JPH0446078Y2 - - Google Patents

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JPH0446078Y2
JPH0446078Y2 JP14367085U JP14367085U JPH0446078Y2 JP H0446078 Y2 JPH0446078 Y2 JP H0446078Y2 JP 14367085 U JP14367085 U JP 14367085U JP 14367085 U JP14367085 U JP 14367085U JP H0446078 Y2 JPH0446078 Y2 JP H0446078Y2
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groove
holding member
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pivot shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、門柱へ扉体を旋回開閉可能に取付
けることのできる門扉用蝶着装置に関するもので
ある。
〔従来技術〕
この種の蝶着装置としては、門柱に取付けられ
枢支軸を有する肘金具と、扉体に取付けられ、前
記枢支軸に軸着する壺金具とからなるものが一般
的に知られている。そして扉体が所定の位置で開
閉するようにするためには、壺金具の枢支軸への
軸着位置を所定位置とする必要があり、そのため
肘金具の門柱への取付け位置を精度良く行う必要
がある。
このことから門柱へ固定した後に枢支軸の位置
を自由に変えられる肘金具を有する蝶着装置が考
案されており、この蝶着装置として従来では第5
図に示すもの(実開昭55−41488号公報)が知ら
れている。
即ち肘金具1を門柱2への埋込金具3と、この
埋込金具3に設けられ、枢支軸4を有する可動金
具5とから構成する。
そして埋込金具3の長形スリツト3aおよび彎
曲スリツト3bと、可動金具5の締着スリツト5
aとから、可動金具5が矢印AおよびBの方向へ
移動可能にボルト締めしたことで、枢支軸4の位
置を自由に変えられるようにしたものである。
〔この考案が解決すべき問題点〕
しかし肘金具1を門柱2へ固定した状態で枢支
軸4の位置を自由に変えられるように構成されて
はいるが、ボルト6,6′をゆるめて可動金具5
が移動できるようにした状態では、可動金具5が
連続的にまつたく自由に移動してしまうので、枢
支軸4を所定の位置へセツトする作業がなお面倒
なものとなつている。
またボルト6を締付け固定した後、このボルト
6を中心として彎曲スリツト3bにより可動金具
5を揺動させることもできるが、この場合は第5
図で示したようにLだけ軸心4aにずれが生じて
しまう等の問題点がある。
この考案は、前述した事情に鑑み創案されたも
ので、その目的は肘金具を門柱へ固定した後で、
枢支軸の位置調節を容易かつ確実に行うことので
きる蝶着装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案によれば先端に枢支軸を有する腕部か
らなる肘金具を、取付具により門柱へ取付けるこ
ととする。
そして取付具は、扉体の前後方向へ延びるガイ
ド溝を有する基板と、この基板内で肘金具腕部が
扉体の左右方向へ摺動可能に保持できるように形
成されていると共に、ガイド溝に挿入される突出
片を有しており、この突出片により基板内を扉体
の前後方向へ移動可能な保持部材と、腕部を保持
部材と共に基板へ押圧する押圧部とを備えたもの
としたものである。
〔実施例〕
以下この考案を図示する実施例によつて説明す
る。
門扉用蝶着装置7は、門柱8への取付け用取付
具9に固定されており、先端に枢支軸10が設け
られた腕部11からなる肘金具12と、扉体13
に固定されており、枢支軸10へ軸着される壺金
具14とからなつている。(第1図参照) そして取付具9には、門柱8へ取付けられる断
面略コ字状に形成された基板16と、この基板1
6内で肘金具12の腕部11が扉体13の前後左
右方向へ移動可能に保持する保持部材17と、腕
部11を保持部材17と共に基板16へ押圧する
押圧部18とが備えられている。(第1図〜第3
図参照) 基板16は、取付板19を有する上壁20およ
び下壁21と、側壁22とから断面略コ字状に形
成されている。そして上壁20には扉体13の前
後方向へ延びるガイド溝23が、下壁21には後
述する押圧部18の締付けボルト24用の長孔2
5が、それぞれ所定間隔で平行に2条設けられて
いる。
保持部材17は、肘金具12の腕部11が挿入
する保持溝17aを有する断面略コ字状に形成さ
れ、上端の長手方向両端には基板16のガイド溝
23へ挿入される突出片26が設けられている。
そして保持溝17aには、肘金具12の腕部11
が、扉体13の左右方向摺動可能に挿入されてい
る。
押圧部18は、保持部材17の下端部が挿入さ
れる支持溝27aを有すると共に、この溝底部に
基板16の長孔25を貫通した締付けボルト24
の螺入するネジ孔27bが穿設された断面略コ字
状の支持部材27と、このネジ孔27bを螺通し
て支持溝27a内へ突出したネジ部24aの上端
が、肘金具12の腕部11へ当接している(第3
図参照)締付けボルト24,24とから構成され
ている。
このような構成からなる門扉用蝶着装置7によ
つて、扉体13を門柱8へ取付けた門扉28の一
実施例を第4図に示す。この場合の門扉28は、
引戸式伸縮門扉を示すものである。
そして扉体13を所定の位置で開閉させるため
に行う壺金具14の枢支軸10への軸着位置の調
節は、肘金具12の枢支軸10を扉体13の前後
左右方向へ移動させることで行う。
即ち第1図に矢印CおよびDで示した扉体13
の前後左右方向への移動は、締付けボルト24を
ゆるめて、肘金具12の腕部11を前後左右へ動
かすことで行う。
この時に、基板16のガイド溝23およびこれ
に挿入されている突出片26とから、保持部材1
7が確実に前後動することで腕部11を容易に前
後へ移動させることができる。
そして腕部11の固定は、締付けボルト24を
螺入させて、腕部11を保持部材17と共に基板
16の上壁20へ強く押圧することで行う。
このようにして枢支軸10の位置調節を行う。
なお押圧部18の構成は、この実施例のものに
限らず、肘金具12の腕部11を保持部材17と
共に基板16へ押圧できるものならばどのような
ものでもよい。
〔考案の効果〕
この考案は、以上のような構成からなり、次に
述べる効果を有する。
壺金具が軸着する枢支軸を有している肘金具を
取付具により門柱へ取付けると共に、肘金具の腕
部を取付具内で扉の前後方向へ移動可能であり、
腕部を扉の左右方向へ摺動可能に保持できるよう
に形成された保持部材で保持固定するようにした
ことで、肘金具を門柱へ取付けた後にその枢支軸
を扉の前後左右方向へ移動させての位置調節を
別々に行なうことができる。
そのため枢支軸が同時に種々の方向へ移動する
ことなく、その位置調節を容易かつ確実に行える
ことができる。
またこれらの調節作業を簡単な構造の装置で行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の蝶着装置を示す斜視図、第
2図は第1図のE−E線拡大断面図、第3図は取
付具の分解斜視図、第4図はこの考案の蝶着装置
を使用した門扉の一実施例を示す正面図、第5図
は従来の蝶着装置を示す斜視図である。 1……肘金具、2……門柱、3……埋込金具、
3a……長形スリツト、3b……彎曲スリツト、
4……枢支軸、4a……軸心、5……可動金具、
5a……締着スリツト、6,6′……ボルト、7
……門扉用蝶着装置、8……門柱、9……取付
具、10……枢支軸、11……腕部、12……肘
金具、13……扉体、14……壺金具、16……
基板、17……保持部材、17a……保持溝、1
8……押圧部、19……取付板、20……上壁、
21……下壁、22……側壁、23……ガイド
溝、24……締付けボルト、24a……ネジ部、
25……長孔、26……突出片、27……支持部
材、27a……支持溝、27b……ネジ孔、28
……門扉。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 門柱8への取付け用取付具9に固定されてお
    り、先端に枢支軸10が設けられた腕部11から
    なる肘金具12と、扉体13に固定されており、
    前記枢支軸10へ軸着される壺金具14とからな
    り、 前記取付具9は、門柱8へ取付けられる断面略
    コ字状に形成された基板16と、この基板16内
    で肘金具12の腕部11が扉体13の前後左右方
    向へ移動可能に保持する保持部材17と、腕部1
    1を保持部材17と共に基板16へ押圧する押圧
    部18とが備えられてあり、 前記基板16は、取付板19を有する上壁20
    および下壁21と、側壁22とから断面略コ字状
    に形成されてあり、前記上壁20には扉体13の
    前後方向へ延びるガイド溝23が、また下壁21
    には押圧部18の締付けボルト24用の長孔25
    が、それぞれ所定間隔で平行に2条設けてあり、 保持部材17は、肘金具12の腕部11が挿入
    する保持溝17aを有する断面略コ字状に形成さ
    れ、上端の長手方向両端には基板16のガイド溝
    23へ挿入される突出片26が設けてあり、保持
    溝17aには、肘金具12の腕部11が、扉体1
    3の左右方向摺動可能に挿入してあり、 前記押圧部18は、保持部材17の下端部が挿
    入される支持溝27aを有すると共に、この溝底
    部に基板16の長孔25を貫通した締付けボルト
    24の螺入するネジ孔27bが穿設された断面略
    コ字状の支持部材27と、このネジ孔27bを螺
    通して支持溝27a内へ突出したネジ部24aの
    上端が、肘金具12の腕部11へ当接している締
    付けボルト24,24とから構成されてなること
    を特徴とする門扉用蝶着装置。
JP14367085U 1985-09-20 1985-09-20 Expired JPH0446078Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14367085U JPH0446078Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14367085U JPH0446078Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6252699U JPS6252699U (ja) 1987-04-01
JPH0446078Y2 true JPH0446078Y2 (ja) 1992-10-29

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ID=31053568

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JP14367085U Expired JPH0446078Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20

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