JPH0443477Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0443477Y2 JPH0443477Y2 JP1986199302U JP19930286U JPH0443477Y2 JP H0443477 Y2 JPH0443477 Y2 JP H0443477Y2 JP 1986199302 U JP1986199302 U JP 1986199302U JP 19930286 U JP19930286 U JP 19930286U JP H0443477 Y2 JPH0443477 Y2 JP H0443477Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- inner layer
- edge
- folded part
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 12
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 10
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011236 particulate material Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Bag Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本案は封緘底部を有する襞付2層袋に関するも
のである。
のである。
「従来の技術」
最近、上下階段切断開口部を折返して底部を封
緘し、折返部の下縁に沿つてカツトテープを配置
した化粧紙で同下縁を被覆してなる襞付2層袋が
製粉その他の業界において用いられるようになつ
た。しかし、カツトテープを牽引して化粧紙を上
記下縁に沿つて破断すると第13図に示すように
折返部側に回り込んだ粉粒体が下方に落下散乱す
るため、作業現場を汚損するばかりでなく粉粒体
の損失を招き使用歩留りが低下するという問題点
があつた。
緘し、折返部の下縁に沿つてカツトテープを配置
した化粧紙で同下縁を被覆してなる襞付2層袋が
製粉その他の業界において用いられるようになつ
た。しかし、カツトテープを牽引して化粧紙を上
記下縁に沿つて破断すると第13図に示すように
折返部側に回り込んだ粉粒体が下方に落下散乱す
るため、作業現場を汚損するばかりでなく粉粒体
の損失を招き使用歩留りが低下するという問題点
があつた。
「考案が解決しようとする問題点」
本案は折返部側に回り込んだ粉粒体の下方落下
散乱を防止し作業現場の汚損及び粉粒体の使用歩
留りの低下を防止することを目的とする。
散乱を防止し作業現場の汚損及び粉粒体の使用歩
留りの低下を防止することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」
本案は上下階段切断開口部を折返して底部を封
緘し、折返部の下縁に沿つてカツトテープを配置
した化粧紙で同下縁を被覆してなる襞付2層袋で
あつて、内層折返部を外層開口部の下段切断縁と
内層外面との間に介入させてなる紙袋によつて構
成される。
緘し、折返部の下縁に沿つてカツトテープを配置
した化粧紙で同下縁を被覆してなる襞付2層袋で
あつて、内層折返部を外層開口部の下段切断縁と
内層外面との間に介入させてなる紙袋によつて構
成される。
「作用」
従つて袋内に粉粒体を充填密封し格納又は搬送
し使用現場においてカツトテープ7で化粧紙8を
引裂くと第11図に示すように外層開口部の上向
の下段切断縁2と内層外面3との間に内層の下向
の折返部1が保持され、同折返部1の内部に回り
込んでいる粉粒体10は上向の下段切断縁2によ
つて落下散乱が防止される。この状態において袋
を反転すると袋内の充填粉粒体の重量によつて折
返部1が下向に延びて充填粉粒体は折返部1に回
り込んだ上記粉粒体10と共に排出される。
し使用現場においてカツトテープ7で化粧紙8を
引裂くと第11図に示すように外層開口部の上向
の下段切断縁2と内層外面3との間に内層の下向
の折返部1が保持され、同折返部1の内部に回り
込んでいる粉粒体10は上向の下段切断縁2によ
つて落下散乱が防止される。この状態において袋
を反転すると袋内の充填粉粒体の重量によつて折
返部1が下向に延びて充填粉粒体は折返部1に回
り込んだ上記粉粒体10と共に排出される。
「実施例」
襞付2層袋において、上下階段切断開口部を内
外層に形成し、内層の開口部を外層の開口部の内
部に開口させる(第6図〜第9図)。そして外層
開口部の上下段切断縁2,4の両端部に縦方向切
込み5,6を形成する。下段切断縁2側の縦方向
切込み5,5は側縁(第8図)又は前面(第7図
〜第9図)に形成すれば良い。上記内外層の開口
部は上記下段切断縁2に沿つて折返されて底部を
封緘するものであつて外層の折返部の下縁(下向
上段切断縁4)に沿つてカツトテープ7を配置し
その上に化粧紙8を貼着して同下縁を被覆するも
のである。この折返しに際し、第5図実線及び第
9図仮想線で示すように外層の上向の下段切断縁
2を両側の上記切込み5,5から下向に反転し、
その状態において内層の開口部を上記反転部に折
返1して内層外面3に接し(第4図)、その後上
記下段切段縁2を元の位置に上向に戻すことによ
つて同内層折返部1を外層の下段切断縁2と内層
外面3との間に介入させることができる(第3
図)。内層折返部1の両側襞付9,9では外層上
段切断縁4側の切込み6,6から外層襞部9′,
9′も内層折返線、13に折返される。尚図中1
0で示すものは内層折返部1に回り込んだ粉粒
体、11は接着部、12は折返部、13は易剥離
剤である。
外層に形成し、内層の開口部を外層の開口部の内
部に開口させる(第6図〜第9図)。そして外層
開口部の上下段切断縁2,4の両端部に縦方向切
込み5,6を形成する。下段切断縁2側の縦方向
切込み5,5は側縁(第8図)又は前面(第7図
〜第9図)に形成すれば良い。上記内外層の開口
部は上記下段切断縁2に沿つて折返されて底部を
封緘するものであつて外層の折返部の下縁(下向
上段切断縁4)に沿つてカツトテープ7を配置し
その上に化粧紙8を貼着して同下縁を被覆するも
のである。この折返しに際し、第5図実線及び第
9図仮想線で示すように外層の上向の下段切断縁
2を両側の上記切込み5,5から下向に反転し、
その状態において内層の開口部を上記反転部に折
返1して内層外面3に接し(第4図)、その後上
記下段切段縁2を元の位置に上向に戻すことによ
つて同内層折返部1を外層の下段切断縁2と内層
外面3との間に介入させることができる(第3
図)。内層折返部1の両側襞付9,9では外層上
段切断縁4側の切込み6,6から外層襞部9′,
9′も内層折返線、13に折返される。尚図中1
0で示すものは内層折返部1に回り込んだ粉粒
体、11は接着部、12は折返部、13は易剥離
剤である。
「効果」
本案は上述のように構成したので袋の底部のカ
ツトテープ7によつて化粧紙8を引裂いて折返部
を露出させても内層の折返部1の内部に回り込ん
だ粉粒体10は外層開口部の上向下段切断縁2に
遮ぎられて落下散乱するおそれがなく底部開口作
業を清潔に行い得るばかりでなく、袋の反転時に
上記回り込んだ粉粒体は充填粉粒体に伴つて排出
されて有効に使用され使用歩留りを向上すること
ができる。
ツトテープ7によつて化粧紙8を引裂いて折返部
を露出させても内層の折返部1の内部に回り込ん
だ粉粒体10は外層開口部の上向下段切断縁2に
遮ぎられて落下散乱するおそれがなく底部開口作
業を清潔に行い得るばかりでなく、袋の反転時に
上記回り込んだ粉粒体は充填粉粒体に伴つて排出
されて有効に使用され使用歩留りを向上すること
ができる。
第1図は本案の紙袋の底部の正面図、第2図は
化粧紙貼着前の状態の正面図、第3図は外層上段
切断縁折返前の状態の正面図、第4図は内層開口
部折返状態の正面図、第5図は折返前の状態の正
面図、第6図は外層下段切断縁折返前の状態の正
面図、第7図は第6図の斜視図、第8図は第7図
の他の実施例の斜視図、第9図は第6図の他の実
施例の正面図、第10図は粉粒体充填状態の縦断
面図、第11図は化粧紙引裂状態の縦断面図、第
12図は従来の袋の充填状態の縦断面図、第13
図は従来の化粧紙引裂状態の縦断面図である。 1……内層折返部、2……下段切断縁、3……
内層外面。
化粧紙貼着前の状態の正面図、第3図は外層上段
切断縁折返前の状態の正面図、第4図は内層開口
部折返状態の正面図、第5図は折返前の状態の正
面図、第6図は外層下段切断縁折返前の状態の正
面図、第7図は第6図の斜視図、第8図は第7図
の他の実施例の斜視図、第9図は第6図の他の実
施例の正面図、第10図は粉粒体充填状態の縦断
面図、第11図は化粧紙引裂状態の縦断面図、第
12図は従来の袋の充填状態の縦断面図、第13
図は従来の化粧紙引裂状態の縦断面図である。 1……内層折返部、2……下段切断縁、3……
内層外面。
Claims (1)
- 上下階段切断開口部を折返して底部を封緘し、
折返部の下縁に沿つてカツトテープを配置した化
粧紙で同下縁を被覆してなる襞付2層袋であつ
て、内層折返部を外層開口部の下段切断縁と内層
外面との間に介入させてなる紙袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986199302U JPH0443477Y2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986199302U JPH0443477Y2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63105649U JPS63105649U (ja) | 1988-07-08 |
JPH0443477Y2 true JPH0443477Y2 (ja) | 1992-10-14 |
Family
ID=31160799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986199302U Expired JPH0443477Y2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0443477Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS299283Y1 (ja) * | 1953-07-18 | 1954-08-02 | ||
JPS5375312U (ja) * | 1976-11-19 | 1978-06-23 |
-
1986
- 1986-12-26 JP JP1986199302U patent/JPH0443477Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63105649U (ja) | 1988-07-08 |
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