JPH0444054B2 - - Google Patents

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JPH0444054B2
JPH0444054B2 JP15449185A JP15449185A JPH0444054B2 JP H0444054 B2 JPH0444054 B2 JP H0444054B2 JP 15449185 A JP15449185 A JP 15449185A JP 15449185 A JP15449185 A JP 15449185A JP H0444054 B2 JPH0444054 B2 JP H0444054B2
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JP
Japan
Prior art keywords
road
air mat
air
mat
rope
Prior art date
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Expired
Application number
JP15449185A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6213654A (ja
Inventor
Kentaro Hamada
Tomiho Hatano
Hideki Tabuchi
Makoto Takayori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ARAIGUMI KK
Original Assignee
ARAIGUMI KK
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Publication date
Application filed by ARAIGUMI KK filed Critical ARAIGUMI KK
Priority to JP15449185A priority Critical patent/JPS6213654A/ja
Publication of JPS6213654A publication Critical patent/JPS6213654A/ja
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  • Movable Scaffolding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は高架道路下の塗装工事や補修工事等
の高所作業に使用するためのエアマツト式吊り足
場を組み立てる工法に関するものである。
(従来の技術) 従来より一般に行われている吊り足場は、第4
図に示すように、地上で組み立てた分割足場1′
をチエーンブロツクやクレーン等により橋桁直下
まで吊り上げて、高所作業車の作業バケツトに乗
つた作業者が吊下具11により分割足場を橋桁B
に固定すると共に、複数の分割足場を接続して所
定の足場を組み立てていた。
(発明が解決しようとする問題点) 上記した従来の組立工法は、高架道路下方の道
路を占有する部分が広く、その占有時間も長時間
に亙るため交通渋滞を招き、また、足場はパイプ
材を縦横十字に組合わせてその上に足場板を敷設
して組み立てる構造からなるので、足場の保管場
所の確保、搬送作業等が困難な上に、足場の架設
作業並びに撤去作業に時間が掛かるという欠点が
ある。
この発明は上述の点に鑑みなされたもので、高
架道路下方の一般道路を占有することが殆どな
く、また足場の架設並びに撤去が簡単で短時間に
でき、しかも足場自体が使用時以外はコンパクト
に縮小可能で取り扱いが容易であり、且つその組
立に必要な付帯設備も少なくて済むエアマツト式
の組立工法を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するためのこの発明の基本的な
構成は、足場本体に高架道路の幅員長さ以上の本
体部分を有する膨縮可能なエアマツトを用いて、
このエアマツトを捲き付け又は折畳み状態で高架
道路上の一側に配置すると共に、道路上の他側に
捲取り装置を配置し、エアマツト先端に接続した
先行ロープを道路側周壁を越えて下方へ垂らすと
共に、前記捲取り装置に一端を接続した迎え用ロ
ープを道路側周壁を越えて下方へ垂らし、前記先
行ロープと迎え用ロープを高架道路下方で連結
し、前記捲取り装置によりロープを捲取りながら
エアマツトを高架道路下方へ繰り出し、該道路下
の橋桁下方を横切るようにエアマツトを配置し、
該エアマツトの両端をチエーン等の吊下具により
高架道路両側部に固定し、エアマツトに空気を注
入して膨らし断面皿状に保持すると共に、該エア
マツト適所を橋桁にチエーン等の吊下具により固
定する上記一連の作業を繰り返すことにより複数
のエアマツトを膨らして吊下具により高架道路両
側部および橋桁に固定すると共に、各エアマツト
を接続して所定長さの吊り足場を組み立てること
を要旨とするものである。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は空気を注入して膨らした2枚のエアマ
ツトを接続した状態の平面図、第2図は第1図の
−線断面図である。
これらの図において、1はエアマツトで、マツ
ト本体1aとこの本体1a両側に接続された上向
き傾斜部1bからなり、マツト本体1aは空気注
入室が分離されている。また、マツト本体1aの
中央位置長手方向には間隔を設けて吊り環2が装
着され、更に、マツト1の一旦長手方向には間隔
を設けて仮接続用バンド3が取着されると共に、
防水用カバー4の一端が固着されている。そし
て、マツト1の他端には仮接続用バンド3に対応
してその止具3aが装着されている。
5は接続用フアスナーで、各マツト1の両端に
装着されている。
次に、この発明の吊り足場組立工法の実施例を
第3図a〜fに基づいて説明する。
6はエアマツト1の積載車で、マツト1が捲取
りドラム6aに捲付けられて積載されており、ま
た、ドラム6a部分はジヤツキ6bにより昇降可
能に構成されている。
7はロープ捲取り装置としてのウインチ7a積
載車で、ロープのガイド部材7bが配備されてい
る。Aは高架道路で、この道路Aは複数の橋桁B
上に固設されており、また、所定距離毎にピアC
が立設されている。更に、特定のピアCには維持
補修用の点検通路Dが、道路Aの横手方向に既設
されている。
Eは道路Aの両側壁で、各側壁Eには防音壁F
が上方に突出させて装設されている。
先づ、同図aにおいて、道路Aの一側にマツト
積載車6を、他側にウインチ積載車7を配置す
る。
同図bにおいて、マツト積載車6のドラム6a
を上昇させてマツト1に接続されている先行ロー
プ8を、防音壁F上端を越えて道路A下方へ繰り
出し、一方、ウインチ積載車7から迎え用ロープ
9をガイド部材7bを介し防音壁F上端を越えて
道路A下方へ繰り出す。
同図b及びcに示すように、点検通路D上の作
業者がどちらか一方のロープ、望ましくは先行ロ
ープ8の端部を持つて道路D上を移動し、迎え用
ロープ9と接続する。
同図d及びeにおいて、ウインチ7aにより迎
え用ロープ9及び先行ロープ8を捲取りながら、
ドラム6aに捲き付けられているマツト1を道路
A下方へ繰り出し、橋桁B下を通して道路Aの反
対側のガイド部材7bまで送る。
同図fに示すように、チエーン等の吊下具10
によりマツト1の両端を防音壁Fに固定し、また
チエーン等の吊下具11により橋桁B下端とマツ
ト1の吊り環2とを接続すると共に、エアコンプ
レツサー12を用いて逆止弁13を介装したホー
ス14を介しマツト1に空気を注入して膨らま
す。この状態で、マツト1は図示のような断面皿
状になる。
上記した作業を繰り返しながら、第1図及び第
2図に示すように、隣接するマツト1端を仮接続
バンド3及びフアスナー5により接続して一体に
し、接続部分上に防水用カバー4を掛けて目的と
する作業に必要な長さの吊り足場を組み立てるも
のてある。
なお、前記した補修用点検通路Dがない場合に
は、先行ロープ8及び迎え用ロープ9の下端を、
高架道路A下方の一般道路近くまで降ろして一般
道路上に待機した作業者がロープ端を接続する必
要があるが、その後は上記と同様の作業態様によ
り吊り足場の組立が行われる。
(効果) 以上説明したように、この発明のエアマツト式
吊り足場の組立工法は上記構成からなる次のよう
な効果を奏する。
(1) 吊り足場の組立に際し、高架道路下方の一般
道路を占有することが皆無か若しくは殆どない
から、交通渋滞を招く虞がなく、従つて、道路
状況を鑑みせずに何時でも作業を行える。
(2) エアマツト式の足場を用いているので、使用
時以外はマツトの空気を抜き収縮させてコンパ
クトにできるため、搬送や保管に便利で取り扱
いが容易な上に、何回も繰り返し使用でき、経
済的である。
(3) エアマツト自体が防水性に富むので、従来の
足場に必要であつた防水用ブルーマツトが不要
になり、また、遮音効果を有するため、諸作業
により発生する騒音を防止し得ると共に、道路
側からの騒音も遮断され、作業環境が向上す
る。
(4) 組立作業が全体より見て簡略化されるので、
作業人数を削減できると共に、作業時間の短縮
が図れ、また、逆に作業終了後の撤去作業も少
人数で短時間に行い得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の工法に使用する空気を注入し
て膨らした2枚のエアマツトを接続した状態の平
面図、第2図は第1図の−線断面図、第3図
a〜fは本発明の工法の作業工程を示す正面断面
図、第4図は従来の代表的な足場の組立工法を示
す正面断面図である。 1……エアマツト、6……マツト積載車、7…
…ウインチ積載車、8,9……ロープ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 高架道路上の一側に該道路幅員長さ以上の本
    体部分を有するエアマツトを捲き付け又は折畳み
    状態で配置すると共に、道路上の他側に捲取り装
    置を配置する、 エアマツト先端に接続した先行ロープを道路側
    周壁を越えて下方へ垂らすと共に、前記捲取り装
    置に一端を接続した迎え用ロープを道路側周壁を
    越えて下方へ垂らす、 前記先行ロープと迎え用ロープを高架道路下方
    で連結する、 前記捲取り装置により前記ロープを捲取りなが
    らエアマツトを高架道路下方へ繰り出し、該道路
    下の橋桁下方を横切るようにエアマツトを配置す
    る、 該エアマツトの両端をチエーン等の吊下具によ
    り高架道路両側部に固定する、 エアマツトに空気を注入して膨らまし、断面皿
    状に保持すると共に、該エアマツト適所を橋桁に
    チエーン等の吊下具により固定する、 上記作業を繰り返すことにより複数のエアマツ
    トを膨らし吊下具により高架道路両側部および橋
    桁に固定すると共に、各エアマツトを接続して所
    定長さの吊り足場を組み立てることを特徴とする
    エアマツト式吊り足場の組立工法。
JP15449185A 1985-07-12 1985-07-12 エアマット式吊り足場の組立工法 Granted JPS6213654A (ja)

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JP15449185A JPS6213654A (ja) 1985-07-12 1985-07-12 エアマット式吊り足場の組立工法

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JP15449185A JPS6213654A (ja) 1985-07-12 1985-07-12 エアマット式吊り足場の組立工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6213654A JPS6213654A (ja) 1987-01-22
JPH0444054B2 true JPH0444054B2 (ja) 1992-07-20

Family

ID=15585404

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15449185A Granted JPS6213654A (ja) 1985-07-12 1985-07-12 エアマット式吊り足場の組立工法

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JPH0328456A (ja) * 1989-06-26 1991-02-06 Ohbayashi Corp 作業床
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JP7296848B2 (ja) * 2019-10-18 2023-06-23 株式会社Ihiインフラシステム 吊足場及びその設置方法

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JPS6213654A (ja) 1987-01-22

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