JP2002061386A - 養生ネット付きゴンドラ装置 - Google Patents
養生ネット付きゴンドラ装置Info
- Publication number
- JP2002061386A JP2002061386A JP2000250484A JP2000250484A JP2002061386A JP 2002061386 A JP2002061386 A JP 2002061386A JP 2000250484 A JP2000250484 A JP 2000250484A JP 2000250484 A JP2000250484 A JP 2000250484A JP 2002061386 A JP2002061386 A JP 2002061386A
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- gondola
- cage
- curing net
- curing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】足場を利用した建築物の外壁全域への養生ネッ
トの張設作業を不要として効率良く外壁に対する作業を
行うことができ、高層建築物の外壁作業を行う場合であ
っても、ゴンドラケージが昇降する範囲の外周を養生ネ
ットで覆うことで作業員の転落や工具の落下等の安全対
策を確実に行う。 【解決手段】建物４の屋上４ａに設置され、作業を行う
べき外壁面Ｗに沿って屋上面を走行する一台の走行台車
６と、この走行台車に搭載したゴンドラケージ用巻き上
げ装置８及び養生ネット用巻き上げ装置１０と、前記ゴ
ンドラケージ用巻き上げ装置に吊りロープ１８を介して
吊り下げ支持され、外壁面に沿って昇降するゴンドラケ
ージ１２と、前記養生ネット用巻き上げ装置に吊りロー
プ２２を介して吊り下げ支持され、ゴンドラケージが昇
降する範囲の外壁面全体を覆いながら自身も昇降する養
生ネット装置１４とで構成されている。
トの張設作業を不要として効率良く外壁に対する作業を
行うことができ、高層建築物の外壁作業を行う場合であ
っても、ゴンドラケージが昇降する範囲の外周を養生ネ
ットで覆うことで作業員の転落や工具の落下等の安全対
策を確実に行う。 【解決手段】建物４の屋上４ａに設置され、作業を行う
べき外壁面Ｗに沿って屋上面を走行する一台の走行台車
６と、この走行台車に搭載したゴンドラケージ用巻き上
げ装置８及び養生ネット用巻き上げ装置１０と、前記ゴ
ンドラケージ用巻き上げ装置に吊りロープ１８を介して
吊り下げ支持され、外壁面に沿って昇降するゴンドラケ
ージ１２と、前記養生ネット用巻き上げ装置に吊りロー
プ２２を介して吊り下げ支持され、ゴンドラケージが昇
降する範囲の外壁面全体を覆いながら自身も昇降する養
生ネット装置１４とで構成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、養生ネット付き
ゴンドラ装置に関する。
ゴンドラ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、建築物の外壁面の補修、塗装
や清掃等の作業を行う際には、作業者が乗り込んだゴン
ドラケージを外壁面に沿って昇降させるゴンドラ装置が
知られている。ゴンドラ装置を使用する際には、ゴンド
ラに載っている作業者の安全を確保し、作業者が使用し
ている工具等が下方へ落下するのも防止しなければなら
ない。
や清掃等の作業を行う際には、作業者が乗り込んだゴン
ドラケージを外壁面に沿って昇降させるゴンドラ装置が
知られている。ゴンドラ装置を使用する際には、ゴンド
ラに載っている作業者の安全を確保し、作業者が使用し
ている工具等が下方へ落下するのも防止しなければなら
ない。
【０００３】このような作業者の安全、工具の落下等を
防止する方法として、従来より建築物の外壁面に沿って
組んだ足場に養生ネットを張設し、作業を行う外壁面を
養生ネットで覆う方法が知られている。
防止する方法として、従来より建築物の外壁面に沿って
組んだ足場に養生ネットを張設し、作業を行う外壁面を
養生ネットで覆う方法が知られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、足場を利用し
て養生ネットを張設する方法は、養生ネットの取外し及
びその後の再取付けに多大の人手を要し、現場の安全管
理上の面で問題がある。また、高層建築物の外壁面の作
業を行う場合には、前述した足場を利用した養生ネット
を張設することができない。そのため、高層建築物の作
業のときには、ゴンドラケージの周囲をカゴやネットで
覆い、作業員や工具に付けた落下防止用のひもを、ゴン
ドラケージに連結した状態で作業を行うという不十分な
安全対策を行っているのが現状である。
て養生ネットを張設する方法は、養生ネットの取外し及
びその後の再取付けに多大の人手を要し、現場の安全管
理上の面で問題がある。また、高層建築物の外壁面の作
業を行う場合には、前述した足場を利用した養生ネット
を張設することができない。そのため、高層建築物の作
業のときには、ゴンドラケージの周囲をカゴやネットで
覆い、作業員や工具に付けた落下防止用のひもを、ゴン
ドラケージに連結した状態で作業を行うという不十分な
安全対策を行っているのが現状である。
【０００５】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
なされたものであって、足場を利用した建築物の外壁全
域への養生ネットの張設作業を不要として効率良く外壁
に対する作業を行うことができ、しかも、高層建築物の
外壁作業を行う場合であっても、ゴンドラケージが昇降
する範囲の外周を養生ネットで覆うことで作業員の転落
や工具の落下等の安全対策を確実に行うことができる養
生ネット付きゴンドラ装置を提供することを目的として
いる。
なされたものであって、足場を利用した建築物の外壁全
域への養生ネットの張設作業を不要として効率良く外壁
に対する作業を行うことができ、しかも、高層建築物の
外壁作業を行う場合であっても、ゴンドラケージが昇降
する範囲の外周を養生ネットで覆うことで作業員の転落
や工具の落下等の安全対策を確実に行うことができる養
生ネット付きゴンドラ装置を提供することを目的として
いる。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の養生ネット付きゴンドラ装置は、建物の屋
上に設置され、作業を行うべき外壁面に沿って屋上面を
走行する一台の走行台車と、この走行台車に搭載したゴ
ンドラケージ用巻き上げ装置及び養生ネット用巻き上げ
装置と、前記ゴンドラケージ用巻き上げ装置に吊りロー
プを介して吊り下げ支持され、前記外壁面に沿って昇降
するゴンドラケージと、前記養生ネット用巻き上げ装置
に吊りロープを介して吊り下げ支持され、前記ゴンドラ
ケージが昇降する範囲の前記外壁面全体を覆いながら自
身も昇降する養生ネット装置とを備えた装置である。
に、本発明の養生ネット付きゴンドラ装置は、建物の屋
上に設置され、作業を行うべき外壁面に沿って屋上面を
走行する一台の走行台車と、この走行台車に搭載したゴ
ンドラケージ用巻き上げ装置及び養生ネット用巻き上げ
装置と、前記ゴンドラケージ用巻き上げ装置に吊りロー
プを介して吊り下げ支持され、前記外壁面に沿って昇降
するゴンドラケージと、前記養生ネット用巻き上げ装置
に吊りロープを介して吊り下げ支持され、前記ゴンドラ
ケージが昇降する範囲の前記外壁面全体を覆いながら自
身も昇降する養生ネット装置とを備えた装置である。
【０００７】また、請求項２記載の発明は、請求項１記
載の発明において、前記養生ネット装置を、平面視形状
が前記ゴンドラケージより大きな矩形体であり、長手方
向の両端部に前記養生ネット用巻き上げ装置から延在す
る吊りロープの端部が連結して水平状態が保持されなが
ら吊り下げ支持されている上部枠体と、この上部枠体と
同一の平面形状をなして前記ゴンドラケージの下方に位
置している養生ケージと、前記上部枠体と前記養生ケー
ジとの間に張設され、前記ゴンドラケージが昇降する範
囲の前記外壁面を覆っている養生ネットとで構成した。
載の発明において、前記養生ネット装置を、平面視形状
が前記ゴンドラケージより大きな矩形体であり、長手方
向の両端部に前記養生ネット用巻き上げ装置から延在す
る吊りロープの端部が連結して水平状態が保持されなが
ら吊り下げ支持されている上部枠体と、この上部枠体と
同一の平面形状をなして前記ゴンドラケージの下方に位
置している養生ケージと、前記上部枠体と前記養生ケー
ジとの間に張設され、前記ゴンドラケージが昇降する範
囲の前記外壁面を覆っている養生ネットとで構成した。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の１実施形態を図面
を参照して説明する。図１は、建物の外壁面の補修、塗
装や清掃を行うゴンドラ装置２を示す正面図であり、図
２は、ゴンドラ装置２の側面図である。このゴンドラ装
置２は、建物４の屋上４ａに設置した一台の走行台車６
と、この走行台車６に搭載した２台のゴンドラケージ用
巻き上げ装置８及び２台の養生ネット用巻き上げ装置１
０と、ゴンドラケージ１２と、養生ネット装置１４とで
構成されている。
を参照して説明する。図１は、建物の外壁面の補修、塗
装や清掃を行うゴンドラ装置２を示す正面図であり、図
２は、ゴンドラ装置２の側面図である。このゴンドラ装
置２は、建物４の屋上４ａに設置した一台の走行台車６
と、この走行台車６に搭載した２台のゴンドラケージ用
巻き上げ装置８及び２台の養生ネット用巻き上げ装置１
０と、ゴンドラケージ１２と、養生ネット装置１４とで
構成されている。
【０００９】走行台車６は、フレーム体により形成さ
れ、このフレーム体の四隅の脚部の下端にそれぞれ車輪
を備えた走行機構６ａが設けられており、建物４の屋上
４ａに外壁面Ｗに沿って敷設されたレール１６に走行機
構６ａが係合し、そのレール１６に案内されて外壁面Ｗ
に沿って移動し得るようになっている。走行台車６上に
搭載されている２台のゴンドラケージ用巻き上げ装置８
は、２本の吊りワイヤロープ１８を同期して巻き上げる
装置であり、各吊りワイヤロープ１８は、走行台車６の
外壁面Ｗ側に突出しているフレームに設けたプーリ２０
を介して垂下し、それらの端部がゴンドラケージ１２に
連結している。
れ、このフレーム体の四隅の脚部の下端にそれぞれ車輪
を備えた走行機構６ａが設けられており、建物４の屋上
４ａに外壁面Ｗに沿って敷設されたレール１６に走行機
構６ａが係合し、そのレール１６に案内されて外壁面Ｗ
に沿って移動し得るようになっている。走行台車６上に
搭載されている２台のゴンドラケージ用巻き上げ装置８
は、２本の吊りワイヤロープ１８を同期して巻き上げる
装置であり、各吊りワイヤロープ１８は、走行台車６の
外壁面Ｗ側に突出しているフレームに設けたプーリ２０
を介して垂下し、それらの端部がゴンドラケージ１２に
連結している。
【００１０】また、ゴンドラケージ用巻き上げ装置８と
同様に、走行台車６上に搭載されている２台の養生ネッ
ト用巻き上げ装置１０も、２本の吊りワイヤロープ２２
を同期して巻き上げる装置であり、各吊りワイヤロープ
２２は、走行台車６の外壁面Ｗ側に突出しているフレー
ムに設けたプーリ２４を介して垂下し、その端部が養生
ネット装置１４の上部枠体２６に連結している。
同様に、走行台車６上に搭載されている２台の養生ネッ
ト用巻き上げ装置１０も、２本の吊りワイヤロープ２２
を同期して巻き上げる装置であり、各吊りワイヤロープ
２２は、走行台車６の外壁面Ｗ側に突出しているフレー
ムに設けたプーリ２４を介して垂下し、その端部が養生
ネット装置１４の上部枠体２６に連結している。
【００１１】養生ネット装置１４は、前述した上部枠体
２６と、ゴンドラケージ１２の下方に位置している養生
ケージ２８と、上部枠体２６及び養生ケージ２８との間
に張設した養生ネット３０と、上部枠体２６及び養生ケ
ージ２８の間の四隅に連結している４本の吊りワイヤロ
ープ３１とで構成されている。上部枠体２６は、平面視
形状がゴンドラケージ１２より大きい矩形形状の枠体で
あり、この上部枠体２６の長手方向の両端部に固定した
垂直バー２６ａに、前述した吊りワイヤロープ２２の端
部が連結している。これにより、上部枠体２６は、水平
状態が保持された状態で２本の吊りワイヤロープ２２吊
り下げ支持されている。
２６と、ゴンドラケージ１２の下方に位置している養生
ケージ２８と、上部枠体２６及び養生ケージ２８との間
に張設した養生ネット３０と、上部枠体２６及び養生ケ
ージ２８の間の四隅に連結している４本の吊りワイヤロ
ープ３１とで構成されている。上部枠体２６は、平面視
形状がゴンドラケージ１２より大きい矩形形状の枠体で
あり、この上部枠体２６の長手方向の両端部に固定した
垂直バー２６ａに、前述した吊りワイヤロープ２２の端
部が連結している。これにより、上部枠体２６は、水平
状態が保持された状態で２本の吊りワイヤロープ２２吊
り下げ支持されている。
【００１２】養生ケージ２８も上部枠体２６と同一平面
形状であり、作業員が乗って安全に作業ができるように
手摺り２８ａが設けられている。そして、養生ネット３
０は、ネット上端が上部枠体２６に連結し、ネット下端
が養生ケージ２８に連結することで、ゴンドラケージ１
２より高い位置及び低い位置の両側方を覆っている側方
ネット３０ａ、３０ｂと、ゴンドラケージ１２より高い
位置及び低い位置の前面側を覆っている前面ネット３０
ｃとを備えている。これにより、養生ネット装置１４
は、ゴンドラケージ１２が昇降する範囲の外側面Ｗを覆
っている。
形状であり、作業員が乗って安全に作業ができるように
手摺り２８ａが設けられている。そして、養生ネット３
０は、ネット上端が上部枠体２６に連結し、ネット下端
が養生ケージ２８に連結することで、ゴンドラケージ１
２より高い位置及び低い位置の両側方を覆っている側方
ネット３０ａ、３０ｂと、ゴンドラケージ１２より高い
位置及び低い位置の前面側を覆っている前面ネット３０
ｃとを備えている。これにより、養生ネット装置１４
は、ゴンドラケージ１２が昇降する範囲の外側面Ｗを覆
っている。
【００１３】上記構成のゴンドラ装置２を使用して例え
ば外壁面Ｗの清掃を行うには、ゴンドラケージ用巻き上
げ装置８の駆動により吊りワイヤロープ１８を介してゴ
ンドラケージ１２を昇降させ、ゴンドラケージ１２に乗
った作業員が外壁面Ｗの清掃作業を行う。その際に、養
生ネット用巻き上げ装置１０の駆動により吊りワイヤロ
ープ２２を介して養生ネット装置１４も昇降させ、この
養生ネット装置１４の中央部でゴンドラケージ１２が覆
うようにする。
ば外壁面Ｗの清掃を行うには、ゴンドラケージ用巻き上
げ装置８の駆動により吊りワイヤロープ１８を介してゴ
ンドラケージ１２を昇降させ、ゴンドラケージ１２に乗
った作業員が外壁面Ｗの清掃作業を行う。その際に、養
生ネット用巻き上げ装置１０の駆動により吊りワイヤロ
ープ２２を介して養生ネット装置１４も昇降させ、この
養生ネット装置１４の中央部でゴンドラケージ１２が覆
うようにする。
【００１４】そして、ゴンドラケージ１２の昇降移動に
より外壁面Ｗの所定の上下方向の清掃が完了したときに
は、走行機構６ａの駆動により走行台車６を外壁面Ｗに
沿って走行させ、ゴンドラケージ１２及び養生ネット装
置１４の両者を、次の清掃を行う外壁面Ｗの上下方向位
置まで同時に移動する。このように、本実施形態のゴン
ドラ装置２によると、走行機構６ａの駆動により走行台
車６を外壁面Ｗに沿って走行させることで、ゴンドラケ
ージ１２及び養生ネット装置１４の両者を、次の清掃を
行う外壁面Ｗの上下方向位置まで同時に移動することが
できるので、効率良く外壁面Ｗに対する作業を行うこと
ができる。
より外壁面Ｗの所定の上下方向の清掃が完了したときに
は、走行機構６ａの駆動により走行台車６を外壁面Ｗに
沿って走行させ、ゴンドラケージ１２及び養生ネット装
置１４の両者を、次の清掃を行う外壁面Ｗの上下方向位
置まで同時に移動する。このように、本実施形態のゴン
ドラ装置２によると、走行機構６ａの駆動により走行台
車６を外壁面Ｗに沿って走行させることで、ゴンドラケ
ージ１２及び養生ネット装置１４の両者を、次の清掃を
行う外壁面Ｗの上下方向位置まで同時に移動することが
できるので、効率良く外壁面Ｗに対する作業を行うこと
ができる。
【００１５】また、建物４が高層建築物であっても、ゴ
ンドラケージ１２が昇降する範囲の外周を養生ネット装
置１４で覆うことができ、それにより作業員の転落や、
工具の落下等の安全対策を確実に行うことができる。し
かも、養生ネット装置１４は、平面視形状がゴンドラケ
ージ１２より大きな上部枠体２６と、この上部枠体２６
と同一の平面形状をなしてゴンドラケージ２６の下方に
位置している養生ケージ２８と、上部枠体２６と養生ケ
ージ２８との間に張設した養生ネット３０とからなる簡
単な構造としながら、確実にゴンドラケージ１２が昇降
する範囲を覆うことができる。
ンドラケージ１２が昇降する範囲の外周を養生ネット装
置１４で覆うことができ、それにより作業員の転落や、
工具の落下等の安全対策を確実に行うことができる。し
かも、養生ネット装置１４は、平面視形状がゴンドラケ
ージ１２より大きな上部枠体２６と、この上部枠体２６
と同一の平面形状をなしてゴンドラケージ２６の下方に
位置している養生ケージ２８と、上部枠体２６と養生ケ
ージ２８との間に張設した養生ネット３０とからなる簡
単な構造としながら、確実にゴンドラケージ１２が昇降
する範囲を覆うことができる。
【００１６】なお、本実施形態では図示していないが、
上部枠体２６、ゴンドラケージ１２及び養生ケージ２８
の外壁面Ｗを向く面に複数のローラを設け、これらロー
ラを外壁面Ｗの縦目地内に配置して上下方向に転動する
ようにすると、養生ネット装置１４の風等による振れ止
めを防止することができる。
上部枠体２６、ゴンドラケージ１２及び養生ケージ２８
の外壁面Ｗを向く面に複数のローラを設け、これらロー
ラを外壁面Ｗの縦目地内に配置して上下方向に転動する
ようにすると、養生ネット装置１４の風等による振れ止
めを防止することができる。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の養生ネッ
ト付きゴンドラ装置によると、効率良く外壁面に対する
作業を行うことができるとともに、建築物が高層であっ
ても、ゴンドラケージが昇降する範囲の外周を養生ネッ
ト装置で覆うことができるので作業員の転落や、工具の
落下等の安全対策を確実に行うことができる。
ト付きゴンドラ装置によると、効率良く外壁面に対する
作業を行うことができるとともに、建築物が高層であっ
ても、ゴンドラケージが昇降する範囲の外周を養生ネッ
ト装置で覆うことができるので作業員の転落や、工具の
落下等の安全対策を確実に行うことができる。
【図１】本発明に係る養生ネット付きゴンドラ装置を示
す正面図である。
す正面図である。
【図２】本発明に係る養生ネット付きゴンドラ装置を示
す側面図である。
す側面図である。
２ ゴンドラ装置（養生ネット付きゴンドラ装置） ４ 建物 ６ 走行台車 ６ａ 走行機構 ８ ゴンドラケージ用巻き上げ装置 １０ 養生ネット用巻き上げ装置 １２ ゴンドラケージ １４ 養生ネット装置 １６ レール １８ 吊りワイヤロープ（吊りロープ） ２２ 吊りワイヤロープ（吊りロ−プ） ２６ 上部枠体 ２８ 養生ケージ ３０ 養生ネット
フロントページの続き (72)発明者 藤田 宏 東京都港区南青山１丁目１番１号 日本ビ ソー株式会社内 Ｆターム(参考） 2E003 EA02 EB05
Claims (2)
- 【請求項１】 建物の屋上に設置され、作業を行うべき
外壁面に沿って屋上面を走行する一台の走行台車と、 この走行台車に搭載したゴンドラケージ用巻き上げ装置
及び養生ネット用巻き上げ装置と、 前記ゴンドラケージ用巻き上げ装置に吊りロープを介し
て吊り下げ支持され、前記外壁面に沿って昇降するゴン
ドラケージと、 前記養生ネット用巻き上げ装置に吊りロープを介して吊
り下げ支持され、前記ゴンドラケージが昇降する範囲の
前記外壁面全体を覆いながら自身も昇降する養生ネット
装置と、を備えたことを特徴とする養生ネット付きゴン
ドラ装置。 - 【請求項２】 前記養生ネット装置は、平面視形状が前
記ゴンドラケージより大きな矩形体であり、長手方向の
両端部に前記養生ネット用巻き上げ装置から延在する吊
りロープの端部が連結して水平状態が保持されながら吊
り下げ支持されている上部枠体と、この上部枠体と同一
の平面形状をなして前記ゴンドラケージの下方に位置し
ている養生ケージと、前記上部枠体と前記養生ケージと
の間に張設され、前記ゴンドラケージが昇降する範囲の
前記外壁面を覆っている養生ネットとで構成されている
ことを特徴とする請求項１記載の養生ネット付きゴンド
ラ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000250484A JP2002061386A (ja) | 2000-08-22 | 2000-08-22 | 養生ネット付きゴンドラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000250484A JP2002061386A (ja) | 2000-08-22 | 2000-08-22 | 養生ネット付きゴンドラ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002061386A true JP2002061386A (ja) | 2002-02-28 |
Family
ID=18740045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000250484A Pending JP2002061386A (ja) | 2000-08-22 | 2000-08-22 | 養生ネット付きゴンドラ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002061386A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016217040A (ja) * | 2015-05-22 | 2016-12-22 | 鹿島建設株式会社 | 養生装置 |
| JP2019190263A (ja) * | 2018-04-21 | 2019-10-31 | 有限会社ケンテックシステムズ | 建物外面に対する作業方法 |
| KR102056565B1 (ko) * | 2019-04-08 | 2019-12-16 | 김소중 | 고층건물 페인트 스프레이 방진막 장치 |
| CN112110391A (zh) * | 2019-06-20 | 2020-12-22 | 杭州孚亚科技有限公司 | 一种作业系统 |
| CN112554080A (zh) * | 2020-11-24 | 2021-03-26 | 上海建工集团股份有限公司 | 一种适应于预制桥梁的挂壁式作业装置及安装方法 |
| CN113107180A (zh) * | 2021-04-12 | 2021-07-13 | 中国水利水电第九工程局有限公司 | 一种全钢结构爬架 |
-
2000
- 2000-08-22 JP JP2000250484A patent/JP2002061386A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016217040A (ja) * | 2015-05-22 | 2016-12-22 | 鹿島建設株式会社 | 養生装置 |
| JP2019190263A (ja) * | 2018-04-21 | 2019-10-31 | 有限会社ケンテックシステムズ | 建物外面に対する作業方法 |
| KR102056565B1 (ko) * | 2019-04-08 | 2019-12-16 | 김소중 | 고층건물 페인트 스프레이 방진막 장치 |
| CN112110391A (zh) * | 2019-06-20 | 2020-12-22 | 杭州孚亚科技有限公司 | 一种作业系统 |
| CN112554080A (zh) * | 2020-11-24 | 2021-03-26 | 上海建工集团股份有限公司 | 一种适应于预制桥梁的挂壁式作业装置及安装方法 |
| CN113107180A (zh) * | 2021-04-12 | 2021-07-13 | 中国水利水电第九工程局有限公司 | 一种全钢结构爬架 |
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