JP3722276B2 - ドリップパック - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、透水性のシートを袋状に形成し、内部にコーヒー粉を封入したコーヒーのドリップパックに関する。
【0002】
【従来の技術】
ドリップ式のコーヒーパックは、ユーザーが使用時に包装を開いて、パックをカップ上に設置し、パックの上方から熱湯を注入して、コーヒーを抽出する構成を有する。
【0003】
このドリップパックは、粉状のコーヒーに熱湯を加える、いわゆるインスタントコーヒーとは異なり、ドリップによりコーヒーを抽出する本格的なものであって、コーヒーの愛好家にも満足される形式のものである。
この種のドリップパックは、例えば特開平10−314034号公報、特開平11−178720号公報に開示されている。
【0004】
図4は、従来のドリップパックの構成を示す説明図である。
全体を符号1で示すドリップパックは、透水性のシート材料でつくられた袋体10を有し、袋体10内にコーヒー豆粉20が封入される。袋体10の上縁10a、下縁10b及び両側縁10cはシールされている。
【0005】
そして、袋体10の両面には紙製のフック30が貼着してあり、使用時にはこのフックをカップの縁に引っ掛けてパックを支持する。
袋体10の上部には、ミシン目線40が設けてあり、使用時にはこのミシン目線で袋体を切り開き、内部に熱湯を注ぐものである。
【0006】
ドリップパック1は、吸湿性を有するので、全体をアルミホイール等の包装体で包んで商品としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
袋体10内に封入されるコーヒー豆粉20は、充分な乾燥度をもつように加工されている。そこで、ユーザーが袋体10をミシン目線40に沿って、切り裂く際の衝撃で、内部のコーヒー豆粉が外部に飛散する。また、注湯の際に豆粉がコーヒーカップに溢れ出すなどの不具合が発生する。
そこで本発明は、上述した不具合を解消するコーヒーのドリップパックを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のドリップパックは、透水性シートにより形成される袋体と、前記袋体内に充填されるコーヒー豆粉と、前記袋体の対向する2面の外側表面に貼着されて使用時にカップに係合される1対のフックとを有し、前記袋体の上縁部,下縁部,両側縁部が、シールされており、前記袋体の上縁部と下縁部との中間付近の両面に前記フックをそれぞれ貼着し、前記袋体の上縁部を前記フックの上端部から上方に離れた位置に設け、前記袋体の前記フックの上端部近傍に折り返し線を設定し、設定した前記折り返し線より上部の袋体を内側に折り返して注湯口を形成する。
また、上記フックは、紙材で構成されるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1,図2は、本発明のコーヒーのドリップパックの構造を示す説明図である。
全体を符号100で示すドリップパックは、透水性のシートで作られた袋体110を有し、袋体110内にコーヒー豆粉120が充填される。袋体110の上縁部110a、下縁部110b、両側縁部110cは、シールされている。そして、袋体110の対向する2面の外側表面には、使用時にコーヒーカップCPに係合される1対のフック150が貼着されている。
【0010】
袋体110の上縁部110aは、このフック150の上端部から上方に充分に離れた位置に設けられている。そして、袋体110のフック150の上端部近傍に折り返し線130が設定され、この折り返し線130より上部の袋体140が内側に折り返される。
この状態でドリップパック100は、アルミホイール等でつくられた包装体内に収容されて出荷される。
【0011】
使用に際しては、ユーザーは包装体を破ってドリップパック100を取り出し、図3に示すようにフック150を両側に引き出す。この作用によって、袋体110の折り返し部140は注湯口160を形成する。
【0012】
この注湯口160は、透水性のある袋体110の折り返し部140で形成され、その上縁部110aはシールされたままであるので、注湯口160を開いても、袋体110内部のコーヒー豆粉120は外部に飛散しない。
【0013】
この状態で、フック150をコーヒーカップCPに引っかけてドリップパック100を固定し、注湯口160に熱湯を注入する。透水性の袋体110を通過する熱湯は、コーヒー豆粉120からコーヒーを抽出し、コーヒーカップCP内に滴下する。このドリップパック100にあっては、コーヒー豆粉120は外部に露出されないので、取扱いが容易となる。
【0014】
なお、上述した実施例にあっては、工場出荷時に折り返し部を形成したものを説明したが、予め折り返し部を形成せずに、ユーザーが使用時に折り返し線から上部を内側に折り返して注湯口を形成する構成とすることもできる。
【0015】
【発明の効果】
本発明は以上のように、フックを両側に引き出すと、その作用で袋体の折り返し部は直ちに注湯口を形成することができ、コーヒー豆粉が充填された透水性の袋体を使用の際に切り開くことがないので、コーヒー豆粉は外部に露出しない。そこで、ユーザーはドリップパックを開いてコーヒーの抽出を行う際に、コーヒーが飛散することはない。
【0016】
また、注湯口から熱湯がオーバーフローしても、コーヒー豆粉は、コーヒーカップCP内に流れ出ることはない。
したがって、ユーザーは、簡単にドリップコーヒーの抽出を楽しむことができる。
また、使用後のドリップパックは、可燃ゴミとして処理することができ、ゴミ対策も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドリップパックの説明図。
【図2】本発明のドリップパックの説明図。
【図3】本発明のドリップパックの使用状態を示す説明図。
【図4】従来のドリップパックの説明図。
【符号の説明】
100 ドリップパック
110 袋体
120 コーヒー豆粉
130 折り返し線
150 フック
160 注湯口
Claims (2)
- 透水性シートにより形成される袋体と、前記袋体内に充填されるコーヒー豆粉と、前記袋体の対向する2面の外側表面に貼着されて使用時にカップに係合される1対のフックとを有し、前記袋体の上縁部,下縁部,両側縁部は、シールされており、前記袋体の上縁部と下縁部との中間付近の両面に前記フックをそれぞれ貼着し、前記袋体の上縁部を前記フックの上端部から上方に離れた位置に設け、前記袋体の前記フックの上端部近傍に折り返し線を設定し、設定した前記折り返し線より上部の袋体を内側に折り返して注湯口を形成したことを特徴とするドリップパック。
- 上記フックは、紙材で構成される請求項1に記載のドリップパック。
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Publications (2)
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- 2000-07-26 JP JP2000225179A patent/JP3722276B2/ja not_active Expired - Fee Related
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