JPH0444025B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、クロツシエ細紐編機（crochet
galoon machine）における「プランジヤ針
（plunger needle）」のための制御装置に関する。
ここでクロツシエ細紐編機の形式は、クロツシエ
細紐編機の機械ベツドに揺動可能に連結された針
バーを備え、この針バーは、互いに並列関係で平
行に配置された複数の針の後端部に固定的に係合
し、少なくとも一つの針制御連結ロツドを備え、
この連結ロツドの前端部は針バーに対して可能的
に連結され、機械ベツドにより回転可能に支持さ
れた主軸を備え、この主軸は少なくとも一つの針
制御用偏心器を支持し、この偏心器は、針制御用
連結ロツドの後端部に対し、針に長手方向の往復
運動を与えるように可動的に係合され、機械ベツ
ドに揺動可能に連結されたスラストバーを備え、
このスラストバーは複数の閉鎖べらの後端部に係
合し、この閉鎖べらの各々は前記針の１本に沿つ
て摺動するように案内され、閉鎖べらの運動を制
御する駆動機構を備え、この駆動機構は主軸によ
り作動されると共に、針の運動に同期して閉鎖べ
らに長手方向の往復運動を与えるようにスラスト
バーに作用するものである。

［従来の技術］ 所謂「プランジヤ針」を備えたクロツシエ細紐
編機が公知である。このプランジヤ針は、前部溝
付バーに並列関係で摺動可能に支持されている。
そして他の部材、例えば縦撚糸用の目移し針及び
横撚糸用の管状ガイドと共に協働し、横撚糸と縦
撚糸とを織り合わせることにより編物を生成す
る。

プランジヤ針は各々二つの分かれた部分からな
る。更に詳しくは、各プランジヤ針は真の針を備
え、この真針は前部溝付バーから片持ちレバー状
に前端が突出するフツク形状を示す。また、所謂
閉鎖べら（closure latch）も当業者から「プラ
ンジヤ（plunger）」と称されている。この閉鎖べ
らは、針に被せられた状態で現れ、針に沿つて長
手方向に案内される。

針バーに固定的に支持された針が作動する際、
針は実質的に長手方向の往復運動を受ける。一
方、所謂スラストバーにより支持された閉鎖べら
もまた針の運動に同期して長手方向へ往復動され
る。更に詳しくは、閉鎖べらの運動は、次のこと
を容易にさせる。即ち、閉鎖べらの前端が針のフ
ツク状端により形成された丸曲げ部（round
bento）を閉じる閉鎖状態から、前記丸曲げ部へ
の撚糸の通路を開放するようにべらが針の後方位
置に配置される開放状態へ、閉鎖べらの各々が針
に対して移動すべきことである。

針及びべらの同期運動は、回転駆動される主軸
により支持されたカム及び／または偏心器から運
動を受ける適宜な制御装置により起きる。

更に詳しくは、公知の制御装置における針バー
及びスラストバーは、機械ベツドについて摺動可
能に案内される一対のロツドに対し、対向する
各々の端部により互いに重ねられて固定されるよ
うに設けられている。各ロツドを連結するのは、
一対のローラであり、これらローラは、回転駆動
される主軸により支持された各々のカムの輪郭に
対する径方向の対向側面の接触により作動する。
カムは非常に適合されているので、個々のローラ
における作動により、カムは対向する針バーまた
はスラストバーの往復ストロークを引き起こす。

［発明が解決しようとする課題］ この種の装置は運転において満足できるものと
見做されている。ところが、とりわけ高速度の際
に関しては、それのもたらす大きな質量は、機械
の使用が延長された結果として、カム従動子及
び／またはカム輪郭の早期の消耗を容易に引き起
こすことが確認されている。

更に、これらの装置は、様々な種類の仕事の達
成に対するクロツシエ細紐編機の容易な順応性の
余地がない。これに関連して注目すべきことは、
運転時に閉鎖べらがその往復運動を反復する際
に、一時停止を遂げねばならないことである。こ
れら一時停止は、達成すべき仕事の種類に応じて
長さを増減する必要がある。べらの運動は、スラ
ストバーの運動を制御するカムの輪郭に直接に関
係している。その結果として、装置が先行する一
つの仕事から他の仕事を遂行すべき際には、カム
を交換する必要がある。この要請は、カムの交換
に要する時間のみならず、様々な仕事を達成する
ように適合された種々の形式のカムを保管してお
く必要があるという問題点を引き起こす。

本発明の主要な目的は、現在のクロツシエ細紐
編機が到達可能なよりも更に高速においても、高
い信頼性を伴う運転に適合された制御装置を備え
ることにより、実質的に公知技術の問題点を解決
することである。同時にスラストバーの運動を非
常に単純な方式で変更させることにより、様々な
仕事の実施に適応可能とすることである。

［課題を解決するための手段］ 実施例の説明で一層に明らかになる上述の目的
及び更なる目的は、クロツシエ細紐編機における
プランジヤー針の制御装置において、閉鎖べらの
運動を制御する駆動機構が、機械ベツド内を摺動
可能に案内される少なくとも１本のロツドを備
え、このロツドはスラストバーに固定的に結合さ
れ、且つ針及び閉鎖べらの長手延出方向に対して
可動的であり；前記ロツドの後端部に支点を有す
る少なくとも１本の揺れレバーと；この揺れレバ
ーの対向端部に係合する前端部をそれぞれ有する
少なくとも１対の閉鎖べら制御用連結ロツドと；
このべら制御用連結ロツドの後端部に可動的に係
合されると共に、主軸により作動される少なくと
も１対のべら制御用偏心器とを備えることにより
実質的に達成される。

本発明の更なる特徴と利点は、非限定的な例と
して添付図面を参照する好適実施例の詳細な説明
により最も良く明らかにされる。

［実施例］ 添付図面を参照すると、本発明に係わるクロツ
シエ細紐編機のプランジヤー針制御装置は概括的
に参照符号１で示されている。

特に第１図を参照すると、制御装置１は複数の
プランシヤー針２の運転に適するように構成され
ている。プランジヤー針２は、前部溝付バー３に
より摺動可能に支持されている。この溝付バー３
は、概括的に参照符号５で示される通常のクロツ
シエ細紐編機の部分をなす機械ベツド４の対向ポ
スト４ａに固着されている。

本質的に公知の方法では、クロツシエ細紐編機
５の一般的な動作において、プランジヤー針２
は、撚糸ガイドバー７に支持されて揺動運動され
る複数の目移し針６と協働し、同様に一つまたは
それ以上の管状ガイドキヤリア９に支持された複
数の管状撚糸ガイド８と協働する。目移し針６は
各々の縦撚糸６ａ（第２図乃至第５図）と係合す
る一方、管状撚糸ガイド８は各々の横撚糸（図示
せず）と係合する。

装置１は、プランジヤー針２に往復運動を与え
るように構成されている。この往復運動は、プラ
ンジヤー針２に協働して目移し針６及び管状横撚
糸ガイド８も本質的に公知のここでは詳述しない
方法で往復運動することを可能とする。これは、
横撚糸６ａを適宜に織り混ぜて織物１０（第２図
乃至第５図）を生産するためである。

更に詳細には、各プランジヤー針２は、参照符
号11により示される真の針を実質的に備える。こ
の真針１１は、フツク状前端部１１ａ及び後端部
１１ｂを有する。後端部１１ｂは針バー１２に係
合可能である。

針１１の長手方向に亘るのは閉鎖べら１３であ
り、その前端部１３ａはテーパー形状を有し、そ
の後端部１３ｂはスラストバー１４に可動的に係
合する。停止バー１５（第１図）は、スラストバ
ー１４の前方に固着され、プランジヤー針２が前
部溝付バー３から上昇するのを防止する。好まし
くは針バー１２とスラストバー１４は、一方が他
方の後に実質的に共面関係で配置される。

針バー１２は一つのクロスピース１６に固着さ
れ、このクロスピース１６の対向端部は、各々の
ロツド１８に沿つて摺動可能に案内される二つの
第１ブロツク１７と一体的に制作されている。ロ
ツド１８は実質的にプランジヤー針２の縦延在方
向に関して延出されると共に、後述する目的のた
めに、ベツドポスト４ａに固着された個々のガイ
ドブロツク１９により摺動可能に支持されてい
る。

針バー１２は、一対の針（１本のみ図示）を制
御するための一対の連結ロツド２０に連結されて
いる。各々の連結ロツド２０は、一つの第１ブロ
ツク１７に連結された前端部２０ａと偏心器２１
と係合する後端部２０ｂを示している。針の制御
のための偏心器２１は、機械ベツド４内に収容さ
れた図示しないモータで回転駆動される主軸２２
により支持されている。

スラストバー１４は第２クロスピース２３に互
い違いに留められ、この第２クロスピース２３の
反対側端部は、前記ロツド１８に固着された二つ
の第２ブロツク２７と一体的に制作されている。
各ロツド１８は、閉鎖べらの運動を制御する駆動
機構により上方へ動く。この概括的に符号28で示
される駆動機構は、連結ロツド２０の動作の後に
針１１によつて遂行される運動と同時に、スラス
トバー１４を介して閉鎖べら１３に縦往復運動を
与えるように主軸２２により駆動される。

閉鎖べらの制御のための駆動機構２８は、各々
のロツド１８に支点を有して支持されるべき揺れ
レバー２９が先ず備えられる。符号Ｘで示される
位置において、前記揺れレバーの反対側端部に連
結されているのは、べらの制御のための一対の連
結ロツド３０の前端部３０ａであり、この端部３
０ａはロツド１８上のレバー２９の枢軸点から等
間隔に離間されている。

各々の連結ロツド３０は、主軸２２の制御を受
けてべらの制御のために偏心器３１に可動的に係
合された後端部３０ｂを有する。更に詳しくは、
好ましくは各べら制御偏心器３１は、対応するベ
ツドポスト４ａに回転可能に連結された歯付きプ
ーリ３２に取り付けられる。

歯付き駆動ベルト３３は、主軸２２の回転運動
をギア比率１：１でべら制御偏心器３１に伝達す
るように、歯付きプーリ３２及び主軸２２に設け
られた駆動プーリ３４に噛合する。

歯付きプーリ３２は、好ましくは主軸２２の回
転軸から等間隔に離間されている。

主に構造の観点から上述した本発明に係わる装
置の運転は以下の通りである。

装置１が運転された際、針１１は本質的に直線
的な往復運動を遂行する。同時にべら１３も作動
され、針の運動と同時に本質的に直線的な運動を
遂行する。しかしならがらべら１３は針１１と異
なり、それらが往復運動する際に一時停止を遂げ
ることを要する。本発明の方式では、一時停止の
時間は、べら制御偏心器３１の対応する歯付きプ
ーリ３２の軸についての位相ずれの相互間のずれ
により与えられる。図示の例では、べら制御偏心
器３１の位相ずれの相互間のずれは90゜である。

第２図乃至第５図は各々の回転の軸についての
主軸２２及びべら偏心器３１の90゜に亘る時計回
りの回転の結果として互いに従う異なる運転行程
を示す。明確さと簡便のために管状案内キヤリア
９は図示されていない。

第２図は装置の編目形成過程の初期行程を示
す。この行程において針１１及び対応する閉鎖べ
ら１３の各々は前部溝付バー３の後方に位置して
いる。この状態でプランジヤー針２は、針自体の
回りに予め形成された編目を外す。この編目によ
り形成された紐穴は符号35で示される両面ループ
であり、対応する目付き針６から来る撚糸６ａ
は、針１１のフツク端部１１ａの回りに予め係合
されている。

主軸２２の90゜に亘る回動に続いて、装置１は
各プランジヤー針２を第３に示す状態にさせる。
第３図から明らかなように、針１１が目付き針６
へ向かつて移動する一方、対応する閉鎖べら１３
は静止を保つている。これは、各々の偏心器３１
によるべら制御結合ロツド３０の運動が、ロツド
１８のピボツト軸位置Ｘについての揺れレバー２
９の角振動を生じるように起きるということに起
因している。閉鎖べら１３に対する針１１の進行
は、針自体のフツク状前端部１１ａにより規定さ
れた丸曲げ部の開放を実施する。同時に、針１１
前端部１１ａの回りの撚糸６ａにより形成された
紐穴３６は、針の上縁へ向かつて上昇する。

第４図に示されるのは、第３図に示されるに続
く運転行程である。ここでは針１１は目付き針６
へ向かうストロークの終端に接近する。この動作
においては針１１は閉鎖べら１３に沿つて進む。
第３図に示される運転状態から第４図に示される
状態に移行する際、針１１に対する閉鎖べら１３
の位置は実質的に変化しない。第４図に示す状態
では撚糸６ａにより形成された紐穴３６はプラン
ジヤ針２の上縁に載せられ、フツク状前端１１ａ
は、目付き針６に支持された撚糸６ａに再び係合
しようとする。

主軸の90゜に亘る更なる回動は第５図に示され
る運転状態をもたらす。第５図において、針１１
は第４図における状態に対して後方に移動してい
る一方、閉鎖べら１３は静止を保つ結果、丸曲げ
部１１ｃへの通路を閉じる。この場合、べら１３
の運動がないことは、次のことに起因する。既
に、べら制御結合ロツド３０の運動が、ロツド１
８の如何なる軸移動を伴うことなく、位置Ｘにつ
いての揺れレバー２９の角振動を生じるように起
きることである。

編目形成運転サイクルは第５図に示される運転
状態から第１図に示される状態への移行と共に終
了する。この移行によれば針１１及びべら１３が
前部溝付バー３の後方へ移動することにより、紐
穴３６によつて形成された新たな編目がべら１３
の前端１３ａを摺動し易くなる。また、新たな編
目は、撚糸６が針１１のフツク状前端１３ａの回
りに新たな紐穴を形成する間、プランジヤ針２か
ら外れなくなる。

有益なことには、第２図及び第４図に示された
運転行程から第３図及び第５図に示された運転工
程へ移行する間のべら動作における一時停止期間
は、べら制御偏心器３１の移送ずれの相互間のず
れの変更により容易に調整し得る。この運転のた
めには、少なくとも一つのプーリ３２からの歯付
きベルト３３の係合解除と共に、プーリ自体の適
切な相互の角度付けが必要なのみである。

より詳しくは、偏心器３１の位相ずれのずれ角
度の減少に従つてべら１３の一時停止期間は比例
的に減少する。この調整のための範囲の例は、偏
心器３１が同期、即ちずれが0°に至る状態と、偏
心器３１が位相ずれ180゜に至る状態とに代表され
る。

偏心器３１が同期して、一時停止期間が実質的
に零である際には、揺れレバー２９がロツド１８
のピボツト軸の回りに回動しないようにされ、結
合ロツド３０の運動が一体的にロツド自体へ伝達
される。

これに反して、偏心器３１の位相ずれ180゜に至
る際は、閉鎖べら１３は実質的に静止し、結合ロ
ツド３０の運動はロツド１８の枢軸の回りの揺れ
レバー２９の回動により吸収される。

実際的な使用における偏心器３１の位相ずれの
ずれ角度は、好ましくは45゜から135゜の範囲であ
る。

本発明は意図された目的を達成する。

事実、本発明の進歩的な装置は、カム及び従動
子の助けなしに、偏心器のみの使用により、針及
び閉鎖べらの往復ストロークを制御する能力を有
する。結果として、本発明の装置は非常に単純な
構造となり、使用における信頼性があり、しかも
公知技術において到達し得るよりも早い運転速度
を達成する能力を有する。

更に、先に証明したように、本発明の装置は、
従来必要とされていた構造の細部の交換を伴うこ
と無く、閉鎖べらの一時停止期間の変更を可能と
する。

従つて公知技術との比較では、クロツシエ細紐
編機が実行すべき仕事の種類に応じて使用される
種々の形状を有する多数のカムは、もはや生産す
る必要がない。また、与えられた仕事の実行を目
的として予め構成されている装置におけるカムの
交換に関する全ての問題は取り除かれる。

明らかに本発明は多くの変更や変形を許し、こ
れら全ては本発明の概念が特徴付ける装置の範囲
に含まれる。

【図面の簡単な説明】

第１図はクロツシエ細紐編機に搭載された本発
明に係わる制御装置の要部を破断して概略的に示
す斜視図、第２図は第１図の制御装置を一つの運
転行程において概略的に示す側面図、第３図は第
２図に続く運転行程における制御装置を示す側面
図、第４図は第３の運転行程における制御装置を
示す側面図、第５図は第４図に続く運転行程にお
ける制御装置を示す側面図である。 １……制御装置、２……プランジヤー針、４…
…機械ベツド、５……クロツシエ細紐編機、１１
……プランジヤー針の真針、１１ｂ……針後端
部、１２……針バー、１３……閉鎖べら、１３ｂ
……閉鎖べら後端部、１４……スラストバー、１
７，２７……ブロツク、２０……針制御用連結ロ
ツド、２０ａ……針制御用連結ロツド前端部、２
０ｂ……針制御用連結ロツド後端部、２１……針
制御用偏心器、２２……主軸、２８……駆動機
構、２９……揺れレバー、３０……べら制御用連
結ロツド、３０ａ……連結ロツド前端部、３０ｂ
……連結ロツド後端部、３１……べら制御用偏心
器、３２……プーリ、３３……歯付ベルト、３４
……駆動プーリ（主プーリ）、Ｘ……ピボツト軸
位置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ クロツシエ細紐編機におけるプランジヤ針を
   制御する装置であつて、 クロツシエ細紐編機の機械ベツドに揺動可能に
   連結された針バーを備え、この針バーは、互いに
   並列関係で平行に配置された複数の針の後端部に
   固定的に係合し、 少なくとも一つの針制御用連結ロツドを備え、
   この連結ロツドの前端部は針バーに対して可動的
   に連結され、 機械ベツドにより回転可能に支持された主軸を
   備え、この主軸は少なくとも一つの針制御用偏心
   器を支持し、この偏心器は、針制御用連結ロツド
   の後端部に対し、針に長手方向の往復運動を与え
   るように可動的に係合され、 機械ベツドに揺動可能に連結されたスラストバ
   ーを備え、このスラストバーは複数の閉鎖べらの
   後端部に係合し、この閉鎖べらの各々は前記針の
   １本に沿つて摺動するように案内され、 閉鎖べらの運動を制御する駆動機構を備え、こ
   の駆動機構は主軸により作動されると共に、針の
   運動に同期して閉鎖べらに長手方向の往復運動を
   与えるようにスラストバーに作用するものにおい
   て、 閉鎖べらの運動を制御する前記駆動機構が、前
   記ロツドの後端部に支点を有する少なくとも１本
   の揺れレバーと、 この揺れレバーの対向する端部に係合する前端
   部をそれぞれ有する少なくとも１対の閉鎖べら制
   御用連結ロツドと、 このべら制御用連結ロツドの後端に可動的に係
   合されると共に、主軸により作動される少なくと
   も１対のべら制御用偏心器とを備えることを特徴
   とする編機のプランジヤ針制御装置。 ２ 前記べら制御用偏心器が個々のプーリに取り
   付けられ、これらプーリは、主軸から等間隔に離
   間された回転軸に対して機械ベツドにより回転可
   能に支持されると共に、主軸に設けられた主プー
   リに可動的に係合された歯付きベルトにより作動
   されることを特徴とする請求項１に記載の編機の
   プランジヤ針制御装置。 ３ 前記べら制御用連結ロツドが、このロツドに
   おける揺れレバーのピボツト軸から等間隔に離間
   された位置における揺れレバーに枢着されている
   ことを特徴とする請求項１に記載の編機のプラン
   ジヤ針制御装置。 ４ 前記べら制御用偏心器の移送ずれの相互間の
   ずれ角度が、対応する歯付きプーリの軸に対して
   45゜と135゜との間に含まれる角度であることを特
   徴とする請求項１に記載の編機のプランジヤ針制
   御装置。 ５ 前記針バーが、前記ロツドに沿つて摺動可能
   に係合された少なくとも一つのブロツクに固定的
   に連結されていることを特徴とする請求項１に記
   載の編機のプランジヤ針制御装置。 ６ 前記針バーとスラストバーとは、その一方が
   他方の後方に共面関係で配置されていることを特
   徴とする請求項１に記載の編機のプランジヤ針制
   御装置。