JPS621106Y2 - - Google Patents

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JPS621106Y2
JPS621106Y2 JP1983046570U JP4657083U JPS621106Y2 JP S621106 Y2 JPS621106 Y2 JP S621106Y2 JP 1983046570 U JP1983046570 U JP 1983046570U JP 4657083 U JP4657083 U JP 4657083U JP S621106 Y2 JPS621106 Y2 JP S621106Y2
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JP
Japan
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sheet piece
water
piece
sanitary napkin
edge
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JP1983046570U
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JPS60120953U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、主として人体の局部を払拭する易水
溶性の衛生ナプキンを収納した包装体の技術分野
に属する。
従来技術及び考案が解決しようとする問題点 従来、人体の局部払拭等に用いられる衛生ナプ
キンは含水状態で包装され販売されるものであ
る。
しかし、使用後この衛生ナプキンは水洗トイレ
に捨てられるものであるため、容易に水に溶ける
ものであることが要求されるのであるが、このよ
うな易水溶性の衛生ナプキンはあらかじめ水を含
ませた状態で包装され販売されると、使用時には
溶けてしまつて人体の局部払拭用として使えない
ものとなつてしまう。それ故、従来のこの種ナプ
キンには、易水溶性のものは用いられなかつた。
本考案は上記の問題点にかんがみ、衛生ナプキ
ンを含水状態で包装せずに、乾燥状態で包装し、
用事に初めて包装状態のままこれに水を注いで含
水させてから開封して使用できるようにすること
により、易水溶性の衛生ナプキンでありながら、
これを包装状態で販売できるとともに、局部払拭
時には、簡単に含水状態にして支障なく使用でき
るようにした衛生ナプキン包装体を提供すること
を目的とするものである。
問題点を解決するための手段 そこで、本考案は上記目的を達成するために、
例えば第1図乃至第4図に示すように、非透水性
のシートを三つ畳みにし、この三つ畳み両側端部
をシールしてなる包装体において、内側シート片
3の端縁6を外側シート片5の折畳み予定線13
にほぼ沿うか、これのやや手前位置で折曲げて、
下側シート片4と内側シート片3との間に乾燥状
態にある易水溶性衛生ナプキン1を内装し、この
衛生ナプキン1を両シート片3,4で覆うと共
に、外側シール片5を内側シール片3の上に折重
ね、内・外側シート片3,5の各端縁両側部にV
字形切欠き8,8aを設けたものである。
使用要領 次に、その使用要領を説明する。
ユーザーは用事に、まず外側シート片5と内側
シート片3との開口部11から水を注ぐ。水は袋
底部に流れ込み、内側シート片3の端縁6の隙間
又はその両側に位置するV字形切欠き8の間を通
り衛生ナプキン1に含浸されてゆく。この時内側
シート片3によつて水が衛生ナプキン1に直接当
ることを防ぐことができ、内側シート片3が衛生
ナプキン1を保護する役目を果す。過剰の水は開
口部11から外に流し出せばよい。
次に、外側シール片5の端縁7を摘まんで引張
ると、両V字形切欠き8aから外側シート片5は
袋底部まで簡単に引き裂かれる。同様に内側シー
ト片3の端縁6を摘まんで引張るとV字形切欠き
8から内側シート片3は引き裂かれ、衛生シート
1は露出する。尚、この場合、内側シート片3を
引き裂かずに露出した内側シート片3の端縁開口
から、含水状態の衛生ナプキン1を引き出すよう
にしてもよい。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第4図に
基づいて説明する。
先ず、本考案の構成部材の各部を説明すると、
図において、1は局部払拭用易水溶性衛生ナプキ
ンである。2は一連の合成樹脂シートであり、内
側シート片3、下側シート片4、外側シート片5
から成り、内側シート片3の端縁6及び外側シー
ト片5の端縁7にはその両側部に引き裂き用のV
字形切欠き8,8aがその鋭角部が内側に向く姿
勢で設けられている。12,13は合成樹脂シー
ト2を三つ畳みにした時の折畳み線であり、12
は下側シート片4と内側シート片3との折畳み線
であり、13は下側シート片4と外側シート片5
との折畳み線である。
次に、本考案包装体の構成を説明する。合成樹
脂シート2を三つ畳みにし、この三つ畳み両側端
部をシール10してなる包装袋はよく知られてい
るが、このような公知の包装袋において、内側シ
ート片3の端縁6を下側シート片4と外側シート
片5の折畳み線13にほぼ沿うか、これよりもや
や手前位置で折曲げることにより、内側シート片
3で下側シート片4の表面を覆わせ、これら両片
3,4の間に前記乾燥状態にある易水溶性衛生ナ
プキン1を覆い包む状態で内装し、しかるのち外
側シート片5を内側シート片3の上に折重ね、こ
の外側シール片5の折重ね面と内側シート片3と
の間に全面的な開口部11を形成し、三つ畳みの
包装体とするものである。この際、内・外側シー
ト片3,5の各端縁6,7の両側に設けた前述の
V字形切欠き8,8aは、三つ畳み両側端部の両
シール10部との境界部に位置することになる。
また、第2図に見られるように、外側シート片
5の端縁7を内側シート片3の折畳み端部より手
前側に位置させるようにすれば、用事において開
口部11から水を注ぐ際に、内側シート片3の露
出部分が受皿となるので、水を外にこぼし出すお
それなしに確実に注水できる。
尚、非透水性シート2としては、合成樹脂のほ
か、これに金属箔を蒸着したもの、金属箔、防水
紙等が用いられる。
考案の効果 本考案は以上のように構成されているので、易
水溶性の衛生ナプキンを何ら支障なく包装状態で
販売することができ、かつ、用事には従来品と同
様に含水状態で何ら支障なく使用することができ
る。
そして、用事に注水する場合、包装体の広い開
口部から行うことができるので、注水を簡単かつ
容易に行えるうえ、内側シール片の端縁全体がほ
ぼ袋底まで達するので、衛生ナプキンは直接水を
あびることがなく、この内側シール片が衛生ナプ
キンを保護する役目を果し、水流による損傷を防
止することができる。
また、水が袋底の間隙から徐々に含水していく
ので、使用時に衛生ナプキンが溶解してしまうよ
うなことがないし、また、注水過剰時に水が衛生
ナプキンに過剰に含浸されることがなく、必要量
以上の水を注いだ時でも、含浸する前にその余分
の水を簡単に外へ流し出すことができる。
更に、衛生ナプキンの全面が非透水性シートで
覆われているので、衛生ナプキンを外気からの汚
染から完全にまもることができる。
しかも、引き裂き用のV字形切欠きが内側シー
ル片の端縁にも設けられているので、この切欠き
は引き裂き用として役立つばかりでなく、注水時
にこの切欠き部から適量の水が衛生ナプキンに供
給されることになり、また、包装体を三つ畳みに
する場合、非透水性シートの左右の方向性に関係
なく同様の三つ畳み包装体を形成することができ
る。
その上、衛生ナプキンは従来品のように、あら
かじめ含水されたものでないので、注水せずにそ
のまま取出して局部の当て布としても使用できる
ものであり、このような選択使用も可能となるも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図は展開状態の平面図、第2図は包装状態の
平面図、第3図は第2図のA−A線断面図、第4
図は開封状態の平面図である。 1……易水溶性衛生ナプキン、2……非透水性
シート、3……内側シート片、4……下側シート
片、5……外側シート片、8,8a……V字形切
欠き、10……シール、12,13……折畳み
線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 非透水性のシートを三つ畳みにし、この三つ
    畳み両側端部をシールしてなる包装体におい
    て、内側シート片3の端縁6を外側シート片5
    の折畳み予定線13にほぼ沿うか、これのやや
    手前位置で折曲げて、下側シート片4と内側シ
    ート片3との間に乾燥状態にある易水溶性衛生
    ナプキン1を内装し、この衛生ナプキン1を両
    シート片3,4で覆うと共に、外側シート片5
    を内側シート片3の上に折重ね、内・外側シー
    ト片3,5の各端縁両側部にV字形切欠き8,
    8aを設けてあることを特徴とする局部払拭用
    易水溶性衛生ナプキン包装体。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載の包装体
    において、V字形切欠き8,8aをシール部の
    境界上に設けてあるもの。 3 実用新案登録請求の範囲第1項記載の包装体
    において、外側シール片5の端縁7を内側シー
    ト片3の折畳み線12の手前に位置させてある
    もの。
JP4657083U 1983-03-29 1983-03-29 局部払拭用易水溶性衛生ナプキン包装体 Granted JPS60120953U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4657083U JPS60120953U (ja) 1983-03-29 1983-03-29 局部払拭用易水溶性衛生ナプキン包装体

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JP4657083U JPS60120953U (ja) 1983-03-29 1983-03-29 局部払拭用易水溶性衛生ナプキン包装体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60120953U JPS60120953U (ja) 1985-08-15
JPS621106Y2 true JPS621106Y2 (ja) 1987-01-12

Family

ID=30561090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4657083U Granted JPS60120953U (ja) 1983-03-29 1983-03-29 局部払拭用易水溶性衛生ナプキン包装体

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3950098B2 (ja) * 2003-09-30 2007-07-25 大王製紙株式会社 吸収性物品
JP4204456B2 (ja) * 2003-12-16 2009-01-07 大王製紙株式会社 個装吸収性物品及びその製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5814375B2 (ja) * 1979-02-10 1983-03-18 日本電気真空硝子株式会社 封着用ガラス

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5025918U (ja) * 1973-07-09 1975-03-25
JPS5814375U (ja) * 1981-07-21 1983-01-28 日本クラウンコルク株式会社 包袋

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5814375B2 (ja) * 1979-02-10 1983-03-18 日本電気真空硝子株式会社 封着用ガラス

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JPS60120953U (ja) 1985-08-15

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