JP5645745B2 - 電動ステアリングロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の駐車時にステアリングホイールの回動を電動でロックするための電動ステアリングロック装置に関するものである。
近年、車両には盗難防止の目的で駐車時にステアリングホイールの回動を電動でロックするための電動ステアリングロック装置を備えるものがある。この電動ステアリングロック装置は、例えばエンジン作動状態で運転者がエンジンスタートスイッチをOFF操作すると、これを検知して電動モータを駆動し、該電動モータによってロック部材を移動させてこれをステアリングシャフトに係合させることによってステアリングホイールの回動をロックし、エンジン停止状態で運転者がエンジンスタートスイッチをON操作すると、これを検知して電動モータを駆動し、該電動モータによってロック部材を移動させて該ロック部材のステアリングシャフトへの係合を解除し、ステアリングホイールをアンロックしてステアリング操作を可能とするものである。
ところで、斯かる電動ステアリングロック装置においてステアリングホイールのロック/アンロックを電動で行うためには、ロック部材がロック位置又はアンロック位置にあるか否かを検知して電動モータを駆動制御する必要があり、そのためにロック部材の位置検知機構が設けられている。この位置検知機構としては、例えばロック部材に磁石を取り付け、電動モータを駆動制御する基板のロック位置とアンロック位置に対応する箇所にホール素子等の磁気検出素子をそれぞれ配置し、これらの磁気検出素子によって磁石の磁力を検知することによってロック部材がロック位置にあるかアンロック位置にあるかを検知するものが使用されている。
而して、上記ロック部材や電動モータ、基板等はハウジングのケース内に収納され、ケースの開口部はリッドによって閉塞されるが、ロック部材の位置検出を高精度に行うためには、基板の位置決めが重要となり、該基板をガタツキなく保持する必要がある。又、異音の発生を防ぐためにも、基板のガタツキを抑える必要がある。
ところで、電動ステアリングロック装置に関して、特許文献1には、基板をネジを用いてケースに固定する構成が開示されている。
特開2009−107550号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているように基板をネジによってケースに取り付ける構成では、部品点数が増加するとともに、基板の組付作業性が悪いという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、基板をガタツキなく少ない部品で作業性良く組み付けることができる電動ステアリングロック装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、
車両のステアリングシャフトに係合するロック位置とその係合が解除されるアンロック位置との間を移動可能なロック部材と、
該ロック部材を作動させる電動モータと、
該電動モータの出力軸の回転力を前記ロック部材の進退力に変換する駆動機構と、
前記ロック部材に固定された磁石と、
該磁石に対向配置されて前記磁石の磁力を検出可能な磁気検出素子が設けられた基板と、
前記ロック部材、前記電動モータ、前記磁石及び前記基板を収納するケースと該ケースの開口部を閉塞するリッドとで構成されるハウジングと、
を備えた電動ステアリングロック装置において、
前記ケースの内部に、前記基板を収納する基板収納部を設け、
前記ケースに設けられた前記基板収納部に、前記基板の端部を支持する基盤保持溝を形成し、
前記基板の裏面に、前記基板保持溝に嵌合する位置決め部材を取り付け、
前記位置決め部材に、前記基板保持溝との嵌合面から突出する変形可能なリブ部を形成するとともに、前記リッド方向に突出する圧潰可能な凸部を一体に設け、
前記リッドに、前記基板の前記凸部を押圧可能な基板押さえ部を設けたことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、
前記位置決め部材に形成された前記リブ部は、前記基板の挿入方向と直交し、前記基板と平行な方向に突出する第1リブと、
前記基板の挿入方向と前記第1リブの突出方向とに直交する方向に突出する第2リブを有することを特徴とする。
請求項記載発明は、請求項1又は2の何れかに記載の発明において、前記位置決め部材に、前記ケースの内壁に係合する段部を設けたことを特徴とする。
税急行記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、
前記位置決め部材に、前記基板の前記ケースへの挿入をガイドするガイド凸部を設け、
前記ケースの前記基板収納部に形成された前記基板保持溝に、前記ガイド凸部と嵌合するガイド溝を形成し、
前記位置決め部材に形成された前記リブ部を前記ガイド凸部に一体に形成したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、基板をケース内部に設けられた基板収納部に収納し、ケースの開口部を閉塞するリッドの基板押さえ部によって位置決め部材の凸部を押圧して圧潰することによって、基板の抜出方向への移動を規制することができる。この場合、基板を直接押さえる必要がないため、基板への過負荷を防ぐことができ、該基板の撓み変形を防ぐことができる。又、基板をケースの基板収納部に形成された基板保持溝に差し込めば、該基板に取り付けられた位置決め部材のリブ部が変形して基板の移動が規制されるため、基板がガタツキなくケースに組み付けられる。従って、ネジ等の部品を用いることなく基板を作業性良くケースに組み付けることができ、部品点数の削減と組付作業性の向上が図られる。
そして、基板がガタツキなくケース内に収納されるため、基板とロック部材との距離が車両走行中においても常に一定に保たれ、基板に設けられた磁気検出素子による磁石の検出感度が良好に保たれ、ロック部材のロック位置とアンロック位置を正確に検出することができる。又、位置決め部材を基板の裏面に取り付けたため、基板はロック部材側に押される状態で保持され、各部品の寸法誤差に起因する基板とロック部材との距離のバラツキが抑えられてロック部材の位置検出が高精度になされる。又、凸部を位置決め部材に一体に形成したため、基板の移動を規制するための部品が1つで済み、部品点数が削減され、組付作業性が高められる。
請求項記載の発明によれば、位置決め部材に形成された第1リブと第2リブによって直交する2方向への基板の移動が規制されるため、該基板のガタツキが確実に抑えられる。
請求項記載の発明によれば、基板に取り付けられた位置決め部材に設けられた段部がケースの内壁に係合することによって、基板の端部がケースの内壁に当接する前に該基板の挿入方向への移動を規制することができ、基板への負荷を軽減して該基板の歪み等による故障を防ぐことができる。
請求項記載の発明によれば、位置決め部材に形成されたガイド凸部をケースの基板保持溝に形成されたガイド溝に嵌合させた状態で基板をガイド溝に沿ってケース内にスムーズに組み込むことができるとともに、ケース内での基板の位置を調整することができる。
本発明に係る電動ステアリングロック装置の縦断面図である。 図1のA−A線断面図である。 図2のB部拡大詳細図である。 本発明に係る電動ステアリングロック装置の分解斜視図である。 本発明に係る電動ステアリングロック装置のケースを底面側から見た斜視図である。 図5のC部拡大詳細図である。 図5のD−D線断面図である。 本発明に係る電動ステアリングロック装置の基板を上下を逆にして裏面側から見た斜視図である。 図8のE部拡大詳細図である。 図8のF部拡大詳細図である。 本発明に係る電動ステアリングロック装置の基板のケースへの組付要領を示す斜視図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る電動ステアリングロック装置のロック状態を示す縦断面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は図2のB部拡大詳細図、図4は電動ステアリングロック装置の分解斜視図、図5は電動ステアリングロック装置のケースを底面側から見た斜視図、図6は図5のC部拡大詳細図、図7は図5のD−D線断面図、図8は電動ステアリングロック装置の基板を上下を逆にして裏面側から見た斜視図、図9は図8のE部拡大詳細図、図10は図8のF部拡大詳細図、図11は電動ステアリングロック装置の基板のケースへの組付要領を示す斜視図である。
本発明に係る電動ステアリングロック装置1は、電動によって不図示のステアリングシャフト(ステアリングホイール)の回動をロック/アンロックするものであって、そのハウジング2は、非磁性体である金属製(例えば、マグネシウム合金製)のケース3と該ケース3の下面開口部を閉塞する金属製のリッド4によって構成されている。
上記ケース3は矩形ボックス状に成形されており、その上部には円弧状の凹部3aが形成され、この凹部3aには不図示のコラムチューブが嵌め込まれ、このコラムチューブは、ケース3に結着される不図示の円弧状のブラケットによってケース3に固定されている。そして、図4に示すように、ケース3の3つの側面にはピン5が圧入される円孔状のピン孔3b(図4には1つのみ図示)が形成されている。
尚、図示しないが、コラムチューブ内には前記ステアリングシャフトが挿通しており、該ステアリングシャフトの上端にはステアリングホイールが結着され、ステアリングシャフトの下端はステアリングギヤボックスに連結されている。そして、運転者がステアリングホイールを回動操作すれば、その回動はステアリングシャフトを経てステアリングギヤボックスに伝達され、該ステアリングギヤボックス内に設けられたラック軸が車幅方向に移動し、その移動がタイロッドを介して操舵輪である左右の前輪に伝達されて該前輪が転舵される。
他方、前記リッド4は矩形平板状に成形されており、その内面(上面)には、図4に示すように3つのブロック状のピン留め部4Aと、3つの円柱状のカバー押さえ部4Bと、有底筒状のギヤ保持筒部4Cと、矩形円弧面状のモータ押さえ部4D及び押圧部4Eが一体に立設されており、該押圧部4Eと前記ピン留め部4Aのうちの1つの各上端にはピン状の基板押さえ部4aがそれぞれ一体に形成されている。又、リッド4の前記モータ押さえ部4Dの横には矩形孔状のコネクタ配設部4bが形成されている。
ここで、3つの上記ピン留め部4Aはケース3の前記ピン孔3bの位置に対応する箇所に立設されており、これらには前記ピン5が圧入される円孔状のピン挿通孔4c(図4には1つのみ図示)が形成されている。
而して、リッド4は、図1及び図2に示すように、ケース3の下面開口部を下方から覆うようにケース3の下端部内周に嵌め込まれ、ケース3の側部に形成された3つの前記ピン孔3b(図4参照)に挿通するピン5を該リッド4に立設された3つのピン留め部4Aにそれぞれ形成された各ピン挿通孔4cに圧入することによってケース3に固定される。
ところで、ケース3には、図5に示すように、ロック部材収納部3A、基板収納部3B、モータ収納部3C及びモータ出力軸配設部3Dが形成されており、ロック部材収納部3Aと基板収納部3Bとは上下方向に延びる細長い連通部3Eによって互いに連通している。そして、前記基板収納部3Bを構成するケース3の相対向する内面には上下方向に延びるガイドブロック3Fが突設されており、各ガイドブロック3Fには、後述の基板15の端部を保持する基板保持溝3cが上下方向にそれぞれ形成されている。又、基板保持溝3cにはガイド溝3dが上下方向に形成されており、図6及び図7に詳細に示すように、一方(図7の右側)のガイド溝3dの下端部(図6及び図7においては上端部)の両側には下方に向かって段状に広がるリブ逃げ部3eが形成されている。
ここで、基板保持溝3cに形成されたガイド溝3d周辺の構成の詳細を図6及び図7に示すが、ガイド溝3dの両側に上下方向に形成された嵌合面3fの上端部(図6及び図7においては下端部)は段状に突出する突出部3f1を構成している。又、図7に示すように、他方(図7の左側)のガイド溝3dの上端部3d1(図7においては下端部)の幅は他の部分の幅よりも狭くなっている。
又、図5に示すように、ケース3に形成された矩形凹状の前記モータ収納部3Cには、駆動源である後述の電動モータ13の端面を受ける段状の受け面3gが形成されており、この受け面3gには、電動モータ13のスラスト方向の移動を規制する2つの三角リブ3hが一体に突設されている。
更に、ケース3に形成された前記ロック部材収納部3A(図5参照)には図1に示すようにロック部材6が収納されている。このロック部材6は、下端部外周に雄ネジ部7aが刻設された略円筒状の非磁性体である金属製のドライバ7と、該ドライバ7内に上下動可能に収容されたプレート状のロックボルト8とで構成されている。ここで、ロックボルト8には上下方向に長い長孔8aが形成されており、該ロックボルト8は長孔8aに横方向に挿通するピン9によってドライバ7に連結されている。尚、ピン9は、ドライバ7に横方向に貫設されたピン挿通孔7bに圧入によって挿通保持されている。
そして、上記ロックボルト8は、ケース3に形成された矩形のロックボルト挿通孔3i内に上下動可能に嵌合しており、これとドライバ7間に縮装されたスプリング10によって常時上方(ロック方向)に付勢され、通常は図1に示すようにロックボルト8の長孔8aの下部がピン9に係合することによって該ロックボルト8はドライバ7と共に上下動する。
又、図に示すように、ドライバ7の上部外周の相対向する箇所には水平に延びるアーム7Aと矩形ブロック状の回り止め部7Bが一体に形成されており、アーム7Aは、ケース3に形成された前記連通部3E(図5参照)に上下動可能に収容され、その先端部には不図示の磁石が圧入によって収納されている。尚、ドライバ7の前記回り止め部7Bは、ケース3に形成された不図示の係合溝に係合してドライバ7の回転を阻止する機能を果たす。
更に、ケース3に形成された前記ロック部材収納部3A(図5参照)には、図1に示すように円筒状のギヤ部材11が回転可能に収容されており、このギヤ部材11の下部外周はリッド4の内面(上面)に立設された前記ギヤ保持筒部4Cによって回転可能に保持されている。そして、このギヤ部材11の下部外周にはウォームギヤ11aが形成され、内周には雌ネジ部11bが形成されている。
上記ギヤ部材11の内部には前記ドライバ7の下部が挿入されており、このドライバ7の下部外周に形成された前記雄ネジ部7aは、ギヤ部材11の内周に形成された前記雌ネジ部11bが噛合している。そして、リッド4のギヤ保持筒部4Cの中心部に立設された円柱状のスプリング受け4dとドライバ7との間にはスプリング12が縮装されており、ロック部材6(ドライバ7とロックボルト8)はスプリング12によって常時上方(ロック方向)に付勢されている。
又、ケース3に形成された前記モータ収納部3C(図5参照)には図4に示す電動モータ13が横置き状態で収納されており、この電動モータ13の出力軸13aには小径のウォーム14が形成されている。電動モータ13は、前記ロック部材6を移動させるための駆動力を発生するものであって、その出力軸13aの端部はケース3に形成された前記モータ出力軸配設部3D(図5参照)内に配設され、この出力軸13aに形成された前記ウォーム14は、ギヤ部材11の外周に形成された前記ウォームギヤ11aに噛合している。ここで、ウォーム14とウォームギヤ11aは、電動モータ13の出力軸13aの回転力をロック部材6の進退力に変換する駆動機構を構成している。
一方、図1及び図2に示すように、ケース3に形成された前記基板収納部3Bには樹脂製の基板15が垂直に起立した状態で収納されており、この基板15は、ケース3の内面の相対向する箇所に設けられたガイドブロック3Fに形成された基板保持溝3c(図5参照)にその両端縁を差し込むことによって、その表面がロック部材6の作動方向と平行となるようにケース3に固定保持されている。
ここで、図4に示すように、基板15の表面のロックとアンロック位置に対応する位置には、ドライバ7のアーム7A内に圧入保持された前記磁石(不図示)の磁力を検出可能な磁気検出素子である第1及び第2のホール素子16,17が設けられている。又、基板15の下部にはコネクタ18が2本のネジ19(図8参照)によって取り付けられており、このコネクタ18には、前記電動モータ13に接続される上下2本のモータ給電端子20が水平方向に突設されている。尚、コネクタ18には車体に内蔵された不図示のECUから延びる不図示のコネクタが接続され、第1及び第2のホール素子16,17はECUに電気的に接続されている。又、電動モータ13には不図示のバッテリからモータ給電端子20を経て電力が供給される。
更に、図8に示すように、基板15の裏面の幅方向両端部には上下方向に長い樹脂製の位置決め部材21が取り付けられている。即ち、図4及び図8に示すように、基板15の上端部(図8においては下端部)の幅方向両端部には上下方向に長い長孔状の嵌合孔15aが形成され、同基板15の下端部の幅方向両端には円孔状の嵌合孔15bが形成されており、各位置決め部材21は、その取付面の上下に突設されたピン状の嵌合突起21a(図4参照)を基板15の幅方向両端部の上下に形成された前記嵌合孔15a,15bに圧入嵌合させることによって前述のように基板15の裏面にネジ等の締結部材を用いることなく取り付けられている。
ここで、図8に示すように、各位置決め部材21の反取付面の幅方向中央には、ケース3の前記基板保持溝3cに形成されたガイド溝3dに嵌合して基板15のケース3への挿入をガイドするためのガイド凸部21Aが上下方向に沿って一体に突設されている。又、図9に示すように、上記各位置決め部材21の下端部(図9においては上端部)には矩形の押圧ブロック21Bが形成されており、この押圧ブロック21Bの下端面には凹部21bが形成され、この凹部21bの中央には下方(リッド4側)に向かって突出する圧潰可能なピン状の凸部21cが一体に突設されている。尚、押圧ブロック21Bには、後述のように基板15をケース3に挿入した段階において、ケース3の内壁に形成された段部3j(図3参照)に当接してそれ以上の基板15の挿入を規制する段部21dが形成されている。
更に、図9に詳細に示すように、各位置決め部材21のガイド凸部21Aの下端部(押圧ブロック21Bの上方)の両側端面には、基板15の挿入方向(図9の下方)と直交し、基板15の面に平行な方向に突出する左右一対の第1リブ21eが突設されている。又、各位置決め部材21のガイド凸部21Aの左右の上下方向に延びる嵌合面21fの下端部(第1リブ21eの横の部位)には、基板15の挿入方向と第1リブ21eの突出方向とに直交する方向(図9の手前方向)に突出する第2リブ21gが上下方向に長く形成されている。
他方、図10に示すように、各位置決め部材21の上端部(図10の下端部)においては、ガイド凸部21Aの左右の嵌合面21fには段凹部21f1が形成されており、各位置決め部材21の上端部においても下端部と同様に、ガイド凸部21Aの両側端面には、基板15の挿入方向(図10の下方)と直交し、基板15の面に平行な方向に突出する左右一対の第1リブ21eが突設されている。又、各位置決め部材21のガイド凸部21Aの左右の嵌合面21fの窪んだ段凹部21f1には、基板15の挿入方向と第1リブ21eの突出方向とに直交する方向(図10の手前方向)に突出する第2リブ21gが上下方向に長く形成されている。
ところで、本実施の形態では、ケース3に形成された前記ロック部材収納部3Aと前記基板収納部3Bとを連通させる連通部3Eは、ドライバ7のアーム7A内に圧入された不図示の磁石と基板収納部3Bに収納された前記基板15との対向空間を形成している。そして、ウォーム14とリッド4との間及びロック部材6と基板15との間には樹脂製のカバー22,23がそれぞれ配設されており、これらのカバー22,23はリッド4や基板15側へのグリースの飛散を防ぐ機能を果たす。
次に、以上のように構成された電動ステアリングロック装置1の動作(ロック/アンロック動作)を図1に基づいて説明する。
不図示のエンジンが停止している状態では、図1に示すように、ロック部材6のロックボルト8は上限のロック位置にあって、その上端部がケース3のロックボルト挿通孔3iから凹部3aに突出して不図示のステアリングシャフトに係合して該ステアリングシャフトの回動をロックしており、このロック状態においては不図示のステアリングホイールを回動操作することができず、これによって車両の盗難が防がれる。尚、このとき、ロック部材6のアーム7Aに収容された磁石は、基板15に設けられた上方の第1のホール素子16の近傍に位置している。
上記状態から運転者が不図示のエンジンスタートスイッチをON操作すると、ECUがこれを検知して電動ステアリングロック装置1に対してアンロック信号を送信する。すると、電動ステアリングロック装置1の基板15に設けられた制御部は、電動モータ13に給電してこれを起動する。
上述のように電動モータ13が起動されると、その出力軸13aの回転はウォーム14とウォームギヤ11aによって減速されつつ方向が直角に変換されてギヤ部材11に伝達され、該ギヤ部材11が回転されるため、該ギヤ部材11の内周に刻設された雌ネジ部11bに螺合する雄ネジ部7aが形成されたドライバ7がスプリング12の付勢力に抗して下動する。このようにドライバ7が下動すると、該ドライバ7に一体に形成されたアーム7Aとピン9によってドライバ7に連結されたロックボルト8が一体に下動する。
而して、上述のようにロックボルト8が下動して下限のアンロック位置に達すると、該ロックボルト8の上端部がケース3のロックボルト挿通孔3iの内部に退避するため、ロックボルト8のステアリングシャフトへの係合が解除され、ステアリングシャフトのロックが解除されてアンロック状態となり、運転者によるステアリングホイールの回動操作が可能となる。
又、ドライバ7のアーム7Aが下動すると、その先端部に収容された磁石が基板15の下方の第2のホール素子17に近づき、該第2のホール素子17によって磁石の磁力が検出される。これによってロックボルト8がアンロック位置に移動したことが検出され、基板15の制御部が電動モータ13の駆動を停止するとともに、車体側のECUにアンロック完了信号を送信するためにアンロック状態が維持され、車両の走行が可能となる。
そして、車両が停止し、運転者がエンジンスタートスイッチをOFF操作してエンジンを切ると、ECUがこれを検知して電動ステアリングロック装置1に対してロック信号を送信する。すると、電動ステアリングロック装置1の基板15に設けられた制御部は、電動モータ13に通電して該電動モータ13の出力軸13aを逆転させる。
上述のように電動モータ13の出力軸13aが逆転されると、その回転はウォーム14とウォームギヤ11aを経てギヤ部材11に伝達され、該ギヤ部材11が逆転されるためにドライバ7が上動し、該ドライバ7に一体に形成されたアーム7Aとピン9によってドライバ7に連結されたロックボルト8が上動する。
而して、上述のようにロックボルト8が上動して図1に示すように上限のロック位置に達すると、該ロックボルト8の上端部がケース3のロックボルト挿通孔3iから凹部3aに突出するため、ロックボルト8がステアリングシャフトに係合し、ステアリングシャフトの回動がロックされてステアリングホイールの回動操作が不可能となる。尚、ロックボルト8のステアリングシャフトの係合溝への係合が良好に行われない場合には、該ロックボルト8に形成された長孔8a内をピン9が相対移動することができる範囲でロックボルト8がスプリング10の付勢力に抗して下動するため、ロックボルト8に過大な負荷が作用することがない。
又、ドライバ7のアーム7Aが上動すると、その先端部に収容された磁石が基板15の上方の第1のホール素子16に近づき、該第1のホール素子16によって磁石の磁力が検出される。これによってロックボルト8がロック位置に移動したことが検出され、基板15の制御部が電動モータ13の駆動を停止するとともに、車体側のECUにロック完了信号を送信するため、図1に示すロック状態が維持され、これによって車両の盗難が防がれる。
次に、電動ステアリングロック装置1の組付要領について説明する。
電動ステアリングロック装置1の組み付けは、図11に示すようにケース3の上下を逆にし、該ケース3の下端開口部が上方を向くようにしてなされ、先ず、該ケース3の内部にはロック部材6やギヤ部材11、カバー23等が収容される。
次に、図11に示すように基板15に電動モータ13とコネクタ18及び位置決め部材21を組み付けた後、基板15の上端部を下にしてその左右両端縁をケース3の基板保持溝3c(図5参照)に嵌め込む。すると、基板15の裏面の左右に取り付けられた位置決め部材21の各ガイド凸部21Aがケース3の各基板保持溝3cに形成されたガイド溝3dに嵌合し、基板15をそのまま押し下げれば該基板15はガイド溝3d に沿ってケース3内に挿入される。このとき、ガイド溝3dの幅は、位置決め部材21の上端部のガイド凸部21Aの幅(b2)よりも広く設定されているため、基板15の挿入時に各位置決め部材21の上端部に形成された第1リブ21eがガイド溝2dの両側面に当接して変形することがない。又、各位置決め部材21のガイド凸部21Aの左右に設けられた嵌合面21fの上端部には図10に示すように段凹部21f1が形成され、この低い段凹部21f1に第2リブ21gが形成されているため、この第2リブ21gがガイド溝3dの両側の嵌合面3fに当接して変形することがない。そのため、所定の挿入位置までは、基板15のケース3への挿入が抵抗なくスムーズになされるようになっている。
上述のように、基板15をケース3に挿入してゆき、各位置決め部材21の嵌合面21fの先端部の段凹部21f1が嵌合面3fの上端部の突出部3f1に当接する位置まで挿入されると、位置決め部材21の下端部に形成された第2リブ21gが嵌合面3fに当接する。そのため、基板15は、下端部がケース3から突出した挿入状態で停止される。更に、その状態から基板15を押し込むと、上端部と下端部に形成された第2リブ21gがそれぞれケース3の嵌合面3f及び突出部2f1に嵌合して変形し、基板15の図9及び図10の矢印a方向(基板15の面に直交する方向)の移動が規制される。又、各位置決め部材21の上端部と下端部に形成された第1リブ21eがケース3側のガイド溝3dの両側面に当接して変形し、基板15の図9及び図10の矢印方向(左右方向)の移動が規制される。
又、基板15をケース3に完全に収納される位置まで挿入することにより、他方(電動モータ13に近い側)の位置決め部材21のガイド凸部21Aの下端部の幅広部分21A1に形成された第1リブ21eがケース3側のガイド溝3dに形成されたリブ逃げ部3e嵌合するとともに、他方(モータ収納部3Cに近い側)のガイド凸部21Aの上端部が、幅狭であるガイド溝3dの上端部3d1と嵌合する。それによって、他方の位置決め部材21の上端部と下端部に形成された第1リブ21eがガイド溝3dの両側面に当接して変形し、基板15の図9及び図10の矢印b方向(左右方向)の移動が規制される。
このとき、一方(ロック部材6に近い側)のガイド溝3dの下端には、位置決め部材21の下端の第1リブ21eの突出幅(b1)よりも広いリブ逃げ部3e(図6及び図7参照)を形成したため、位置決め部材21の下端部に形成された第1リブ21eは変形することはない。又、位置決め部材21の上端の第1リブ21eの突出幅(b2)よりも幅狭であるガイド溝3dの上端部3d1を形成していないため、上端部に形成された第1リブ21eもガイド溝3dの両側面に当接することがなく、変形することがない。即ち、この一方(モータ収納部3Cに近い側)における位置決め構造の構造的な幅方向の誤差を吸収し、基板15に過負荷が作用することがなく、該基板15の撓み変形が防がれる。
上記状態において基板15を更に押し込み、図2及び図3に示すように各位置決め部材21の下端部の押圧ブロック21Bの段部21dがケース3の内面に形成された段部3jに当接すると、それ以上の基板15の押し込みが阻止される。
以上によって基板15のケース3への挿入が終了するが、その後、カバー22とスプリング12をギヤ11の下端に配置し、最後にケース3の下端開口部がリッド4によって閉塞される。即ち、リッド4をケース3の下端開口部に嵌め込み、ケース3の下端側部に形成された3つのピン孔3bからピン5を挿入し、各ピン5をリッド4のピン留め部4Aに形成されたピン挿通孔4cに圧入すれば、リッド4が図2及び図3に示すようにケース3に取り付けられてケース3の下端部がリッド4によって閉塞され、電動ステアリングロック装置1の組み付けが完了する。尚、このとき電動モータ13をモータ収納部3Cに収納することによって、三角リブ3hと電動モータ13の出力軸13aが突出する正面部とが当接することによって三角リブ3hが変形し、電動モータ13のスラスト方向のガタツキが防がれる。これにより、電動モータ13は、コネクタ18のモータ給電端子20に接続されるため、この電動モータ13のガタツキが防がれる。即ち、位置決め部材21の第1リブ21e及び第2リブ21gと共に三角リブ3hによって基板15の幅方向のガタツキが確実に抑制される。
ところで、前述のように各位置決め部材21の下端部に設けられた押圧ブロック21Bにはリッド4方向(下方)に突出する圧潰可能な凸部21cが設けられているため、リッド4を前述のようにケース3に取り付けると、図3に詳細に示すように各位置決め部材21の凸部21cがリッド4の基板押さえ部4aによって押圧されて圧潰し、この凸部21cの圧潰によって基板15がケース3内にガタツキなく組み付けられる。そして、この状態では、図2に示すように基板15の上端はケース3の内壁に当接しておらず、両者の間には所定の隙間δが形成されているため、基板15に過負荷が掛からず、該基板15の撓み変形が防がれる。
以上のように、本発明に係る電動ステアリングロック装置1においては、基板15をケース3の内部に設けられた基板収納部3Bに収納し、ケース3の開口部を閉塞するリッド4の基板押さえ部4aによって位置決め部材21の凸部21cを押圧して圧潰することによって、基板15の抜出方向への移動を規制することができる。この場合、基板15を直接押さえる必要がないため、基板15への過負荷を防ぐことができる。又、位置決め部材21の凸部21cは圧潰して基板15やリッド4の寸法誤差を吸収するため、基板15をガタツキなくケース3内に収納することができ、ガタによる異音の発生を防ぐことができる。
又、基板15のケース3への組み付けに際しては、基板15をケース3の基板収納部3Bに形成された基板保持溝3cに差し込めば、該基板15に取り付けられた位置決め部材21の第1リブ21eと第2リブ21gが変形して基板15の移動が規制され、基板15がガタツキなくケースに組み付けられる。従って、ネジ等の部品を用いることなく基板15を作業性良くケースに組み付けることができ、部品点数の削減と組付作業性の向上が図られる。
特に、本実施の形態では、位置決め部材21に形成された第1リブ21eと第2リブ21gによって直交する2方向への基板15の移動が規制されるため、該基板15のガタツキが一層確実に抑えられる。又、本実施の形態では、圧潰可能な凸部21cを位置決め部材21に一体に形成したため、基板15の移動を規制するための部品が1つで済み、部品点数が削減され、組付作業性が高められる。更に、位置決め部材21に形成されたガイド凸部21Aをケース3の基板保持溝3cに形成されたガイド溝3dに嵌合させた状態で基板15をガイド溝3dに沿ってスムーズに組み込むことができるとともに、ケース3内での基板15の位置を調整することができる。
そして、上述のように基板15がガタツキなくケース3内に収納されるため、基板15とロック部材6との距離が車両走行中においても常に一定に保たれ、基板15に設けられたホール素子16,17による磁石の検出感度が良好に保たれ、ロックボルト8のロック位置とアンロック位置を正確に検出することができる。又、位置決め部材21を基板15の裏面に取り付けたため、基板15はロック部材6側に押される状態で保持され、各部品の寸法誤差に起因する基板15とロック部材6との距離のバラツキが抑えられてロックボルト8の位置検出が高精度になされる。
又、本実施の形態では、位置決め部材21に設けられた段部21dがケース3の内壁に形成された段部3jに係合することによって、基板15の端部がケース3の内壁に当接する前に該基板15の挿入方向への移動を規制することができるため、基板15への負荷を軽減して該基板15の歪み等による故障を防ぐことができる。
一方(ロック部材収納部3Aに近い側)のケース3のガイド溝3dにリブ逃げ部3eを形成し、幅狭であるガイド溝3dの上端部3d1を形成しないようにして、位置決め部材21の第1リブ21e及び第2リブ21gが変形しないように構成しているが、他方(モータ収納部3Cに近い側)と同じように変形するように構成しても良く、基板15に負荷が掛からないようにリブを適宜設定すれば良い。
1 電動ステアリングロック装置
2 ハウジング
3 ケース
3A ケースのロック部材収納部
3B ケースの基板収納部
3C ケースのモータ収納部
3D ケースのモータ出力軸配設部
3E ケースの連通部
3F ケースのガイドブロック
3a ケースの凹部
3b ケースのピン孔
3c ケースの基板保持溝
3d ケースのガイド溝
3d1 ガイド溝の上端部
3e ガイド溝のリブ逃げ部
3f ケースの嵌合面
3f1 嵌合面の突出部
3g ケースの受け面
3h ケースの三角リブ
3i ケースのロックボルト挿通孔
3j ケースの段部
4 リッド
4A リッドのピン留め部
4B リッドのカバー押さえ部
4C リッドのギヤ保持筒部
4D リッドのモータ押さえ部
4E リッドの押圧部
4a リッドの基板押さえ部
4b リッドのコネクタ配設部
4c リッドのピン挿通孔
4d リッドのスプリング受け
5 ピン
6 ロック部材
7 ドライバ
7A ドライバのアーム
7B ドライバの回り止め部
7a ドライバの雄ネジ部
7b ドライバのピン挿通孔
8 ロックボルト
8a ロックボルトの長孔
9 ピン
10 スプリング
11 ギヤ部材
11a ウォームギヤ
11b ギヤ部材の雌ネジ部
12 スプリング
13 電動モータ
13a 電動モータの出力軸
14 ウォーム
15 基板
16,17 ホール素子(磁気検知素子)
18 コネクタ
19 ネジ
20 モータ給電端子
21 位置決め部材
21A 位置決め部材のガイド凸部
21B 位置決め部材の押圧ブロック
21a 位置決め部材の嵌合突起
21b 位置決め部材の凹部
21c 位置決め部材の凸部
21d 位置決め部材の段部
21e 位置決め部材の第1リブ
21f 位置決め部材の嵌合面
21f1 嵌合面の段凹部
21g 位置決め部材の第2リブ
22,23 カバー

Claims (4)

  1. 車両のステアリングシャフトに係合するロック位置とその係合が解除されるアンロック位置との間を移動可能なロック部材と、
    該ロック部材を作動させる電動モータと、
    該電動モータの出力軸の回転力を前記ロック部材の進退力に変換する駆動機構と、
    前記ロック部材に固定された磁石と、
    該磁石に対向配置されて前記磁石の磁力を検出可能な磁気検出素子が設けられた基板と、
    前記ロック部材、前記電動モータ、前記磁石及び前記基板を収納するケースと該ケースの開口部を閉塞するリッドとで構成されるハウジングと、
    を備えた電動ステアリングロック装置において、
    前記ケースの内部に、前記基板を収納する基板収納部を設け、
    前記ケースに設けられた前記基板収納部に、前記基板の端部を支持する基盤保持溝を形成し、
    前記基板の裏面に、前記基板保持溝に嵌合する位置決め部材を取り付け、
    前記位置決め部材に、前記基板保持溝との嵌合面から突出する変形可能なリブ部を形成するとともに、前記リッド方向に突出する圧潰可能な凸部を一体に設け、
    前記リッドに、前記基板の前記凸部を押圧可能な基板押さえ部を設けたことを特徴とする電動ステアリングロック装置。
  2. 前記位置決め部材に形成された前記リブ部は、前記基板の挿入方向と直交し、前記基板と平行な方向に突出する第1リブと、
    前記基板の挿入方向と前記第1リブの突出方向とに直交する方向に突出する第2リブを有することを特徴とする請求項記載の電動ステアリングロック装置。
  3. 前記位置決め部材に、前記ケースの内壁に係合する段部を設けたことを特徴とする請求項1又は2の何れかに記載の電動ステアリングロック装置。
  4. 前記位置決め部材に、前記基板の前記ケースへの挿入をガイドするガイド凸部を設け、
    前記ケースの前記基板収納部に形成された前記基板保持溝に、前記ガイド凸部と嵌合するガイド溝を形成し、
    前記位置決め部材に形成された前記リブ部を前記ガイド凸部に一体に形成したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の電動ステアリングロック装置。
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