JP2779783B2 - 吸水性ナプキンの包装体 - Google Patents

吸水性ナプキンの包装体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として人体の局
部、特に痔疾患者の肛門を払拭するための吸水性ナプキ
ンを合成樹脂などで形成した袋内に収容したままで、そ
のナプキンに水を吸収させることができるようにした包
装体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の包装体としては、例えば実開昭
63−102672号公報に記載のような包装体が提案されてお
り、この包装体には、例えば実開昭61−111392号公報に
記載のような吸水性ナプキン13が収容される。即ち、上
記包装体は、図6に示す非透水性シート30を折り畳んで
下側シート片31と中側シート片32との間に上記ナプキン
13を、例えば2枚重ねの状態で収容したのち、さらに、
図7に示すように上側シート片33を上記中側シート片32
の上側に折り重ね、その三つ畳み状態にしたシート30の
両側部34・34をそれぞれシールすることによって形成し
てある。
【0003】上記包装体では、上記ナプキン13を乾燥状
態で収容してあり、上記ナプキン13を使用する際には上
記上側シート片33と上記中側シート片32との間の開口部
(隙間)の上方から水を注入して上記包装体内の2枚のナ
プキン13に含水させた後、切断線23を切り裂いて開封し
て、上記ナプキン13を包装体から1枚ずつ取り出して使
用する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記包装体で
は、上記下側シート片31と上記中側シート片32との間の
1つの空間内に2枚のナプキン13を一緒に収容するた
め、その2枚のナプキン13は含水した状態では互いにく
っついてしまう。
【0005】このため、使用する際に上記2枚のナプキ
ン13が重なったまま取り出されて、くっついたまま使用
されるおそれがある。また、上記くっついたナプキン13
を上記包装体から取り出す際に、1枚ずつ無理に引き離
そうとすると上記ナプキン13が破れるおそれがある。本
発明は、包装体内で含水させた吸水性ナプキンを容易に
1枚ずつ分離して取り出せるようにすることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、例えば図1から図3に示すように、次
のように構成したものである。非透水性シート1を折り
畳んで包装体10を形成し、その包装体10内に乾燥状態の
吸水性ナプキン13を収容する包装体において、上記シー
ト1の長手方向の中央部に底部折畳予定線2を上記シー
ト1の幅方向に設けるとともに、上記シート1の長手方
向の両端縁3と底部折畳予定線2との間の中間部に上部
折畳予定線4をそれぞれ上記シート1の幅方向に設け
て、上記シート1を各端縁3と底部折畳予定線2との間
を上部折畳予定線4によって上記シート1の端縁3側と
なる内側シート片6と、底部折畳予定線2側となる外側
シート片7とにそれぞれ区画し、上記シート1を底部折
畳予定線2に沿って折り畳むとともに、上記シート1の
端縁3側となる内側シート片6が内方になるように上記
シート1を上部折畳予定線4に沿ってそれぞれ折り畳ん
で内側シート片6と外側シート片7との間に収容空間12
をそれぞれ形成して上記ナプキン13を収容し、上記シー
ト1を折り畳んだ状態で上記シート1の両側部15をシー
ルして包装体10を形成し、内側シート片6と外側シート
片7とに上部折畳予定線4に平行な切断線8をそれぞれ
形成したものである。
【0007】
【作用】本発明は、例えば図2と図3とに示すように、
次のようにして使用する。包装体10を手で持って切断線
8が上になるような状態にして(図2の状態)、非透水性
シート1の両内側シート片6の間の開口部(隙間)14の上
方から水を注入する。すると、その注入された水は上記
シート1の端縁3と包装体10の底部16との間から各収容
空間12内に流れ込んで各収容空間12内の乾燥状態の吸水
性ナプキン13をそれぞれ含水させる。その後、上記切断
線8を切り裂いて上記包装体10を開封し、上記包装体10
の各収容空間12から上記ナプキン13を1枚ずつ取り出し
て使用する。
【0008】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成され作用す
ることから次の効果を奏する。吸水性ナプキンは包装体
の内側シート片と外側シート片との間に形成される各収
容空間に分離して収容されるため、各ナプキンの間に内
側シート片が仕切壁として介在することになってナプキ
ン同士が直接接触しない。従って、包装体の各収容空間
内に水を注入して各ナプキンを含水させても、その含水
したナプキン同士がくっつくことはない。
【0009】これによって、包装体から上記ナプキンを
1枚ずつ分離した状態で取り出すことができて、ナプキ
ンが重なったまま取り出されてそのまま使用されること
や、上記くっついたナプキンを無理に引き離そうとする
ことによって上記ナプキンが破れることを確実に防止で
きる。
【0010】なお、図5に示すように、第2シートを折
り畳んで吸水性ナプキンを収容する収容空間を形成し、
その折り畳んだ第2シートを第1シートの内側シート片
の間にサンドイッチ状に挟み込むと、1つの包装体に3
枚以上の吸水性ナプキンを収容できる状態で、含水した
ナプキン同士がくっつくことを確実に防止できる。
【0011】また、非透水性シート(第1シート)の内側
シート片や第2シートの全域に亘って注水浸透部を多数
設けると、上記両内側シート片の間の開口部や第1シー
トの内側シート片と第2シートとの間の開口部に注入さ
れた水は、第1シートや第2シートの端縁と包装体の底
部との間から収容空間内の吸水性ナプキンに供給される
うえに、注水浸透部を通って上記収容空間内の吸水性ナ
プキンに供給されるので、上記ナプキンを万遍無く、且
つ、迅速に含水させることができる。
【0012】さらに、第1シートの内側シート片や第2
シートのシート片の長手方向の寸法を第1シートの外側
シート片よりも短く形成して、シートの端縁と包装体の
底部との間に隙間を介在させると、上記シートの端縁が
包装体の底部に接触しないために上記両内側シート片間
や第1シートの内側シート片と第2シートとの間から上
記収容空間への水の通路を確実に確保できる。また、包
装体の切断線に沿って着色したマーカーを付設すると、
切断線の位置が確認容易になる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の第1形態に
ついて図1から図3までを用いて説明する。図1は本発
明に係る包装体の展開状態を示す平面図、図2は上記包
装体での包装状態を示す平面図、図3は図2のIII−III
線矢視断面図である。
【0014】上記包装体10は水を通さない長方形の非透
水性シート1を折り畳むことによって構成され、さら
に、その非透水性シート1は非水溶性を有するように構
成されている。そして、上記包装体10内に収容された吸
水性ナプキン13が全て使用されることによって空となっ
た包装体10はごみ箱などに投棄される。
【0015】つまり、上記非透水性シート1は、図1に
示すように、そのシート1の長手方向(図1中では上下
方向)の中央部に底部折畳予定線2を上記シート1の幅
方向(図1中では左右方向)に設けてあるとともに、上記
シート1の長手方向の両端縁3・3と上記底部折畳予定
線2との間の中間部に上部折畳予定線4をそれぞれ上記
シート1の幅方向に設けてある。
【0016】そして、上記シート1は上記底部折畳予定
線2と上記2本の上部折畳予定線4とによって、一方の
端縁3側から内側シート片6・外側シート片7・外側シ
ート片7・内側シート片6の順に区画される。
【0017】また、上記内側シート片6と上記外側シー
ト片7との境界部には上部折畳予定線4を挟んでその上
部折畳予定線4に沿って平行な一対の切断線8をそれぞ
れ形成してある。
【0018】上記切断線8のうちの上記外側シート片7
に形成された切断線8には、その切断線8に重ねて、あ
るいは上記切断線8に沿って平行に着色したマーカー11
が印刷(付設)される。これによって、上記切断線8の位
置を確認容易にしている。なお、上記マーカー11として
は点線模様や、「切り取り線」などの文字表示などが適用
される。
【0019】一方、上記内側シート片6の全域に亘って
V字型の切り込みからなる注水浸透部9を多数設けて、
その注水浸透部9を水が通過できるようにしてある。な
お、上記注水浸透部9は、例えば微小な孔で形成しても
よい。
【0020】次に、上記包装体10の構成について図2と
図3とを用いて説明する。まず、上記非透水性シート1
を上記底部折畳予定線2に沿って折り畳むとともに、上
記内側シート片6を内方にして上記上部折畳予定線4に
沿ってそれぞれ折り畳む(図2の状態)。
【0021】これにより、図3に示すように、2つの収
容空間12が内側シート片6と外側シート片7との間にそ
れぞれ形成され、それらの各収容空間12に乾燥状態の吸
水性ナプキン13がそれぞれ収容される。
【0022】このナプキン13は、水に浸した状態では比
較的短時間で溶けるようになっており、例えば木材のパ
ルプをほぐしたものを薄手の紙で覆って偏平状に構成し
てある。従って、使用後の上記ナプキン13は便器内に投
棄して流すことができる。
【0023】一方、上記内側シート片6の長手方向(図
1中では上下方向)の寸法は上記外側シート片7よりも
短く形成してあり、上記シート1を折り畳んだ状態で、
図3に示すように、上記シート1の端縁3と、上記底部
折畳予定線2が設けられた上記包装体10の底部16との間
に隙間が介在するようにしてある。これによって、シー
ト1の端縁3が包装体10の底部16に接触せず、上記両内
側シート片6の間の開口部(隙間)14から各収容空間12へ
の水の通路を確実に確保できる。
【0024】そして、上記シート1を折り畳んだ状態で
上記シート1の両側部15・15(図2)がそれぞれシールさ
れることによって上記包装体10が形成される。次いで、
上述の2つの吸水性ナプキン13を収容した包装体10の使
用手順について図2と図3とを用いて説明する。
【0025】まず、上記包装体10を手に持って上記切断
線8が上になるような状態にして(図2の状態)、上記両
内側シート片6の間に形成される開口部14の上方から水
を注入する。すると、その注入された水が上記シート1
の端縁3と上記包装体10の底部16との隙間から各収容空
間12内に流れ込んで収容空間12内のナプキン13を含水さ
せる。
【0026】また、上記両内側シート片6の間の開口部
14に注入された水の一部は、内側シート片6の注水浸透
部9を通って上記収容空間12内に注入される。つまり、
各収容空間12内のナプキン13は、上記シート1の端縁3
と上記包装体10の底部16との隙間から水が供給されるう
えに、内側シート片6の注水浸透部9からも水が供給さ
れる。これによって、上記ナプキン13全体が万遍無く、
且つ、迅速に水に浸される。
【0027】その後、上記切断線8を切り裂いて上記包
装体10を開封し、この開封状態で上下を引っ繰り返して
過剰分の水を上記収容空間12から排出する。そして、上
記包装体10の各収容空間12から上記ナプキン13を1枚ず
つ取り出して使用する。
【0028】このように、上記ナプキン13は内側シート
片6と外側シート片7との間に形成される各収容空間12
に分離して収容されるため、各ナプキン13の間に内側シ
ート片6が仕切り壁として介在することになってナプキ
ン13同士が直接接触しない。従って、上記各収容空間12
内に水をそれぞれ注入して各ナプキン13をそれぞれ含水
させても、その含水したナプキン13同士がくっつくこと
はない。
【0029】これによって、上記包装体10から上記ナプ
キン13を容易に1枚ずつ取り出すことができて、2枚の
ナプキンが重なったまま取り出されてくっついたまま使
用されることや、上記くっついたナプキンを無理に引き
離そうとして上記ナプキン13が破れることを確実に防
止できる。
【0030】次に、上記包装体10の実施の第2形態の構
成について図4と図5とを用いて説明する。図4は上記
第2形態に係る包装体の展開状態を示す平面図、図5は
上記第2形態の包装体での包装状態を示す断面図であっ
て上記図3に相当する図である。なお、図5において上
記図3と同一符号を付したものは上記図3のものと同一
の機能を有する。
【0031】この第2形態では上述の第1形態の構成と
ほぼ同様の構成をなし、異なる点は上記第1形態でのシ
ート(以下、第1シートという。)1の2つの内側シート
片6の間に別のシート(以下、第2シートという。)21を
折り畳んだ状態で挟み込んだ点である。
【0032】即ち、上記第2シート21は上記第1シート
1と同様に非透水性シートで形成されるとともに、非水
溶性を有するように構成してある。また、上記第2シー
ト21は上記第1シート1とほぼ等しい幅になっている。
【0033】上記第2シート21の長手方向(図4中では
上下方向)の中央部には折畳予定線22を上記第2シート
21の幅方向(図4中では左右方向)に設けて、2つのシ
ート片23・23に区画してある。さらに、上記折畳予定線
22に沿って平行な一対の切断線8を上記折畳予定線22を
挟んで形成してある。
【0034】そして、上記第2シート21を上記折畳予定
線22に沿って折り畳んで、その第2シート21によって形
成される収容空間26に上記吸水性ナプキン13を収容す
る。次に、上記第2シート21の長手方向の両端縁24・24
を上記包装体10の底部16側に向けた状態(図5の状態)で
上記第2シート21を上記第1シート1の2つの内側シー
ト片6の間にサンドイッチ状に挟み込んだのち、上記第
2シート21の各側部25(図4)を上述の第1シート1の側
部15と共にシールする。これによって、第2形態の包装
体10の形成が完了する。
【0035】なお、上記第2シート21の各シート片23の
長手方向(図4中では上下方向)の寸法は上記第1シート
1の外側シート片7の寸法よりも短くなっている。これ
によって、図5に示すように、上記第2シート21の端縁
24と上記包装体10の底部16との間に隙間が介在して、上
記第1シート1の内側シート片6と上記第2シート21の
シート片23との間の開口部(隙間)27から上記収容空間26
内への水の通路を確実に確保できる。
【0036】また、上記第2シート21の切断線23にも上
記第1シート1と同様のマーカー11が印刷されており、
これによって上記切断線8の位置を確認容易にしてあ
る。さらに、上記第2シート21のシート片23の全域に亘
って上記第1シート1と同様のV字型の切り込みや微小
な孔などで形成される注水浸透部9を多数設けてある。
【0037】このように、第2シート21を上記第1シー
ト1の内側シート片6の間にサンドイッチ状に挟み込む
ことによって、包装体10に収容されるナプキン13を3枚
に増やすことができるうえ、各ナプキン13を別々の収容
空間12・26に分離して収容できて、ナプキン13がくっつ
いたまま取り出されてそのまま使用されることや、上記
くっついたナプキン13を無理に引き離そうとして上記ナ
プキン13が破れることを確実に防止できる。
【0038】なお、上記第2形態は次のように変更可能
である。即ち、上述のように構成した第2シート21をさ
らに上記第1シート1の内側シート片6の間にサンドイ
ッチ状に挟み込むことによって包装体10に4枚以上のナ
プキン13を収容することも可能になる。
【0039】また、上記説明では、上記第1シート1や
上記第2シート21を水に溶けない非水溶性のシートで形
成し、上記ナプキン13を使用して空となった包装体10を
ごみ箱などに投棄するようにしてあるが、これらのシー
ト1・21を、例えば、特殊加工を施した水溶性のセロハ
ンシートや、澱粉などとパルプとを混合して水溶性を有
するように構成したシートや、ポリビニルアルコールな
どを主成分とした水溶性の合成樹脂シートによって形成
してもよい。
【0040】つまり、上述のように上記シート1・21を
水溶性のシートにした場合には、そのシート1・21は、
上述の包装体10に形成した状態で水を注入されても直ぐ
には溶けず、上記包装体10内の吸水性ナプキン13が使用
されてその包装体10が便器内へ投棄され、その投棄後の
流水に伴う撹拌によって溶けるように構成される。
【0041】また、上記説明では上記シート1・21にV
字型の切り込みなどからなる注水浸透部9を設けたが、
その注水浸透部9は必ずしも必要ではなく、上記注水浸
透部9は省いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係る包装体の展開状
態を示す平面図である。
【図2】上記包装体での包装状態を示す平面図である。
【図3】図2のIII−III線矢視断面図である。
【図4】本発明の実施の第2形態に係る包装体の展開状
態を示す平面図である。
【図5】上記第2形態の包装体での包装状態を示す断面
図であって上記図3に相当する図である。
【図6】従来の包装体の展開状態を示す平面図である。
【図7】上記従来の包装体での包装状態を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1…非透水性シート(第1シート)、2…底部折畳予定
線、3…非透水性シートの端縁、4…上部折畳予定線、
6…内側シート片、7…外側シート片、8…切断線、9
…注水浸透部、10…包装体、11…マーカー、12…収容空
間、13…吸水性ナプキン、15…非透水性シートの側部、
21…第2シート、22…第2シートの折畳予定線、23…第
2シートのシート片、24…第2シートの端縁、25…第2
シートの側部、26…第2シートでの収容空間。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非透水性シート(1)を折り畳んで包装体
    (10)を形成し、その包装体(10)内に乾燥状態の吸水性ナ
    プキン(13)を収容する包装体において、 上記シート(1)の長手方向の中央部に底部折畳予定線
    (2)を上記シート(1)の幅方向に設けるとともに、上記
    シート(1)の長手方向の両端縁(3)と上記底部折畳予定
    線(2)との間の中間部に上部折畳予定線(4)をそれぞれ
    上記シート(1)の幅方向に設けて、上記シート(1)を上
    記各端縁(3)と上記底部折畳予定線(2)との間を上記上
    部折畳予定線(4)によって上記シート(1)の端縁(3)側
    となる内側シート片(6)と、上記底部折畳予定線(2)側
    となる外側シート片(7)とにそれぞれ区画し、 上記シート(1)を上記底部折畳予定線(2)に沿って折り
    畳むとともに、上記内側シート片(6)が内方になるよう
    に上記シート(1)を上記上部折畳予定線(4)に沿ってそ
    れぞれ折り畳んで上記内側シート片(6)と上記外側シー
    ト片(7)との間に収容空間(12)をそれぞれ形成して上記
    ナプキン(13)を収容し、 上記シート(1)を折り畳んだ状態で上記シート(1)の両
    側部(15)をシールして上記包装体(10)を形成し、 上記内側シート片(6)と上記外側シート片(7)とに上記
    上部折畳予定線(4)に平行な切断線(8)を上記上部折畳
    予定線(4)に沿ってそれぞれ形成した、 ことを特徴とする吸水性ナプキンの包装体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の吸水性ナプキンの包装
    体において、 前記非透水性シート(1)の前記内側シート片(6)の全域
    に亘って、水が通過可能な注水浸透部(9)を多数設け
    た、 ことを特徴とする吸水性ナプキンの包装体。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の吸水性ナプキン
    の包装体において、 前記内側シート片(6)の長手方向の寸法を前記外側シー
    ト片(7)よりも短く形成して、前記非透水性シート(1)
    の端縁(3)と、前記底部折畳予定線(2)が設けられた前
    記包装体(10)の底部(16)との間に隙間が介在するように
    構成した、 ことを特徴とする吸水性ナプキンの包装体。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の吸水
    性ナプキンの包装体において、 前記の2つの内側シート片(6)と2つの外側シート片
    (7)とからなる非透水性の第1シート(1)に等しい幅の
    非透水性の第2シート(21)を有し、 その第2シート(21)での長手方向の中央部に折畳予定線
    (22)を上記第2シート(21)の幅方向に設けて、上記第2
    シート(21)を2つのシート片(23)(23)にそれぞれ区画
    し、 上記第2シート(21)を上記折畳予定線(22)に沿って折り
    畳んで収容空間(26)を形成して前記ナプキン(13)を収容
    し、 上記第2シート(21)の長手方向の両端縁(24)を上記第1
    シート(1)の前記底部折畳予定線(2)側に向けた状態で
    上記折り畳んだ第2シート(21)を上記第1シート(1)の
    2つの内側シート片(6)の間に挟み、 上記第2シート(21)の各側部(25)を上記第1シート(1)
    の各側部(15)と共にシールして上記包装体(10)を形成
    し、 上記第2シート(21)の2つのシート片(23)(23)に上記第
    2シート(21)の折畳予定線(22)に平行な切断線(8)をそ
    の折畳予定線(22)に沿ってそれぞれ形成した、 ことを特徴とする吸水性ナプキンの包装体。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の吸水性ナプキンの包装
    体において、 前記第2シート(21)の全域に亘って、水が通過可能な注
    水浸透部(9)を多数設けた、 ことを特徴とする吸水性ナプキンの包装体。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載の吸水性ナプキン
    の包装体において、 前記第2シート(21)のシート片(23)の長手方向の寸法を
    前記第1シート(1)の外側シート片(7)よりも短く形成
    して、前記第2シート(21)の端縁(24)と、前記包装体(1
    0)の底部(16)との間に隙間が介在するように構成した、 ことを特徴とする吸水性ナプキンの包装体。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれかに記載の吸水
    性ナプキンの包装体において、 前記切断線(18)に沿って着色したマーカー(11)を付設し
    た、 ことを特徴とする吸水性ナプキンの包装体。
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