JPS594655Y2 - 生理用ナプキン - Google Patents
生理用ナプキンInfo
- Publication number
- JPS594655Y2 JPS594655Y2 JP1978098207U JP9820778U JPS594655Y2 JP S594655 Y2 JPS594655 Y2 JP S594655Y2 JP 1978098207 U JP1978098207 U JP 1978098207U JP 9820778 U JP9820778 U JP 9820778U JP S594655 Y2 JPS594655 Y2 JP S594655Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- absorbent body
- waterproof sheet
- sanitary napkin
- outside
- long side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、婦人の生理経血の処理に供する生理用ナプキ
ンに関する。
ンに関する。
本考案の目暗は極めて簡単な構成により、従来品に比べ
その性能を著しく向上させることの可能な生理用ナプキ
ンを提供することにある。
その性能を著しく向上させることの可能な生理用ナプキ
ンを提供することにある。
従来、生理用ナプキンの一般的な構成は主として外包不
織布、吸収体、防水層の三要素からなり、その材質、形
態、構成方法等に於て特長を有する製品についての報告
が種々なされている。
織布、吸収体、防水層の三要素からなり、その材質、形
態、構成方法等に於て特長を有する製品についての報告
が種々なされている。
本来生理用ナプキンの性能としては第一に経血の吸収性
と防波性が必要であり、この点は経血の吸収体に対する
浸透性及び保持性が大きく影響する。
と防波性が必要であり、この点は経血の吸収体に対する
浸透性及び保持性が大きく影響する。
又、これら吸収性と防波性は互いに作用し合う性能であ
り、何れかの性能が欠けた場合、十分なナプキンを得る
ことは出来ない。
り、何れかの性能が欠けた場合、十分なナプキンを得る
ことは出来ない。
特に防波性の欠除は、ショーツの汚損、衛生面、精神面
等の点から多大な問題点を与えるものである。
等の点から多大な問題点を与えるものである。
これらの欠点を排除すべく他の考案においては吸収体の
幅方向の両縁部のみに防水層を吸収体の長さ方向に帯状
に形成したものが報告され公知である。
幅方向の両縁部のみに防水層を吸収体の長さ方向に帯状
に形成したものが報告され公知である。
更に実公昭52−15116号公報においてナプキン内
装体を上下2枚のレーヨン紙又は不織布などの外包体で
被覆し、該外包材の短辺側両端縁部及び縦側両端縁部を
内装体の側面中央部で接合固定しナプキン周囲にフリル
状の突出縁部が形成されるように被包したことを特長と
する生理用ナプキンが報告されている。
装体を上下2枚のレーヨン紙又は不織布などの外包体で
被覆し、該外包材の短辺側両端縁部及び縦側両端縁部を
内装体の側面中央部で接合固定しナプキン周囲にフリル
状の突出縁部が形成されるように被包したことを特長と
する生理用ナプキンが報告されている。
しかし乍ら、これら公知の生理用ナプキンにおいても防
波性、吸収性がまだ十分ではない。
波性、吸収性がまだ十分ではない。
本考案者等は防波性、吸収性の機能を更に向上すべく、
特に多量の経血が排泄された場合に十分な吸収性、防波
性を付与すべく鋭意研究を重ねた結果、本考案を得るに
到った。
特に多量の経血が排泄された場合に十分な吸収性、防波
性を付与すべく鋭意研究を重ねた結果、本考案を得るに
到った。
即ち、本考案は、種々の材質で構成された吸収体を、そ
れより縦、横幅においてやや大きい長方形の防水シート
、例えばポリエチレンラミネート紙、ボッエチレンフィ
ルム防水紙等の略中夫に置き、短辺側外側の防水シート
を吸収体の上面に折返し、吸収体の上面全面を縦の長さ
は吸収体の縦の長さに等しく、横幅は吸収体側面を蔽っ
て長辺側外側の防水シートに重なる長さをもつ不織布等
の外包材で被い、防水シートと外包材の重なり合った部
分を粘着剤、熱接着或いは適当な処理法で接合固定する
ことにより中央の吸収体を固定し、その長辺側外側に外
包材と防水シートの二層より構成されるひだ状部を形成
してなる生理用ナプキンである。
れより縦、横幅においてやや大きい長方形の防水シート
、例えばポリエチレンラミネート紙、ボッエチレンフィ
ルム防水紙等の略中夫に置き、短辺側外側の防水シート
を吸収体の上面に折返し、吸収体の上面全面を縦の長さ
は吸収体の縦の長さに等しく、横幅は吸収体側面を蔽っ
て長辺側外側の防水シートに重なる長さをもつ不織布等
の外包材で被い、防水シートと外包材の重なり合った部
分を粘着剤、熱接着或いは適当な処理法で接合固定する
ことにより中央の吸収体を固定し、その長辺側外側に外
包材と防水シートの二層より構成されるひだ状部を形成
してなる生理用ナプキンである。
本考案により得られる生理用ナプキンは、その構成が簡
単であり、しかも経血の漏洩が極めて効果的に防止され
、吸収性をはじめショーツの汚損防止、衛生面の良化、
精神的安堵感等使用者に貢献多大なる生理用ナプキンを
提供し得る。
単であり、しかも経血の漏洩が極めて効果的に防止され
、吸収性をはじめショーツの汚損防止、衛生面の良化、
精神的安堵感等使用者に貢献多大なる生理用ナプキンを
提供し得る。
以下、本考案を図面により更に詳細に説明する。
第1図は本考案の生理用ナプキンの構成態様を示す平面
図であり、第2図は第1図におけるaa′a′線断面図
3図は第1図におけるb−b′線断面図である。
図であり、第2図は第1図におけるaa′a′線断面図
3図は第1図におけるb−b′線断面図である。
本考案の生理用ナプキンは第1〜3図に示す如く、吸収
体1と、該吸収体1の下面に設けられ、該吸収体の長短
両辺の長さよりや・大きい両辺を有し、短辺側外側6が
吸収体上面に折り返されている防水シート2と、吸収体
1及び防水シ。
体1と、該吸収体1の下面に設けられ、該吸収体の長短
両辺の長さよりや・大きい両辺を有し、短辺側外側6が
吸収体上面に折り返されている防水シート2と、吸収体
1及び防水シ。
−ト2の上面全体を被っている外包材3とがらなり、防
水シート2と外包材3とが重なり合った部分5が接合固
定され、吸収体1の長辺側外側にひだ状部4を有してい
る。
水シート2と外包材3とが重なり合った部分5が接合固
定され、吸収体1の長辺側外側にひだ状部4を有してい
る。
又、本考案におけるひだ状部4は第4図に示す如く、(
i)外包材側へ巻き上げた形態、(ii)防水シート側
へ巻き上げた形態、(iii)平面状の形態の何れの形
態において使用されてもその効果を発揮する。
i)外包材側へ巻き上げた形態、(ii)防水シート側
へ巻き上げた形態、(iii)平面状の形態の何れの形
態において使用されてもその効果を発揮する。
更に、本考案はその基本構成である外包材、吸収体の性
能つまり感触、吸収性等の優れている材質を使用するこ
とにより一層の効果を示すことは言うまでもない。
能つまり感触、吸収性等の優れている材質を使用するこ
とにより一層の効果を示すことは言うまでもない。
本考案により得られる生理用ナプキンの特長は吸収体の
本体の短辺側は防水シートを吸収体の中心に向って折り
返し、更に長辺側外側に使用感々触をそこなうことなく
表面に不織布等の外包材が施蓋された防水性材質から成
るひだを有する点にある。
本体の短辺側は防水シートを吸収体の中心に向って折り
返し、更に長辺側外側に使用感々触をそこなうことなく
表面に不織布等の外包材が施蓋された防水性材質から成
るひだを有する点にある。
その結果、従来の生理用ナプキン特に漏洩防止の処理が
施こされているナプキンでも不十分であった縦方向及び
横方向への洩れが著るしく防止され実益に供するところ
が大きい。
施こされているナプキンでも不十分であった縦方向及び
横方向への洩れが著るしく防止され実益に供するところ
が大きい。
第1図は本考案の生理用ナプキンの構成態様を示す平面
図、第2図は第1図におけるa−a′線断面図、第3図
は第1図におけるb−b′線断面図、第4(i)〜(i
ii)図は本考案の生理用ナプキンのひだ状部の形態を
示す断面図である。 1・・・・・・吸収体、2・・・・・・防水シート、3
・・・・・・外包材、4・・・・・・ひだ状部、5・・
・・・・防水シートと外包材との接合固定部、6・・・
・・・防水シート折返し部。
図、第2図は第1図におけるa−a′線断面図、第3図
は第1図におけるb−b′線断面図、第4(i)〜(i
ii)図は本考案の生理用ナプキンのひだ状部の形態を
示す断面図である。 1・・・・・・吸収体、2・・・・・・防水シート、3
・・・・・・外包材、4・・・・・・ひだ状部、5・・
・・・・防水シートと外包材との接合固定部、6・・・
・・・防水シート折返し部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 吸収体が長短両辺の長さが該吸収体の寸法よりやや
大きい防水シート上に置かれ、短辺側外側の防水シート
が吸収体の上面に折返され、吸収体の上面全体が縦の長
さは吸収体の縦の長さに等しく横幅は吸収体側面を蔽っ
て長辺側外側の防水シートに重なる長さをもつ外包材で
被われ、防水シートと外包材が重なり合った部分は接合
固定されて吸収体の長辺側外側に外包材と防水シートの
二層よりなるひだ状部を形成して戒る生理用ナプキン。 2 吸収体の長辺側外側のひだ状部が、外包材側に折り
曲げ固定された、実用新案登録請求の範囲第1項記載の
生理用ナプ欠ン。 3 吸収体の長辺側外側のひだ状部が、防水シート側に
折り曲り曲げ固定された、実用新案登録請求の範囲第1
項記載の生理用ナプキン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978098207U JPS594655Y2 (ja) | 1978-07-17 | 1978-07-17 | 生理用ナプキン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978098207U JPS594655Y2 (ja) | 1978-07-17 | 1978-07-17 | 生理用ナプキン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5516135U JPS5516135U (ja) | 1980-02-01 |
JPS594655Y2 true JPS594655Y2 (ja) | 1984-02-10 |
Family
ID=29033764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978098207U Expired JPS594655Y2 (ja) | 1978-07-17 | 1978-07-17 | 生理用ナプキン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS594655Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4321924A (en) * | 1980-05-12 | 1982-03-30 | The Procter & Gamble Company | Bordered disposable absorbent article |
JPS6019693Y2 (ja) * | 1981-07-31 | 1985-06-13 | ユニ・チヤ−ム株式会社 | 体液吸収物品 |
JP5383542B2 (ja) * | 2010-02-16 | 2014-01-08 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収体 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5166194A (ja) * | 1974-10-31 | 1976-06-08 | Scott Paper Co |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5555703Y2 (ja) * | 1976-01-30 | 1980-12-24 |
-
1978
- 1978-07-17 JP JP1978098207U patent/JPS594655Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5166194A (ja) * | 1974-10-31 | 1976-06-08 | Scott Paper Co |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5516135U (ja) | 1980-02-01 |
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