JP3313713B2 - 飾り付きの基布を自動的に生産する方法および該方法を実行するための装置 - Google Patents

飾り付きの基布を自動的に生産する方法および該方法を実行するための装置

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明の方法が解決する課題は、1つあるいは複数の
飾りを有する基布を提供することにある。
一般的に、公知の方法において、ジャカード機によっ
て織られた基布やクロセ編機によって作られたメッシュ
状の基布が提供されている。これらの方法は、重厚な設
備および複雑な機構を必要とする。
シャトルが使用されるジャカード機においては、その
生産能力は限定される。さらに、ジャカード式の手法で
は、大きな機械的応力がかかることで、その速度も制限
される。特に、旋回式シャトル取付型のジャカード機に
おいては、スレイに大きな応力が生じる。
編機の構成に関して述べれば、一般的な編機はセッテ
ィングに時間を要するような機構を構成する梁や棒のガ
イドを有してなり、これにより生産効率が低下される。
ジャカード機および編機両者について、紡ぎ糸を保持
する能力は制限されており、そのため断面形状の大きな
紡ぎ糸を使用することは困難である。結論的に言えば、
これらの技術は、経済性や速度の見地からみると、満足
できるものではない。
特許FR 2 339 011により、織機とクロセ編機の技
術を結合させた方法が知られている。この特許は、織機
にて任意の飾りの形成を同時に行なう基布の形成方法に
ついておもに述べている。飾りは、基布と同時に形成さ
れる鎖編(locking mesh)によって基布にしっかりと着
けられる。しかし、目的を達成する手段があまりにも複
雑であるため、得られた結果は満足できるものではなか
った。
本発明の目的は、これらの欠点を克服して、簡単、確
実、効果的さらに合理的な方法を提供することを目的と
する。
本発明の方法が解決する課題は、織りとステッチの技
術を結合して、高い生産効率が得られるように、シャト
ルを使用しない織機を含んだ早い機械により、飾りのつ
いた基布を生産することにある。
本発明の基本的性質によれば、本方法は飾りのついた
基布の自動生産に適用されるものである。本方法におい
ては、 − 横糸と縦糸とから構成される基布が、自動織機によ
り生産される。
− 基布の形成と同時に、少なくとも1つの飾りが形成
され、該飾りが基布と同時に形成される鎖編により基布
に着けられる。
− 鎖編を形成するために、つなぎ針が基布の縦糸群の
間を通して上昇される。
− 鎖編を形成するために、つなぎ針が基布の下部に引
込められる。
− 飾り糸が、基布の縦糸に直角に挿入される。
− 鎖編を形成するためにつなぎ針が移動されたのち、
再び上昇され、それと同時にガイドを用いて鎖編糸が円
弧状の軌跡を描くように移動されて、前記つなぎ針の移
動経路に交差することで、飾り糸用の鎖編が形成され、
飾り糸がつなぎ針に係合される。
− 上死点において、鎖編を形成する前記ガイドが、縦
糸に直角に移動される。
− 鎖編を形成するためにつなぎ針と前記ガイドとが、
鎖編を形成する糸を引っ掛けて同時に下降され、飾り糸
を内包した鎖編のループが形成される。
− 1本あるいは複数本の飾り糸が鎖編に支持されるこ
とで、縦糸に平行な飾り糸の浮揚部が形成され、あらか
じめ設定されたプログラムに従って幅および長さが可変
である飾り糸のループが構成される。
本方法を適用して、任意の高速織機において本方法の
それぞれの特徴的な工程を実現するために、装置は以下
にあげるものを有してなる。
− 1本あるいは複数本の飾り糸を供給する手段 − 鎖編を形成するために、つなぎ針を縦糸の上部およ
び下部間において垂直方向に直線往復運動させるととも
に縦糸に平行に移動させて、直角方向に移動するサイク
ルを構成する駆動手段 − 鎖編糸を受ける1つあるいは複数のガイドを、つな
ぎ針の移動経路に交差する円弧状の軌道を描いて移動さ
せる駆動手段 − 1本あるいは複数本の飾り糸を一時的に係留するた
めに用いられる部材を矩形状に運動させる駆動手段、あ
るいはプログラムされた電気式制御ユニット − 飾り糸の移動を意図通りに変更するために、飾り糸
供給手段に作用するプログラム可能な制御手段 飾りを得るための問題を解決するために、1本あるい
は複数本の飾り糸を供給する手段は、前記飾り糸を支持
する少なくとも1つのガイドと、該ガイドに連結され、
プログラム可能な制御ユニットによって制御されて直線
上を移動可能である移動体とを有してなる。
飾りの構成を変更する問題を解決するために、上記移
動体が直線上を基布の縦糸に直角に移動するように1つ
あるいは複数の前記飾り糸のガイドはガイド棒に固定さ
れ、前記移動体は制御可能なモータが連結された駆動機
構と協同して動作する。
1つあるいは複数の飾りを鎖編により取り付ける問題
を解決するために、鎖編を形成するつなぎ針を制御する
手段は、ニードルロッドに取り付けられて前記つなぎ針
を受けるとともに揺動する支持部材と、該支持部材と協
同的に動作して前記つなぎ針を基布を通しておよび基布
の下部において直線的に上下方向に往復運動させる駆動
部材とを有してなる。
基布に1つあるいは複数の飾りを配置する問題に関し
ては、1本あるいは複数本の鎖編糸に円弧状の軌跡を描
いて移動させる手段は、歯車(26)と一体になるピン
(25a)によって制御される連結ロッド(25)を備え、
該連結ロッド(25)は、クランクアーム(24)によっ
て、ガイド(23)が取り付けられるシャフト(O3)に連
結される。
1本あるいは複数本の飾り糸を一時的に係留する部材
を矩形状に移動させる手段は、変形可能な平行リンク機
構を有してなる。
基布の上部に飾り糸を供給する際に、飾りの構成を意
図通りに変更するために、飾り糸の供給手段に作用する
プログラム可能な制御手段は、ステッピングモータを有
してなる。該ステッピングモータは、縦糸に直角に左右
方向に移動する飾り糸の振幅と、織機の各周期ごとの移
動あるいは停止の頻度とを2つのパラメータとして、こ
れらを統合し、電気的に制御される。
以下、図を参照して本発明について詳細に説明する。
図1は、本発明の生産方法の原理を示す拡大図であ
る。
図2は、図1の2−2線に沿った横断面図である。
図3は、特に基布に関して変更が加えられた図2と同
様の実施例を示す図である。
図4は、選択されたプログラムにより作成される本発
明の製品の一例を示す図である。
図5は、本発明の装置を構成する機構を示す正面図で
ある。
図6は、図5に対応する平面図である。
図7は、図5に対応する側面図である。
図8は、鎖編を形成するつなぎ針の駆動手段を示す図
である。
図9は、特に1本あるいは複数本の飾り糸を一時的に
係留するための部材を制御する手段を示す図である。
図10は、本発明の方法により生産された製品の一例を
示す図である。
図11は、飾りを得るために飾り糸のガイドを制御する
モータのプログラムの一例を示す図である。
図12、13および14は、基布上におけるつなぎ針背部と
鎖編糸との間の飾り糸の掴み構造を示す図である。
図15は、選択的プログラムにより構成される異なる振
幅を有するループの例を示す図である。
図1に示すように、基布は任意の周知かつ適格な自動
織機によって生産され、横糸1と縦糸2とから構成され
ている。基布の形成と同時に、少なくとも1つの飾り3
が形成され、飾り3は基布と同時に形成される鎖編4に
より基布に着けられる。
以下に記すように、鎖編4は、あらかじめその動きが
設定されたつなぎ針5により形成される。飾り3は、飾
り糸6から形成される。縦糸および横糸を組合わせるこ
とによる基布の形成は、コームPを用いた全くの伝統的
な方法で実施される。しかし、ここでは、基布の生産方
法について詳細には述べない。というのは、第1には、
この技術はこの分野の技術者には既に全く周知のもので
あり、第2には、この技術が本発明の対象外であるから
である。
鎖編4を形成するつなぎ針5は、縦糸群2に対して直
角に配置され、垂直方向に往復運動するベースブロック
(base block)15あるいはニードルベット(needle be
d)に固定されている。
本発明の方法によれば、コームPがよこ打ち位置から
引かれたときに、つなぎ針5は、基布の縦糸に平行に前
進したのち、縦糸群2を通して垂直方向に上昇する。つ
なぎ針5が下降して基布の縦糸群2の下部に移動したと
きに、縦糸群の下部においてつなぎ針5は後退される。
つなぎ針5の後退は、つなぎ針5がコームPに接触する
のを防ぐために必要である。コームPは、よこ打ち位置
にきたときに、つなぎ針5の動作範囲に侵入する。
この目的のために、ニードルロッド7は、軸1に軸支
された揺動する支持部材8の2つの軸受け内において、
移動自在となっている。ニードルロッド7は、クランク
ピン9を通して、クランクアーム10とクランク11とから
構成される機構に連結されている。この機構10、11は、
釣合がとられるとともに、シャフト2から運動が伝達さ
れ、ニードルロッド7が垂直方向に往復運動される。
支持部材8が揺動機構を有することで、つなぎ針5
は、上記のように基布の下部において後退できる。
支持部材8の揺動機構に関しては、このような機構は
シャフト13に取り付けられたカム12と、支持部材8に固
定され、カム12が作用するとともに旋回軸1に対して斜
めの位置にあるローラ14とを有してなる。また、バネ等
の弾性部材が支持部材8の戻りを確実にしている。
つなぎ針5は、後退することで、鎖編により横糸1を
妨害しやすくなっている。つなぎ針5が基布の下部にあ
り、かつ織機のスレイがよこ打ち位置にあるときに、飾
り糸6は移動され、縦糸2に対して直角に配置される。
飾り糸6は、移動体16に固定されたガイド15に支持され
ている。例えば、本実施例では、4つのガイド15が存在
し、各ガイドはそれぞれ1つの移動体16に固定されてい
る。
それぞれの移動体は、棒17およびガイドとして機能す
る平行棒18に移動自在に取り付けられている。棒17およ
び18は、移動体が縦糸2に対して直角方向に直線的に移
動することを可能としている。各移動体16は、従動歯車
20とモータ22のシャフトに取り付けられた駆動歯車21と
の間に配置された歯付きのベルト19により駆動される。
この機構は、それぞれの移動体16に適用されている。
本発明によれば、各モータ22は、中央制御ユニットに
連結されることで、電気的に制御される。例えば、各モ
ータは、ESCAP−PP−520型や直流モータのような自動ス
イッチ機構を有するステッピングモータからなる。モー
タに組み込まれた2つのホール効果素子が、このような
制御を可能とする。
プログラムは、2つのパラメータを統合して作用す
る。
− 1つは、縦糸に直角な方向に左右に移動する飾り糸
の振幅である。
− 1つは、織機の各周期における移動あるいは停止の
頻度である。
図4は、あらかじめ設定されたプログラムをモータ22
に作用して、飾り糸6から形成された飾りの一例を示し
ている。
織機において、プログラムステップを構成する例えば
50以上の周期に対して、移動あるいは停止の指示を組合
せることで任意のパターンが形成される。モータトラベ
ル(motor travel)と称される移動の振幅は、各周期に
おいて固定されている。例えば、図4に示す製品では、
選択されたプログラムに従って、飾り糸6は、ステップ
2から13、13から15および15から18において、小さなル
ープを形成するように配置される。この飾り糸6は、プ
ログラムのステップ2から13およびステップ18以上にお
いて、大きなループを形成する。ステップ0に戻ってき
た際には、飾り糸6を移動させる移動体16は、作業しや
すいように機械的に位置決めされる電気式位置センサC
の下部に配置される。移動体の移動値は固定されてお
り、ステップ0においては、数パルスがモータに伝達さ
れたのち、作業を始めるにあたって移動体は基布の左方
向に移動される。飾りのデザインに従って、多くの位置
情報がプログラムされている。
織機の第1周期に対応するプログラムのステップ0に
おいては、左に戻って位置0に到達する。プログラムの
ステップ1では、移動体は静止したままで、その位置は
変わらない。プログラムの第2ステップでは、移動体は
位置200に向けて移動する。これは、飾りの大きなルー
プを形成する位置であり、この位置は、移動体が位置0
まで戻るステップ13まで維持される。そして、プログラ
ムのステップ15では、移動体は位置130まで移動し、ス
テップ18において位置0まで戻る。ステップ18は、第1
周期に対するプログラムのステップ0に一致する。
図11は、飾りを形成するための飾り糸のガイドを制御
するモータのプログラムの一例を示す図である。
基布上において、飾り糸6を移動および配置したのち
は、鎖編4により飾り糸を基布に着けるのが便利であ
る。
この目的のため、つなぎ針5が前進したのち垂直に上
昇し、コームPが後退し、そして同時に、鎖編を形成す
るために配置されるとともにつなぎ針5から糸を受ける
ガイド23が、円弧状の軌道を描いて上昇する。この円弧
状の軌道は、つなぎ針5の移動経路と交差する。図12、
13および14に示すように、上記の機構は飾り糸6を掴む
ことができる。この掴みは、つなぎ針5の背部と、ガイ
ド40を通過する鎖編糸4との間で効果的である。
特に図5に示すように、ガイド23はシャフト3に固定
されるとともにクランクアーム24に連結され、これによ
り、連結ロッド25および歯車26から構成される機構を通
して、ガイド23は揺動を与えられる。このクランクとク
ランクアームとによる機構は、シャフト2によるつなぎ
針の運動に呼応する歯車機構により制御される。
リターンレバー(return lever)28のアンビル(anvi
l)に接して、特にバネ27によりシャフト3が常に支持
されている。レバー28は、ローラ31を介してカム30の駆
動力を受ける連結ロッド29に連結されている。これら種
々の運動は、織機のモータ、特に歯付きのベルト32と、
シャフト2に連結された歯車33により与えられる(図
7)。
つなぎ針5が上死点にあるときに、つなぎ針5の直線
的運動の1ステップ間にガイド23が移動され、この結
果、例えばつなぎ針5の下部において鎖編糸4が、つな
ぎ針5の機構に係着される(図2)。この時、つなぎ針
5はガイド23と同様に下降を始め、前に形成された鎖編
内を鎖編糸4で形成されたループが通過することで、新
しい鎖編が形成される。
つなぎ針5が下死点に到達すると、既に述べたように
スレイを回避するためにつなぎ針5が移動されるととも
に、飾り糸6の取り付けを完了する。
本発明の他の特徴としては、本発明による装置が、つ
なぎ針5および飾り糸を受けるガイド15の端部と同じ高
さに配置されたピコットフック(picot hook)を有して
いることである。ピコットフック34は、矩形状の運動を
与える任意の周知かつ適格な機構により制御される。ピ
コットフックにより、例えばループを形成するときに、
ガイド15が移動する間において、一時的に飾り糸6を係
留することができる。本発明の装置は、交互に運動する
2つのピコットフック34を有している(図5)。ピコッ
トフックの動作はガイド15の動作に連動され、ループの
幅を制御する。
例に示すように、ピコットフック34は支持部材35に取
り付けられ、クランク36、37、38、39から構成される変
形可能な平行リンク機構により駆動される。
上記の機構は、角運動を有するモータあるいはピコッ
トフックの前後運動を行なう電磁的手段のいずれかに作
用する電気的制御ユニットに置き換えることが可能であ
る。このようなシステムは既に述べたようなプログラム
により制御される。同様の電気的制御ユニットが縦糸に
直角方向にピコットフックを移動あるいは停止して、縦
糸に対してより離れるか、あるいはより近づくように動
かすことで、図15の例に示すように、選択されたプログ
ラムに従って異なる振幅のループが形成される。なお、
本発明により生産される基布は、この図に限定されるも
のでないことは明かである。
以上の説明において、本発明の利点が明らかにされて
いるが、以下の利点は特に優れたもので、ここに総括し
ておく。
− シャトルを用いない織機の使用を可能とし、高速の
製織速度が得られる。
− 製織の柔軟性が得られる。
− プログラムにより、1つあるいは複数の飾りを意図
通りに変更できる。
− 高い品質の製品が得られる。
− 任意の型の織機に本発明の装置を適用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ローラン,ジャン フランス国 42100 セン テチエンヌ リュ リスフラン 21 ル ソリタ (番地なし) (56)参考文献 特開 昭57−82550(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D03D 25/00 101 D04B 21/14 D04B 39/06

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】飾り付きの基布を自動的に生産する方法で
    あって、本方法においては、 − 横糸(1)と縦糸(2)とから構成される基布が、
    自動織機により生産される。 − 基布の形成と同時に、少なくとも1つの飾りが形成
    され、該飾りが基布と同時に形成される鎖編(4)によ
    り基布に着けられる。 − 鎖編を形成するために、つなぎ針(5)が、基布の
    縦糸群の間を通して上昇される。 − 鎖編を形成するために、つなぎ針(5)が、基布の
    下部に引込められる。 − 飾り糸(6)が、基布の縦糸(2)に直角に挿入さ
    れる。 − 鎖編を形成するために、つなぎ針(5)が移動され
    たのち、再び上昇され、それと同時にガイド(23)を用
    いて鎖編糸(4)が円弧状の軌跡を描くように移動され
    て、前記つなぎ針(5)の移動経路に交差することで、
    飾り糸用の鎖編が形成され、飾り糸がつなぎ針(5)に
    係合される。 − 上死点(O)において、鎖編を形成するためのガイ
    ド(23)が、縦糸に直角に移動される。 − 鎖編を形成するために、つなぎ針(5)とガイド
    (23)とが、鎖編を形成する糸(4)を引っ掛けて同時
    に下降され、飾り糸(6)を内包した鎖編のループが形
    成される。 以上の工程を有する飾りのついた基布の生産方法におい
    て、 1本あるいは複数本の飾り糸(6)が鎖編(4)に支持
    されることで、縦糸に平行な飾り糸の浮揚部が形成さ
    れ、あらかじめ設定されたプログラムに従って幅および
    長さが可変である飾り糸のループが構成されることを特
    徴とする方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の方法を実行する装置であっ
    て、 以下のものを有してなることを特徴とする。 − 1本あるいは複数本の飾り糸(6)を供給する手段
    (16)、(22) − 鎖編を形成するために、つなぎ針(5)を縦糸の上
    部および下部間において垂直方向に直線往復運動させる
    とともに縦糸に平行に移動させて、直角方向に移動する
    サイクルを構成する駆動手段(8)、(10)、(11) − 鎖編糸(4)を受ける1つあるいは複数のガイド
    (23)を、つなぎ針(5)の移動経路に交差する円弧状
    の軌跡を描いて移動させる駆動手段(3)、(24)、
    (25)、(26) − 1本あるいは複数本の飾り糸(6)を一時的に係留
    するために用いられる部材(34)を矩形状に移動させる
    駆動手段(35)、(36)、(37)、(38)、(39)、あ
    るいはプログラムされた電気式制御ユニット − 飾り糸(6)の移動を意図通りに変更するために、
    飾り糸供給手段に作用するプログラム可能な制御手段
    (22)
  3. 【請求項3】請求項2記載の装置において、 1本あるいは複数本の飾り糸(6)を供給する手段が、
    前記飾り糸(6)を支持する少なくとも1つのガイド
    (15)と、該ガイド(15)に連結され、プログラム可能
    な制御ユニットによって制御されて直線上を移動可能で
    ある移動体(16)とを有してなることを特徴とする装
    置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の装置において、 1つあるいは複数のガイド(15)は移動体(16)に固定
    され、前記移動体は、基布の縦糸に直角に移動自在にガ
    イド棒に取り付けられ、前記移動体(16)が電気的に制
    御されるステッピングモータ(22)に連結された駆動機
    構(20)、(21)と協同的に動作することを特徴とする
    装置。
  5. 【請求項5】請求項2記載の装置において、 鎖編を形成するつなぎ針(5)を制御する手段が、ニー
    ドルロッドに取り付けられて前記つなぎ針(5)を受け
    るとともに揺動する支持部材(8)と、該支持部材
    (8)と協同的に動作して前記つなぎ針を基布を通して
    および基布の下部において直線的に上下方向に往復運動
    させる駆動部材(9)、(10)、(11)、(12)、(1
    3)、(14)とを有してなることを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】請求項2記載の装置において、 鎖編糸(4)を受ける1つあるいは複数のガイド(23)
    を円弧状の軌跡を描いて移動させる手段は、歯車(26)
    と一体になるピン(25a)によって制御される連結ロッ
    ド(25)を備え、該連結ロッド(25)は、クランクアー
    ム(24)によって、ガイド(23)が取り付けられるシャ
    フト(O3)に連結されることを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】請求項2記載の装置において、 1本あるいは複数本の飾り糸を一時的に係留する部材
    (34)を矩形状に移動させる手段が、変形可能な平行リ
    ンク機構(36)、(37)、(38)、(39)、あるいはプ
    ログラム可能な電気式制御機構を有してなることを特徴
    とする装置。
  8. 【請求項8】請求項2記載の装置において、 飾りの構成を意図通りに変更するために、飾り糸の供給
    手段に作用するプログラム可能な制御手段が、ステッピ
    ングモータ(22)を有してなり、該ステッピングモータ
    が、縦糸に直角に左右方向に移動する飾り糸の振幅と、
    織機の各周期ごとの移動あるいは停止の頻度とを2つの
    パラメータとして、これらを統合し、電気的に制御され
    ることを特徴とする装置。
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