JPH0445278Y2 - - Google Patents

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JPH0445278Y2
JPH0445278Y2 JP1983181815U JP18181583U JPH0445278Y2 JP H0445278 Y2 JPH0445278 Y2 JP H0445278Y2 JP 1983181815 U JP1983181815 U JP 1983181815U JP 18181583 U JP18181583 U JP 18181583U JP H0445278 Y2 JPH0445278 Y2 JP H0445278Y2
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JP
Japan
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groove
board
cabinet
front part
back part
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JP1983181815U
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JPS6090889U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、例えばテレビジヨン受信機等に用い
られるキヤビネツトに関し、特にキヤビネツトを
前後方向に分割したフロント部とバツク部とによ
るプリント板などの基板の支持構造に関する。
背景技術 従来、上述のテレビジヨン受信機は第1〜第3
図に示すものがあつた。同図で、10はキヤビネ
ツトであつて、フロント部11とバツク部12と
に分割されている。分割面13は図示の場合、キ
ヤビネツト10の前面14と後面15との中間
で、前面14へ片寄つた位置になつている。この
分割面13は必ずしも図示例に限るものではな
く、前面14と後面15との間であればよい。
フロント部11は前面14にブラウン管16の
フエースプレート17が露出される開口18や音
量、色調、コントラスト等を制御する軸19,1
9……が挿通される取付け孔20,20……を有
する。フロント部11の後面は分割面13になつ
ており、矩形状の開口になつている。
バツク部12は前面が分割面13になつてお
り、フロント部11の後面開口と同一の矩形状の
開口になつており、後面15はブラウン管16の
ネツク21が覆う様に後方へ突き出している。
分割面13において、フロント部11側にはフ
ロント部の前面14の内面から分割面13へ突出
した筒状のボス(図示省略)を有し、このボスに
は分割面13に開口したネジ孔(図示省略)を有
する。又バツク部12側にはバツク部の後面15
の内面から分割面13へ突出した筒状のボス(図
示省略)を有し、このボスにはネジ挿通孔(図示
省略)を有する。このネジ挿通孔はバツク部の後
面15の外面に開口している。
このネジ挿通孔にはバツク部の後面からネジ
(図示省略)が挿通され、フロント部のボスのネ
ジ孔にそのネジがネジ込まれることによつてフロ
ント部11とバツク部13とは第1図〜第2図の
ように一体に結合される。
従つてフロント部11とバツク部12との分割
面13が衝合されると、フロント部のボスとバツ
ク部のボスとが互いに衝合される様になつてい
る。又、分割面13が段差を生じることなく正し
く衝合される様にする為に、分割面13の一方に
は溝22(第2図)を、他方にはリブ23を夫々
設け、リブ23が溝22に嵌合されることによつ
て位置合わせができる様になつている。
キヤビネツト10の内部底面にはプリント基板
24が配置される。これはフロント部11の前面
14で底部の内面と、バツク部12の後面15で
底部の内面とに夫々形成した断面形状がコ字状の
溝25と溝26に、基板24の前後端部27と2
8が装着されることによつて支持される。尚、溝
25,26は、その開放端がキヤビネツトの前後
方向に互いに対向するように形成されている。基
板24の左右端部も支持する必要があれば、フロ
ント部11又はバツク部12の底面或いは側面に
基板24の左右端部が挿入される溝を有するレー
ル部材(図示省略)を形成することを可とする。
この場合、レール部材の溝はキヤビネツト10の
中心方向と後面15方向又は前面14方向とに開
口している形成となる。
溝25はフロント部前面14の内面に有するリ
ブ29に形成され、溝26はバツク部後面15の
内面に有するリブ30に形成され、互いに対向し
て形成される。
第3図は溝26を拡大した斜視図で、奥方側が
間隔を小さくなるように勾配が形成されている。
奥面31での間隔は基板24の厚さより少し大き
く形成されている。
基板24の前端部27で、少し中心に近寄つた
位置には部品、例えば可変ボリウム32が所定数
配置されている。この可変ボリウム32の制御軸
19は前端部27より更に前方へ所定量突出され
ている。そして、基板24が溝25,26に装着
された際、フロント部11の取付け孔20に挿通
され、前面14より更に前方へ所定量突出される
ようになつている。
従つて、制御軸19は組立後にフロント部の前
面14の外側より制御できる。
このような基板固定装置は、例えば特公昭58−
16358号の第2図などにも開示されている。
しかしながら、かかる従来のものによると、キ
ヤビネツト10と基板24との間に寸法誤差が生
じ、基板24がキヤビネツト10の前後方向へ移
動し、ガタツキが生じる。そして実施例の様に制
御軸19が基板24に取付けられており、それが
キヤビネツト10から突出されている場合、制御
軸19が移動することになり、商品性が損なわれ
る。
考案の開示 本考案は、この様な点に鑑み提案されたもの
で、基板を挿通・支持する溝に改良を加えること
によつて基板の移動、ガタツキを防止すると共
に、基板挿入作業も従来と同様の方法で行えるよ
うにすることを目的とする。
このために、本考案は、バツク部の溝の奥面
に、溝を形成する壁面より薄肉のリブを形成し、
このリブが基板の挿入に基づいて押し潰されるよ
うに構成したものである。
従つて、本考案によれば、キヤビネツトをプラ
スチツクで形成する場合、溝の奥面に薄肉のリブ
を一体に形成すれば良く、この薄肉のリブが、キ
ヤビネツトのフロント部とバツク部との結合によ
る基板の溝への挿入に基づいて押し潰される。こ
の際、誤差分が吸収され、移動・ガタツキを防止
できる。又、この移動・ガタツキの防止に際し、
基板挿入作業に特別な作業を要さずとも、従来と
同様の作業、つまり基板をキヤビネツトの所定の
位置に支持した後、キヤビネツトのフロント部と
バツク部とを向かい合わせて結合させるだけで、
基板を強固に固定できるものである。又、薄肉の
リブを追加すれば足り、簡単、安価に提供できる
効果を有する。
考案を実施するための最良の形態 第4図は、本考案の一実施例を示す。第3図と
同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を
省略する。本考案の特徴部分は、キヤビネツトを
構成するバツク部12の溝26における奥面31
に薄肉のリブ35を、溝26を形成する壁面(リ
ブ)30と一体に形成したことである。特に、リ
ブ30は、リブ35より厚肉に形成されている。
実施例では、厚肉のリブ30の厚みが2mm前後、
薄肉のリブ35の厚みが0.5mm前後、薄肉のリブ
35の奥面31からの高さは、フロント部11と
バツク部12とが組み立てられ、分割面13が完
全に衝合された状態において、基板24の前後端
面の距離と、溝25と溝26の奥面31と33の
距離との間に生じる最大寸法誤差と同一か又は少
し大きい寸法に形成される。
以上のように本考案によれば、フロント部11
とバツク部12とがネジによつて組立られる場
合、分割面13が衝合した状態において、基板2
4の前端面は溝25の奥面に衝合され、かつ後端
面には溝26の薄肉リブ35に必ず衝合され、そ
の衝合量が寸法誤差に応じて大小に変化される。
寸法誤差が最小の場合でも、後端面26と薄肉リ
ブ35とが衝合される。そして寸法誤差が大きく
なると、その誤差量だけ薄肉リブ35が後端面2
6で押し潰される。いずれの場合でも後端面26
は薄肉リブ35に衝合した状態となり、キヤビネ
ツト10と基板24との間の移動・ガタツキが防
止される。
また、薄肉のリブ35をバツク部の溝26に設
けたことにより、フロント部の溝25に基板24
が位置決めされ、ひいては基板24、またその基
板24に取付けられた部品の制御部とフロント部
の取付け孔との位置決めが一定化できるため、設
計が容易に行なえるようになるものである。
さらに、キヤビネツトは、フロント部とバツク
部とから構成されているので、基板24をキヤビ
ネツト10内に取付ける際も、後方からフロント
部に設けた溝25に向かつて水平に入れれば良
く、基板24の挿入が非常にやりやすいなどの効
果も有するものである。
さらにまた、基板24は後方からフロント部に
設けた溝25に水平に挿入されるので、溝25の
厚みは基板24の厚み分で良く、したがつて、溝
の厚みを大きくする必要がないので、フロント部
正面14から見たときの意匠性が良くなるなどの
効果も有するのである。
尚、薄肉リブ35は溝25の奥面33に形成し
ても同効である。又、薄肉リブは奥面31の全体
に形成する必要がなく、部分的に破断して形成す
るなどの変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のテレビジヨン受信機の外観斜視
図、第2図は第1図のA−A部断面図、第3図は
第2図B部の拡大斜視図、第4図は本考案の一実
施例を示す第3図相当図である。 10はキヤビネツト、11はフロント部、12
はバツク部、20は取付け孔、24は基板、2
5,26は溝、30は壁面、31は奥面、35は
薄肉のリブである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前面に取付け孔を有するフロント部とバツク部
    とを有し、フロント部及びバツク部の内部に断面
    形状がコ字状の溝を、その開放端がキヤビネツト
    の前後方向に互いに対向するように形成し、基板
    に配置した部品の制御部より延びる制御軸がフロ
    ント部の取付け孔に挿通され、かつフロント部と
    バツク部との結合によつてそれぞれの溝に基板を
    挿入・支持してなるデイスプレイなどの表示装置
    用のキヤビネツトにおいて、 前記バツク部の溝の奥面に、溝を形成する壁面
    より薄肉で、かつフロント部及びバツク部の結合
    による基板の溝内への挿入に基づいて押し潰され
    るリブを形成したことを特徴とするキヤビネツ
    ト。
JP18181583U 1983-11-25 1983-11-25 ケ−スの基板取付け装置 Granted JPS6090889U (ja)

Priority Applications (1)

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JP18181583U JPS6090889U (ja) 1983-11-25 1983-11-25 ケ−スの基板取付け装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP18181583U JPS6090889U (ja) 1983-11-25 1983-11-25 ケ−スの基板取付け装置

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Publication Number Publication Date
JPS6090889U JPS6090889U (ja) 1985-06-21
JPH0445278Y2 true JPH0445278Y2 (ja) 1992-10-23

Family

ID=30393891

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JP18181583U Granted JPS6090889U (ja) 1983-11-25 1983-11-25 ケ−スの基板取付け装置

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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4579940B2 (ja) * 2007-03-08 2010-11-10 小島プレス工業株式会社 電子部品ユニット
JP5645745B2 (ja) * 2011-04-27 2014-12-24 株式会社ユーシン 電動ステアリングロック装置
JP5704407B2 (ja) * 2011-12-19 2015-04-22 株式会社デンソー 電子装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57154896A (en) * 1981-03-19 1982-09-24 Kokusai Electric Co Ltd Method of supporting printed board in small housing

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6012309Y2 (ja) * 1980-12-03 1985-04-20 株式会社日立製作所 シャ−シ基板取付構造

Patent Citations (1)

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JPS6090889U (ja) 1985-06-21

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