JPH0326194Y2 - - Google Patents

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JPH0326194Y2
JPH0326194Y2 JP19491886U JP19491886U JPH0326194Y2 JP H0326194 Y2 JPH0326194 Y2 JP H0326194Y2 JP 19491886 U JP19491886 U JP 19491886U JP 19491886 U JP19491886 U JP 19491886U JP H0326194 Y2 JPH0326194 Y2 JP H0326194Y2
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JP
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bag
inner bag
open
outer bag
clay
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JP19491886U
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JPS6398928U (ja
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  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、各種左管工事に用いられる練土を
収納する練土用容袋に関するものである。
(ロ) 従来の技術 最近、この種の練土、特に、高い所で使用され
る屋根瓦葺用の練土は、作業の効率性、安全性等
を考慮して、現場で練るよりも予め練つたものを
袋詰めしたものの方が多く用いられている。
ところで、練つた土を袋詰めにしておくと、時間
が経過するにつれて水分が土成分と分離してその
表面(袋の内側)に滲出し、これが一種の糊作用
をして中の練土が取り出し難いという欠点があつ
た。
したがつて、袋を十文字等に大きく切り裂いて
展開状態に解包し、中の練土を少しずつ引き剥が
して使用していたのであるが、このようにして
も、すべての練土を使用し尽くすことはできなか
つたし(相当部分が袋の内面にくつついたままで
捨てられていた)、この引き剥がし作業に多くの
時間を要していた。さらに、このようにすると、
袋は既に袋としての機能を失つているから、そこ
ら辺りに散逸しているごみ等の収拾袋として利用
しようとしてもそれは不可能であつた。
これを解決するものとして、実開昭58−181755
号には、外袋の内側に、この外袋の形状に沿うよ
うな袋形をした新聞用紙からなる内袋を予め挿入
しておき、この内袋の中に練土を収容する方法が
提案されている。こうすれば、新聞用紙が練土と
外袋との直接的な接触を断つとともに、練土の表
面に滲出した水分を吸収し、外袋との滑りがよく
なつて取り出し易くなるとするものである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、これにも以下のような欠点が指
摘される。
すなわち、外袋から出した練土入りの内袋はこ
れを破つて練土の中に鋤き込むが(新聞紙をいち
いち破つて剥がしたりしていては作業にならない
から)、等に、屋根瓦葺き用の練土は水分量が少
なくて硬いから、内袋の新聞紙をこの中に鋤き込
もうとしても、これがなかなかできない。したが
つて、新聞紙が溶けるまで待つか、改めて水を補
給して練り直したりしなければならないが、これ
らを屋根の上でしなければならないので、作業が
煩雑で、かつ、能率の悪いものとなる。さらに、
開封の際の便宜がなんら図られていないから、こ
れに手間どることにもなる。このため、刃物等に
よつて外袋を切り裂いて開封していたのである
が、こうすると、もはや袋でなくなり、後で袋と
して使用しようとしてもそれができないのは前記
したとおりであるし、手近に刃物等を持ち合わせ
ていないときは、開封できないという事態にもな
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段 そこで、この考案は、練土を袋詰めする練土用
容袋において、この容袋が底辺および側辺が閉塞
し、上辺が開放した外袋と、底辺が仮止めされて
上辺が開放し、側辺も少なくとも一辺以上が仮止
めもしくは開放された薄い不水溶性の化成品材料
からなる内袋とで構成されたことを基本構成とす
るとともに、この構成中の内袋が一枚のシートを
横に折り返し、底辺を仮止めし、側辺を開放した
ものであること、外袋がその閉塞された底辺上方
辺りに点線状の破断線を形成したものであること
を任意的な構成とすることで、前記した問題点を
解決したのである。
(ホ) 作用 これにより、内袋は不水溶性の化成品で構成さ
れるから、いつまでたつても腐食したりせず、か
つ、外袋との滑りもよい。したがつて、外袋の一
端を破断し、破断側を下にして傾ければ、練土は
内袋に包まれたままの状態で容易に滑り出る。さ
らに、内袋の底辺が仮止めされ、側辺も少なくと
も一辺以上が仮止めもしくは開放されたものであ
るから、これらの部分を引つ張ることで容易にそ
の包装状態を解くことができる。
(ヘ) 実施例 以下、この考案の実施例を図面を参照して説明
するが、第1図は外袋と内袋の関係を示す斜視
図、第2図は袋詰めした場合の外袋の正面図、第
3図、第4図は内袋の形状を示す斜視図である。
この考案に係る容袋は外袋1と内袋2とで二重
容袋を構成している。外袋1は一般的にはポリエ
チレン等の化成品で構成され、上辺が開放4し、
底辺および側辺が閉塞5する袋形状をしているも
のである。内袋2もポリエチレンのような化成品
材料で構成されるが、その薄さは極めて薄く
(0.03mm程度が一般的)設定される。ところで、
この内袋2は同じく上辺が開放4した袋形をして
いるものであるが、底辺は仮止め3され、また、
側辺も少なくとも一辺以上が仮止め3もしくは開
放4されたものである。ここで仮止め3とは、全
線的に止着されないという意味で、手等で引つ張
れば簡単に剥がすことができるものをいうのであ
る。したがつて、例えば、熱溶着や糊付けする場
合、一定間隔をあけて部分的に行われる。また、
ホツチキスによる部分的な止着も考えられる。な
お、底辺は必ず仮止め3されるが、側辺について
は一辺が開放4されているもの(第1図参照)、
二辺とも開放4されているもの(第3図参照)、
二辺とも仮止め3されているもの(第4図参照)
等種々のものが考えられる。そこで、一枚のシー
トを横に折り返し、底辺の処々をホツチキスで止
め付けたものがもつとも簡単で安く製作できる
(第1図参照)。
以上の外袋1の中に内袋2を挿入して二重容袋
としたなら、この内袋2の中に一定量の練土を収
納し、そのまま(側辺に開放4した個所があつて
も別段封をすることなくという意味)外袋1の上
端の開放4した部分を熱溶着等して閉塞5すれ
ば、袋詰めが完了する(第2図参照)。ところで、
使用に際しては外袋1を開封するが、このとき、
外袋1の底部の閉塞5された上方辺りに点線状の
破断線6を形成しておけば、開封操作が容易であ
るとともに、開封の場所(方向)が決まつて都合
がよくなる。すなわち、この破断線6で開封し、
開封側を下に傾けたなら、内袋2の仮止め3した
側が先端になるから、練土が内袋2に良好に包ま
れたまま容易に滑り出て来るのである。
一方、内袋2の開包操作であるが、内袋2の端
を手で持つて引つ張れば、底辺は仮止め3され側
辺も少なくとも一辺以上は仮止め3もしくは開放
4された状態であるから、仮止め3された部分は
剥がれ、開放部分はそのままでちようど風呂敷包
みを解いたような状態になつて容易に解包され
る。なお、内袋2の側辺を開放4したままのもの
であつても、外袋1から取り出したときには練土
がはみ出したりすることがないことは確認されて
いる。
(ト) 考案の効果 以上、この考案は前記したものであるから、以
下のような効果が期待できる。
まず、練土は内袋2に包装されて外袋1に詰め
られているものであるから、外袋1からの取り出
しが容易である。すなわち、内袋2は不水溶性の
薄い化成品で構成されるから、練土の形状によく
沿うとともに、いつまでたつても腐食したりせ
ず、外袋1に対する滑りがよい。したがつて、外
袋1を開封し、開封側を下にして傾ければ、中の
練土は内袋2に包装された状態で素早く滑り落ち
て来る。なお、このとき、外袋1の閉塞5された
底辺上方辺りに破断線6を形成しておけば、外袋
1の開封操作が楽である上、開封後の袋としての
形状が容量一杯のものになつて最適である。よつ
て、これを廃材等の収捨袋として利用すれは効率
的な再使用が可能である。なお、この種の練土の
容袋には、土成分と分離して表面に出て来た水分
を逃がし、かつ、自身が呼吸するための養生孔を
必要とするが、この破断線6を設けることでこの
養生孔を兼用することができる(従来はわさわざ
孔を開けてこれを形成していた)。
次に、以上の内袋2の解包操作も非常に簡単で
ある。すなわち、上端の開放部分を除く底辺は仮
止め3され、側辺も少なくとも一辺以上は仮止め
3もしくは開放4された状態であるから、適当な
価所を手で持つて引つ張つたり、あるいはそのま
まの状態で容易に剥離(分離)する。この点、従
来の新聞紙の内袋によるものは手間をかけて鋤き
込んだり、水を加えて改めて練り直したりしなけ
ればならないが、この考案によればこのような作
業は必要としないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は外袋と内袋との関係を示す斜視図、第
2図は袋詰めした場合の外袋の正面図、第3図、
第4図は内袋の形状を示す斜視図である。 符号、1……外袋、2……内袋、3……仮止
め、4……開放、5……閉塞、6……破断線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 煉土を袋詰めする煉土用容袋において、この
    容袋が上辺ならびに底辺および側辺が閉塞5し
    た外袋1と、この外袋1の中に収容される底辺
    が仮止め3されて上辺が開放4し、側辺も少な
    くとも一辺以上が仮止め3もしくは開放4され
    た薄い不水溶性の化成品材料からなる内袋2と
    で構成されたことを特徴とする煉土用容袋。 実用新案登録請求の範囲第項記載の内袋2
    が一枚のシートを横に折り返し、底辺を仮止め
    3し、側辺を開放4したものである煉土用容
    袋。 実用新案登録請求の範囲第項または第項
    記載の外袋1が閉塞5された底辺上方辺りに点
    線状の破断線6を形成したものである煉土用容
    袋。
JP19491886U 1986-12-17 1986-12-17 Expired JPH0326194Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19491886U JPH0326194Y2 (ja) 1986-12-17 1986-12-17

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JP19491886U JPH0326194Y2 (ja) 1986-12-17 1986-12-17

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JPS6398928U JPS6398928U (ja) 1988-06-27
JPH0326194Y2 true JPH0326194Y2 (ja) 1991-06-06

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JP19491886U Expired JPH0326194Y2 (ja) 1986-12-17 1986-12-17

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