JPH0445273Y2 - - Google Patents

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JPH0445273Y2
JPH0445273Y2 JP1987155923U JP15592387U JPH0445273Y2 JP H0445273 Y2 JPH0445273 Y2 JP H0445273Y2 JP 1987155923 U JP1987155923 U JP 1987155923U JP 15592387 U JP15592387 U JP 15592387U JP H0445273 Y2 JPH0445273 Y2 JP H0445273Y2
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JP
Japan
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printed circuit
circuit board
powder coating
coating film
resin
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JP1987155923U
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JPH0160576U (ja
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、粉体塗装を施してなるハイブリツ
ドIC、ネツトワーク抵抗等の電子部品に関し、
詳しく言えば、粉体塗装の安定化及び製造に要す
る時間の短縮化を可能とする電子部品に関する。
(ロ) 従来の技術 電子部品例えば、ハイブリツドICには、印刷
回路基板上に、IC、チツプ抵抗器、チツプコン
デンサ等の回路素子を実装し、この印刷回路基板
に粉体塗装を施し、印刷回路基板表面及び回路素
子を被覆保護してなるものが知られている(な
お、粉体塗装については、特開昭60−147101号公
報参照)。
ところで、上記回路素子の中には、比較的背の
高い素子がある。例えば、DIP(Dual Inline
Package)のICがあげられる。第4図に示すよ
うに、印刷回路基板12に、DIP−IC14を実装
すると、印刷回路基板12表面に、比較的大きな
段差hが生じる。このように段差hが生じた状態
で、粉体塗装膜16を形成しても、この粉体塗装
膜16が、段差hのところで割れが生じやすい問
題がある。
そこで、従来は、DIP−IC14の側部に樹脂1
5を塗布して硬化させ、段差hを滑らかにしてか
ら、印刷回路基板12に粉体塗装を施して、粉体
塗装膜16の割れを防止している。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記従来の電子部品においては、樹脂15を手
作業により塗布していた。このため、樹脂15の
塗布量が安定しないという問題点があり、樹脂の
塗布量が多すぎて無駄となつたり、ICパツケー
ジ表面まで流れて、粉体塗装膜とで厚みを余分に
大きくしてしまつたり、逆に少なくて段差が十分
に滑らかとならない場合が生じる。
また、樹脂15は、塗布後硬化のために、長時
間が必要となり、電子部品製造の所要時間が長く
なる問題点があつた。
この考案は、上記に鑑みなされたものであり、
粉体塗装膜の安定化及び製造に要する時間の短縮
化を可能とする電子部品の提供を目的としてい
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この考案の電子部品の構成を、実施例に対応す
る第1図及び第3図を用いて説明すると、回路素
子4が実装されている印刷回路基板2を、粉体塗
装膜6で被覆してなるものにおいて、回路素子4
の側部を囲い、その外側面5a,5bに傾斜を有
し、粉体塗装膜6で被覆される枠体5を印刷回路
基板2に装着してなるものである。
(ホ) 作用 この考案の電子部品は、回路素子4により生じ
る段差を、枠体5の外側面5a,5bの傾斜によ
り滑らかにしている。背の高い回路素子に対する
枠体を予め用意しておけば、それを印刷回路基板
に、接着・熱圧着等の手段を用いて装着するだけ
でよいから、回路素子の段差を均一に滑らかにす
ることができる。また、樹脂が硬化するための時
間が不要となり、電子部品の製造に要する時間を
短縮することができる。
(ヘ) 実施例 この考案の一実施例を第1図乃至第3図に基づ
いて以下に説明する。
この実施例は、この考案をハイブリツドICに
適用したものであり、第1図は、粉体塗装前の印
刷回路基板2の分解斜視図である。印刷回路基板
2上には、図示しない導体パターンが形成されて
いる。また、印刷回路基板2の一縁2aには、リ
ードピン3,……,3が列設されている。
印刷回路基板2上には、DIP−IC4及び図示し
ないその他の回路素子(チツプ抵抗器、チツプコ
ンデンサ等)が実装されている。2b,……,2
bは、IC4のリードピン4a,……,4aをそ
れぞれ挿通するためのスルーホールである。リー
ドピン4aの先端は、印刷回路基板2上の図示し
ない導体にはんだ付けされる(第3図参照)。7
は、このはんだである。
5は、樹脂枠(枠体)である。樹脂枠5は、絶
縁性かつ耐熱性の樹脂より成形されている。これ
は、ICリードピン4a間のシヨートを防止する
と共に、後に粉体塗装する際に、印刷回路基板2
が、150℃前後まで加熱されるからである。もち
ろん、樹脂枠5の材質は、樹脂に限定されるもの
ではなく、適宜変更可能である。
樹脂枠5は、その外側面5a,5bには、それ
ぞれ傾斜が与えられている。5cは、IC収納部
であり(第3図参照)、開口部5dを介して上方
外部と連通している。
樹脂枠5は、接着剤又は熱圧着により印刷回路
基板2に固定される。あるいは溶剤を塗布して溶
着させてもよい。いずれにせよ、接着剤等が硬化
するのに長い時間は要しない。樹脂枠5は、印刷
回路基板2に装着した時に、IC4の上面4bと、
樹脂枠5上面5eとが揃うように高さが決められ
ている。これは、少しでも印刷回路基板2よりの
突出を小さくしたいためである。
樹脂枠5の装着された印刷回路基板は2には、
周知の粉体塗装処理が施され、粉体塗装膜6が形
成される(第2図及び第3図参照)。この粉体塗
装膜6により、樹脂枠5に囲まれたIC4、及び
図示しないその他の回路素子が被覆される。この
時、樹脂枠側面5a,5bは、傾斜面となつてい
るから、段差が滑らかとなつて、粉体塗装膜6が
安定となり、割れが生じるようなことはない。
なお、上記実施例では、1つのIC4に対して
1つの樹脂枠5を用いているが、1つの樹脂枠
に、複数のIC収納部を設け、複数のICに対応で
きるようにしてもよい。
また、樹脂枠により囲まれるのは、DIP−ICに
限定されず、その他の回路素子にも適用可能であ
る。
(ト) 考案の効果 以上説明したように、この考案の電子部品は、
粉体塗装膜が安定すると共に、製造に要する時間
が短縮できる利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例に係るハイブリ
ツドICの粉体塗装前の印刷回路基板を示す分解
斜視図、第2図は、同ハイブリツドICの外観斜
視図、第3図は、同ハイブリツドICの第2図
−線における要部断面図、第4図は、従来のハ
イブリツドICの要部断面図である。 1……ハイブリツドIC、2……印刷回路基板、
4……DIP−IC、5……樹脂枠、5a,5b……
側面、6……粉体塗装膜。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回路素子が実装されている印刷回路基板を、粉
    体塗装膜で被覆してなる電子部品において、 前記回路素子の側部を囲い、その外側面に傾斜
    を有し、前記粉体塗装膜で被覆される枠体を前記
    印刷回路基板に装着したことを特徴とする電子部
    品。
JP1987155923U 1987-10-12 1987-10-12 Expired JPH0445273Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987155923U JPH0445273Y2 (ja) 1987-10-12 1987-10-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987155923U JPH0445273Y2 (ja) 1987-10-12 1987-10-12

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Publication Number Publication Date
JPH0160576U JPH0160576U (ja) 1989-04-17
JPH0445273Y2 true JPH0445273Y2 (ja) 1992-10-23

Family

ID=31433988

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JP1987155923U Expired JPH0445273Y2 (ja) 1987-10-12 1987-10-12

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6360597A (ja) * 1986-09-01 1988-03-16 富士通株式会社 電気部品の樹脂封止方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6360597A (ja) * 1986-09-01 1988-03-16 富士通株式会社 電気部品の樹脂封止方法

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Publication number Publication date
JPH0160576U (ja) 1989-04-17

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