階層には、敷地・環境グループ951、外構・造園グループ952、点景グループ953および家位置グループ954が出力される。
ここで、外構・造園グループ952は、大分類「敷地の外構」の情報が記述されるグループである。点景グループ953は、大分類「敷地の点景」の情報が記述されるグループである。敷地・環境グループ951は、大分類「敷地の外構」および「敷地の点景」以外の情報が記述されるグループである。家位置グループ954については後述する。
また、各グループは、基本属性およびユーザ定義可能な一般ユーザ属性を有している。基本属性としては、例えばグループIDなどが挙げられる。一般ユーザ属性としては、各グループに共通する属性とグループごとの個別の属性がある。
≪C.1≫ 敷地外構ルートグループ95
敷地外構ルートグループ95は、敷地外構入力用中間ファイル9に記述される敷地外構形状をまとめるグループである。この敷地外構ルートグループ95は、共通属性の他に個別の一般ユーザ属性として、図18に示すように、「単位」、「緯度経度」、および「方位」を持つ。
ここで、「単位」には、敷地外構入力用中間ファイル9全体の単位(例えばmm)が出力される。「緯度経度」は、緯度、経度の順に設定される。「方位」には、CADソフト5で方位が入力されている場合は南北方向のベクトルが出力され、方位が入力されていない場合には敷地座標系Y方向を南北方向とするベクトルが出力される。
≪C.2≫ 敷地・環境グループ951
敷地・環境グループ951は、敷地形状を記述するグループである。この敷地・環境グループ951は、共通属性のみを持ち、個別の一般ユーザ属性は持たない。出力対象部材としては本体系のみであり、敷地外形、道路、宅盤・法面、堀込み・地下車庫、アプローチ階段などが挙げられる。
図19に示すように、本体の部位形状については、合成されていない部位形状が仕上げ材グループ801(図4も併せて参照)ごとに出力される。仕上げ材グループ801以下には、この仕上げ材の部位形状を持つ本体および部位形状が記述される。例えば、Product(部材n)803が記述され、その下にさらにシェルが記述される。
≪C.3≫ 外構・造園グループ952
外構・造園グループ952は、外構形状を記述するグループである。この外構・造園グループ952は、共通属性のみを持ち、個別の一般ユーザ属性は持たない。出力対象部材はとしては配置系のみであり、外構付帯などが挙げられる。
図20に示すように、配置については、部品種類802(外構付帯)ごとに分類し、CGアプリケーション6によって部品種類802ごとの操作を可能とする。部品種類802以下では、部品ごとに形状を記述する構造とする。部品形状の出力については、図6を参照して説明した部品種類グループ802と同様である。
≪C.4≫ 点景グループ953
点景グループ953は、点景形状を記述するグループである。この点景グループ953は、共通属性のみを持ち、個別の一般ユーザ属性は持たない。出力対象部材はとしては配置系のみであり、点景などが挙げられる。
図21に示すように、配置については、部品種類802(点景)ごとに分類し、CGアプリケーション6によって部品種類802ごとの操作を可能とする。部品種類802以下では、部品ごとに形状を記述する構造とする。部品形状の出力については、図6を参照して説明した部品種類グループ802と同様である。
≪C.5≫ 家位置グループ954
家位置グループ954は、建物入力用中間ファイル8へのリンクを持つグループで、家形状のルートとなるグループである。この家位置グループ954は、共通属性のみを持ち、個別の一般ユーザ属性は持たない。家座標系から敷地座標系への変換マトリクスは、図22に示すように、家位置グループ954の基本属性の「回転」および「移動」に設定される。例えば、家座標系と敷地座標系における高さ方向の差(家の敷地高さ情報)もここに設定される。
<D.クリッピング機能>
CGアプリケーション6のクリッピング/鳥瞰表示機能は、従来技術でも実現されているものと同様のダイナミックなクリッピング機能と、建物入力用中間ファイル8および敷地外構入力用中間ファイル9内に記述されているクリッピング高さに従ってクリッピングするスタティックなクリッピング機能(鳥瞰表示機能)である。これらは、CGアプリケーション6で鳥瞰表示でのプレゼンテーションや断面表示でのプレゼンテーションのために提供される機能である。
なお、ダイナミック・クリッピングおよびスタティック・クリッピングがともに有する特徴として次の点が挙げられる。まず、クリッピング時のウォークスルーやクリッピング時の画面出力が可能である。鳥瞰の蓋グループ809(図12参照)に属する形状はなく、壁の裏面が見える。また、カメラ位置は移動せず、クリッピングを指示する直前のカメラ位置で表現される。なお、カメラ位置の移動は、ユーザの操作により行うものとする。
≪D1≫ ダイナミック・クリッピング
ダイナミック・クリッピングは、図23に示すように、CGアプリケーション6のナビゲーション・ウィンドウのクリッピング機能でxy、yz、zxすべての平面でクリッピングする機能である。
クリッピングする家(家グループ850:図2参照)をマウス31などで指示し、ナビゲーション・ウィンドウを表示すると、指示した家座標系でナビゲーション・ウィンドウが表示される。家を指示せずにナビゲーション・ウィンドウを表示した場合は、敷地座標系でナビゲーション・ウィンドウが表示される。クリッピングの表示領域については、家を指示した場合、指示した家の最小最大領域よりやや広い領域とする。家を指示しなかった場合は、敷地全体の最小最大領域よりやや広い領域とする。ナビゲーション・ウィンドウに表示される表示領域を狭めることでダイナミックなクリッピングを実現することができる。
なお、このダイナミック・クリッピングでは、点景(点景グループ953:図17参照)はカットされる。太陽光計算結果は、クリッピング前の状態とする。つまり、表示領域の高さを下げて鳥瞰的な表現を行った場合、部屋の中は天井・屋根がある状態の明るさで表現される。
≪D2≫ スタティック・クリッピング
スタティック・クリッピングは、建物入力用中間ファイル8の蓋形状グループ8090(図12参照)に設定されている一般ユーザ属性「階」および「蓋高さ」(図13参照)を取得し、それらの属性に従ってクリッピングを行う機能である。属性「階」には、例えば「1階」といった階名を表す文字列が記述され、属性「蓋高さ」にはクリッピングする高さ(z座標値)が記述されており、該当建物のクリッピングを行う階と高さの情報が得られる。CGアプリケーション6は、建物入力用中間ファイル8をインポートする際、各家グループ850(図2参照)のクリッピングする階と高さの情報をすべて取得する。これにより、取得したすべての階で鳥瞰表現が実現可能となる。
図24は、CGアプリケーション6における座標系の説明図である。図25は、スタティック・クリッピングにおける表示内容の指定ダイアログの一例である。図26は、スタティック・クリッピングの説明図である。図27は、スタティック・クリッピングを用いて各家の内部を同じ階でクリッピングして鳥瞰表示した例である。
各家グループ850の各階のクリッピング高さは、家座標系の高さであるため、これを敷地座標系の高さに変換してクリッピングする。また、複数棟のプランの場合、各家の階のクリッピング高さでクリッピングを行う。例えば、図24に示すように、隣接する敷地に高低差があり、そこにそれぞれ家H1および家H2がたてられている場合、家H1の各階のクリッピング高さは家座標系Z1の高さであり、家H2の各階のクリッピング高さは家座標系Z2の高さである。そして、これらを敷地座標系Zの高さに変換してクリッピングする。
どの階でクリッピングをするかを指定するには、例えば図25に示すようなダイアログボックスを表示させ、ドロップダウンリストボックスによって階指定などを行うようにしてもよい。そこで例えば「1階」が指定された場合、図26に示すように、家H1および家H2それぞれの1階でクリッピングが行われる。なお、ここでは、点景はクリッピングしないものとし、太陽光計算結果はクリッピング前後を指定可能としているが、これに限るものではない。
また、単にクリッピングしたのでは、例えば照明器具などの空間障害物が邪魔になって表示が見難くなることも考えられるので、予め障害物を指定することで、より見やすい鳥瞰表現を実現する。具体的には、CGアプリケーション6の表示制御において、各Productの一般ユーザ属性「鳥瞰時表示OFF」と「入力階」(図7参照)をチェックし、属性「鳥瞰時表示OFF」が1(鳥瞰時表示OFF)でかつ「入力階」が指定された階と等しい場合はそのProductは表示しないように構成しておき、空間障害物に該当するものの属性「鳥瞰時表示OFF」を1に設定しておく方法などが考えられる。
さらに、通常大人が作業する高さ(例えば900mm以上)のものは、クリッピング時に表示させないような制御を加えてもよい。これにより、鳥瞰表現でありながら実生活の目線での表現が可能になる。なお、この高さ情報は外部テーブルから読み込むような構成としてもよく、これにより子供や老人などの目線にも切り換えて表示することが可能となり、いわゆるユニバーサルデザイン対応にすることができる。
図27は、スタティック・クリッピングを用いて各家の内部を同じ階でクリッピングして鳥瞰表示した例である。このようなスタティック・クリッピングにより、敷地に高低差がある複数の建物を対象とした場合であっても、各敷地の建物を同じ一定の高さでクリッピングして3次元で鳥瞰表示することが可能となる。例えば、各家をすべて1階でクリッピングして鳥瞰表示を行い、各家の1階部分に窓から差し込む太陽光をシミュレーションすることも可能である。
また、家の内部の特定の部屋を指定してクリッピングを行う場合、その部屋に属するProductのみを表示の対象とすることを選択可能としてもよい。これにより、指定した部屋のみの鳥瞰表示や鳥瞰図作成が可能となる。
なお、本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明の一実施形態に係る住宅建築用の3次元CGシステムの概略構成図である。 本実施形態に係る住宅建築用の3次元CGシステムにおいて、CADデータからの変換によって出力される建物入力用中間ファイルの階層構造の概略図である。 建物入力用中間ファイルに記述される各グループのすべてに付加される一般ユーザ属性の中で共通な属性を示す。 建物入力用中間ファイルの共通グループのうち、同一仕上げ材、同一候補色の部位形状をまとめる仕上げ材グループの一般ユーザ属性を示す。 仕上げ材グループの構造を示す。 建物入力用中間ファイルの共通グループのうち、出力される部品を種類ごとにまとめるための部品種類グループの構造を示す。 建物入力用中間ファイルの共通グループのうち、CADデータに入力されている部材の属性および形状が記述されるProduct(部材)グループの一般ユーザ属性を示す。 建物入力用中間ファイルの共通グループのうち、形状を記述する単位であるシェルの一般ユーザ属性を示す。 家グループの一般ユーザ属性を示す。 仕様グループの一般ユーザ属性を示す。 外部グループの構造を示す。 内部グループの構造を示す。 蓋形状グループの一般ユーザ属性を示す。 屋根グループの構造を示す。 基礎グループの構造を示す。 構造躯体グループの構造を示す。 本実施形態に係る住宅建築用の3次元CGシステムにおいて、CADデータからの変換によって出力される敷地外構入力用中間ファイルの階層構造の概略図である。 敷地外構ルートグループの一般ユーザ属性を示す。 敷地・環境グループの構造を示す。 外構・造園グループの構造を示す。 点景グループの構造を示す。 家位置グループの基本属性を示す。 本実施形態に係るCGアプリケーションのダイナミック・クリッピングにおけるナビゲーション・ウィンドウの表示例である。 本実施形態に係るCGアプリケーションにおける座標系の説明図である。 本実施形態に係るCGアプリケーションのスタティック・クリッピングの説明図である。 スタティック・クリッピングにおける表示内容の指定ダイアログの一例である。 スタティック・クリッピングを用いて各家の内部を同じ階でクリッピングして鳥瞰表示した例である。 高低差がある敷地に建てられている複数の家を住宅建築用の3次元CGシステムによって表示した例である。 従来技術による住宅建築用の3次元CGシステムにおける座標系の説明図である。 従来技術による住宅建築用の3次元CGシステムのクリッピング機能の説明図である。 従来技術による住宅建築用の3次元CGシステムのクリッピング機能を用いて各住宅内部を鳥瞰表示した例である。
符号の説明
1 3次元CGシステム
2 コンピュータ装置
3 入力装置
30 キーボード
31 マウス
31a 左ボタン
31b 右ボタン
31c ホイール
4 表示装置
5 CADソフト
5a コンバータ
6 CGアプリケーション
7 CADデータ
8 建物入力用中間ファイル
801 仕上げ材グループ
802 部品種類グループ
803 Product(部材)グループ
804 Product(部品)グループ
805 Product(部屋)グループ
806 Shape(図形)グループ
807 シェルグループ
808 室グループ
809 鳥瞰の蓋グループ
8090 蓋形状グループ
81 マテリアル
82 テクスチャ
83 カメラ
84 光源
85 家ルートグループ
850 家グループ
851 仕様グループ
852 外部グループ
853 内部グループ
854 屋根グループ
855 基礎グループ
856 構造躯体グループ
9 敷地外構入力用中間ファイル
10 建物出力用中間ファイル
H1 家
H2 家

Claims (4)

  1. 1棟以上の建物に関して、各建物の各構成要素についての3次元形状情報および属性情報と、各建物の各階上部を開口させて表示する際の階別表示上限高さ情報と、各建物の敷地高さ情報とを格納可能な記憶手段と、
    この記憶手段に格納されている前記3次元形状情報および前記属性情報と、前記階別表示上限高さ情報と、前記敷地高さ情報とに基づいてコンピュータグラフィックによって建物を仮想的3次元空間内に仮想構築するとともに、これらの建物の3次元画像を生成する仮想住宅画像生成手段と、
    前記仮想的3次元空間内で構築される各建物のいずれの階の上部を開口させて表示するかを指定する第1入力手段と、
    前記建物それぞれについて、この第1入力手段で指定された階の上部を開口させて表示する際に、この開口面より上に位置する前記構成要素については前記仮想住宅画像生成手段の対象から除外するとともに、この開口面より下に位置する前記構成要素については前記各構成要素のそれぞれを表示するか否かを判別して、表示しないと判別された前記構成要素については前記仮想住宅画像生成手段の対象から除外する第1判別手段と、
    前記各建物のうちで前記仮想3次元空間内に構築する範囲を指定する第2入力手段と、
    前記各建物の前記各構成要素のそれぞれについて、前記第2入力手段で指定された範囲以外は前記仮想住宅画像生成手段の対象から除外する第2判別手段と、
    前記仮想住宅画像生成手段によって生成された前記3次元画像を表示する表示手段とを備え、
    前記第1判別手段および前記第2判別手段をともに無効とする第1表示モードと、前記第1判別手段を有効としつつ前記第2判別手段は無効とする第2表示モードと、前記第2判別手段を有効としつつ前記第1判別手段は無効とする第3表示モードとを選択可能に構成したことを特徴とする住宅用3次元CGシステム。
  2. 請求項1に記載の住宅用3次元CGシステムにおいて、
    前記構成要素それぞれについて前記第2表示モードで表示するか否かのフラグ情報を前記属性情報の一部として予め設定しておき、
    前記第1判別手段はこのフラグ情報に基づいて前記各構成要素のそれぞれを表示するか否かを判別することを特徴とする住宅用3次元CGシステム。
  3. 請求項1または2に記載の住宅用3次元CGシステムにおいて、
    前記第1判別手段は、前記開口面から下方向の所定距離内に存在する前記構成要素についても前記仮想住宅画像生成手段の対象から除外することを特徴とする住宅用3次元CGシステム。
  4. 請求項1または2に記載の住宅用3次元CGシステムにおいて、
    前記第2判別手段は、前記各建物から指定された部屋のみを前記仮想住宅画像生成手段の対象に限定した上で、前記第2入力手段で指定された範囲以外も前記仮想住宅画像生成手段の対象から除外することを特徴とする住宅用3次元CGシステム。
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