JP4637971B2 - 家具レイアウトシミュレーション装置 - Google Patents

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Description

本発明は間取りを表す画像上に家具を配置させるシミュレーションを行なう装置に関し、特に、立体図を用いたものに関する。
従来、集合住宅や戸建住宅を購入したり賃貸したりする場合に、部屋の間取りにどのように家具を配置するかを検討することが必要となる。このような家具の配置の検討をする場合に、コンピュータ画面上に表された間取り図の上に、家具の画像を配置させることができるシミュレーション装置が種々提供されている。
特許文献1に記載の発明は、CADデータを用いることなく、2次元のラスターデータからなる間取り図を用い、これに、家具画像データを配置するものが示されている。
特許文献2に記載の発明は、CADデータを用いて、立体的に表示された間取り図において、立体的な家具画像データを配置して表示させるものが示されている。
特開2006−163721号公報 特開2002−92126号公報
上記特許文献1に記載の発明は、CADデータを用いず物件保有者が有する2次元の間取りデータをCADデータとして新たに作成することを要しないので、作業負担が少なく、さらに、CADデータによる3次元化を行なわないので、コンピュータへの負荷が少ないという利点を有する。しかし、表示が2次元であるために、使用者の立場からは実際の家具を部屋に配置した状態をイメージし難いという問題がある。
一方、上記特許文献2に記載の発明は、立体的な間取り図に立体的な家具を配置するので、使用者が実際に部屋に家具を配置した状態をイメージしやすいが、3次元にするためにCADデータを用いるので、CADデータを作成する作業労力が必要であり、また、コンピュータの負担も大きいという問題が生じる。
本発明は、このような問題に鑑みて、CADデータを使用することなく、かつ、使用者が家具の配置をイメージしやすい立体的な画像による家具シミュレーション装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は次のような構成を有する。
請求項1に記載の発明は、家具レイアウトシミュレーション装置であって、図の横方向と画像データにおける水平方向とが一致する平面図として表される、複数の同一縮尺の間取り図画像データを、各間取り図の識別情報である間取り図識別情報に関連付けて記憶する間取り図記憶手段と、底面の大きさが前記間取り図と同じ縮尺であるミリタリ投影法により作成され、図の高さ方向が画面の縦方向に合致する家具画像を表す複数の家具画像データを、各家具画像の識別情報である家具識別情報と関連付けて記憶する家具図記憶手段とを有する。なお、ミリタリ投影法とは、斜投影図法の一つで、立体を底面に平行な平面に投影することを特徴とするものである。そして、間取り図選択情報表示手段が使用者が操作するコンピュータのモニタに、2以上の前記間取り図識別情報を表示させ、間取り図識別情報受付手段が前記使用者が操作するコンピュータから一の間取り図識別情報の選択を受け付け、間取り図抽出手段が受け付けられた間取り図識別情報に関連付けられた前記間取り図画像データを前記間取り図記憶手段から抽出し、間取り図表示手段が抽出された間取り図画像データを前記家具画像の底面図と表示方向が一致するように前記ミリタリ投影法の傾角分だけ回転させて、前記モニタに表示させる。また、家具選択情報表示手段が前記モニタに、2以上の前記家具識別情報を表示させ、家具識別情報受付手段が前記使用者が操作するコンピュータから1以上の家具識別情報の選択を受け付け、家具図抽出手段が受け付けられた家具識別情報の関連付けられた前記家具画像データを前記家具図記憶手段から抽出し、家具図表示手段が抽出された家具画像データを前記表示された間取り図画像データとともに前記モニタに表示させる。さらに、家具図レイアウト手段が前記使用者が操作するコンピュータから、前記表示されている家具画像データのうちの一の家具画像データの選択指示と、この選択された家具画像データの前記間取り図画像データ上の特定位置への移動指示とを受け付け、これに応じて、前記モニタ上で前記選択された家具画像データを前記間取り図画像データ上の当該特定位置に配置して表示させる。
なお、本家具レイアウトシミュレーション装置は、前記使用者が操作するコンピュータにより実現される場合、複数の前記使用者が操作するコンピュータに接続されるサーバコンピュータにより実現される場合、後述する請求項4に記載の発明のように、機能部分が使用者が操作するコンピュータとこれに接続されるサーバコンピュータに分散している場合が含まれる。
請求項2に記載の発明は、前記家具レイアウトシミュレーション装置において、前記間取り図記憶手段に記憶されている間取り図データには、間取り図表示手段により回転させた際に、奥側に存する壁面の少なくとも一面に関して、前記家具画像と同じミリタリ投影により壁面が描かれているものである。
請求項3に記載の発明は、前記家具レイアウトシミュレーション装置において、前記家具図記憶手段は、同一の家具に関して、底面図の方向が異なる2以上の家具画像データを一組として、各組ごとに前記家具識別情報と関連付けて記憶するものである。そして、前記家具図抽出手段は、前記家具識別情報に関連付けられた組の中の少なくとも一つの家具画像データを抽出し、前記家具図表示手段は、抽出された家具画像データの内の一つの家具画像データを、表示させる。さらに、前記家具図レイアウト手段には、前記使用者のコンピュータへの所定の操作による表示されている家具画像データからの一の家具画像データの選択指示と、回転指示を受け付け、これに応じて、選択された家具画像データと同じ組に存する他の家具画像データを、選択された家具画像データと入れ替えて表示する家具図回転表示手段が含まれる。
請求項4に記載の発明は、前記家具レイアウトシミュレーション装置において、さらに、
前記間取り図画像データ上に重なって配置される一以上の平面図形の画像データである平面図形データを記憶する、平面図形データ記憶手段と、前記使用者が操作するコンピュータから前記平面図形データの指定を受け付け前記モニタに表示する平面図形表示手段とを有するものである。そして、前記家具図レイアウト手段は、前記使用者が操作するコンピュータから一以上の前記平面図形データの選択指示と、この選択された平面図形データの前記間取り図上の特定位置への移動指示とを受け付け、これに応じて、前記モニタ上で前記選択された平面図形データを前記間取り図画像データ上の当該特定位置に配置して表示させる間取り図平面図形配置手段を有する。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の家具レイアウトシミュレーション装置において、前記平面図形は、一辺が前記家具図の底面図と方向が一致するように前記傾角分だけ傾いた長方形体であり、前記平面図形データ記憶手段は、前記間取り図データ上で方向が異なる二以上の平面図形データを一組として記憶し、前記平面図形表示手段は、当該組の中の平面図形データのうちの一つを前記モニタに表示するものである。そして、前記家具図レイアウト手段には、前記使用者の操作するコンピュータから表示されている平面図形データのうちの一の平面図形データの選択指示と回転指示とを受け付け、これに応じて、当該選択された平面図形データと同じ組に存する他の平面図形データを前記平面図形記憶手段から抽出して、前記選択された平面図形データと入れ替えて表示する平面図形回転表示手段が含まれる。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の家具レイアウトシミュレーション装置において、前記平面図形を、枠線のない単一色に塗りつぶされた平面図形としたものである。
請求項7に記載の発明は、請求項4又は5に記載の家具図レイアウトシミュレーション装置において、前記平面図形を、枠線のない単一色に塗りつぶされた平面図形上に前記家具図の底面図における横方向又は縦方向のいずれか一致する方向を向いた線が描かれたものとしたものである。
請求項8に記載の発明は、請求項5に記載の家具図レイアウトシミュレーション装置において、前記平面図形を、長辺に前記間取り図画像データの縮尺に応じた目盛りが描かれた平面図形としたものである。
請求項9に記載の発明は、前記家具レイアウトシミュレーション装置において、前記家具画像データと同じミリタリ投影法により同じ縮尺で作成された、人形を表した人形画像データを記憶する人形画像記憶手段と、前記使用者が操作するコンピュータから前記人形画像データの指定を受け付け前記モニタに表示する人形画像表示手段とを有する。そして、 前記家具図レイアウト手段には、前記使用者が操作するコンピュータから前記人形画像データの選択と、この選択された人形画像データの前記間取り図上の特定位置への移動指示に応じて、前記モニタ上で前記選択された人形画像データを前記間取り図画像データ上の当該特定位置に配置して表示させる間取り図人形画像配置手段が含まれる。
請求項10に記載の発明は、請求項1から9のいずれか1項に記載の家具レイアウトシミュレーション装置において、前記家具図記憶手段は、同一の家具に関して、彩色された色の異なる2以上の家具画像データを一組として、各組ごとに前記家具識別情報と関連付けて記憶し、前記家具図抽出手段は、前記家具識別情報に関連付けられた組の中の少なくとも一つの家具画像データを抽出し、前記家具図表示手段は、前記家具図抽出手段により抽出された家具画像データの中の一つの家具図画像データを表示させるものであある。そして、前記家具図レイアウト手段には、前記使用者の操作するコンピュータから表示されている家具画像データのうちの一の家具画像データの選択指示と、色変え指示とを受け付け、これに応じて、当該選択された家具画像データと同じ組に存する他の家具画像データを前記家具図記憶手段から抽出して、前記選択された家具画像データと入れ替えて表示する家具図色変え表示手段が含まれる。
請求項11に記載の発明は、前記家具レイアウトシミュレーション装置において、さらに、平面家具画像データ記憶手段と、第二間取り図表示手段と、平面レイアウト手段とを有する。平面家具画像データ記憶手段は、前記家具図記憶手段に記憶された家具画像データごとに、当該家具画像データの底面図又は平面図を横方向が画面データにおける水平方向に一致するように傾角分だけ回転させた平面家具画像データを各家具画像データに関連づけて記憶する。第二間取り図表示手段は、間取り図抽出手段により抽出された間取り図画像データを回転させることなく、前記モニタに表示させる。さらに、平面レイアウト手段は家具図レイアウト手段により、前記家具画像データが前記間取り図データ上の前記特定位置に配置して表示された場合に、前記第二間取り図表示手段に表示された間取り図画像データの前記特定位置に合致する位置に、この前記特定位置に配置して表示された前記家具画像データに関連づけられて記憶された平面家具画像データを前記平面家具画像データ記憶手段から抽出して表示させる。
請求項12に記載の発明は、請求項1から10のいずれかの家具レイアウトシミュレーション装置において、前記間取り図表示手段が、抽出された間取り図画像データを回転させて表示させることに代えて、抽出された間取り図画像データを回転させることなく表示させるものであり、前記間取り図記憶手段が、図の横方向と画面データにおける水平方向とが一致する平面図として記憶することに代えて、間取り図画像データを前記家具画像の底面図と表示方向が一致するように前記傾角分だけ回転させて記憶しているものである。
請求項13に記載の発明は、前記家具レイアウトシミュレーション装置は、複数の使用者が操作するコンピュータであるクライアントコンピュータに通信ネットワークを介して接続されるサーバコンピュータと当該クライアントコンピュータとから構成されるものであって、前記間取り図記憶手段と、前記家具図記憶手段と、前記間取り図選択情報表示手段と、前記間取り図識別情報受付手段と、前記間取り図抽出手段と、前記家具選択情報表示手段と、前記家具識別情報受付手段と、前記家具図抽出手段とを前記サーバコンピュータが有する。そして、前記間取り図表示手段と、前記家具図表示手段と、前記家具図レイアウト手段とは前記クライアントコンピュータが有するものである。
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の家具レイアウトシミュレーション装置において、前記使用者を識別する使用者識別情報を前記クライアントコンピュータから受け付ける使用者識別情報受付手段と、前記使用者のコンピュータへの所定の操作による記憶指示により、前記モニタ上に表示されている間取り図画像データ上に家具画像データが配置された画像データであるレイアウト画像データを受け付けて、前記使用者識別情報受付手段が受け付けた使用者識別情報と関連付けて記憶するレイアウト記憶手段とを前記サーバコンピュータが有するものである。
請求項15に記載の発明は、請求項14に記載の家具レイアウトシミュレーション装置において、前記レイアウト記憶手段は、前記レイアウト画像データの元となる間取り図画像データの間取り図識別情報もレイアウト画像データに関連付けて記憶するものである。
請求項16に記載の発明は、請求項14又は15に記載の家具レイアウトシミュレーション装置において、前記使用者識別情報に関連付けて当該使用者識別情報により識別される使用者の属性情報を記憶する使用者属性情報記憶手段を前記サーバコンピュータが有するものである。
請求項17に記載の発明は、請求項13から16のいずれかに記載のサーバコンピュータである。
請求項1に記載の発明は、間取り図を示す画像データが平面図であるので、ラスターデータを使用することができる。従って、事業者が有する間取り図画像を縮尺を変える程度の簡単な処理を施すだけで使用することができ、記憶させる間取り図画像データの作成作業労力を少なくすることができ、また、間取り図画像データに対する処理は間取り図表示手段による回転処理のみであるので、コンピュータに対する負荷も小さいくすることができる。さらに、底面に対する斜投影により立体図を作成するミリタリ投影法により作成された家具画像は底面に平行な形状は実際の形状を保持するので、平面図で表される間取り図上にゆがみなどを生じることなく配置することができ、さらに、家具画像データは高さ方向が画面の縦方向に合致するように表され、間取り図画像データもこれにあわせて回転させて表示するので、立体図に慣れていない一般的な使用者が見ても、直感的に部屋に家具を配置した状態をイメージすることができる。
請求項2に記載の発明は、間取り図画像に対して回転時に奥側に存する壁面を立体的に表すことで、さらに、視覚的に立体的なイメージをしやすくすることができ、また、ラスターデータとして壁面を書き加えるだけでよいので、図面の作成作業も比較的簡易に行なうことができる。
請求項3に記載の発明は、使用者により所定の操作により家具画像データの回転位置を変えて表すことができる。
請求項4に記載の発明は、間取り図の床面上に配置させる平面図形を使用者の操作により間取り図上に配置できるようにすることで、使用者が間取り図自体を編集したり、間取り図を測定したりすることができる。
請求項5に記載の発明は、間取り図上に配置される平面図形を回転可能とすることで、使用者が平面図形を間取り図に配置する際の自由度を高めることができる。
請求項6に記載の発明は、平面図形を単一色に塗りつぶされたものとすることで、間取り図上の線や設備等に配置すれば線や設備等を消去することができる。また、長方形を細いものとすることで、ラインを表すことも可能であり、これにより間取り図上に線を描くことができる。
請求項7に記載の発明は、平面図形を単一色に塗りつぶされた上に線が描かれたものとすることで、これを間取り図上に配置することで、間取り図上に線を描くことができる。
請求項8に記載の発明は、前記平面図形を目盛りが描かれた長方形とすることで、間取り図上の任意の位置の距離を測ることができる。
請求項9に記載の発明は、間取り図上に人形を配置することができるので、人形の縮尺を人間の大きさにほぼ一致するようにしておけば、間取り図上に人間が居る場合の空間の広さをより認識しやすくすることができる。
請求項10に記載の発明は、使用者の操作により家具の色を変えることができるので、インテリアのイメージをより豊かに表すことが可能となる。
請求項11に記載の発明は、上述したミリタリ投影により表された立体的なレイアウト図に加えて、これに対応したレイアウトが施された平面図によるレイアウト図が表示されるので、立体図に加えて、上方から見た視点におけるレイアウトも認識することができ、使用者にとってのレイアウトイメージの把握をより促進させることができる。
請求項12に記載の発明は、間取り図画像データの回転処理を行う必要がないので、コンピュータの処理負担をより低減することができる。
請求項13に記載の発明は、家具レイアウトシミュレーション装置を、サーバコンピュータと複数のクライアントコンピュータとから構成することで、異なる場所に存する複数の使用者が家具レイアウトシミュレーション装置を使用することができ、また、前記間取り図表示手段と、前記家具図表示手段と、前記家具図レイアウト手段とをクライアントコンピュータが有するようにすることで、使用者にとってレイアウト時の処理速度が高くなるので、操作性を高めることができる。
請求項14に記載の発明は、使用者が作成したレイアウト画像データを使用者識別情報に関連付けて記憶するので、どの使用者がどのレイアウト画像データを作成したかを識別することができる。
請求項15に記載の発明は、どのような間取り図がどのくらいレイアウトに使用されたかがわかるので、間取り図に関する評価情報として利用することができる。
請求項16に記載の発明は、使用者の属性情報を記憶することで、どのような属性を有する使用者がどのような間取りにおいてどのようなレイアウトを行なうかという情報を収集し分析することができる。
請求項17に記載発明は、請求項13に記載した複数のクライアントコンピュータとともに、上述のような効果を奏する家具レイアウトシステムを実現することができる。
実施形態に係る家具レイアウトシミュレーションシステムを構成するネットワークを模式的に示す図である 実施形態に係るサーバコンピュータ、クライアントコンピュータのハードウエア構成の概要を表すブロック図である。 実施形態に係る家具レイアウトシミュレーションシステムの機能を模式的に示す機能ブロック図である 間取り図画像データの一例を示す図である。 (a)は間取り図記憶部のレコード内容を模式的に示す図であり、(b)は家具図記憶部のレコード内容を模式的に示す図であり、(c)は補助画像記憶部のレコード内容を模式的に示す図であり、(d)はレイアウト記憶部のレコード内容を模式的に示す図であり、(e)は使用者属性情報記憶部のレコード内容を模式的に示す図である。 椅子の家具画像データ群の例を示す図である。 テレビの家具画像データ群の例を示す図である。 (a)から(c)は平面図形データ群の例を示す図である。 人形画像データ群の例を示す図である。 間取り図選択画面の例を示す図である。 レイアウト画面の例を示す図である。 レイアウト画面における家具選択時の様子を示す図である。 レイアウト画面における抽出表示枠に家具画像が表示された状態を示す図である。 レイアウト画面における補助画像選択時の様子を示す図である。 レイアウト画面における抽出表示枠に補助画像が表示された状態を示す図である。 レイアウト画面における間取り図画像上に家具画像が配置された状態を示す図である。 レイアウト画面における家具色変指示時の様子を示す図である。 レイアウト画面における家具画像の色が変わった状態を示す図である。 平面レイアウト画面の例を示す図である。 (a)(b)は平面家具画像データの例を示す図である。 (a)〜(c)は平面補助画像データの例を示す図である。 サーバコンピュータの動作を示すフローチャートである。 クライアントコンピュータの動作を示す第一のフローチャートである。 クライアントコンピュータの動作を示す第二のフローチャートである。 レイアウト画面におけるレイアウトが完了した状態を示す図である。 クライアントコンピュータの動作を示す第三のフローチャートである。 平面レイアウト画面におけるレイアウトが完了した状態を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に本実施の形態に係る家具レイアウトシミュレーションシステムXを構成するネットワークを模式的に示す。図1において家具レイアウトシミュレーションシステムXではサーバコンピュータAと、複数のクライアントコンピュータBとが通信ネットワークとしてインターネット接続されている。クライアントコンピュータBは、家具シミュレーションを行う使用者が操作するコンピュータである。
図2にサーバコンピュータA、クライアントコンピュータBのハードウエア構成の概要を表すブロック図を示す。これらのコンピュータは一般的なコンピュータであって、具体的には演算処理を行うCPU11、CPU11の作業領域となるRAM12、基本的なプログラムはデータを記録するROM13、CPU11の動作タイミングを取るためのクロック14、データやプログラムを記憶するためのハードディスク15、データーの入力を行うためのキーボード18、マウス19などの入力デバイス、情報を表示するためのモニタ16、インターネットに接続するためのルーター等のネットワークインターフェース17などにより構成される。サーバコンピュータA、クライアントコンピュータBはこのような一般的なコンピュータに下記に示すような動作を行わせるプログラムを組み込むことにより実現される。
図3にサーバコンピュータA及びクライアントコンピュータBにより実現される家具レイアウトシミュレーションシステムXの機能を模式的に示す機能ブロック図を示す。なお、ここではクライアントコンピュータBにおける各機能部分は、クライアントコンピュータBにインストールされているブラウザソフトと、サーバコンピュータAより送信され前記ブラウザソフトウエアに組み込まれるスクリプトプログラムにより実現される。
サーバコンピュータAには、機能として、間取り図記憶部101、家具図記憶部102、HP送信部103、間取り図選択情報表示部103a、間取り図識別情報受付部104、間取り図抽出部105、家具選択情報表示部103b、家具識別情報受付部106、家具図抽出部107、補助画像記憶部120、補助画像識別情報受付部121、補助画像抽出部122、補助画像選択情報表示部103c、使用者識別情報受付部108、レイアウト記憶部109、使用者属性情報記憶部110を有する。
クライアントコンピュータBは、機能として、間取り図表示部201、家具図表示部202、補助画像表示部210、間取り図選択情報受付部203、家具選択情報受付部204、補助画像選択情報受付部211、家具図レイアウト部205、家具図回転表示部205a、家具図色変表示部205b、補助画像回転表示部205c、第二間取り図表示部220、平面レイアウト部221、使用者識別情報受付部206、レイアウト情報受付部207を有する。
(サーバコンピュータA)
間取り図記憶部101は、平面図として同一縮尺により表される複数の間取り図を表す間取り図画像データを記憶する。間取り図画像データは間取り図の横方向が画像データの水平方向(横方向)と一致している。図4に間取り図画像データの一例を示す。間取り図画像データMは、不動産業者が有する2次元のラスターデータを加工したもので、通常の間取り図に、図に示すように壁面の一部MWを斜視図として書き加えたものである。この壁面MWは、後述する間取り部表示部201により回転して表示された場合に奥側に位置する壁面の一部であり、回転された状態で高さ方向が縦方向を向くように傾角45度のミリタリ斜投影法により描かれる。図5(a)に間取り図記憶部101のレコード内容を模式的に示す。図に示すように間取り図記憶部101は、各間取り図の識別情報である間取り図識別情報に関連付けて、各間取り図画像データ、及び、各間取り図の面積、部屋構成などを示す間取り図属性情報を記憶している。
家具図記憶部102は、底面の大きさが前記間取り図と同じ縮尺である傾角45度のミリタリ投影法により作成され、図の高さ方向が画面データにおける縦方向に合致する家具画像を表す複数の家具画像データを記憶する。また、家具画像データは、同一の家具に関して、底面図の方向が異なる2以上の家具画像データを一組として記憶する。さらに、家具画像データは各組ごとに色の異なる画像データを記憶している。図6に家具として椅子に関する家具画像データ群を示し、図7に家具としてテレビに関する家具画像データを示す。図6に示すように椅子に関しては正面が間取り図の4つの壁面に向く4方向に関する家具画像データを一組とし、さらに、これらに関してホワイト系、ブラック系、ベージュ系のそれぞれ色の異なる家具画像データが記憶されている。図7に示すようにテレビに関しては間取りの角に置くことがあるので、4つの壁面の向く4方向と、4つ角に置く場合の合計8方向に関する家具画像データを一組とし、さらに、これらに関してホワイト系、ブラック系のそれぞれ色の異なる家具画像データが記憶されている。本システムは、主に家具の占有状態を確認するものであるので、同一種類の家具に関して、大きさの異なる複数の家具画像データグループが記憶されている。図5(b)に家具図記憶部102のレコード内容を模式的に示す。図に示すように家具画像データは第一階層において、各グループごとに、各家具画像の識別情報である家具識別情報と関連付けて家具の方向に対応する家具方向コードが記憶され、第二階層において、各家具方向コードに関連づけて、家具の色に対応する色コード及び平面家具画像データが記憶されている。なお、平面家具画像データについては後述する。そして、第三階層において各色コートに関連づけて家具画像データが記憶されている。なお、第一階層における家具方向コードの配列は、椅子のように4方向の画像が記憶されているものは、90度ずつ回転する画像が順に並ぶように配置され、テレビのように8方向の画像が記憶されているものは、45度ずつ回転する画像が順に並ぶように配置される。
補助画像記憶部120は、間取り図のレイアウトを補助する画像である平面画形と人形画像が記憶される。平面図形は、ここでは一辺が前記家具図の底面図と方向が一致するように前記傾角分だけ傾いた長方形体で、長辺が回転された間取り図データ上における横方向と縦方向を向く、異なる2つ方向を表す平面図形データを一組として記憶する。図8(a)〜(b)に平面図形データの例を示す。図8(a)に示すものは、長方形を枠線なしに一色で塗りつぶした消去用平面図形であり、間取り図上に配置することで、間取り図上の線などを消去する場合に使用される。図8(b)に示すものは、長方形を枠線なしに一色で塗りつぶしたものに長手方向にラインを描いたライン用平面図形であり、間取り図上にラインを描く場合に使用される。図8(c)に示すものは、ものさしを表す平面図形であり、長辺に目盛りと数値が描かれている。ここでは全体が2mの長さに対応し、50cmごとに目盛りが表示されている。これは、間取り図上の任意の位置間の距離を測る場合に使用される。
人形画像は、前記家具図と同じ縮尺で人間を縮尺したものを模式的に人形として表したものであり、前記家具図と同じミリタリ投影法により作成される。図9に人形画像データの例を示す。人形画像データは、正面が間取り図の4つの壁面に向く4方向に関する人形画像データが一組として記憶される。
図5(c)に補助画像記憶部120のレコード内容を模式的に示す。図に示すように補助画像データは、第一階層において、各補助画像の識別情報である補助画像識別情報に関連付けられて0度、90度等に対応する補助画像方向コードが記憶され、第二階層において、各補助画像方向コードに関連づけて当該方向に合致する補助画像データと平面補助画像データが記憶される。なお、平面補助画像データについては後述する。
HP送信部103は、複数のホームページデータを記憶し、また、必要に応じてホームページデータ生成して、クライアントコンピュータBからの要求に応じて送信するものである。HP送信部103には複数の間取り図識別情報を表示し、選択を促す間取り図選択画面のホームページデータを記憶し、これをクライアントコンピュータBに送信することで、間取り図識別情報をクライアントコンピュータBに表示させる間取り図選択情報表示部103a及び複数の家具選択情報を表示し選択を促す家具選択表示が示されたホームページデータを記憶し、これをクライアントコンピュータBに送信することで、家具識別情報をクライアントコンピュータBに表示させる家具選択情報表示部103b、複数の補助画像情報を表示し選択を促す補助画像選択表示が示されたホームページデータを記憶し、これをクライアントコンピュータBに送信することで、補助画像識別情報をクライアントコンピュータBに表示させる補助画像選択情報表示部103cが含まれる。なお、各間取り図選択画面、家具選択表示、補助画像選択表示については後述する。
間取り図識別情報受付部104は、クライアントコンピュータBの使用者が選択することで、クライアントコンピュータBから送られてくる家具識別情報を受け付ける。
間取り図抽出部105は、間取り図識別情報受付部104が受け付けた間取り図識別情報に関連付けられた前記間取り図画像データを前記間取り図記憶部101から抽出する。抽出された間取り図画像データはHP送信部103を介してクライアントコンピュータBへ送信される。
家具識別情報受付部106は、クライアントコンピュータBの使用者が選択することで、クライアントコンピュータBから送られてく家具識別情報を受け付ける。
家具図抽出部107は、家具識別情報受付部106が受け付けた家具識別情報に関連付けられた組に属するすべての方向、色の異なる家具画像データ群を前記家具図記憶部102から抽出する。抽出された一組の家具画像データ群はHP送信部103を介してクライアントコンピュータBへ送信される。
補助画像識別情報受付部121は、クライアントコンピュータBの使用者が選択することで、クライアントコンピュータBから送られてく補助画像識別情報を受け付ける。
補助画像抽出部122は、補助画像識別情報受付部121が受け付けた補助画像識別情報に関連付けられた組に属するすべての前記補助画像データ群を前記補助画像記憶部120から抽出する。抽出された一組の補助画像データ群はHP送信部103を介してクライアントコンピュータBへ送信される。
使用者識別情報受付部108は、クライアントコンピュータBの使用者を識別する使用者識別情報をクライアントコンピュータBから受け付ける。
レイアウト記憶部109は、後述するようにクライアントコンピュータB上で作成される間取り図画像データ上に家具画像データが配置された画像データであるレイアウト画像データを受け付け、前記使用者識別情報受付部108が受け付けた使用者識別情報とレイアウトされた間取り図画像データの間取り図識別情報とに関連付けて記憶する。図5(d)にレイアウト記憶部109のレコード内容を模式的に示す。
使用者属性情報記憶部110は、クライアントコンピュータBの使用者に関する性別、年齢、家族構成、住所などの属性情報を前記使用者識別情報に関連づけて記憶する。図5(e)に使用者属性情報記憶部110のレコード内容を模式的に示す。
(クライアントコンピュータB)
間取り図選択情報受付部203は、間取り図選択情報表示部103aに記憶され、HP送信部103により送られる間取り図選択画面に表示される複数の間取り図識別情報群に関連付けられた選択肢群からクライアントコンピュータBの使用者が選択した選択肢に関連づけられた間取り図識別情報を受け付け、サーバコンピュータAへ送信する。図10に間取り図選択画面1000の例を示す。間取り図選択画面1000は、間取り図に関する情報として、平面図により表される間取り図1001と、間取り図に関する説明1002とが複数の間取り図ごとに示されるものであって、間取り図1001を選択して、決定ボタン1003を選択することで、当該間取り図に関する間取り図識別情報がサーバコンピュータAに送信されるようになっている。送信された間取り図識別情報はサーバコンピュータAの間取り図識別情報受付部104が受け付ける。
間取り図表示部201は、サーバコンピュータAから送られてくる間取り図画像データを、斜視図として表された壁面の高さ方向が縦方向に一致するように45度回転させてブラウザ上に表示させる。具体的には、サーバコンピュータAから送られてくる図11に示すレイアウト画面2000に、同時に送られてくる間取り図画像データMを図のように回転して表示させる。レイアウト画面2000には、間取り図画像データを表示する間取り図表示枠2001、家具画像・補助画像を最初に表示する抽出表示枠2002、家具を選択するための家具選択表示2003、補助画像を選択するための補助画像選択表示2004、保存ボタン2005が表示される。なお、間取り図表示枠2001には、間取り図画像の方向に合致するように45度傾いた表示されない座標が設定されたグリッド画像が重なって配置されており、間取り図画像データの左上の点が、グリッド画像上で設定される(0,0)点に重なるように配置される。
家具選択情報受付部204は、図11に示すレイアウト画面2000の家具選択表示2003からクライアントコンピュータBの使用者が選択する家具の家具識別情報を受け付け、サーバコンピュータAに送信する。図12に家具選択表示2003による選択時の様子を示す。家具選択表示2003は、二層のプルダウンメニューになっており、第一層で家具の種類を選択する、右側に第二層として家具の大きさが選択できるようになっており、第二層の家具の大きさを選択すると、当該大きさの家具に関連付けられた家具識別情報がサーバコンピュータAへと送られるようになっている。送信された家具識別情報はサーバコンピュータAの家具識別情報受付部106が受け付ける。
家具図表示部202は、間取り図画像データが表示されるブラウザと同じ画面上、即ち図11に示すレイアウト画面2000の抽出表示枠2002に、サーバコンピュータAから送られてくる家具画像データを表示させる。なお、サーバコンピュータAからは、一つの家具に関して向きの異なる複数の家具画像データが送信されてくるが、それぞれの家具画像データは記憶されるとともに、最初に配置されている家具画像データが表示されるようになっている。家具画像に関しては、複数種類の家具に関して同時に画面上に表示させることができる。図13に、レイアウト画面2000の抽出表示枠2002に複数の家具画像Fが表示された状態を示す。
補助画像選択情報受付部211は、図11に示すレイアウト画面2000の補助画像選択表示2004からクライアントコンピュータBの使用者が選択する補助画像識別情報を受け付け、サーバコンピュータAに送信する。図14に補助画像選択表示による選択時の様子を示す。補助画像選択表示2004は、プルダウンメニューになっており補助画像である平面図形データである消去用平面図形、ライン用平面図形、ものさし平面図形の選択および、補助図形である人形画像データの選択ができるようになっており、これらから一つを選択すると、該当する補助画像識別情報がサーバコンピュータAへと送られるようになっている。送信された補助画像識別情報はサーバコンピュータAの補助画像識別情報受付部121が受け付ける。
補助画像表示部202は、間取り図画像データが表示されるブラウザと同じ画面上、即ち図11に示すレイアウト画面2000の抽出表示枠2002に、サーバコンピュータAから送られてくる補助画像データを表示させる。なお、サーバコンピュータAからは、一つの補助画像に関して向きの異なる複数の補助画像データが送信されてくるが、それぞれの補助画像データが記憶されるとともに、最初に配置されている補助画像データが表示されるようになっている。補助画像も複数種類の補助画像を同時に画面上に表示させることができる。図15に、後述するように間取り図上に家具を配置した後に、レイアウト画面2000の抽出表示枠2002に複数の補助画像Hが表示された状態を示す。なお、補助画像Hと家具画像Fは同時に抽出表示枠2002に表示させることも可能である。
家具図レイアウト部205は、モニタ画面上に表示されている間取り図画像に対して、使用者の操作により同じ画面上に表示されている家具画像及び補助画像を移動させて配置するものである。具体的には、使用者は一つの家具画像をマウス等のポインティングデバイスを用いてドラッグアンドドロップによって、表示されている元の位置から間取り図画像上に移動させる。間取り図画像は家具画像及び補助画像よりも常に背面側に表示されるようになっているので、家具画像や補助画像が間取り図画像上に配置されたように表示される。図16にレイアウト画面2000において、家具画像Fが間取り図画像M上にレイアウトされて表示された状態を示す。なお、この図は、後述する家具図回転表示部205aにより家具画像の回転が行なわれている。
家具図回転表示部205aは、家具レイアウト部205の一部の機能であって、所定の操作によって、表示されている家具画像を回転させて表示させるものである。具体的には、表示されている家具画像をマウス等のポインティングデバイスを用いてダブルクリックすると、家具図回転表示部205aは、表示されている家具画像データを、同一の家具識別情報が付された組内の他の家具画像データに入れ替えて表示させる。さらに、ダブルクリックを繰り返すごとに、順番に組内の家具画像データを入れ替えて表示させていくように設定されている。
家具図色変表示部205bは、家具レイアウト部205の一部の機能であって、所定の操作によって、表示されている家具画像の色を変えて表示させるものである。具体的には、表示されている家具画像をマウス等のポインティングデバイスを用いて右クリックすると、図17に示すように、選択メニューが表示されるので、この選択メニューの一つを選択すると、家具図色変表示部205bは、図18に示すように、表示されている家具画像データF(1)を、同一の家具識別情報が付された組内の他の選択された選択メニューに対応する色コードに関連づけられた家具画像データF(2)に入れ替えて表示させる。
補助画像回転表示部205cは、家具レイアウト部205の一部の機能であって、所定の操作によって、表示されている補助画像を回転させて表示させるものである。具体的には、表示されている補助画像をマウス等のポインティングデバイスを用いてダブルクリックすると、補助画像回転表示部205cは、表示されている補助画像データを、同一の補助識別情報が付された組内の他の補助画像データに入れ替えて表示させる。さらに、ダブルクリックを繰り返すごとに、順番に組内の補助画像データを入れ替えて表示させていくように設定されている。
第二間取り図表示部220は、レイアウト画面2000とは別のポップアップ画面に、
サーバコンピュータAから送られてくる間取り図画像データを、回転させることなく表示させる。具体的には、サーバコンピュータAから送られてくる図19に示す平面レイアウト画面3000に、同時に送られてくる間取り図画像データMを図のように回転せずに表示させる。なお、平面レイアウト画面3000には、間取り図表枠2001と同じ座標が設定された表示されないグリッド画像が傾くことなく重なって配置されており、間取り図画像データの左上の点が、グリッド画像上で設定される(0,0)点に重なるように配置される。
平面レイアウト部221は、レイアウト画面2000の間取り図表示枠2001に家具画像又は補助画像が配置されると、これに対応して、平面レイアウト画面3000の同じ位置に家具画像又は補助画像に対応する平面家具画像又は平面補助画像を配置させる。具体的には、グリッド画像を基準に、間取り図表示枠2001に表示される家具画像データ又は補助画像データの位置を算出し、この位置に、対応する平面家具画像データ又は補助画像データを置き換える。図20(a)(b)に平面家具画像データの例を示し、図21(a)(b)(c)に平面補助画像データの例を示す。平面家具画像データは、図5(b)に示されるように、家具方向コードに関連付けられて記憶され、平面補助画像データは、図5(c)に示されるように、補助画方向コードに関連付けられて記憶されている。なお、家具画像データや補助画像データが家具図レイアウト部205の家具図回転表示部205aや補助画像回転表示部205cにより方向が異なるものに入れ替えられると、平面レイアウト部221も、対応する平面家具画像データや平面補助画像データに置き換えて表示するように設定されている。
使用者識別情報受付部206は、サーバコンピュータAのHP送信部103から送られ、クライアントコンピュータAのブラウザに表示されるログイン用のホームページからクライアントコンピュータBの使用者が入力したものを受け付ける。
レイアウト情報受付部207は、家具レイアウト部205により作成された家具画像が配置された間取り図画像をレイアウト画像データとして、クライアントコンピュータBの使用者が確定したものをレイアウト画像データとして受け付け、サーバコンピュータAへ、間取り図識別情報とともに送信する。具体的には、図16等に示すレイアウト画面において、使用者が保存ボタン2004を選択すると、間取り図枠2001に表示されている画像がレイアウト画像データとしてサーバコンピュータAへと送信され、同時に元の間取り図画像データの間取り図識別情報もサーバコンピュータAへ送信される。
次に、以上のような構成を有する家具レイアウトシミュレーションシステムXを構成するサーバコンピュータA、クライアントコンピュータBの動作について説明する。まずは、サーバコンピュータAの動作について説明する。図22にサーバコンピュータAの動作を表すフローチャートを示す。
最初にクライアントコンピュータBからアクセスがあると図示しないログイン用のホームページをHP送信部103より送り、これに応じてクライアントコンピュータBから使用者識別情報(ID)とパスワードが送られてくるので、使用者識別情報受付部108が受け付け(s101)、使用者識別情報記憶部110で照会が完了すると、HP送信部103の間取り図選択情報表示部103aは、図10に示す間取り図選択画面1000をクライアントコンピュータBへ送信する(s102)。これによりクライアントコンピュータBから一つの間取り図識別情報が送られてくるので、間取り図識別情報受付部104がこれを受け付け(s103)、間取り図抽出部105がこの間取り図識別情報に関連付けられた間取り図画像データを間取り図記憶部101から抽出する(s104)。
間取り図画像データが抽出されると、HP送信部103及び家具選択情報表示部103bは、この間取り図画像データと、家具選択情報表示、補助画像選択表示を含む図11に示すレイアウト画面2000と、クライアントコンピュータBのブラウザに組み込むスクリプトソフトをクライアントコンピュータBへ送信する(s105)。クライアントコンピュータBでは、家具識別情報や補助画像識別情報を送信してくるので、家具情報識別情報の場合は家具識別情報受付部106がこれを受け付け(s106)、家具図抽出部107が受け付けた家具識別情報に関連付けられた一組の家具画像データ群を抽出し、HP送信部103を介してクライアントコンピュータBへ送信する(s107)。また、補助画像識別情報が送信されてきた場合は、これを補助画像識別情報受付部106が受け付け(s108)、補助画像抽出部107が受け付けた補助画像識別情報に関連付けられた一組の補助画像データ群を抽出し、HP送信部103を介してクライアントコンピュータBへ送信する(s109)。家具識別情報および補助画像識別情報は、通常、レイアウト画像データが受け付けられたと判断されるまで(s110)、複数回送られてくるので、そのたびに家具画像データ群や補助画像データ群がクライアントコンピュータBへと送られることとなる。クライアントコンピュータAでレイアウト確定するとレイアウト画像データと間取り図識別情報とが送られてくるので、レイアウト記憶部109は、これらを使用者識情報受付部108が受け付けた使用者識別情報に関連付けて記憶する(s111)。レイアウト画像が確定すると、クライアントコンピュータBでは、再び間取り図選択画面になり、以下ログアウトするまで、s103から繰り返す。
次に、クライアントコンピュータBの動作について説明する。図23、図24、図26にクライアントコンピュータBの動作を表すフローチャートを示す。クライアントコンピュータBでは、まず、サーバコンピュータAにアクセスすると、図示しないログイン画面が送られてくるので、ここに使用者識別情報とパスワードを入力し、これをサーバコンピュータAへ送信する(s201)。これにより、サーバコンピュータAから図10に示すような間取り図選択画面1000が送られてくるので、これを受け付けて表示する(s202)。使用者は、間取り図選択画面1000から一つの間取り図を選択することで、間取り図選択情報受付部203が対応する間取り図識別情報を受け付け、サーバコンピュータAへ送信する(s203)。この間取り図識別情報を送ると、図11に示すレイアウト画面2000、スクリプト、間取り図画像データMが送られてくるので、レイアウト画面2000を表示して、スクリプトを組み込み(s204)、間取り図表示部201は間取り図画像データMを受け付けて(s205)、壁面の高さ方向が縦になるように傾角分回転させて(s206)、レイアウト画面2000上の間取り図表示枠2001に表示する(s207)。レイアウト画面2000には、家具選択表示2003、補助画像選択表示2004が合わせて表示されるので、例えば、使用者が家具選択表示2003から家具を選択することで、家具選択情報受付部204が対応する家具識別情報を受け付けて(s208)、サーバコンピュータAへと送信する(s209)。これにより、サーバコンピュータAから送信した家具識別情報に関連付けられた家具画像データ群が送られてくるので、家具図表示部202はこれを受け付け(s210)、一つの家具画像データをレイアウト画面2000の抽出表示枠2002上に表示させる(s211)。レイアウト動作が行われるまでに複数の家具画像が選択されると、レイアウト画面2000は図11に示すような状態となる。
クライアントコンピュータBの使用者が家具画像をドラッグアンドドロップ(s212)すると、家具図レイアウト部205が、家具図をレイアウト画面上で移動させて表示する(s213)。また、使用者が家具図をダブルクリックすると(s214)、家具図回転表示部205aが、表示されている家具画像データを同じ家具識別情報に関連付けられた他の家具画像データに入れ替えて表示させることで、家具画像データを回転させて表示させる(s215)。さらに、使用者が家具図上で右クリックをして図17に示す選択メニュー2006を表示させ、ここから色を選択すると(s216)、表示されている家具画像データを、選択された色の色コードに関連付けられた同じ家具識別情報に関連付けられた他の家具画像データに入れ替えて表示させることで、家具画像データの色を変えて表示させる(s217)。以上のような動作で例えば、レイアウト画面2000は図18のような状態となる。
また、レイアウト画面2000には、家具選択表示2003の他に補助画像選択表示2004が表示されているので、使用者がこれから補助画像を選択することで、補助画像選択情報受付部211が対応する補助画像識別情報を受け付けて(s218)、サーバコンピュータAへと送信する(s219)。これにより、サーバコンピュータAから送信した補助画像識別情報に関連付けられた補助画像データ群が送られてくるので、補助画像表示部210はこれを受け付け(s220)、一つの補助画像データをレイアウト画面2000の抽出表示枠2002上に表示させる(s221)。補助画像のレイアウト動作が行われるまでに複数の補助画像が選択されると、レイアウト画面2000は図15に示すような状態となる。
ここで、クライアントコンピュータBの使用者が補助画像をドラッグアンドドロップ(s222)すると、家具図レイアウト部205が、補助画像をレイアウト画面上で移動させて表示する(s223)。また、使用者が補助画像をダブルクリックすると(s224)、補助画像回転表示部205aが、表示されている補助画像データを同じ家具識別情報に関連付けられた他の家具画像データに入れ替えて表示させることで、補助画像データを回転させて表示させる(s225)。以上のような動作で例えば、レイアウト画面2000は図25のような状態となる。以上のs208〜s226の動作は使用者がレイアウトを完成させるまで繰り返される(s226)。
表示されている家具画像データのレイアウトが完了し、例えば図25に示すような状態となると、使用者はレイアウト画面2000から保存ボタン2004を選択することで、レイアウトした画像の確定指示が出され、レイアウトされた間取り図画像データ上に家具画像データが配置された画像データはレイアウト画像データとしてサーバコンピュータBへ間取り図識別情報とともに送信される(s227)。その後、再び、間取り図選択画面が表示され、以下、同様の動作が繰り返される。ただし、間取り図選択画面、レイアウト画面は、通常はキャッシュとしてクライアントコンピュータBに記憶され、スクリプトソフトは組み込まれた状態であるので、これらはサーバコンピュータAより送信を受ける必要はない。
以上のような、レイアウト画面2000上の動作に加え、クライアントコンピュータBでは、前記スクリプトソフトにより起動する平面レイアウト画面3000上の動作が平行して行われる。図26に平面レイアウト画面3000において行われる動作を表すフローチャートを示す。まず、第二間取り図表示部220が、前述した間取り図情報表示部201が受け付けた間取り図画像データMを受け付け(s301)、これを図19に示す平面レイアウト画面3000上に回転させることなく表示する(s302)。そして、家具図レイアウト部205が家具画像データを間取り図表示枠2001上に表示させると(s303)、平面レイアウト部221が、これに対応する平面家具画像データを読出して(s304)、平面レイアウト画面3000上の対応する位置に表示させる(s305)。また、家具図レイアウト部205の家具図回転表示部205aにより、特定の家具図が方向の異なる家具図に入れ替えられることで回転して表示されると(s306)、平面レイアウト部221が、入れ替えられた家具画像データに対応する平面家具画像データを読出して、平面レイアウト画面上で入れ替えて表示させる(s307)。
同様に、家具図レイアウト部205が補助画像データを間取り図表示枠2001上に表示させると(s308)、平面レイアウト部221が、これに対応する平面補助画像データを読出して(s309)、平面レイアウト画面3000上の対応する位置に表示させる(s310)。また、家具図レイアウト部205の補助画像回転表示部205cにより、特定の補助画像データが方向の異なる補助画像データに入れ替えられることで回転して表示されると(s311)、平面レイアウト部221が、入れ替えられた補助画像データに対応する平面補助画像データを読出して、平面レイアウト画面上で入れ替えて表示させる(s312)。これらの動作により、例えば、レイアウト画面2000上で図25に示すようなレイアウトが完成している場合、平面レイアウト画面3000上では、これに対応して図27に示すような平面レイアウトが完成することになる。以上の動作が新たな間取り図データが受け付けられるまで繰り返される。
なお、上記実施形態では、間取り図画像データは、間取り図記憶部101では、回転されていない状態で記憶されているが、予め間取り図記憶部101で回転した状態で記憶しておいてもよい。この場合は、間取り図表示部201は受け付けた間取り図画像データを回転させる必要はない。
また、家具図画像データや間取り図画像データの容量が大きくない場合は、スクリプトでこれらを送信し、間取り図記憶部101、家具図記憶部102、補助画像記憶部120、間取り図識別情報受付部104、間取り図抽出部105、家具識別情報受付部106、家具図抽出部107、補助画像識別情報受付部121、補助画像抽出部122をクライアントコンピュータBにおいて、実現するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、クライアントコンピュータBの使用者の属性は予めサーバコンピュータAの使用者属性情報記憶部110に記憶されていたが、使用者の属性情報や識別情報を予め記憶しておくことなく、だれでもが本レイアウトシミュレーションシステムXを使用者として使用できるようにしておき、レイアウト画像データの記憶時に、使用者の属性情報を入力してもらって使用者属性情報記憶部110に記憶し、同時に、識別情報を付与するようにしてもよい。
また、上記実施形態における平面図形データは例示であって、間取り図の記載を変えたり、測定したりできる画像を種々採用でき、例えば、キッチンシンク、トイレ、バスルーム、ドアなどの設備を表す平面図形などを用いることもできる。
それから、上記実施形態では、擬似的に投影図として表される間取り図上に、ミリタリ投影図として表された家具図などを配置し、これに連動させて平面図として表された間取り図上に平面図として表された家具図などを表示させるようにしたが、逆に、平面図として表された間取り図上に平面図として表された家具図などをドラッグアンドドロップにより配置し、これに連動させて擬似的に投影図として表される間取り図上に、ミリタリ投影図として表された家具図などを表すようにすることもできる。
本実施形態に係る家具レイアウトシミュレーションシステムXは上記のような構成により、ラスターデータのまま間取り図データを簡単な加工を施すだけで使用することができるので、データ加工の労力負担が少なく、また、使用者にとって立体的に家具の配置状態を示すことができるので、イメージを把握しやすい。また、CADデータを用いないのでコンピュータへの負担も少ない。
さらに、多くのクライアントコンピュータの使用者からのレイアウトデータを収集し、間取り図識別情報、間取り図属性情報、使用者属性情報と関連づけて記憶するので、どのような属性を有する者が、どのような間取りを選択するか、どのようなレイアウトをするか等のマーケティングリサーチを簡易に行なうことができる。
X 家具レイアウトシミュレーションシステム
A サーバコンピュータ
B クライアントコンピュータ
M 間取り図画像
F 家具画像
H 補助画像
101 間取り図記憶部
102 家具図記憶部
103 HP送信部
103a 間取り図選択情報表示部
104 間取り図識別情報受付部
105 間取り図抽出部
103b 家具選択情報表示部
106 家具識別情報受付部
107 家具図抽出部
108 使用者識別情報受付部
109 レイアウト記憶部
110 使用者属性情報記憶部
120 補助画像記憶部
121 補助画像識別情報受付部
122 補助画像抽出部
103c 補助画像選択情報表示部
201 間取り図表示部
202 家具図表示部
203 間取り図選択情報受付部
204 家具選択情報受付部
205 家具図レイアウト部
205a 家具図回転表示部
205b 家具図色変表示部
205c 補助画像回転表示部
206 使用者識別情報受付部
207 レイアウト情報受付部
210 補助画像表示部
211 補助画像選択情報受付部
220 第二間取り図表示部
221 平面レイアウト部

Claims (17)

  1. 図の横方向と画像データにおける水平方向とが一致する平面図として表される、複数の同一縮尺の間取り図画像データを、各間取り図の識別情報である間取り図識別情報に関連付けて記憶する間取り図記憶手段と、
    底面の大きさが前記間取り図と同じ縮尺であるミリタリ投影法により作成され、図の高さ方向が画像の縦方向に合致する家具画像を表す複数の家具画像データを、各家具画像の識別情報である家具識別情報と関連付けて記憶する家具図記憶手段と、
    使用者が操作するコンピュータのモニタに、二以上の前記間取り図識別情報を表示させる間取り図選択情報表示手段と、
    前記使用者が操作するコンピュータから一の間取り図識別情報の選択を受け付ける間取り図識別情報受付手段と、
    受け付けられた間取り図識別情報に関連付けられた前記間取り図画像データを前記間取り図記憶手段から抽出する間取り図抽出手段と、
    抽出された間取り図画像データを前記家具画像の底面図と表示方向が一致するように前記ミリタリ投影法の傾角分だけ回転させて、前記モニタに表示させる間取り図表示手段と、
    前記モニタに、二以上の前記家具識別情報を表示させる家具選択情報表示手段と、
    前記使用者が操作するコンピュータから一以上の家具識別情報の選択を受け付ける家具識別情報受付手段と、
    受け付けられた家具識別情報に関連付けられた前記家具画像データを前記家具図記憶手段から抽出する家具図抽出手段と、
    抽出された家具画像データを前記表示された間取り図画像データとともに前記モニタに表示させる家具図表示手段と、
    前記使用者が操作するコンピュータから、前記表示されている家具画像データのうちの一の家具画像データの選択指示と、この選択された家具画像データの前記間取り図画像データ上の特定位置への移動指示とを受け付け、これに応じて、前記モニタ上で前記選択された家具画像データを前記間取り図画像データ上の当該特定位置に配置して表示させる家具図レイアウト手段と
    を有する家具レイアウトシミュレーション装置。
  2. 前記間取り図記憶手段に記憶されている間取り図画像データには、間取り図表示手段により表示された状態において、奥側に存する壁面の少なくとも一面に関して、前記家具画像と同じミリタリ投影法により壁面が描かれているものである請求項1に記載の家具レイアウトシミュレーション装置。
  3. 前記家具図記憶手段は、同一の家具に関して、底面図の方向が異なる二以上の家具画像データを一組として、各組ごとに前記家具識別情報と関連付けて記憶し、
    前記家具図抽出手段は、前記家具識別情報に関連付けられた組の中の一つの家具画像データを抽出するものであり、
    前記家具図レイアウト手段には、
    前記使用者の操作するコンピュータから表示されている家具画像データのうちの一の家具画像データの選択指示と、回転指示とを受け付け、これに応じて、当該選択された家具画像データと同じ組に存する方向の異なる他の家具画像データを前記家具図記憶手段から抽出して、前記選択された家具画像データと入れ替えて表示する家具図回転表示手段が含まれる
    請求項1又は2に記載の家具レイアウトシミュレーション装置。
  4. 前記家具レイアウトシミュレーション装置において、さらに、
    前記間取り図画像データ上に重なって配置される一以上の平面図形の画像データである平面図形データを記憶する、平面図形データ記憶手段と、
    前記使用者が操作するコンピュータから前記平面図形データの指定を受け付け前記モニタに表示する平面図形表示手段とを有し、
    前記家具図レイアウト手段は、
    前記使用者が操作するコンピュータから一以上の前記平面図形データの選択指示と、この選択された平面図形データの前記間取り図上の特定位置への移動指示とを受け付け、これに応じて、前記モニタ上で前記選択された平面図形データを前記間取り図画像データ上の当該特定位置に配置して表示させる間取り図平面図形配置手段を有するものである
    請求項1から3のいずれか1項に記載の家具レイアウトシミュレーション装置。
  5. 前記平面図形は、一辺が前記家具図の底面図と方向が一致するように前記傾角分だけ傾いた長方形体であり、
    前記平面図形データ記憶手段は、前記間取り図データ上で方向が異なる二以上の平面図形データを一組として記憶し、
    前記平面図形表示手段は、当該組の中の平面図形データのうちの一つを前記モニタに表示するものであり、
    前記家具図レイアウト手段は、
    前記使用者の操作するコンピュータから表示されている平面図形データのうちの一の平面図形データの選択指示と回転指示とを受け付け、これに応じて、当該選択された平面図形データと同じ組に存する他の平面図形データを前記平面図形記憶手段から抽出して、前記選択された平面図形データと入れ替えて表示する平面図形回転表示手段が含まれる
    請求項4に記載の家具レイアウトシミュレーション装置。
  6. 前記平面図形は、枠線のない単一色に塗りつぶされた平面図形である請求項4又は5に記載の家具レイアウトシミュレーション装置。
  7. 前記平面図形は、枠線のない単一色に塗りつぶされた平面図形上に前記家具図の底面図における横方向又は縦方向のいずれかに一致する方向を向いた線が描かれたものである請求項4又は5に記載の家具図レイアウトシミュレーション装置。
  8. 前記平面図形は、長辺に前記間取り図画像データの縮尺に応じた目盛りが描かれた平面図形である請求項5に記載の家具図レイアウトシミュレーション装置。
  9. 前記家具画像データと同じミリタリ投影法により同じ縮尺で作成された、人形を表した人形画像データを記憶する人形画像記憶手段と、
    前記使用者が操作するコンピュータから前記人形画像データの指定を受け付け前記モニタに表示する人形画像表示手段とを有し、
    前記家具図レイアウト手段は、
    前記使用者が操作するコンピュータから前記人形画像データの選択指示と、この選択された人形画像データの前記間取り図上の特定位置への移動指示とを受け付け、これに応じて、前記モニタ上で前記選択された人形画像データを前記間取り図画像データ上の当該特定位置に配置して表示させる間取り図人形画像配置手段を有するものである
    請求項1から8のいずれか1項に記載の家具レイアウトシミュレーション装置。
  10. 前記家具図記憶手段は、同一の家具に関して、彩色された色の異なる二以上の家具画像データを一組として、各組ごとに前記家具識別情報と関連付けて記憶し、
    前記家具図抽出手段は、前記家具識別情報に関連付けられた組の中の少なくとも一つの家具画像データを抽出するものであり、
    前記家具図レイアウト手段には、前記使用者の操作するコンピュータから表示されている家具画像データのうちの一の家具画像データの選択指示と、色変え指示とを受け付け、これに応じて、当該選択された家具画像データと同じ組に存する色の異なる他の家具画像データを前記家具図記憶手段から抽出して、前記選択された家具画像データと入れ替えて表示する家具図色変え表示手段が含まれる
    請求項1から9のいずれか1項に記載の家具レイアウトシミュレーション装置。
  11. 前記家具レイアウトシミュレーション装置において、さらに、
    前記家具図記憶手段に記憶された家具画像データごとに、当該家具画像データの底面図又は平面図を横方向が画像データにおける水平方向に一致するように前記傾角分だけ回転させた平面家具画像データを各家具画像データに関連づけて記憶する平面家具画像データ記憶手段と、
    間取り図抽出手段により抽出された間取り図画像データを回転させることなく、前記モニタに表示させる第二間取り図表示手段と、
    家具図レイアウト手段により、前記家具画像データが前記間取り図データ上の前記特定位置に配置して表示された場合に、前記第二間取り図表示手段に表示された間取り図画像データの前記特定位置に合致する位置に、この前記特定位置に配置して表示された前記家具画像データに関連づけられて記憶された平面家具画像データを前記平面家具画像データ記憶手段から抽出して表示させる平面レイアウト手段と
    を有する請求項1から10のいずれか1項に記載の家具レイアウトシミュレーション装置。
  12. 前記家具レイアウトシミュレーション装置において、
    前記間取り図表示手段が、抽出された間取り図画像データを回転させて表示させることに代えて、抽出された間取り図画像データを回転させることなく表示させるものであり、
    前記間取り図記憶手段が、間取り図画像データを図の横方向と画面データにおける水平方向とが一致する平面図として記憶することに代えて、間取り図画像データを前記家具画像の底面図と表示方向が一致するように前記傾角分だけ回転させて記憶するものである
    請求項1から10のいずれか1項に記載の家具レイアウトシミュレーション装置。
  13. 前記家具レイアウトシミュレーション装置は、複数の前記使用者が操作するコンピュータであるクライアントコンピュータに通信ネットワークを介して接続されるサーバコンピュータと当該クライアントコンピュータとから構成されるものであって、
    前記間取り図記憶手段と、前記家具図記憶手段と、前記間取り図選択情報表示手段と、前記間取り図識別情報受付手段と、前記間取り図抽出手段と、前記家具選択情報表示手段と、前記家具識別情報受付手段と、前記家具図抽出手段とを前記サーバコンピュータが有し、
    前記間取り図表示手段と、前記家具図表示手段と、前記家具図レイアウト手段とを前記クライアントコンピュータが有する請求項1から12のいずれか1項に記載の家具レイアウトシミュレーション装置。
  14. 前記使用者を識別する使用者識別情報を前記クライアントコンピュータから受け付ける使用者識別情報受付手段と、
    前記クライアントコンピュータからの記憶指示により、前記モニタ上に表示されている間取り図画像データ上に家具画像データが配置された画像データであるレイアウト画像データを受け付けて、前記使用者識別情報受付手段が受け付けた使用者識別情報と関連付けて記憶するレイアウト記憶手段と
    を前記サーバコンピュータが有する請求項13に記載の家具レイアウトシミュレーション装置。
  15. 前記レイアウト記憶手段は、前記レイアウト画像データの元となる間取り図画像データの間取り図識別情報もレイアウト画像データに関連付けて記憶するものである請求項14に記載の家具レイアウトシミュレーション装置。
  16. 前記使用者識別情報に関連付けて当該使用者識別情報が識別する使用者の属性情報を記憶する使用者属性情報記憶手段を前記サーバコンピュータが有する請求項14に記載の家具レイアウトシミュレーション装置。
  17. 請求項13から16のいずれか1項に記載のサーバコンピュータ。
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