JPH0443888Y2 - - Google Patents

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JPH0443888Y2
JPH0443888Y2 JP15620886U JP15620886U JPH0443888Y2 JP H0443888 Y2 JPH0443888 Y2 JP H0443888Y2 JP 15620886 U JP15620886 U JP 15620886U JP 15620886 U JP15620886 U JP 15620886U JP H0443888 Y2 JPH0443888 Y2 JP H0443888Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は原稿を複写処理する複写機に係り、特
に持ち運び可能な複写機の把手に関する。
(従来技術) 従来から、電子写真複写機は大型、重々量、高
価格であり、複写作業を行なうのに所定の複写室
へ行く必要があつた。そこで、最近では電子写真
複写機の用途の多様化に伴い、小型化、パーソナ
ル化して任意な場所へ持ち運び可能なポータブル
型の電子写真複写機が出現している。
このようなポータブル型の電子写真複写機では
把手が複写機本体に設けられ、使用者はこの把手
を把持して電子写真複写機を任意の場所へ持つ運
びできるようにしたものが知られている(例えば
実開昭60−140064号公報参照)。
ところが、このような電子写真複写機では把手
が複写機本体の一側面に取付けられており、その
把手を持つて運搬すると複写機本体が傾くので、
機内の現像装置、クリーニング装置等から現像剤
等が洩れることがあり、これにより機内が洩れた
現像剤等により汚されるという問題がある。
そこで、このような問題を解決するために、複
写機本体の対向する側面に把手の取付部が回動自
在にそれぞれ取付けられ、持ち運び時にその両把
手の把持部が原稿台上方の中央部で一致させ、水
平状態のまま持ち運び可能な電子写真複写機が提
供されている(例えば実開昭61−24694号公報参
照)。
ところが、このような複写機は把手を把持して
水平状態のまま持ち運び可能であるが、その複写
機が原稿台移動型でその把手の把持部が原稿台移
動方向に対して直角に設けられているような場
合、持ち運び時に次のような問題点が生じる。す
なわち、その問題点とは、複写機を持ち運ぶと
き、本体の対向する側面に使用時においてセツト
されている給紙トレイ、排紙トレイなどを取外さ
なければならないという点と、運んでいるとき本
体が把手の把持部を中心として傾き易く、原稿台
が本体上を移動し運びにくくなり、そのため原稿
台を本体に固定する固定部材が必要となる点であ
る。
(考案の目的) 本考案は上述の技術的課題を解決し、原稿台移
動型の複写機において給紙トレイ、排紙トレイな
どを取外さずに持ち運ぶことができるとともに、
持ち運び中に原稿台を複写機本体に対して移動さ
せない把手を有する複写機を提供することを目的
とする。
(考案の構成) 本考案は、複写機本体の上面を往復動する原稿
台を備え、この原稿台に載置された原稿を複写処
理する複写機において、複写機本体に把手を回動
自在に設け、この把手は、上記原稿台の移動方向
と平行に位置する把持部と、この把手部の両端部
に設けられ、把持部を原稿台上方中央付近に位置
させたとき原稿台の移動を阻止する位置に移動す
るアーム部とからなるものである。
この構成により、把手の把持部を原稿台上方中
央付近に位置すると、把手のアーム部は原稿台の
移動を阻止し、したがつて、複写機の持ち運び時
には原稿台が移動しない。
(実施例) 第1図は本考案の第1実施例に係る複写機の全
体構成図、第2図はこの複写機の斜視図、第3図
はこの複写機の側面図である。
上記図において、電子写真複写機のハウジング
1の上部には原稿が載置され、移動するコンタク
トガラス2aが設けられ、このコンタクトガラス
2aの上部には原稿押え2bが配設され、上記コ
ンタクトガラス2aと原稿押え2bとにより原稿
台3が構成されている。ハウジング1内には、原
稿照射ランプ4、反射板5、フイルター6および
レンズ組立体7が設けられ、これらで光学系が構
成されている。この光学系からの光を受光する感
光体ドラム8の周辺には、主帯電装置9、現像ロ
ーラ10aを有する現像装置10、転写装置1
1、分離ローラ12aを有する分離装置12、ブ
レード13aを有するクリーニング装置13など
が配設されている。
現像装置10よりも感光体ドラム8の回転方向
下流側であつて、転写装置11の上流側で、比較
的、感光体ドラム8の周辺近傍に、複写紙を転写
装置11へ搬送するための搬送ローラ14が案内
板15を介して設けられている。さらに、搬送ロ
ーラ14の複写紙搬送方向上流側には案内板16
を介して給紙ローラ17により複写紙が送り出さ
れる給紙トレイ18がセツトされている。分離装
置12の複写紙搬送方向下流側には複写紙を搬送
するための搬送ローラ19が設けられ、さらにこ
の搬送ローラ19の複写紙搬送方向下流側には定
着ローラ20aを有する定着装置20が設けられ
ている。
この定着装置20の複写紙搬送方向下流側には
複写紙を排紙するための排紙ローラ21を介して
複写紙を受ける排紙トレイ22がセツトされてい
る。
ハウジング1の原稿台3の移動方向に対して直
角な側面には、本考案の特徴とする把手23が回
動自在に設けられている。この把手23は、原稿
台3の移動方向と平行に位置する把持部23a
と、この把持部23aの両端部に設けられたアー
ム部23bとからなり、このアーム部23bの先
端部は原稿台3の移動方向に対して直角なハウジ
ング1の側面の中央上部付近に取付けられた軸2
4に回動自在に支持されている。また、ハウジン
グ1の軸24が取付けられている近傍の側面に
は、把手23が把持部23aを原稿台3の上方中
央付近に持ち上げたとき、アーム部23bが矢印
A方向(第2図参照)に回動するのを防止するた
めのストツパ25が設けられている。
このような把手23を有する複写機を持ち運び
する際には、把手23の把持部23aを把持し、
原稿台3の上方中央に位置させ、アーム部23b
の一側面をストツパ25に当接させ、この状態で
把持部23aを把持して複写機を持ち上げて運
ぶ。このような状態で複写機を持ち運びすると、
把手23のアーム部23bの内側面は原稿台3の
移動方向に直角な側面と微少な隙間を置いて対向
するので、原稿台3がハウジング1に対して移動
するようなことはない。また、このような把手2
3をハウジング1に設けることにより、複写機本
体を水平状態のまま運ぶことができ、機内に現像
装置10、クリーニング装置13などからトナー
が洩れることがない。また、把手23のアーム部
23b先端部はハウジング1の原稿台3の移動方
向に対して直角な側面の中央上部付近に設けられ
ているので、複写機の持ち運び時に給紙トレイ1
8および排紙トレイ22をハウジング1から取外
す必要がない。
第4図は本考案の第2実施例に係る複写機の斜
視図、第5図はこの複写機の側面図である。
第4図、第5図において、ハウジング1の上部
には原稿が載置され移動するコンタクトガラス2
aと原稿押え2bとからなる原稿台3が配設され
ている。ハウジング1の原稿台3の移動方向に対
して直角な一方側面には給紙トレイ18がセツト
され、他方側面には排紙トレイ22がセツトされ
ている。ハウジング1の前方上面には複写情報を
入力するための複数のキースイツチを備える操作
パネル31が設けられている。
この第2実施例の特徴とする把手32,33
は、ハウジング1の前、後部にそれぞれ設けら
れ、原稿台3の移動方向と平行に位置する把持部
32a,33aと、これらの把持部32a,33
aの両端部に設けられたアーム部32b,33b
とをそれぞれ有する。把手32,33のアーム部
32b,33bの各先端部は、ハウジング1の
前、後部であつて、かつ原稿台3の移動方向両端
部付近に回動自在に支持される。すなわち、アー
ム部32b,33bの各先端部は、ハウジング1
の四隅に設けられた各凹部34の原稿台3の移動
方向に対して直角な側面34aにそれぞれ取付け
られた軸35により回動自在に支持される。ま
た、アーム部32b,33bには弾性体からなる
各当接部材36,37が設けられ、これらの当接
部材36,37は把手32,33の把持部32
a,33aを原稿台3の上方中心付近にそれぞれ
位置させたとき原稿台3の移動方向に平行な両側
面に当接するようになつている。また、このよう
な当接部材36,37の上記当接が可能になるよ
うに、上記凹部34の原稿台3の移動方向に平行
な各側面の上部には傾斜面部34bがそれぞれ設
けられている。
このようにハウジング1の前後部には各把手3
2,33が回動自在に設けられ、複写機を持ち運
ぶとき把手32,33の把持部32a,33aを
第5図に示すように原稿台3の上方中央付近に位
置させ、この状態で把持部32a,33aを把持
し複写機を持ち運ぶ。このとき、把手32,33
にそれぞれ設けられた当接部材36,37は原稿
台3の移動方向の各側面に当接するので、原稿台
3がハウジング1に対して固定される。
したがつて、原稿台3をハウジング1に対して
移動させず、しかも水平状態のまま複写機を持ち
運ぶことができる。また、この第2実施例におい
て、把手32,33のアーム部32b,33bの
先端部が凹部34に設けられているので、複写機
の持ち運び時に給紙トレイ18および排紙トレイ
22をハウジング1から取外す必要がない。
なお、この第2実施例では把手32,33のア
ーム部32b,33bの先端部を凹部34に回動
自在に設けたが、それに限らずその先端部を原稿
台3の移動方向に対して直角な側面にそれぞれ回
動自在に設けてもよい。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、原稿台が複写機
本体の上面を往復動する複写機において、原稿台
の移動方向と平行に位置する把手の把持部を原稿
台上方中央付近に位置すると、把手のアーム部は
原稿台の移動を阻止するので、複写機の持ち運び
中に原稿台が複写機本体に対して固定され、しか
も給紙トレイ、排紙トレイなどを取外さずに複写
機を持ち運ぶことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の第1実施例に係る電子写真
複写機の全体構成図、第2図はこの電子写真複写
機の斜視図、第3図はこの電子写真複写機の側面
図、第4図は本考案の第2実施例に係る電子写真
複写機の斜視図、第5図はこの電子写真複写機の
側面図である。 1……ハウジング(複写機本体)、3……原稿
台、23,32,33……把手、23a,32
a,33a……把持部、23b,32b,33b
……アーム部、36,37……当接部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 複写機本体の上面を往復動する原稿台を備
    え、この原稿台に載置された原稿を複写処理す
    る複写機において、複写機本体に把手を回動自
    在に設け、この把手は、上記原稿台の移動方向
    と平行に位置する把持部と、この把手部の両端
    部に設けられ、把持部と原稿台上方中央付近に
    位置させたとき原稿台の移動を阻止する位置に
    移動するアーム部とからなることを特徴とした
    複写機。 2 アーム部の先端部を原稿台の移動方向に対し
    て直角な複写機本体側面の中央上部付近に回動
    自在に支持させたことを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の複写機。 3 アーム部の先端部を複写機本体の前、後部で
    あつて、かつ原稿台の移動方向両端部付近に回
    動自在に支持させるとともに、把持部を原稿台
    上方中央付近に位置させたときアーム部の一側
    面が原稿台の移動方向の平行な側面に当接する
    ようにしたことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の複写機。
JP15620886U 1986-10-13 1986-10-13 Expired JPH0443888Y2 (ja)

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JP15620886U JPH0443888Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13

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JPS6362842U JPS6362842U (ja) 1988-04-26
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JPS6362842U (ja) 1988-04-26

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